■群青にサイレン感想(1巻、2巻) 2018年末から2019年始にかけてジャンププラスで当時の既刊全巻ぶん無料公開されていた 群青にサイレン。 前々から熱心にオススメしていたフォローさんもいらしたし、じゃあこの機会に読んでみるかと 読んでみたら、 もうむちゃくちゃにはまってしまって紙の本もぜんぶ買ったのでそれらを見ながらもう一度、あらためて 感想を。 (兼鈴なのでそういう目線で見ています) (空や角ヶ谷の母親や指導陣、守屋に優しくないです) (先行してぷらいべったーにアップしたものと内容はほぼ同じです。ご了承の上、ご覧ください) ■■1巻■■ ・『白いボールを 投げて 捕って 投げて 捕って ただそれだけなのに なぜか俺は 俺は…』 そういえばこの修二と空のキャッチボールのとき、空は楽しいって思っているとわかるところがあるけれど、 修二がこのときどう思ってたかわかるところってないよね?なぜか俺はなんなんだーヽ(;▽;)ノ (まあこれ夢だから厳密には回想ではないのかもしれないけど… だから当時の修二は別にそれだけなのに なぜか、とかそういうこと考えてなかったかも…) (けどたぶん、この高校の入学式の日の修二があのときのことを、投げて捕ってしてるだけなのになぜか なにかを思ったのだと振り返っていることは確実だと思うので… うう修二、いつかそれちゃんと言葉にして くれよな…(´▽`; ・『どんな幸せな夢見てたの?』 と、妹の亜子から言われているところを見ると、ここはもうシンプルに、なぜか俺は幸せだった、と捉えて いいのかなあ?うーん… ・『母さん夜勤だろ』『病院からそのまま高校に直行するってさ』 これらのセリフから、たぶんお母さん看護師さんなんだろうと思われ。 (ということは、お父さんの検査結果のヤバさもすぐにわかってしまったんだろうなあ… 切ない…) ・この亜子とのやりとりのとき、修二きっちりエプロンしてるからけっこう几帳面なのかと思ったけど、いや いや、几帳面であるなしに関係なく制服は汚れたら困るか…(´▽`; これから登校するんだし… ・『吉沢さんの友達 あっちのほうにいたよ…』 露骨な厄介払いだな(´▽`; ・『あ あとさ 吉沢 5組だった』 ひとりで先にクラスを確認して、同じクラスだってわかったとき角ヶ谷はどんなかわいい顔でにっこりした かしらと思うともう胸がきゅんとするんだわ…(;▽;) (そしてたぶん空も角ヶ谷と同じことやってこっちはさぞがっかりしたんだろうなって思うとツライ…) ・ハートマーク付きで角ヶ谷ぁ〜って言われて表情を硬くしてしまう、角ヶ谷お前そういうとこやぞ…(;▽;) (そこで、自分も嬉しいとにっこりできたらこの子ももうちょっとラクに生きられただろうにと思うともうほんと 切ないんだわ…(´▽`; ・『あ コイツ 俺より暗そう』 それだけじゃないくせに… ・『すごく心地のいい夢を〜』 やっぱり修二にとってもあれは楽しい思い出だったっていいのかな? ・『えっと… んーと…』 んーと、ってかわいいな!?(゜▽゜; (修二ってもうちょっと男性的な話し方だと思ってたからびっくりしてしまった(´▽`; ・『悪夢だ』 このかわいい笑顔の少年に、大きな、悪夢だ、って字がかぶさってるコマ、すごいよね。パッと見すごく 怖くて、いったいどんな過去がって思うよね… 先生ほんとに見せ方が上手い… ・空と初めて出会ったころの回想シーン、野球する上でどれほど左利きであることが有利か修二が力説 してるけど、こののち彼が左利きであることは不利とされるキャッチャーやらされることを思うとしんどい… ・ところでここ、空が、ぼく、と言いかけて、おれ、と言い直すの、がんばって舐められないようにしてるの かなと思うと微笑ましいね。 ・『やっぱ こっちのカッコイイやつ使っていいよ』 修二はこのとき男子からも女子からも人気者で、とくにどうしても友だちがほしかったというわけでもない だろうに、それでも空にカッコイイほうのグローブを差し出すんですよね… 空が、野球を好きになるかどうかも、これからもこのグローブで野球をしようと思うかどうかもわからないのに、 それでも、(おそらく買ってもらったばかりであろう)かっこいいグローブをずっと持ってていいから、と言う。 修二は優しい子だよ… そりゃ空も胸を打たれるよ… ・『ええ 本当に 空くんは優秀でうらやましいわあ』『うちの修二なんてもう全然だから…』 あー、これがのちに亜子ちゃんの言う、おべんちゃら、のシーンですね… けど、さすがにこれを人間関係 円滑にまわすための方便だと理解しろというのは小学五年生にはちと難しいと思うぞ… (お母さんもフォローしてくれれば、と思ったけど、よく見たらここ修二に聞かれてること気づいてないのか。 これは… 間の悪い…) ・『吉沢 空』 あー、この見開きも衝撃的だなー…!!!桃栗先生ほんと見せ方が上手い… ・『ずっと会いたかった……!』 このコマも、前のページのギクッからドクンドクンという心臓の鼓動がだんだん大きくなっていってめくると これ、というのが… あー、こういうテンポ好きです… ・その次のページ、修二も空もぽかーんとしてるけど、これお互い、あれ?思ったより小さい(大きい)、と 思ってるんだろうなあ… そうだよね…、最初の再会は空が段上にいたから差がわかりにくかっただろうし、そもそもこのふたり、 イトコはイトコだけど遺伝子だけで言えば異母兄弟だもんな… そりゃ驚くわ… (ふたりのお父さんは顔がそっくりな双子だというから一卵性だと思ってます) ・『昔は同じくらいだったのに……』 こういう会話を聞いて表情が曇る角ヶ谷も今なら理由がわかる… ・『…ああ もちろん』 悪い顔してるなあーwwwww これ単行本だとこのあと描き下ろしで修二が俺みたいなのが主人公で いいんスか?って汗かいてるけど、たしかに主人公らしからぬ顔だwww ・顔を上げて空を見たら空のことを思い出すからずっと下を向いて歩いてきたって辛すぎる… だって 空なんて外に出たら必ず目に入るし消えてなくなるものでもない… ・『じゃあ 吉沢 また明日』 このときはまだ空と出会ったばかりでそうそう習慣になってるものを変えられなかったんだろうと思うけど、 けど角ヶ谷は野球部のみんなが吉沢カズンズを名前で呼ぶようになっても頑なに吉沢呼びを変えないし、 もしかしたらこのときから既に、あとからしゃしゃり出てきたお前のためにずっと使っている吉沢呼びを 変えるつもりはない、と牽制してたのかもしれない… ・『……そっか』『そうだよな… 楽しかったもんな…』 空は修二と少年野球のチームに所属していた当時、自分がひいきされていたのを知ってるから、 ひょっとしたら修二がそのことに気づいて気分を害してはいないかとちょっとドキドキしながら帰国 したんじゃないかなと思うんですよね。 だから空と再会してもう一回野球やりたくなったと修二に言われたときはきっととてもほっとしたと 思うんだけど、けどだからこそ大嫌い発言を聞いたときはショックが大きかっただろうなと思う。 ・『お おれも』 修二と空の一人称、どっちもおれなんですけど、修二は漢字で空はひらがななんですよね。たぶんこれ、 空は母親の前では僕で、けど修二の前では同じ俺にしたいけどあまり言い慣れてない、ということで ひらがな、なのかなと思ってる。 ・『修ちゃんもよく遊びに来るって――』 ここで詳しい説明はないけど既刊ぜんぶ読んでからここを見ると卑怯者としてチームを追われたあとの 修二にとって、ここはきっと貴重な安心できる場所だったんだろうと察せられる。そこをすべての元凶の 空に奪われたとあっては、うーんこれはキツイ。 というか、急用思い出したと空と別れてからのおばあちゃんとの回想を見ると、野球辞める前から、たぶん 空とのポジション争いに負けてると思い始めたころからここは修二の逃げてこられる場所だったんだなって 感じじゃん… うう…、これはツライ… ・『もー 死ぬ程勉強したわ〜〜 あんな お肌に悪い生活 二度としたくない〜〜』 兼子もこうだったのかな…www ・『そ そうだったね ごめん…』 あー、亜子ちゃんにおカネがないからだよって言われたら修二が弱小野球部の玄高に進学したのも、 野球を続けてなかったのも、そのせいだって納得しちゃうよなあ… そして、自分が原因かもとはなかなか思い至れないまま大嫌いなんですと聞いてしまうわけだ空は… ツライ… ・自分の父親のお葬式に父の双子の兄弟がきたからみんなびっくりしておもしろかったって、亜子ちゃん のんきやなーと思ったけど、けどせめてそういうとこをおもしろがってでもいないとしんどかったんだろうな とも思う。修二が嫌々キャッチャーやらされてると知ってショック受ける優しい子だし… ・『おばさんに猛反対されそうなのに…』 群サイには今のとこふたり母親との関係があまりよろしくない子が出てきますけど、空は自力で母親の 元から離れてこられる強さがあるので空についてはあまり心配してない。 (角ヶ谷はめっちゃ心配してるよ… お兄ちゃん助けにきてくれないかなあ…) ・『練習じゃないよー』『バッティング大会』 あー、美人の先輩は初登場のときから美人…(´▽`) ・『ノックバット… 普通のバットよりよく飛ぶだろ?』 そうなんだ… 知らなかった… ・『あっ 思い出した!角ヶ谷クン!』『んっ アキの知り合いか?』 兼子、鈴木先輩の昔の知り合いは彼の心のキズをえぐらないかと心配なんだろうなー… すぐに警戒 体勢に入る… ・『俺と同じ井綿リトルリーグ出身の天才ショート!』 あれっ?鈴木先輩が初めて角ヶ谷のことを認識したのは角ヶ谷がシニアに上がって一度だけ言葉を 交わしたあのときだと思ってたけど、同じリトルリーグって言ってるってことは、声をかけたりすることは なくても小学生のときから角ヶ谷に注目してたのかな? だから角ヶ谷がシニアに上がってきたときも注意してプレイを見ていたんだろうか… いやいやしかし、角ヶ谷が少年野球からリトルリーグに移ったのは小学六年生の春。二学年上の鈴木 先輩とは所属時期がかぶってない。 じゃあどうしてそんなことまで知ってるんだろう、という感じだけど、後輩の誰かから聞いたのかな? 角ヶ谷はシニアにあがる前にリトルリーグにも少しのあいだ所属してましたとか… (ぶっちゃけ、連載初期のこの時期はまだそこまでこまかくキャラの過去の設定が決まってなかったの かなという気もしますが、 けど9巻まで読んでまた1巻から読むと、なるほどこのキャラにはこういう過去があるからここでこういう 行動を取ったりこういうセリフを言うんだなと思うことが多々あるし、ここは鈴木先輩がそれくらい角ヶ谷に 注目していたんだと思いたい…) (そう考えると、所属時期がほとんどかぶっていなかったにもかかわらず鈴木先輩に”天才”と言わせる 角ヶ谷ってどんだけ上手かったんだよって思うし、角ヶ谷が隠していたその上手さをしっかり見抜く鈴木 先輩の眼力すごすぎかよってカンジ…) (そんだけ能力があったら、ピッチャーを断念しなければならなかったときそりゃ荒れますわ…) (そして井綿シニアの監督はどんだけ指導者としてポンコツなんだ…) ・『僕も… 中学のときは野球やっていませんでした』 そうそう、ここで僕だからもともと空は僕なのかなって… 年長者が相手ということもあって、ぽろっと出て しまったのかなと… ・『そこはサウスポーに反応しましょうよ』 兼子が野球に明るくなくてなおかつアホというのがもうこの時点からしっかり示されているので、やはり 設定は最初からけっこう綿密に作られていたのではないのかなと… ・そしてその下の吉沢カズンズの鈴木先輩のコマ… 先輩が投手を諦めた過去を持つ、と知ってから見ると どうにもやるせない気持ちになる… ところでここ、中学で野球やってなかったってことで、もしかしたら先輩は故障の可能性を考えていたかも しれないね。 ・『うちピッチャー不在だし』 ああー!これをどんな気持ちで先輩が口にしていたかと思うと…!!! ・ああ、投げたそうにウズウズと場を仕切ってキャプテンに胸倉つかまれる先輩の顔がかわいい…(´▽`) ・『一応 硬式用です』 このとき空が出したグローブは、昔、修二からもらったものなのか?と思ったけど、少年野球は軟式だから 違うよね? となると、ここは、わざわざ硬式用のグローブを事前に入手しておくくらい、高校で修二といっしょに野球した かった、というシーンということでいいのかな…? ・『吉沢っス』 うんうん、名前をすぐ覚えられるというのは客商売にとって大事だね(´▽`) ・ひー!この中では小柄なほうとはいえ浅羽だって170センチあるのに… それを吹っ飛ばすって… 今さらながら修二の球威ってすごいんだな… そりゃ片山ももったいない言うよな… ・うわー… 双眼鏡で見てる監督怖いよ…(´▽`; あれかな、新入生の中に吉沢って名前を見つけて 野球部にこないかと思って見張ってたのかな… コワイ…www (監督は野球部に勧誘するために中学で野球やってた人を調べて探してしらみ潰しにあたるくらいに 熱心だし、この時点で吉沢修の息子が入学したと知っててもおかしくはないと思う) ・はー… ナイスボールって言ってる先輩の顔が美人…(´▽`) というかここ、全員がぽかんとなってしまった修二の球威を目の当たりにして空がへこんでないかな、 励ましたほうがいいかなと思った気遣いゆえのナイスボールなんだろうか… だとしたら先輩優しい… 好き…ヽ(;▽;)ノ ・はー… 鈴木先輩にうりゃってされてる修二うらやましい… というか先輩それ兼子にもして…(;▽;) ・『いや 俺 野球は本当に…』 あー!顔が近い!先輩!兼子にも!兼子にもー!!!ヽ(;▽;)ノ ・寺田くんと玉ちゃんのカプも好きなんだけど体格差ありすぎてすけべしたら玉ちゃんしにそうだよね…(´▽`; ・『美人のマネージャーが〜』 まあ、マネージャーはいないけど美人はいるからすべてが嘘ではない…www ・主人公の入部回に名前とサボリの事実だけが刻まれる村松先輩マジ村松先輩(´▽`; ・『正直そのカラダで結構いい球投げんじゃんってびびったけど』 お前そんなエラそうなこと言うてられんの今のうちだけやでって知ってるから本当いたたまれない… ・『野球を 好きで続けてる人間なんているの?』 このころからもう暗い過去持ちを示唆されている角ヶ谷… ・『おれのこと ちっちゃいのって呼ぶのやめてください…!』 空のこの気の強さはたぶん母親譲りだと。 ・寺田くん自分でメンタル弱いみたいなこと言ってたのに兼子を蹴飛ばすのは平気なのwww それとも 玉ちゃんバカにされたから?玉ちゃんのためなら強くなれる?えっそれもう付き合ってんじゃん…?(゜□゜; ・修二がスマホでグローブの値段調べてるけど、四万とかすんの?へえー、高いものなんだねえー! ・野球部に入りたいことを母親に話す修二のとこ、これ、修二がこんなにビクビクしているのは、動機が 不純なせいもあると思うけど、それ以上に、 母親は自分が小学生のとき空ばっかり褒めてたし、野球をやめたいと伝えたときも、上手いのにもったい ないよとか言って考え直すことを勧めたりもしなかったし、だから修二がまた野球をやることは、母にとって 到底褒められない、負担だけがかかる迷惑なことでしかない、と修二は考えていたからなのかなって… けどそれでも空から野球を取り戻したいと罪悪感にさいなまれながら野球部入りたいと言ったとしたなら それはもともとが優しい修二にとってとてもしんどかっただろうなと思うし、のちにちゃんと、母親は修二が 野球やることを嬉しく思ってるってわかって本当によかったよ…(;▽;) ・『じゃあ今からグローブ買いに行こう!』 そう、ここだけ見てもお母さんはとても喜んでいるんだよね… 修二は気づいてないけど… ・ところでふと気づいたんですけど、修二と亜子は双子じゃないけど同学年になる兄妹、なんですよね。 ということはおそらく、修二は四月生まれで亜子は翌年の三月生まれだと思うんですけど、修二、こんな どんよりした気持ちで16才の誕生日迎えたんかなと思うと… うう、お前ほんと幸せになれよな…(´▽`; ・『玄石市には現在二つの高校がある 県立玄石高校と私立丈陽学園』 進学校で入るのに高学力必須の玄高とカネのかかる私立の丈陽とふたつしかなくて、兼子の中学時代の ツレくんみたいな子はどこに行くんだろう??市外の高校?? ・あー… やっぱりなんでも本気出したほうがおもしろいって考えてる鈴木先輩は、このときどういう気持ちで 楽しくやるがモットーだからって言ってたんだろう… ・一柳くんアホかわいいから好きなんですけどなかなか出番がないねえ… 丈陽も三年が引退して新しく レギュラー決めるだろうし、そこに食いこんでくれると嬉しいんだけど… (これ書いてた当時はまだそこまで話が進んでなかったけど、三年が引退したあとに行われた玄高と丈陽の 練習試合を見た感じ、どうもレギュラーとったみたいで嬉しいヽ(´▽`)ノ (三振してたけどね…(;▽;) ・『も…… もう無理 もう 投げたくない 頼むから交代…… 交代を…』 アタシ村松センパイのこういう素直なとこほんと好きだよ(´▽`) ・『空 今のカーブ?』 変化球を投げる後輩のことを気にかける鈴木先輩… こういうとことかほんと既刊ぜんぶ読んだあとに 読み返すとなるほどなーって思うよな… ・『俺3回表永遠に終わんねーかと思った』 私、野球に詳しくないのでこれがどういうことなのかしばらくわからなかったんですけど、えんえん フォアボールでアウトひとつも取れないまま、えんえんランナーが出続ける、だから終わらない、と いうことでいいんですよね?うわー、なんちゅう失礼なことを…(゜▽゜; ・吉沢も肩冷やしといた方がって角ヶ谷が言ってるコマで兼子と鈴木先輩がなにを喋っているのか とても知りたい(´▽`) ・『監督 本当にいなくなっていたらどうしますか』 鈴木先輩、教室で暴れ倒してあげく飛び出した過去があるから、修二はいなくなったかも、という 可能性にもすぐ思いが至ったんじゃないかなと思われ。 そしてたぶん、あれは本人もそうとう辛いはずだから逃げ出したくなるのも無理はないし戻ってきた ときはあたたかく迎えようねとかなんとかみんなに言って修二を庇ってくれたと思ってる。 ・『修ちゃん帰ってくるの待ってて』 あれっ?空って携帯持ってない?あ、修二が無視してたのか?というか空なんで外で待ってたの?? 知らない他人の家というわけでもないのに… うーん、修二はきっと暴投を恥ずかしく思っていなくなったのに、なのに帰ってきたとき自分が修二の 母や妹と楽しくすごしてたら気分よくないよねとかそういう…?もしそうなら空めっちゃ優しいやん… (あー、修二が帰ってきたあとまだ修二のことが気になってるみたいなのに、それでもピンポン押さないのは 押すときっと家の中に招き入れられると思ってるからかな。なるほど) ・『夜になると真っ暗になる道があるんだよ』 それに乗じて片山にだけ防具買ったOBマジ闇討ちしてやりたいわー(´▽`; ・『鈴木先輩のヒットで2点入ったんだけど』 ふふ、セリフだけでも鈴木先輩の活躍を聞くと嬉しい(´▽`) ・『それでも俺は』『俺が思う「俺」になりたくて』 わかるよ… というか修二のこのモノローグに対して、それなー!!!と思ったからこのマンガ読もうと思ったのです。 修二がなりたい自分に辿り着けること、祈ってるからな…!!!ヽ(;▽;)ノ ■■2巻■■ ・『明日 照明の点検をしてもらうからと言うわけじゃないが 毎週月曜は休みにする』 と、監督が言うから、私はてっきり明日が月曜日で点検で休みなのかなと思ったんですけど、けどそうすると この話をしてる今日が日曜日ということになってしまう。 このときはまだ、日曜も練習するほど本格的な部活になってはいないよな?と思って、あちこち確認して みたら、まず、1巻の丈陽との練習試合が終わったところで監督が、月曜放課後グラウンドに集合、 そこで新ポジションその他もろもろ発表するって言ってる。 ということは、修二がキャッチャーやれって言われたりこれからは朝練も夜練もやりますよって話をしている 今日この日は月曜のはず。 さらに、2巻36ページに『次の日 俺は朝練に出なかった』という修二のモノローグがあり、そこから一日が 経過したと思われる同53ページには、『水曜日』という表記があるので、おそらく修二のモノローグの中の ”次の日”は水曜の一日前の火曜。 火曜を”次の日”と言うならその前の日は月曜になるから、やっぱり1巻の監督のセリフ通りこの日は月曜だと 思われ。 もしかしたら、火曜に点検しているのかもしれないけど、けどそうすると、点検で練習ができないついでに これからもずっと毎週月曜日は休みにするよと言いたげな、 『明日 照明の点検をしてもらうからと言うわけじゃないが〜』のセリフとちょっと矛盾してしまうんじゃって 感じだし、 このセリフの下のコマで言ってる、『明日からは厳しくいく』というセリフとも、厳しくいくって言ってるわりには この日は点検で夜練ないの?ってことになってしまって微妙に言ってることと状況が噛み合わない。 なので私は、これ、『明日 照明の点検を〜』じゃなくて、『今日 照明の点検を〜』の間違いでは?と 思ってるんだけど、どうなんだろう… まあどっちでもそこまでおかしくないからいいんだけど… (私が持ってるの初版なんですよね… 二版はここどうなってるのかな?) ・『何 優勝って!何の試合?まさか甲子園!?いやムリムリムリ無理でしょっ!!』 こんなにイヤそうにしてるのに、それでも村松先輩やめるとは言わないんですよねー… なんでだろ? 5巻で兼子が(村松が急にやる気出してるのは)最近好きなオンナができたから、と言ってるけど、けど 村松先輩それは否定してる。 もしかしたら、とくにそういう描写がないだけで、同級生の兼子や鈴木先輩、二年の後輩たちと、練習 キツくてもコイツらと一緒に部活していたい、と思うだけのいい関係を、村松先輩は築いていたりするの かも… (そう思うととてもほのぼのするのでのちにそのへんの真実が明らかにならない限り私はもうそう思って おくことにするね) (あ、二組の女の子は二組の女の子でいると思ってます。ただ、野球をやる動機がそれだけというのは 違うのでは?部員とも絆あるのでは?ということで) ・『打倒 丈陽!くらいは言ってみるか?』 兼子、喋るのは漢字で喋れるのに…www ところでここ、なんで兼子も鈴木先輩も空のこと見てるんだろう? 空の制球力があれば丈陽の一軍にも勝てるかも、という期待? ・『ふうん いとこ同士なのかお前達』 なんかしらじらしい… 本当は知っていたのでは? あっ… 私、今までずっと、監督は修二の父親だけに執着してるんだと思ってたけど、もしかして修二の父親 だけでなく、吉沢ツインズのバッテリーに執着してる可能性もある? だから、空と修二で近いものを再現したい? ・『は――っ!なるほどね!知らんかった!』 いくら高校から野球始めたっていっても二年以上経つんだからそれくらいわかれよなとでも思ってるのか 二年ドン引きで笑うwww あと兼子、教えてもらってるのにめっちゃ態度エラそうwww それからここで兼子が、形だけのキャプテン、とはっきり言われてますが… うーん、この監督、主将と副主将を兼子・鈴木、浅羽・玉井、という組み合わせで任命しているところを見ると、 まず主将は野球の上手いヘタよりも、明るさや前向きさ、そしていつも元気にでかい声を出せそうなとことかを 重視してる気がする。そして野球に詳しいタイプを補佐としてつける感じかな。 (ということは、浅羽の次は溝口…?けど、これはわりとありかなと思う。溝口はコミュ力も高いし明るい。 満塁のチャンスで打てるメンタルの強さもある。 本当なら、試合全体を見渡せるポジションの捕手が主将もやるのがなにかとスムーズかと思うけど、 そのとき修二がどうなってるかわかんないしな… あと修二は今のとこまだ暗いしな…(´▽`; で、もし溝口が主将のときは副主将は角ヶ谷か片山のどっちかかなと思ってる) (空は… ショート大活躍の試合のあとに角ヶ谷にありがとうって歩み寄る姿勢を見せてたけど、基本的に 野球と修ちゃんにしか興味なさそうなんで… 人の上に立つのは向いてなさそう…(´▽`; ・『適材適所だと思いますよ』 このへんの角ヶ谷と浅羽先輩のやりとりがヤバイぜんぜんわかんない!そもそもセンターってどこ?(゜▽゜; (と思って3巻の巻末解説を見る)ああ… 外野の真ん中か… ということは、角ヶ谷が、『浅羽センパイ足はやいし』って言ってるのは、だから遠くまで飛んだ打球を 追うのに有利ってことでいい…のかな? (そして次のページでヒュンと投げられた鞄を角ヶ谷がサッと避けるのおもしろいwww) ・『どうしたの着替えもしないで』 あー… 空を気遣う鈴木先輩優しい… 美人…ヽ(;▽;)ノ ・『ピッチャーは9つのポジションの中でもはっきり言って別格だ』 ううっ、先輩の顔が険しい… 私、7巻で先輩が、あんな言葉が素直に口からこぼれるなんて思っても みなかったって言ってるのを聞いたとき、えっもう三年も経ってるのに!?と、かなり驚いたんですが、 けどこの険しい表情を見ると、先輩の中で自分がピッチャー”だった”ことはぜんぜん過去の思い出なんか じゃないんだなって… 今もなお続く生々しい苦しみなんだなって… ・『多分 他のどのポジションよりも コンバートには抵抗と憤りを感じるはず』 鈴木先輩もそうやって抵抗と憤りを感じたから勧められた新しいポジションを受け入れることなく井綿シニアを 辞めたんですかね… うっツライ… ・『浅羽には悪いけど』 はー… この場にいない後輩のこともきちんと気遣える先輩優しい…(´▽`) ・『ほんと特別だから…』 あれ?ここ、よく見たら、いつの間にか空の肩から先輩の手が離れてるな。個人的には、ほんと特別だから、 のとこで、無意識に先輩が離してしまったんじゃないかと思ってます。 触れた手から、あのときの怒りや恨みといった暗い感情を空に悟られてしまう気がして、みたいな理由で。 あとここ、空が少し驚いたような顔でほんと特別だからと言う先輩の横顔を見つめているけど、もしかして このときなにか察してるのかな?先輩は昔、ピッチャーだったのかも、とか。 それかもしくは、ほんと特別だからということは、もしかして投手の座を奪った自分は修ちゃんに対して ひどいことをしているも同然…?みたいに考えてしまっていたりする可能性も…? ところで私めっちゃ気になってるんですけど、空ってなんで投手やることにあんなこだわってるんですかね? 空って、野球やりたい、というよりも、修ちゃんと野球やりたい、というふうに見えるのに、なんでわざわざ ポジション争いになることするのかな? 争って自分が勝ったら負けた修ちゃんが野球をやめちゃうかもとか考えないのかな? そもそもふたりとも投手を目指したら一緒に試合には出られないのに、なのになぜ空は投手のポジションに こだわるんだろ? 4巻で空は修二に自分が野球をやる理由を問われてますけど、ここで答えは描かれていないんですよね。 空はそのあと倒れて修二と話すことなくひとり車で送り届けられてしまうし、修二は空と話そうともせず ひとりで父親のDVDを見たり守屋を訪問したりして捕手をがんばる方向に動き出してしまう。結果、空の なんのために野球やるのかは謎のまま。 うーん、空が最初に投手を目指したのは、ごくごくシンプルに、好きな父親や修二と同じがいい、という理由 なのかな。 自分より早く野球を始めていた修二に勝てるわけないとポジション争いするつもりもなかったみたいだし。 イギリスでずっと投げてたのは周り誰も野球やってない中ひとりでできることがこれしかなかったからで、 日本に戻ってピッチャーやりたいですと言ったのは、かつて母親に水をさされた修二とのポジション争いを 今度こそ正々堂々とやりたかったから? けど、空が4巻描き下ろしで思い描いていたように、たぶん選手層が厚くて人数も多いであろう丈陽なら いざ知らず、人数の少ない玄高ではふたりで一緒に投手を目指すというのは無理、とわかった時点でも それでも空は投手やろうとするんですよね… なんで??? 修二、キャッチャーやれって言われたあとしばらく部活さぼるくらい嫌がってたのに、けど空は、 じゃあ修ちゃんのイップスを治すことに協力して自分は最初に主将に言われたように外野をやろう、 そうしたら修ちゃんもきっと部活に出てきてくれる…、 とかは考えないんですよね。空は。ほんまなんでなん…(´▽`; 空は修二とバッテリー組むの、キャッチボールみたいで嬉しいかもしれないけど、投手やりたい修二の 気持ちはどうでもいいの…?監督がポジション告げた時点で負けを認めて捕手やれよってこと? そりゃ、いくら修二が好きだからってなんでもかんでもしてあげたり譲ってあげる必要はないと思うけど、 けど空が投手にこだわる理由がわからないから、修二があんなに投手やりたがってるのにみずから身を 引かないのはなぜ?って思ってしまう… ・『実際 俺の知り合いでそういう人がいた』 監督の言うこの”知り合い”というのは吉沢修のことで間違いないと思うんだけど、ほんと監督と修二の お父さんてどういう間柄なんだろうね? 修二のお父さん、ざっくり二十代半ばくらいで結婚して、ニ〜三年後に息子が生まれたと仮定すると、 いま生きてたら四十代前半くらいか。 けど監督は年いってても三十代半ばくらいにしか見えないんだよなあ… 十才前後年齢が離れてたら、 中学や高校の先輩後輩はないだろうし… 監督が小学生のとき高校野球で吉沢バッテリーを見て憧れた?それとも、大人になってからどこかで? (このあと、修二のお父さんが亡くなったとき彼が草野球で使っていた軟式用のミットをお棺に入れたと いうエピが出てくるので、お父さんはたぶん亡くなるまでどこかの草野球チームに所属していたんだと) ・『じゃあ聞くが どうしてお前は試合でストライクを投げられない?』 監督って修二にキャッチャーやらせたいくらい修二のお父さんに執着してるみたいだしいったいふたりの 関係はどんな関係なんだろう〜、過去話出てくるの楽しみキャッキャヽ(´▽`)ノ という気持ちが先にきて しまって今まであんま考えてなかったけど、 イップス治したいって言ってる生徒にそのイップスが確実に治る保障はあるのかじゃないだろう、お前が 治るよう指導するんだよ!!!!!!(゜□゜; という感じですよねよく考えたら!アカンやんめっちゃアカンやんこれヽ(;▽;)ノ 生徒が治したいと言ってる辛いイップスを治す手助けをしようともせず、どうせ治んないんだから黙って キャッチャーやってろみたいなの、こんなの、教師や指導者にあるまじき言い草では…!?私が修二の 親なら絶対に文句言いにいくよ… ・『お前がキャッチャーをやりたくない理由は』『それだけじゃないだろう?』 あれ?監督は修二が空を嫌いなこと知ってる?けど、丈陽との試合まで姿を現さなかったし、となると ろくに修二や空の近くでふたりの間の空気を観察する時間もなかったのでは? 双眼鏡で見ていたかもしれないけど、さすがに空気まではわかんないだろう… と思うんだけど、監督は吉沢父へのただならぬ執着でそんなとこまでわかってしまうんだろうか… せやったらめっちゃ怖いで…(´▽`; ・『ともかく ウチのチームのキャッチャーはお前でしか考えていない』 うーん、なんか、まず、吉沢修がキャッチャーだったから、という事実ありきな采配な気がしてどうにも… 先輩後輩とはいえ同じ生徒の立場である浅羽が人数少ないんだから希望のポジションにつけなくても チームのことを考えてガマンしろって言うのはまだわかるんですけど、 先生が生徒にまず生徒の気持ちを尊重することなくそういうことやっちゃうのはいかんだろうと思うんです よね… それこそ片山の言うパワハラになっちゃうと… ・『何でも出来てみんなからも愛されて 俺の居場所が全部あいつに奪われていく』 申し訳ないけど、私、自分が勉強も運動も人気もいちばんだったのに、あとからきた人間にその地位を 奪われたとかそういう経験ないから修二のこういう気持ちはあんまりピンとこないしコメントもできない… スマン…(´▽`; (せいぜい、なんかタイヘンそうやなー、とか、まるっきり他人事みたいなことくらいしか…) ・『最近耳鳴り多いな…』 あっ、耳鳴りはわかる(゜▽゜; 私もストレスで耳鳴りになったりする。そして放置してちょっと思った以上に 治療に時間かかったことあるから修二も放置したらアカンで!はよ病院行って!と、心配だったけど、けど のちに耳鳴りのことは口にしなくなるからよかったです(´▽`; ・『マジで鬼だぞあのカントク!朝から吐く奴続出!』 キライな方には突然そういう話をしてごめんなさいですけど私嘔吐好きなのでせめて誰が吐いたかは 知りたかったよ溝口…!!!ヽ(;▽;)ノ (いや溝口もそれどころじゃないねごめんね(´▽`; (鈴木先輩はリトルリーグとリトルシニアで本格的にスポーツやってたし、ヒジの故障のあともリハビリ してたっていうからたぶん多少練習が厳しくなっても吐くまでには至らないかな) (兼子も、一年と二年のときは本格的に部活やってないというわりには体ががっちりしててもともとフィジカル 強そうだし吐くとこまではいかないだろうなあ… この次のページのランニングでもちゃんと先頭に立って走ってるし…) ・『…なんだよ 俺じゃなくてもいいんじゃん……』 いや、それはさすがにちょっと悪く解釈しすぎでは(゜▽゜; 空だって練習しないわけにはいかないし… ・『おばあちゃんはちょっとね 見てみたいって思った』 これたぶん本当は、とっても見たい、じゃないのかなと思って泣いてしまう… だって、もう二度と会えない 息子とよく似た孫が息子と同じ野球を同じ格好でするかも、と思ったらそりゃ見たいよね… けどおばあちゃんは修二がピッチャーやりたいの知ってるから、気持ちを押さえて、そこは”ちょっと”って 言うんだよ… ・『そうよね… 修くんと空くん 一緒にピッチャー目指すのも素敵かもね』 これほんと、丈陽みたいな人の多そうなところに進学してたらなあー… 4巻の回想で小学生の修二が言っているように、エースじゃなくても抑えや中継ぎとかの役割をこなしながら ふたりで協力して試合に勝ったりとかできただろうなって思うと… すごい…、切ないです… (そもそも修二は高校で野球やるつもりなかったんだから仕方ないんだけどさ…) ・『そして気が向いた時でいいから よければ使ってあげて……?』 たぶん、キャッチャーをやれって言われてるならもしかしたら必要になるかもしれないし、ということで おばあちゃんは父親の形見のミットを渡したんだと思うけど、 (あと左利き用はすぐ手に入るものではないということもわかっているのかも)、 これちょっと修二にはキツイよなー… ・空のキャッチャーになるの嫌すぎて耳鳴りひどくなる修二ちょっとえろいなとか思ってスイマセン。 ・授業中、教室の外からじっと中を見てる監督、初めて読んだときはびっくりしたよなあー…(;▽;) (居眠りの見回りと知ったときは本当ほっとした(´▽`; (けど、修二を見る目つきはなんか… そういう感じじゃないので… 早く監督の過去ください…ヽ(;▽;)ノ ・『いてててっ』 野球、柔道と運動を欠かさなかったわりにはカラダ硬くない?(゜▽゜; それとも、とくに柔軟性のいらない スポーツはこんなもんなんだろうか? ・空に身長がもっとあったらもっと速いかもってどういうことだろう…? 足が長くなるから一歩の幅も大きく なってそれで、ってこと? ・『エースに目にもの見せて… やれなかったってカンジ?』 これ、修二がゴールしたあとずっと見てないと言えないセリフだよね…(´▽`; ほんとこの子いつも修二を 見つめているよね… ・『ウマイ』 修二ってぼーっとしながらでもちゃんと美味しい食事を作れるんだからすごいよな(゜□゜) というか修二、進学校に入ってるんだから頭もいいし、足も速いし背も高いし顔もいいし料理も 掃除もできるし、既にもうとってもかっこいい男子なのに、 それでも、たったひとつ取り戻したいものは取り戻せないんだよな… あー… しんどみ… ・『アホっぽい…』 溝口かわいそうwww (けど事実だから… 5巻で兼子と並んで勉強も要努力って言われてるから…www) ・『監督 見回りしてんだろ? 昨日 溝口もキャプテンも怒られたって』 キャプテンって言われてとっさに誰かわかんなかったけど兼子のことだなこれ(゜▽゜; うわー、ということは兼子は鈴木先輩と同じクラスだから、ガラッと入ってきた監督に首根っこ掴まれて 起こされるとこ先輩に見られたんだ… うっ、兼子ハズカシイ…ヽ(;▽;)ノ ・『俺じゃ体が重いしデカすぎる』 なんで寺田くんじゃだめなのかよくわからなかったから説明があってよかった… ・『そんなに あのいとこの子が嫌い?』 うーん、たしかに修二は空に対して再会を喜ぶふうでもなく、いつもよそよしかったと思うけど、角ヶ谷が 言うほどそんなに嫌いオーラ出してたか? ポジション争いに負けたから一時的に機嫌が悪いのだろう(だからポジション争いがなければ空ともとくに 険悪にならない)と感じるほうが自然では…? と私は思ったのでここでなんで角ヶ谷がいきなり嫌い?と言ってくるのかわからなかったんですけど、これ、 もしかして、角ヶ谷の願望だったりする…?嫌いであってほしいという、角ヶ谷の願望だったりする…? ・『面白そうだから話聞かせてよ』 ここ初めて読んだときは角ヶ谷わりとドライだなーって印象だった。まさかあんなに修二に執着していたとは… というか、中学で再会したときはあえて修二になにも聞かなかった角ヶ谷が、こうして話を聞かせてよって 言うなんて、これどんな心境の変化があって言ってるんだろう… あっ、もしかして、空が知らないであろう修二の心の傷を修二と共有することで空よりちょっとでも優位に 立とうと…? (そしてそれが9巻の、『多分 俺は お前より―――』に繋がる?) ・『その日は母さんの誕生日だったから』 なのでお母さんはよりにもよって自分の誕生日に夫の(おそらくもう手遅れに近い)検査結果聞かされたって ことなんですよねー!あー、キッツイ! だから、修二がなぜ急に野球をやめたいと言い出したのかまで考えが及ばなかったとしてもそれはもう、 致し方ないよな… これは…、間が悪かったとしか… (うん、けど、仕方ないんだけど、お母さんもなんかひどいこと言ってしまったかもしれないって気づいたときに 修二にそれ言ってあげてほしかったなとは思う。 けどもしかしたら修二は覚えてないかもしれないし、それを言うことで思い出したくないことを思い出させて しまうかもと思ったらなかなか言えないか…) ・『空くんママ』 夫の兄弟の奥さんを登録するにしてはなんか妙に他人行儀な登録名だなあ(゜▽゜; いくらほとんど交流がないにしても(空、修二と出会う少し前までイトコがいたなんて知らなかったそうですし) 名前くらいは知っているのでは? 修二の母親はわかんないけど、少なくとも修二の父親は空のお父さんの結婚式に出ているだろうし… あれかなあ… もう名前見るのもイヤとかそういうアレなのかなあ… 空ママ、当時から亜子にも嫌われてた みたいだしねえ…(´▽`; しかしこの嘘のメール、修二はお母さんが自分の息子出したさで嘘をついたと周りから責められるかもとか 思わなかったのかなあ?まだ子どもだしそこまでは考えなかったのかな? いや、もしかしたらそれも考えたからこそのあの挙動不審っぷりだったのかも… ・『メールのこともすぐバレて』 空と空ママは誰かに連絡をもらって駆けつけたようなので、その連絡した誰かが、試合開始時間が変更に なりましたとメールがあったから空くんこなかったらしいよとぽろっとこぼして、それでざわっとなりでもしたら、 あとはまあ、挙動がおかしい修二に疑いの目が向けられるのも時間の問題って感じだよな… 仮にそうならなかったとしても、空ママが騒ぎ立てそうだし… ・『大好きだった監督にも冷たい目で見られ』 これはたぶん、駒野監督自身にも後ろ暗いところがあるからよけいにそうなるんだろうなって思う。 罪悪感があってそれから逃れたいから、修二は嘘をつくような悪い子どもだからみんなから責められて 試合に出られないのも当然でだから自分は悪くないと思いたいというか… ・『バカだなあ 俺ならもっとうまくやる バレるなんて詰めが甘いよ吉沢は』 あれっ?もしかして角ヶ谷、まだ描かれていないリトルシニア時代に自力で井上駆塁のこと排除しちゃい ました…???(゜□゜; と、久しぶりに2巻読んでぎょっとしたんですけど、けどもしそうなら角ヶ谷ものびのびと自分の実力を アピールしたはずだし、修二のために野球推薦は蹴ったとしても、角ヶ谷は界隈で有名になってたと 思うんですよね。 けどそうはなっていないということは井上駆塁はいなくなってない。 ああけど、もしかしたら、中学卒業間際になんかこう… バレずにうまくやった”なにか”があるのかも… そのへんは井上駆塁絡みの回想がこないとなんとも言えないけれど… けど、今も引きずってるなんてかわいすぎ、とか、とにかく結果を出してさえいれば周りは許してくれる、 みたいな言い方からして、 角ヶ谷は、過去になんか罪悪感を覚えるようなことをやらかしたけど自分は気にしてないし、周りは実力で 黙らせましたって経験があるみたいじゃん… どうなの… 角ヶ谷…ヽ(;▽;)ノ あーけど、もしかしたら、修二のために自分はもっと悪いことしてる(から気にするな)と、嘘をついて こういうことを言っているのかもしれないしな… わからんな… あー早く駆塁のこと教えて先生…(´▽`; ・『…そう…… かな……』 ここ、なんで修二の手元を強調するようなコマ割りになってるのかなと思ったら、ああ!修二の手の震えが 止まったのを角ヶ谷は見たってことか。 けど、じゃあ、 そのあとなんで突然、誰も空のカーブを打てなかったって話、すんの???(゜▽゜; 修二にも、何が言いたいんだよって言われてるけど、ほんとに何が言いたかったんだ角ヶ谷…(´▽`; 別にって… ええー…、これ、わりと悪意なかった…??イップス治ってほしくないの??(;▽;) イップスが治らなかったら修二はいつまでも悩み続けて角ヶ谷を頼ってくれるから? けど三年引退後は、片山と一緒に修二をピッチャーにしたいような感じだったじゃん… じゃあこれは角ヶ谷的に、修二の闘争心に火をつけようとかそういう…?うーんちょっと無理ある…? (ところで唐突に鈴木先輩の話をしますけど、『俺も 鈴木先輩も』、ということは角ヶ谷や修二の中では 鈴木先輩があのメンバーの中でいちばん上手いって認識なんだな。そこはありがとうな角ヶ谷!(´▽`) ・『屈折してんなあ………』 これどういう意味なんだろう?空のカーブがすごいって聞いても臆することなく逆にやる気出してるのが 角ヶ谷には屈折してるように見えるってこと?? ・『がっ』『しゅく!』 はー!この丸く開いた鈴木先輩のおくちかわいいー!(´▽`) あと露骨にイヤそうな村松先輩揺るぎないwww ・『失礼します!それ 自分達も何か協力できませんか?』 なんとなく1巻の試合のときに出てきてるような気がしてたけどここが守屋の初登場だった(゜▽゜; しかしいくら後輩の調子が悪いからっていちいちついてくるかな?本当は一柳をダシにしてアキに 会いたかっただけなんじゃないの?あーむかつく! (私は兼子に肩入れしているので守屋に対して1ミリも優しくないです) (しかしこの守屋の後ろで『ちょっ ちょっ』てなってる一柳、にゃんこみたいでカワイイな!(´▽`) ・『ヒロ……』 あんまり嬉しくなさそうで正直めちゃくちゃほっとしてる!(´▽`; ・『アキ…… 元気か?』 兼子、守屋がこれ言ったとたんにキレんの、お前がアキを元気じゃなくしたんだろうがゴルァー!!!って 感じなんだろうな… (けど鈴木先輩が守屋の前に一歩踏み出したことに関しては兼子なにも言わないしジャマもしないんだよね。 鈴木先輩のしたいようにさせてくれるんだよね… 愛じゃん…ヽ(;▽;)ノ ・ああー、兼子のパンチを守屋は避けるのに兼子は一柳の体当たりもろに食らっちゃうのかよ…(´▽`; ・『こら一柳!暴力だけはやめろって!』 暴力”だけは”っていうのが暴力以外ならなにをしてもいいみたいな感じでめっちゃ怖い(゜□゜; ・『速くて力強い球を投げると聞きました』 片山も言ってるけど、修二の球威ってみんな褒めるよね。球威は空にも勝ってる部分だし、だから このとき修二がなかなか投手の座を諦められないのも仕方ないよな… ・『修ちゃん頑張れ!』 わー!知らないこととはいえなんという傷口に塩!!!!!(゜▽゜; そしてこの、泣いて最後まで投球できず、トッ、とミットまで届かずに転がるボールのとこ、初めて 読んだときもかなり胸を締めつけられたような気がする。 このコマ、あらためて見ると、この、上空からの引きの絵は… 人物を小さく描いている引きの絵は… もしかして、修二が感じている自分の小ささとか、弱さとか、そういう…?うわ、もしそういう表現だとしたら めちゃくちゃ切ないんですけど…!!! ・『みっともないってわかってるのに』 ここの鈴木先輩、まだ先輩の過去を知らずに見たとき、なんだかだいぶ引いてるみたいだけどそんなに 修二だめだったですか(;▽;) と、修二が気の毒になったような気がするんですが、 けど過去を知ってから見ると、たぶんこのとき先輩は、自分のように身体的な問題ではないとはいえこれも そうとう問題だと心配しているんだろうなあと思う。うっ先輩優しい… ・『動けなかった』 角ヶ谷くんここでさっと駆け出すけど、けどキミさっきめっちゃため息ついてたよね? ・『…だと 聞いてるか修二』 ええー…(´▽`; もう暴投の原因は解消したと思うんでもう一度チャンスをくれと頭を下げて投げてあんな キッツイ結果になった子にキャッチャーでやってく上でのアドバイスを雨あられのように浴びせる監督って 血も涙もない鬼なんですか?ヽ(;▽;)ノ (というかそのへんの描写ないからはっきりわからないけど、もし、コイツはキャッチャーとして起用するつもり なんで守屋くんよかったら少しアドバイスしてやってくれないかとか監督が頼んだったんだったらどうしよう… そんなん修二かわいそうすぎるだろ…) ・『その肩で2塁にビシッと送球してランナーアウトにしたらさ』『間違いなくみんなどよめくよ』 のちに角ヶ谷と片山が話してるけど、実際に修二はこれをなんなくやってのけたようだよね。 けどこのふたりはだからその肩を生かして投手やるべきという方向だったけど。 ・『随分 古いの使ってるねー』『うわーっうわーっ』 うわーっうわーって古すぎて驚いてるってこと…?失礼なやっちゃなー!(゜▽゜; ・『………』 空、このときは警戒心もあらわにぶすくれているけどだんだん笑顔になってくの、監督に近くに行って 見ろって言われて近くで見てる修二つらすぎるな。 ・あー!空の投球を受ける守屋を見る鈴木先輩のこの表情ツライ…!!! (丈陽に負けたとき初めて守屋を自分じゃない他の投手に託してもいいと思ったのだとしたらこのときは まだ、そりゃ心穏やかではいられないよなあ…) ・『変化球は 肘や手首に負担をかけやすいから故障にはくれぐれも気をつけろよ』 アキのことがあったから、もちろん心から空のことを心配して思いやりの気持ちで言ってくれてるんだろうな とは思うんですけど、 けど一方で、そういう心配を他の誰かにしている姿をわざわざアキの見ている前でしなくてよくない!? という気持ちにもめっちゃなる… 見つめ合う守屋と鈴木先輩のあいだににゅっと割って入る兼子も、きっと、なーにが故障に気をつけろ、だ、 お前はアキの故障に気がつかなかったくせに。 あと他の投手の故障の可能性を心配するとこなんてわざわざアキに見せんじゃねえわ、アキにはそれが できなかったくせに、とか思ってるんだと思う。 たぶん、兼子ってシンプルに、野球やってキラキラしていたのがアキのいちばんいい状態で、 で、泣きながらフェンスに取り縋っていたのがアキのいちばんよくない状態だと思っていて、 で、そのよくない状態にしないためには、そこにいた守屋を近づけちゃなんねえって思考なんだろうなって 思ってる。 ・『…よかったな思いきり投げられて』 顔ははっきりわからないけど体が大きいからたぶん寺田くんのセリフだよねこれ。 自分じゃ上手く空の球を捕球できないと言っていたし、だからきっと本当に本心から喜んでる悪気のない セリフだと思うんだけど、けど修二にはキツイよね… (ところでこのコマ、鈴木先輩と兼子がくっついてるけど、なにを喋ってるんだろう?守屋と顔を合わせて イヤなこと思い出してないかとかそういう?) ・『もっと 光が当たるとこ走ればいいのに』 そういう気分なんだよ… 察してあげて…(;▽;) ・空との別れ際に修二が言う、ごめん、って、どういう意味のごめんなんだろ… 本人もわからないこのごめん… もう投手として競い合うことはできないからごめんなのか、素人の左投げが お前のキャッチャーになりそうでごめんなのか… それとも他のごめんなのか… 空のごめんもよくわからない… ひとつしかない投手の座を奪ってごめんのごめん? けど、人数少ないんだからそこは空のせいじゃないと思うの… ・『……もう無理だ』『もう終わった』『もう絶対になれない』『俺はピッチャーになれない』 肩を落として、がっくり項垂れて… ここほんと見ててつらい… ・『……ゴメン』 なんで角ヶ谷が謝る… イヤミみたいに誰も空のカーブを打てなかったってわざわざ修二に聞かせたこと? それとも(そんな描写はないけど)内心では修二のイップスが治らなくてよかったって思ってて、それで? ・『ごめんな それでも俺は お前が嫌いだ』 あっ、さっきのなんかよくわからないけどごめんのごめんってこれ? ・『おまえが辞めたら部員10人だしさあ まっ これからも楽しくやろうな!』 兼子がなにゆえに楽しく野球をするということにこだわってるのか私は知ってるけど修二は知らないから 無神経な先輩だと思われてないか心配…(´▽`; 村松先輩がキミ野球上手だから続けてくれると嬉しいって言ってるのはきっと自分が試合に出たくないから だなwww ・『できれば キャッチボールもバッテリー同士でやってもらいたいが』 修二もビクッとなってるけど読んでるこっちもびくっとなるよー!ヽ(;▽;)ノ そういえばこの前のコマで角ヶ谷がちょっと驚いているみたいなの、修二の様子がおかしいから驚いて いるのかと思ったけど、もしかして監督が修二の背後に迫っていたから…?(´▽`; ・『やっぱりいいな キャッチボールって』 やっぱり修二は野球が好きなんだろうな… けどその好きな分野で自分の望みを叶えられないのだから しんどいよね… ・『……おまえが 何と戦っているのかは知らんが』『もう十分傷ついただろう』『それでもおまえはまだ戦い 続けるのか?』 これ… 初めて読んだときは監督はただなんとなくとても察しがいいだけなのかなと思ってたけど、 もしかして、修二のお父さんの闘病中に、お父さんからなにか聞かされた可能性あったりする…? 息子が野球をやめたみたいだけど理由がはっきりわからない、もし息子に会うことがあったらどうか 力になってほしい、とか、そういう感じのこと… じゃないと、監督こんなこと言えなくない…? それとも監督は自力でこのセリフの口にするに至ったのかな? なんらかの理由で一度は野球をやめたけどわざわざ戻ってくるくらいなんだからどうしてもやりたいことが あるのだろう、というのが、なにかと戦ってるって解釈になって、 イップスになってそれが治らなくてもそれでも投手にしがみつこうとし続ける姿が、もう十分傷ついただろう、 って解釈になって、けどその負けん気があればお前は強くなる、ってことなの? わからぬ… 監督の発言の真意がわからぬ…ヽ(;▽;)ノ ・『つらいとき この辺りがもやもやって重苦しくなるだろ?』 空もお母さんが監督と車に乗りこむの見たとき、そうなったのかなあ… ・『バッテリーを組むのが 嫌なのは………!』 修ちゃんのほうだろ、と言いたかったのかなあ。 ・もう帰ってきたのお!?の亜子ちゃん、よく見たら空に包丁むけててふいたヽ(;▽;)ノ コワイwww そりゃ 空も驚くwww ・おばあちゃんと空の髪型を見ると、しみじみ血縁関係だなあって思ってなんかにこにこしてしまう(´▽`) ・『どうせどん底なら 何をしたってどん底だ』 と、開き直ったところでこれから修二の人生上向きな展開になっていくのかと思ったら最新話に至るまで ひっきりなしに試練降りかかってくるというね… あー、どうかせめて最終回では少しでいい、笑っていて ほしい…(;▽;) ・巻末描き下ろしの3巻予告。えっ… 空って世間ではこういう扱いなんですか…?(゜▽゜; (私この子ばりばりの攻めだと思っていた…(´▽`; あと今夜は眠らせない兼子と鈴木先輩は、なんかセリフだけで済まされちゃったというか、こういうことが あっただろうとかろうじてわかる感じの仕上がりになってましたね…(´▽`; (見たかった、鈴木先輩の枕投げ…ヽ(;▽;)ノ (19/05/25) |
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