化粧散策


 
「小 谷」


白チチ・フチ、紺の下地、統一色刺繍
では角田がありますが、
角田のチチ・フチ・下地は、やまと錦だった
と思うのでラシャ地での上記の組合せの
幟は小谷が初かなと。
町名旗は金刺繍 / 幟は両面で紋・御祭礼書体が異なる 幟の内は紺下地に銀刺繍
  交差旗は正面向って右側の旗の片面
のみ小谷の自独紋が入っている

金縄は、8の字結び

交差旗は、左右両側が梅鉢と
右が自独紋で左が梅鉢紋
の2パターン可能
チチとフチの縫目の糸は色を変えています。 



こちらの御祭礼書体もよく使われる書体。

昨今では小谷で久方ぶりに使われた
ような気がします。(下池田以来かな)

この書体は観音寺町が筆始めかな。
昭和後期のイメージが残る幟で好きです
熊取初の宮入幟所有。幟の紋・御祭礼書体は両面同じ 幟は、S61年の大修理時新調か
 
小谷の自独紋は交差旗の一面・常旗の片面・吹きチリ・町名旗裏面・三方正面に使用 裏面の下地は小谷カラーの黄色系
 



町名旗・交差旗の町名や自独紋は書道家の方に書いて頂いた書体だそうです。  脇障子柱の地紋は組亀甲かな
 地車の紋は、鬼板・ヒエン垂木・桁類・小屋根隅木・前後縁隅木・欄干に梅鉢紋 / 脇障子竹ノ節の片面や欄干は自独紋が入っている
 
 
 参考 T
 H15年地車新調
 
 
 参 考 U 
H16年?新調 H18年新調 H19年新調 
白チチ・フチで緑の下地の幟も最近よく見かけますが、やまと錦で統一されている町が多いと思います。(中組)
南部の幟はチチ・フチ・下地伴にラシャ地かと。  
    大澤町の幟のチチ・フチ・紺下地はラシャ
のようにも見えますが、小塩の幟は
やまと錦の生地で統一されているかと
 

   

modified 2014/11/21