菱木東 地車観察

個人的に屋根が貝田と似ているようなイメージがあります。


昨年(H18)6月4日に行なわれた修理入魂式の復刻版です。

  

  

雪だるまの彫物がありますね。

  

見送り内には、丸柱が通っていました。勾欄もあります。

  

貝田の翌年、平成6年(1994)に大下工務店にて大修理。屋根が新調され現在の姿見になっていると思われる。

  

菱木東の地車は、屋根垂木・縁隅木・桁類や鳥襖などすべて菱木東仕様に新調交換されています。

  

昭和6年(1931)新調  大工:絹井楠次郎 / 彫師:玉井行陽

元、岸和田市阿間河滝町地車

今回の修理では、以前の姿見と変更はありませんが、屋根〜台木まで大変綺麗になりました。

(昭和後期の大修理で枡組が足される地車が多い中、菱木東の地車は新調当時の面影を大切にされている様ですね。)


少々コントラストのキツイ画像になっています。この時はまだ撮影していて気にならなかったのでしょうね。
地車行事を重ねるごとに、撮影していてアングル・色合いなど色々な点に気になりだし、今ではそれが一番のネックになっている状況です。

色合いは、編集で補正できるでしょうが、私はそれが嫌なのでやらないですね。