地車の館 序


「大屋根垂木」考察

大屋根垂木の特徴として、特殊な場合を除き、2パターンに分別出来ると思います。

Aパターン

Bパターン

特殊パターン

泉州一帯の岸和田型地車、約220台のうち、おおよそ117台の地車が入母屋地車。(ということは、単純に残りの103台が切妻地車)

その中の入母屋地車、大多数がAパターン、Bパターンに分かれることになるのではないでしょうか。


 
<大屋根垂木割付>
岸和田市 荒木町 S59
中北町 H18
山下町 <改> H23
和泉市 寺門町 H22
熊取町 小垣内 H22
堺市 深井東町 H17
八田南之町 H21
  鳳野田 H25
 
  
額 町 (H10年、天野工務店にて新調)
荒木町 (S59年、吉為工務店にて新調)
 深井東町 (H17年、あまの工務店にて新調)
 八田南之町 (H21年、大下工務店にて新調)
 寺門町 (H22年、泉谷工務店にて新調)
 山下町 (H23年、井上工務店にて大修理)
 中北町 (H18年、井上工務店にて新調)
 小垣内 (H22年、井上工務店にて新調)
 鳳野田 (H25年、井上工務店にて新調)
 鳳長承寺 (H26年、泉谷工務店にて新調)
男里南組 (H23年、井上工務店にて新調。泉南市やぐら)

last modified 2014/5/6


  Aパターンの2例目として、枡合上の下がり部分に地垂木が無い場合も。


Bパターン例

  

深井北町 と 匠

豊 田