メッセージ  戦争から・・・ 
                                         
                  何が残るのでしょうか?・・・憲法記念日に!  
 
はじめに
  
 
 今日は、憲法記念日です。政治家はどうも現憲法を改正したくて仕方がないみたいです。
何故なのでしょうね?理解に苦しみます。国際貢献、国際貢献と言って武力行使ができるようにすることが国際貢献に繋がるのでしょうか?

 今回のイラク戦争は話し合いの余地はかなり残っていたように思いますし、未だに大量兵器が見つかっていません。何のための戦争だったんでしょうね・・・。

 この戦争に関連して人質事件が発生しました・・・そして、この事件で感じたのが、言論の自由という危惧を個人的に感じました。また、政治家のマスコミを利用した政治戦略のやらしさを感じました。
何故、純粋に命を重んじ・・・純粋な人命救助ができなかったのでしょう?

 いつから日本人は攻撃的になったのでしょうね。
自分の親、兄弟、親族が人質に取られたら動揺し、精神状態が混乱する・・・しませんか?
何故批判できるのか理解に苦しみました・・・まず、相手の立場に立ってみようと考えてみようと思えないのかな?
血税が使われた?じゃあ何故、政治家の不正、公務員の不正に対して、今回のように批判しない?
長いものに巻かれれ式の人が増えたのかな?それともマスコミに流されやすい人が増えたのかな?

 正道とは何なのか?正しいことは何なのか?自分で考え自分の意見をもってほしい!
批評家はいらない!国民がコメンテーターになってどうします?
将来自分の国がどういう風になるのか、どういう風にするのか・・・
こういったものがあるのか・・・政治家に任せ放しでいいのか?よ〜く考えよう・・・考えてみて下さい。


最近の気になる記事

 @日本人人質「反日的分子」 参院決算委で柏村武昭議員 (共同通信)

 自民党の柏村武昭参院議員(60)が26日の参院決算委員会で、イラクで人質にされた日本人について「自衛隊のイラク派遣に公然と反対していた人もいるらしい。もし仮にそうだとしたら、同じ日本国民であってもそんな反政府、反日的分子のために数十億円もの血税を用いることは強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と述べた。

 また中国人による犯罪の対策や刑務所の処遇をめぐり「中国なんかはろくな裁判もないし、刑務所の中にも外にも、人権なんてものは恐らくないんでしょ」と語った。

 柏村議員は質問後、「日本のやり方に反しているのだから反日的分子。(不適切だと)思う人はいるかもしれない。ぼくの考えだから」と議員会館の事務所で報道陣に説明し、発言を撤回する考えのないことを示した。

[ 2004年4月26日19時08分 ]
      
 A先入観感じ腹立った」 日本警察の聴取を批判 (共同通信)

 イラク人質事件のフォトジャーナリスト郡山総一郎さん(32)は30日の記者会見で、解放後にドバイで日本の警察当局から受けた事情聴取について「(捜査員が)先入観を持って接していると感じ、かなり腹立たしく思った」と述べた。

 郡山さんは同日午後の日本メディアとの会見で「自作自演説があったせいか、こちらの説明を疑っている様子で『本当はこうだったんじゃないのか』と切り返されることが多かった」と不快感を示した。

 夜の日本外国特派員協会の会見では、さらに踏み込み「こちらは加害者なのか、被害者なのかと疑問に思った」と批判。高遠菜穂子さんが健康状態を害していることについても「精神状態が落ち着かない理由には、それ(ドバイでの聴取)もあると思う」と話した。

 郡山さんによると、バグダッドの日本大使館での事情聴取は「こちらの説明を聞くだけ」。ドバイで事情聴取したのは警視庁の捜査員と聞いたが、名前は覚えていないという。

[ 2004年4月30日22時48分 ]

 まだ、他にもありますが、言論の自由を抑圧したようなものを感じます・・・個人的に!
柏村議員の発言・・・論外です!本当に良識のある発言だとは思えません。
参議院は良識の府と言われてきました・・・今や政党政治の出先機関になったように感じます。

     第二十一条[集会・結社・表現の自由、検閲の禁止・通信の秘密]
1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 今回の人質事件はマスコミも責任があると思います・・・真実がゆがめられたように思います。
もう一度書きます・・・
まず相手の立場に立って考えてみる・・・ココがポイントだと思います!

 そして、ルールをもった発言ですね、自分が言われて、されて嫌なことは(表現は)
「言わない!しない!」・・・匿名だから何でもあり?責任ある発言が求められます!


平和への願い・・・ドラマの台詞から

     第九条 戦争の放棄・軍備および交戦権の否認
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 
今、政治家が一番改正したいところです。世界に誇れるこの第九条を改正したいばかりです。
何故なんでしょうね?世界貢献は武力がなくてもできると思うのですが・・・。

ドラマの台詞を紹介する前に、もう一つ記事を紹介したいと思います。

犯人も矛盾感じつつ戦い 解放の今井さん心境語る (共同通信)

 イラクで人質となり解放されたフリーライター今井紀明さん(18)=札幌市=は2日までに、共同通信のインタビューに応じ、犯人グループについて「彼らも迷いながら戦っている。米軍と戦うことで(巻き添えの)イラク人が亡くなることに矛盾を感じている」と指摘、「恐怖の体験だったが、恨む気になれない」と複雑な心境を語った。

 拘束中、高遠菜穂子さん(34)、郡山総一郎さん(32)とともに転々とさせられた民家には、家畜を放し飼いにした農家もあり、今井さんは、グループには農民が多かったとの見方を示した。

 高遠さんが「ほかの道、武器を取らずに戦う方法はないのか」と問いただし、犯人たちが黙り込む場面もあった。解放直前には「われわれもほかの道を探したい。アドバイスがほしい」と打ち明けられた。

 解放に至った理由に「民間人で、武器を持っていなかった」ことを挙げ、今井さんらが体調を崩した時には、犯人たちがお祈りをしてくれることもあった。

[ 2004年5月2日18時43分 ]

それでは紹介したいと思います

       
ワインには涙がある
       深く熟成されたものほど 涙もまた 複雑な色合いをみせる

       ぼくは長い間 父を憎んでいました

       ぼくにワインを教えてくれた継母を
       父は出世のためだけに捨てたんです
       継母のことを思いやりもせず
       ただ一方的に切り捨てた
       ぼくは そんな父が許せなかった

       しかし 人が人を憎しみきることなど簡単にはできません
       それを教えてくれたのも 継母でした

       シャトー ラ トゥール
       塔という名のワインです
       君は このエチケットの意味をしっていますか?

       これは イギリスとフランスの100年戦争によって
       壊されたしまった 塔をデザインしたものです

       100年にもわたる 長い長い闘いによって
       人はありとあらゆるものを失ってしまった
       人が闘った後に 何が残るのでしょうか?

       闘いは 何もうみだしません
       今の君が そうであるようにね

       しかし すべてが焼け野原になってしまったと思われた
       その地で 一つだけ 生き残ったものがありました

       それは 何か?

       ブドウ畑です!

       このワインには そんな平和への願いが
       こめられているのかもしれません

       お父さんを憎んでも 何の解決にもならない

       闘いをおさめたいたいのなら
       まず 相手を幸せにしてあげることです

            1998.12/15 フジTV ソムリエ 「涙で作れ!愛と感動カクテルを」より


 闘いからは何も生まれません、失うことはあっても・・・それでも何故、人は闘うのでしょう?
闘いを煽る人がいるからです・・・闘いで得する人がいるからです
今回のイラク戦争でも得をする人がいるからです・・・人が死ぬことによって・・・
信じられません・・・それを隠すようにして敵を作りあげ、マスコミをうまく利用して
大衆を味方につける・・・今回の人質事件のように・・・・

 最初の何故?戦争をしなければならなかったのか?誰が言っています?
今頃、何を言っているのか?と言えますか・・・核心をはぐらかせて・・・
今の政治家、信用できるのですか?

 温故知新・・・日本の良さがすべて失われそうです〜政治から

 とにかくもう一度冷静に考えてみて下さい・・・平和ということを・・・
よろしくお願いします m(_ _)m


おわりに


 ゴメンなさいね・・・説教じみたところがありますね。
でもホント真剣に考えてほしいのです・・・平和を!  近い将来、必ず憲法の改正に対する国民投票が
あると思うのですね・・・その時に真剣に考えて、賛成・反対の投票をしてほしいのです。

 賛成・反対は個人の自由です。その前に現憲法をよく知るということ、知っていてこそ
投票できるものだと思います。

 読んで下さいまして、ありがとうございました