地車の館 破


「特殊な腰廻り」

「松良受け無し」  名越町、熊取野田 ・・・ 通常の松良受けが在る部分まですべて松良になっている。
  ・ 名越町 (M31年) 台木→縁板→水板→縁板の構造になっている
松良受けが無く縁板の上に松良が載っている

「水板無し」 名越町、熊取野田、大森、大和 ・・・ この4町が台木の上に水板が無い構造
 
  ・ 名越町  水板はあるが通常とは逆で、台木の上の縁板の上にある     ・ 大 森 (M20-30年)  松良受けは半分以上が台木に組み込まれている
  ・ 奈良大和高田 (M12年) 台木の上に水板がなく、直接縁板が載っている

腰廻り5段構造

簡易縁葛→縁葛→大連子→小連子→土呂幕
  ・ 泉大津森町 (S2年-S54年改作)

「半松良形式」  上之郷上村、三ツ松町(先代)、大和 ・・・ 上村、先代三ツ松の台木の上は水板在り、松良受け在りの通常構造
  ・ 奈良大和高田 (M12年)

2015/3/15 レイアウト修正・加筆


2012/12/28 作成