■群青にサイレン感想(7巻・回想以外)
2018年末から2019年始にかけてジャンププラスで当時の既刊全巻ぶん無料公開されていた
群青にサイレン。
前々から熱心にオススメしていたフォローさんもいらしたし、じゃあこの機会に読んでみるかと
読んでみたら、
もうむちゃくちゃにはまってしまって紙の本もぜんぶ買ったのでそれらを見ながらもう一度、あらためて
感想を。
(兼鈴なのでそういう目線で見ています)
(空や角ヶ谷の母親や指導陣、守屋に優しくないです)
(先行してぷらいべったーにアップしたものと内容はほぼ同じです。ご了承の上、ご覧ください)
■■兼鈴守釘に関する部分について
・まず、丈陽戦で描写のない6回と7回の玄高の攻撃について考えてみます。
5回が浅羽でスリーアウト、8回の打順が兼子からスタートなので、6回はおそらく、角ヶ谷、鈴木は塁に
出たものの、そのあと兼子、寺田でツーアウト、溝口は出たけど伊藤でスリーアウト。
そして7回は、修二、空、浅羽の三人のうち
二人がアウトでツーアウト、角ヶ谷は出たけど鈴木がアウトで
スリーアウト、かなと。
もちろんこうじゃない可能性もありますが、これまでの各キャラの打撃を見た感じだいたいこういう流れ
だったんじゃないかなあと思ってます。
ひとつだけはっきりしているのは、釘崎は7回、一度は鈴木先輩との勝負に(三振にしたのか打たせて
取ったのかはわからないけど)勝っているということ。これあとで触れます。
・『セカンド鈴木くんがピッチャー』
このアナウンスを聞いた守屋がすごい表情をしているのに気づいたとき、鈴木先輩が玄高で空の球を受ける
守屋を見て穏やかじゃない顔をしていたように、
守屋も、アキが自分以外のキャッチャーに投げるのがショックなのかな、とか、もしくは、アキはもうとっくに
ピッチャーを、自分とのバッテリーを諦めたと思っていたけど、
けど今こうして投げられるくらいリハビリを続けていたということは、もしかして諦めてはいなかった?しかし
自分にはもう釘崎がいる…!とか思ったからなのかな、
等々ここの守屋の表情についてはいろいろ考えてたんですけど、けど、39-1回での鈴木先輩の回想を見た
感じ、守屋がああいう顔をするのは、当時の、試合中に痛みで投げられなくなってマウンドに崩れ落ちるアキ、
という苦しい記憶が呼び起こされたのと、
そして、また同じ苦しみに倒れるアキを目にするかも、という不安によるものと考えてほぼ正解じゃないかなと
今は思っています。
(三年前きっと守屋は、どうか試合が終わるまでアキのヒジがもってくれますようにもってくれますようにと
懸命に祈りながらプレイしていたと思う。
しかし祈りは届かずに、結果、崩れ落ちるアキを正面から見てしまった守屋のショックは察するにあまりある)
・釘崎が、守屋と鈴木の関係を察したのは、この、鈴木登板というタイミングだと思っています。
あれっ?アイツはこの前の守屋の友人…?、と思っていたら周囲が、アイツは井綿シニアの…、と、ざわつき
だして、それでハッとなった。
アイツは守屋と同じ学年で、同じリトルシニアのチームで、優秀な投手、ふたりは、かつてバッテリーを組んで
いたのでは?と。
(それまでの釘崎は鈴木先輩のこと、守屋から聞かされた
通りに”同じ中学の友人”としか思ってなかったと
思う。
丈陽まで守屋にアドバイスを求めにきた玄高野球部の一年と一緒にいるのだから野球部の人間、くらいは
察しがついていたかもしれないけど、
弱小校の玄石にいるくらいだし、守屋と同じような本格的な環境で野球をしたことのある人間だとは思わな
かったと思う。
そしておそらく釘崎は高校からこっちにきていると思うので、もしそれが間違いじゃなければ中学三年生で
目立つ表舞台から姿を消した鈴木先輩の顔を知らなくても無理はないし)
あと場合によっては釘崎、鈴木先輩が故障で投手の座を降りた、ということにも考えが及んでいるかも
しれない。
空の疲労の色が濃くなっても交代せずに、ケガというのっぴきならない状況になってやっと出てきたのは
鈴木自身もろくに投げられないから。
それはつまり体のどこかに故障を抱えているということ。そして、故障が原因でシニアや丈陽のような本格的な
環境にいられなくなったのだとしたら、守屋と鈴木は、離別したくてしたわけではないのでは?というところまで
もしかしたら、釘崎は思い至ってしまったかも。
・それにしても周りが井綿シニアとざわつきだした途端、急に発汗量が増える釘崎… わかりやすい…
そしてとてもかわいそう… かわいい… 好き…ヽ(;▽;)ノ
(釘崎が、チラと守屋に視線を投げてももうすぐ打順がまわってくる守屋は準備中で気づかないというのも
本当に間が悪くてかわいそうだなって感じでこういうの本当に大好物です…(´▽`)
・さて、いよいよ鈴木先輩が投げますよってとこでひとつ気づいたんですけど、そもそも鈴木先輩はあそこで
守屋と真っ向勝負しないで敬遠する手もあったんですよね。
あそこ既にツーアウトでなおかつ誰も出塁させてなかったので仮に守屋を一塁まで歩かせても次でアウト
とればそれでスリーアウトチェンジにできたの。けどそうはしなかった。
それを踏まえて次は兼鈴むにゅうのあたりの話をしますが、まず私は兼子の言うやるんなら覚悟決めろが
なにに対する覚悟なのかずっとわからずにいたんですね。
けど、そういえば鈴木先輩は守屋を敬遠するという選択をしなかったなって気づいたとき、じゃあ、監督に
投げられるのかって聞かれて、
鈴木先輩が、『…でも…』と少し答えに窮していたのは、
守屋と勝負することになるけど(この回丈陽は二番打者からなので三人アウトにするためには少なくとも
四番の守屋までは必ず打席に立ちます)、けど敬遠はイヤだな、しかし長らくマウンドに立っていなかった
今の自分が果たして守屋を三振にできるのか?
という迷いからで、
で、兼子はその鈴木先輩の迷いを感じ取って、ピッチャー諦め切れずにリハビリするくらい投げたいのなら
守屋にも真っ向から投げる覚悟を決めろと背中を押したのかなと思ったらすとんと腹に落ちたので、
兼子の覚悟決めろに関しては(今後、作中でこのことについてなにか言及されない限り)私はもうそういう
ふうに考えることにします。
なお、兼子が鈴木先輩のほっぺたをむにゅうしたことについては、アキ!って呼んで振り返った先輩の顔が
引きつっていたから緊張をやわらげようとしたのだと思ってる。
あと、お前ピッチャー諦めてなかったのかよっていうのは単なる事実確認だと思ってます。先輩は、楽しく
まったり野球しようってふたりで玄石にきたのに自分だけ裏切っていたと思うのか申し訳なさそうにしてる
けど、兼子のほうには責めるつもりまったくなかったと思う。
というか兼子はさ、もし鈴木先輩のヒジが奇跡的に回復して、やっぱりもう一度守屋とバッテリーを組みたい
ですってなったらよかったなっつって送り出してくれると思ってるから。
兼子はアキが自分の元にいようがいまいがあのときみたいにキラキラしてるのがいちばんいいと思ってると
思うから。
しかし先輩、ずっとこっそりリハビリしてた、黙ってて悪かった、ということは、まだ兼子のこと完全に信用して
なかったというか、言っても自分のピッチャーへの執着を理解してもらえない、許してもらえないと思ってたって
ことだよねえ?たぶん。
だとしたら、最後のミーティングのあと部室でわかっからと言われたときはとても嬉しかっただろうし、そりゃ
巾着袋のヒモもぎゅっとひっぱりますわと思う(´▽`)
・鈴木先輩が兼子に腹パンするとこ、よく見たら、ズンッ、って描き文字がめっちゃ重そうでびびるヽ(;▽;)ノ
これはたぶん照れ隠しというか、本当なら兼子は鈴木先輩に隠し事をされたことを騙されたと怒ってもおかしく
ないのにそれでも覚悟決めろとマウンドに立つ後押しをしてくれたんだから嬉しくてつい強めに、みたいな感じ
かなと。
というか、先輩がいつからリハビリしてたのかわかんないけど、もし、同じ高校に行って一緒に野球部入ろうぜ
と言われた直後からだとすると、もう三年くらい兼子に嘘ついてたことになるので、それを許されてもう罪悪感を
抱えていなくていいとなったら解放感もすごいだろうしなあ。そりゃ嬉しいよなあ(´▽`)
・ちょっとページ戻りますけど、27回トビラの鈴木先輩、背景がベンチの中なんですね。これ、監督に投げられる
のかと聞かれて、迷って、
けど兼子に背中を押してもらって覚悟決めて監督のほうを向いて、投げます、と答えた顔なのかなと思うと
最高にアツイヽ(;▽;)ノ
・私は監督のロマン采配あんまり好きじゃないんだけど(修二をキャッチャーにするそれはあまりにも修二に
残酷だからさ)、鈴木先輩の未練をちゃんと三年も覚えててここでロマンを選んでくれたことは感謝してる。
・『けど 空が頑張ってたんで俺が投げることはないだろうなって思ってたよ』
鈴木先輩、入部したころに自分が監督に言ったことずっと忘れてなかったんだな… ずっと、もしかしたら
投げることがあるかもと思って、空が投げる後ろ姿を見ていたんだ…
(先輩のいる二塁から、どれだけキャッチャーの出すサインやピッチャーの投げる球種が判別できるもの
なのかはわからないけど、サインは大体わかってるから、というのもそういうことかなって思う)
・あー、この、マウンドに立って嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらないみたいな先輩の顔ー!!!ヽ(;▽;)ノ
(ところで群サイは『――』と『……』を使い分けていますけど、どういう基準で分けてるんだろう??
たとえばここは『――』なんだけど。個人的には、『……』が沈黙で、『――』は言葉にできないなにか気持ち、
みたいな感じかなと思ってるんですけど… どうだろう… 先生いつかどこかで解説してくれないかな…)
・先輩、いま投げられる変化球はスライダーだけとのことですけど、これも野球に詳しかったら、スライダーが
投げられるなら回復の度合いとしてはこれくらいだろうとかわかったりするのかな?
(私はスライダーがどんな球種かすらわかりませんが…(;▽;)
それとももっとシンプルに、スライダーは大丈夫だけど他の球種を投げようとするとヒジが痛い、とかそういう
理由かな。
・けどほんと鈴木先輩さ、空がケガして自分が投げるとなったとき、自分はヒジを痛めているのであんまり
投げられないし、延長になるかもしれないから打たせて取るって方向でいいかな?とか言ってもいいのに、
けどそういうことは言わないで、修二曰くノリノリで投げてるんだからたぶん延長戦になったときのことは
あんまり考えてないし、
むしろどちらかというと延長にならなかったらこれが最後だから投げられるだけ投げとけ!!!みたいに
考えてんじゃないかという気がしてくるし、
そりゃたしかにこの人、ピッチャーがいちばんおもしろいって言っちゃう王様だわと思いました…(´▽`;
(39-1の王様発言は私の中の鈴木暁彦像をほんと大きく変えた…(゜▽゜; あれ見るまでこんなふうに考えた
ことなかったので…)
・『なぜ こんなリードをしている?』
守屋のこのセリフ、最初は、お前のその投球数を考えないリードでまたアキのヒジになにかあったらどうして
くれる、という、アキの元パートナー目線での修二に対する怒りなんだと思ったんですけど、
けど、そういえば鈴木先輩のほうから修二に、打たせて取る方向でとか、強打者の守屋は敬遠していこうとか
そういう話を一切しないな、と気づいてからは、
どんなにアキが投げたがろうがキャッチャーとしてピッチャーの体の具合、そして延長戦の可能性など、もっと
全体のことを考えたリードをしろ、という、先輩キャッチャー目線での怒りなのかなという気もします。
・守屋、アキの投球数を気にする一方で、自分がアウトにならないギリギリの数まで投げさせてから打つん
だからいい性格してるよな(゜▽゜;
けど、思ったよりずっと、かつてのパートナーとちゃんと”敵対”してくれてありがとうね…(;▽;)
・『……… ごめんな…』
これは、
かつては将来を誓い合った仲だけど今は敵同士、お前は打たれたくないんだろうがさらに追加点取って
トドメ刺すわごめんな、
ひさしぶりにマウンドに立って投げるの楽しいよな?けどほっとくとお前また限界まで投げるからわかりやすく
一発かますな、そうすればこの捕手もなにをするべきか気づくだろ、
みたいな感じのごめんな、かなと思ってる。
・兼子、ホームラン打って三塁を通っていく守屋のことは不服そうな顔をしつつも黙って見送るんだなあ…
そこは、もりやあ〜!とならないんだ…(´▽`;
野球のルールに則って正々堂々ピッチャーとバッターが勝負した結果アキが負けて守屋が勝ったから、
だから自分があれこれ口を挟むことではない、ということかな…
・『気にするなって!(中略)打たれるかもとは思ってたけど…』
そう思っても敬遠という選択肢は考えない先輩ヽ(;▽;)ノ
・『逆に清々しいよ』
けどチームの勝ち負けを考えたらやっぱりここは歩かせるべきだったのではないのかなあ… だけど自分の
清々しさを優先するあたりこの人は本当にエゴイストだし負けず嫌いだよ…(´▽`;
(けどそういうの私はとっても好きです(´▽`)
・ところでふと思ったんですけど、先輩が守屋に対して敬遠を選ばなかったのは、ただただ投げたい!強打者を
自分の力で捩じ伏せたい!というだけじゃなくて、空に負けたくないという気持ちも多少はあったのかな?
あと、空が守屋を三振にしたとき兼子が大喜びしてたことも敬遠を選ばなかった理由のひとつ…?
(兼子に、いいこいいこいいこしてもらいたかったんだろうか… というかもし、守屋に勝って兼子を喜ばせたい、
兼子の喜ぶ顔が見たい、だったら、鈴木先輩もうそれ兼子のこと好きじゃん…!?(゜▽゜;
・『ああ… 大丈夫大丈夫!』
ホンマかー!?!?(゜▽゜;
初めて読んだときは大丈夫って言ってるんだから大丈夫なんだろうとしか思わなかったけど、あのピッチャーが
いちばんおもしろいって顔を見たあとだとどうにも信用できないヽ(;▽;)ノ
(鈴木先輩、目的のためなら
わりと躊躇なく(リハビリを隠すなどの)嘘つける人だからさー… 先輩のこういう
とこにはむかし守屋もだいぶ苦労させられてそう…(´▽`;
・『先輩がすごくいい球投げてくれるんで 俺 調子に乗って…』
修二のこの言葉、先輩はきっと嬉しかったと思うよ…(;▽;)
・『じゃ 次は打たせて取ろうか』
はっきり顔には出さないもののやっぱりどこか残念そう…
(けどこれ以上、後輩に自分の腕の心配はさせられないと思ったんだろうな)
・『兼子先輩がきっちり捕球し』
アキの腕がもうそろそろ…、というこの場面で兼子エラーしなかった!えらいぞ!!!ヽ(;▽;)ノ
・『あいつらにはこの俺が引導渡してやるんだ』
かつて守屋が組んでいたかもしれない鈴木のいるチーム、自分自身の手で叩き潰してすっきり終えたいと
いうことなのかな(もし交代したら勝ってももやもやが残りそうだもんね)。
あと守屋に、お前が過去に誰と組んでいようがいま組んでいるのは俺だしいちばんスゴイのも俺、
と、見せつけたい気持ちもあるのかもしれない。
(そういえば3巻の修二と玉ちゃんが見学に行った丈陽の練習試合のとき、釘崎は守屋の顔を両手で
むっぎゅーと自分のほうに向けさせたりしてたり、自分のパートナーであるはずの守屋がちょっとでもよそ
見るの、すっごいキライなタイプなのかもしれないな(´▽`;
・『そりゃ仕事熱心なことで』
えっ… なんでそんなのんきな口ぶりなん…?(゜▽゜; お前まさか釘崎が本当にただ仕事熱心なだけだと
思ってないだろうな…?
(けどたしかにあのとき守屋が井綿シニアというざわつきを聞いたかどうかは微妙なんだよなあー!
ベンチからちょっと離れてたし… 聞こえてたら釘崎がピンときた可能性にも思い至っただろうけど…(´▽`;
・『情に流されず いい仕事したんじゃねーのぉ?』
と言われた守屋、『……』とちょっと黙ってなにか考えているふうだから釘崎が自分とアキのことに感づいたと
気づいたのかなという気もするんだけど、
けどそのあとの、『あーっ 好きっ!!』って対応がなんかちょっと雑な感じするからやっぱりここではまだ
気づいてないのかもしれないな。
知り合いとの勝負になってもちゃんと仕事をしたと釘崎が褒めた、くらいにしか思ってないのかもしれない。
釘崎は知らない、と思ってるのかもしれない。
けどなんか釘崎がほのかにご機嫌斜めな様子だから守屋としては念のためにちょっと”多めに”リップサービス
したつもりで『このチームが好きだから』と言ったのかもしれないけど、けどそれ足りてないから!昔の知り合い
ならそれでよくても、昔の男との関係を疑われてるここで言うにはぜんぜん足りてないからー!!!ヽ(;▽;)ノ
(だから、ぶぁーか!!って言われちゃうんだ(´▽`;
・『あーっ 好きっ!! 好きだよ釘崎!!頑張ろーな!』
うーん、この言わされてる感…(´▽`;
やっぱりこのときの守屋は自分とアキのことを釘崎が感づいてるとは思ってないんだろうなあ…(;▽;)
もしここで気づいて、ちゃんと釘崎が好きって言って彼の不安を払拭していれば、釘崎はこのあと調子を
崩さなかったかもしれないね…
・ところで、釘崎が情に流されず〜、って言ってるとこの向かい合う兼子と鈴木先輩、どんな話をしているん
だろう…?
守屋には打たれちまったなとかそんなデリカシーのないことはさすがに兼子も言わないと思うので、けっこう
投げてたけど腕は大丈夫か、とかかな?
・『何か意地みたいなものでもあるのかもな』
監督どうしてそんなにロマンへの嗅覚が鋭いんですか…?(゜▽゜;
(あ、ふつうに知ってるのかな?鈴木先輩がむかし井綿シニアにいて守屋とバッテリー組んでたこと)
・兼子、ホームラン打てよなってけっこう痛い目のパンチ食らったくせに帽子を手に取ってつばを意識するまで
(この角度ならたぶん書かれた文字は見えてないと思う。帽子のつばを持って、ハッそういえばこの裏には、
みたいな感じかなと)ホームラン打てよなのこと忘れていたのかと思うとちょっと悲しいものがある…(;▽;)
(アキのお願いなんだからそこはちゃんとちっちぇー脳ミソにインプットしておいてくれよォヽ(;▽;)ノ
(と思ったけど、脳ミソちっちぇーからパンチがマジで痛かったってことしか記憶に残らなかったのかも(´▽`;
(ならもう仕方ないな(;▽;)
・『デッドボールで出塁しろおぁあぇあ〜〜!!!』 これどう発音するんです?(゜▽゜;
・兼子が村松先輩にどーせ打てねーんなら目つむって打て!と、やいやい言ってるコマの鈴木先輩、ああ、
俺が兼子の帽子にあんなこと書いたばっかりに村松が大変な目に…(汗)って感じでかわいい(´▽`)
・そのあと一、二年生による村松コールが起きたときの、えっ呼び捨て?先輩を?(汗)みたいな顔も
とてもかわいいヽ(´▽`)ノ
・『声援… なのか?』
ここの守屋の困惑っぷり、彼にしては珍しくかわいいとこだから好きです(´▽`)
・私は野球に詳しくないので本気でわからないのですが、死球を食らった味方にナイスデッドボールとか
言うものなの?(゜▽゜;
・『しかも次はアイツじゃねーか…!』
釘崎、守屋が鈴木先輩の球をホームランにしたときは落ち着きを取り戻したようだったのに。カンタンにアウトに
できると思った村松をアウトにできなくて、続けて浅羽に死球、角ヶ谷には出塁を許す、
と、ズルズルと調子を崩していったところに過去、守屋と関係があったと思われる鈴木の打順がきていよいよ
動揺を抑えられなくなったって感じかな…
けど
ほんと、守屋の昔のパートナーから投手としての自分を値踏みされているのかもしれないと思ったら、
守屋も、アイツと自分を比べているのかもしれないと思ったら、
そしてふたりはもしかしたらバッテリーを組んではいなくてこの自分の不安はまったくの見当外れであるかも
しれない可能性まで考えたら、そりゃ心は乱れてしまうよなあ…
(釘崎、7回で一度は鈴木先輩をアウトにしているにもかかわらずここまで動揺するんだから、鈴木が守屋と
同時期に井綿シニアにいたという事実と、
そしてそのことをあの深夜の駅前で守屋が伏せたということがそうとうショックだったんだと思う)
(守屋おま、修二に、相手を信頼できないのはちょっととか言うてる場合ちゃうでヽ(;▽;)ノ
・しかも次はアイツじゃねーかとブツブツ言ってる釘崎の次のページの守屋、さすがにこの顔は、もしかして
釘崎は自分とアキのことに気づいた?それで動揺している?と、およその見当をつけた顔だよね??そうだと
思いたい…!ヽ(;▽;)ノ
・ところで守屋、男前だなあと釘崎のとこに言いにやってくるとき、キャッチャーマスクを鈴木先輩に預けてるん
ですよね。
最初にここを見たとき、こういうときはもうお互い様ってことで互いにそのときそこにいる打者にマスクを持って
もらうもんなのかなと特に深く考えなかったんですけど、
けどよく見たら守屋を三振にしたときの修二は審判にマスクを預けてる。なんだ、どっちでもいいんじゃん。
となると、守屋はこのとき無意識に気心知れたアキに預けたのかと思うんですが、これは釘崎いい気しない
だろう…(´▽`; なんとまあ間の悪い…(;▽;) (たぶん守屋もしまったと思ってると思う)
・それにしてもこの守屋のマスク持って待ってる鈴木先輩、絶対に塁に出て必ず次の兼子をここに立たせる
からなオラァみたいな顔しててとてもかっこいい(´▽`) あと、村松先輩のがんばりにも応えたいんだと思う。
・玄石にはもうまともなピッチャーはいないと言うとき、守屋は切なかったのかなとか最初は思ってたけど、
鈴木先輩に投げさせるだけ投げさせて打つとか容赦のないことをしていると気づいてから読むと、たぶん
もう淡々と事実を述べているだけなんだろうなと。感傷はない。
もしなにかあるとしたら釘崎への配慮かな。鈴木に対する情を見せないことでもう鈴木とは完全に終わって
いるとアピールしたい。
(けど釘崎はそれを、まともに投げられなくなったピッチャーに守屋はこんなに冷淡なんだと受け取ってしまい
結果ますます崩れて鈴木に四球を出してしまう、みたいな)
・あー、鈴木先輩に四球を出してしまってマウンドでがっくり肩を落とす釘崎ほんとうにぐっとくる…(´▽`)
・『…… 打てない』
本人に聞かせるつもりはなさそうなものの、まるで呪いのようにぼそりと漏れ出たこの言葉、守屋もけっこう
イライラしてんのかな…
・高校から野球を始めた程度の兼子にこのプレッシャーの中釘崎の球を打てるわけがないと思われながら
それでもたったひとりの打てよなホームランに応えて兼子が打つとこ、初めて読んだときも、
やったー!!!!!!ヽ(´▽`)ノ って思ったし今でも最高に燃え滾る大好きなシーンです!!!(゜▽゜)
・『馬鹿な!』
あー、この守屋の顔、本当に胸がスカッとしますね!(´▽`)
(そして5巻で兼子の打撃に期待って書いた記者は先見の明があったんだなあ(´▽`)
・
はいれーッ!!は打った瞬間その場で言ってるのかと思ったらよく見たら走りながら言っててびっくり
しました(゜▽゜;
(浅羽のコマの下、背番号5番は兼子だから)。すごいな、ほんとフィジカル強いんだなこの人(゜□゜)
・あー!ホームに滑りこんだ鈴木先輩の、どや!俺の兼子はすごいやろ!!!みたいなこの顔ー!(゜▽゜)
キラキラしてるよ!兼子が戻したいと思ったキラキラした顔だよ兼子ー!!!ヽ(;▽;)ノ
けど兼子は三塁で三塁打かクソッとか言ってて見てないのツライ(;▽;) けどここほんと、兼子は自分の
ホームランで鈴木先輩をホームに帰すことはできなかったけど、
けどきっと鈴木先輩は兼子の打った球だからと思ってがんばってホームまで帰ったんだろうし、実質これは
ふたりの共同作業だから結婚だし、
しかもそれを守屋の目の前で見せつけちゃったから、あー… ごちそうさまでした… ありがとうございます
最高です…(´▽`)
というか、兼子たちの上の世代にはヘッタクソで横柄な九人の先輩がいてふたりは今までろくに試合に出る
こともなかっただろうから(そもそも打順も今とは違うかも)こんなふうにふたりの共同作業が可能な機会って
少なかったと思うんですね(しかも兼子は打てないし)。
あー、その少ない機会で兼子は鈴木先輩の思いに応えて打ったし先輩は自力でチャンスをものにして、そして
この笑顔なのかと思うと… 本当にもう最高すぎて震える…ヽ(;▽;)ノ
・兼子に打たれた釘崎、片手で顔を覆って項垂れてるの泣いて…はいないだろうけど(さすがに試合中だし
なあ)、けどパッと見泣いてるみたいでかわいくてたまらないです(´▽`)
こういう小さいロングショットまできちんとキャラにお芝居させててくれて群サイはほんとありがたいな…
(試合終了時の上空からのコマも好きです。誰かが釘崎のことを気遣ってくれているよね。こういうちょっと
した、チームの仲いいんだなーと思う描写があるとほっとするわ(´▽`)
・『なんつーか そーゆー気分てゆーか』
もしかしなくてもあのときホームラン打てなかったことが申し訳なくてこんなことを?と思ったらすごい切なく
なったよ…(;▽;) 兼子…
・95ページの鈴木先輩の顔、まあ、機嫌がよさそうではないよなとは思うんだけど、けどなにを考えてこんな
顔してるのかすぐに見当がつかない…
(隣りの兼子はタオルで顔を覆って眠るかしてて兼子の相手はしなくていい、座席は最後列で誰も自分を
見ていない、そういう状況で先輩は、どういう気持ちを顔に出しているのかな)
・96ページの兼鈴、ヒジとヒジがくっついても嫌そうどころか鈴木先輩に至っては笑ってるのすごいよね(゜▽゜;
なんなの恋人同士なの? …と思ったけど、
あー!もしかして自分がしょげてたりぶすっとしてたら兼子が気にするかもと思って!?(゜□゜;
あー、そう思えばさっきのバスの中の先輩のふくれっ面みたいな表情の説明もつくな!兼子は寝てるし誰も
見ていない、今だけは負けて不機嫌な顔しててもいい、みたいな!?そういう感じですか先輩!ヽ(;▽;)ノ
・去年まで引退時に三年が挨拶することはなかったみたいだけど、じゃあ、横柄な先輩たちはどんなふうに
引退していったんだろう?
監督が、三年生は今日で最後だなお疲れ様、って言って、全員起立、そして後輩たちからの、ありがとう
ございました!で解散、とかかな…
と思ったけど今年に入るまで誰もこのミーティングルームの存在知らなかったみたいだし、試合に負けた
球場で解散してんのかもな…(´▽`;
・『兼子代表で言ってよ』
ヒドイヽ(;▽;)ノ
けど本気で言いにくいと思ってたのかもなあ。楽しくまったりと言いながらひとりだけ陰でこっそりリハビリ
してた人だし、部活に対する思いが他のふたりとは少し違うから…
・『キャプテンは普通ラスト飾っだろ!』 兼子がすごいもっともなこと言ったから驚きました(゜▽゜;
・『ちっちぇー脳ミソしか入ってねーから』
うん、だから私、兼子の言動について考えるとき恐竜とか虫だと思って考えてる…(´▽`;
・9回裏に打った兼子の回想を見た感じ、打った瞬間はけっこう本人もびっくり、だったみたい?
いや、もしかしたらちょっと手ごたえが足りなくてこれはひょっとすると入らないかもと焦っている顔か?
・『ホームラン打てなかったんだろうって』
考えたらこれ、三年生の引退の挨拶にキャプテンがする話じゃないよね?私は運動部に所属したことがない
のでわからないけど、おそらく、今までありがとう、みんなこれからもがんばって、くらいが一般的だと思う。
けど兼子はそれでもこの場に相応しくないことを言い出した。自分の頭の中にはさっきからこのことしかないと
言って言い出した。
その少し非常識なことも含めて、鈴木先輩は驚いたんじゃないだろうか。(だってさっき兼子、キャプテンは
普通ラスト、と、すこぶる常識的なこと言ってたし。なのにそのあとでこれだもん、けっこうギャップあるよね)
兼子にとって、ホームラン打てなかったことはそこまで大きなことだったのかって。こんなに後悔が残るくらい
大きなことだったのかって。
そして鈴木先輩は、あのときこうできていれば、という後悔の苦い味を知ってるはずなんですよね(あのとき
ちゃんと病院に行っていれば、あのときちゃんと休養していれば、という後悔は先輩にもあったでしょう)。
自分はその苦さを、兼子にも。しかも自分がきっかけで、と思ったらまあそりゃ息を飲むわな。
あと、守屋を敬遠せずに勝負することを選んだ、自分のエゴを目の前に突きつけられた感もあったかも。
・『もし打ってたら 同点で…』
このセリフからホントごめん手前までのふきだしのカタチ、泣くのを堪える兼子の声の震えが伝わってくるようで
ほんと胸が痛い。(と思いつつ一方ではここの兼子の泣き顔かわいいなあとか思っててスイマセン)
・私は兼子の、『俺が打てなかったせいで 終わる』というセリフを、
いやいや守屋を敬遠しなかった鈴木先輩もそうとう罪深い、あのとき勝負して追加点を許さなければ兼子の
三塁打で同点に追いつけた、だから兼子だけのせいじゃないよ、
と思いながら見てたけど、
いやこれたぶん、兼子はそれも含めて自分のせいだって思ってるな…???あのとき覚悟決めろとアキの
背中を押したのは自分なのに、そのあと自分は自分がやるべきことをできなかった、そのせいで終わる、と
思ってるな…???(゜□゜;
と、思ったら、うわーほんと心がしんどくてもんどりうつんですけど…!!! というか兼子八洋どこまで懐の
でかい男なの…!!!!!ヽ(;▽;)ノ
・『ホームランっスよ…』
浅羽がぽつんと言ったこの言葉に兼子が反応するのはわかるけど、鈴木先輩が反応する描写があるのは
なんでかなって。
自分の、ホームラン打てよなが兼子をこんなに後悔させて泣かせている、それが先輩にとっても辛くて、
浅羽の言葉はそれを多少なりとも救ってくれるものだったから、ということかな?
・『なんでもっと 真面目に!たくさん! 練習してこなかったのかってことだ』
ここから始まる兼子の後悔の言葉は先輩のことを本当に痛烈に打ちのめしただろうと思う。自分は兼子の
二年間を無駄に使わせたんだって。
このとき先輩がどういう顔して兼子の言うことを聞いているのか描写がないのも、監督に挨拶を促されて
なにも言えず首を振るしかなかったのもそういうことだと思ってる。
そもそも楽しくまったりが目的で真面目にたくさんやる気はなかったのだから先輩が兼子に対して申し訳なく
思う必要はないといえばないんだけど、けどこのとき先輩は本当に針のむしろだったと思う。
そしてそれと同時に、自分は兼子からなんて大きなものをもらっていたんだろうと、このとき初めてはっきり
自覚したんじゃないかな。
・『みんなともっと 野球したかった……!』
この直前のセリフまでふきだしの線が震えていて、けどこのみんなともっと〜はすっきりキレイな丸になってる
ということは兼子ここだけははっきり明瞭にこう言ったんだなと思うと、あー、なんて切ないの…!(;△;)
あとこの上のコマでボロボロボロ泣いてる兼子から零れ落ちた涙の粒がみんなともっと野球したかった、の
おそらく兼子の脳内の幸せなイメージ映像のとこまで降り注いでるのマジで辛い。この演出に気づいたとき
ほんと泣いた。
というかなに?これ兼子の涙の具現化みたいなもんなの?もっとこんなふうにみんなといられたらと思って
零した涙がこの映像になってるの?どうなの兼子ー!!!ヽ(;▽;)ノ
・一、二年生が三年生にありがとうございましたって言ってるとき、村松先輩はまだ泣いてて、で、兼子は
キャプテンらしくちゃんと顔を起こして前向いてる。けど鈴木先輩は下を向いたままなんだよなあ…
(このあと、浅羽たちが兼子のとこに行くのわかるな。だってこのときの態度ひとつとっても立派だもん、兼子。
立派なキャプテンだもん兼子)
・だから鈴木先輩って兼子の泣き顔を見てないんですね。ホームラン打てなかったんだろうってのとこは
見てる。けど浅羽のホームランっスよのときはもう顔を伏せてる。
ホントごめんまでのあたりはわからないけど、個人的には、同点で…、のあたりからもういたたまれなくなって
下を向いていたんじゃないかなと思ってる。
あー… 見てたらたぶんもっと… 兼子のことが愛しくなっただろうから見てほしかったなー… という気持ちも
あるんですが、けど見ちゃったら罪悪感のほうがふくらんでしまっただろうか…
・『じゃあ 3年生は親御さんと一緒に 6時に旧国道沿いの焼肉屋さんに集合でお願いします』
私、合宿で布団を運んだときに兼子のお母さんと鈴木先輩のお母さんは顔を合わせたのかなあどうかなあと
思ってたけど、いやいやいやいや、ここで確実に会いますやん…!?!?(゜▽゜;
えー、もしかしたらこのとき、カーチャン!俺アキと同じ大学に行くから!アンタまたなの!?みたいな話を
しちゃいます!?親公認の付き合いになってしまったりします!?ヽ(;▽;)ノ
というかたぶん監督も戸倉部長も兼子の成績の悪さは知ってると思うのでびっくりだろうな(´▽`; しかし
鈴木先輩はどこの親御さんにも好かれるだろうけど、兼子はどうなんだろう…
むかしアキの家に行ったときやかましくてお母さんから眉をひそめられていたみたいだけど… あのころの
ことは忘れてくれてるといいな…(;▽;)
もしくは、覚えてても、がんばって勉強していい高校に入って野球部のキャプテンも務めて立派になったのね、
と、今のイメージで上書きしていただければ…
とても助かります…(´▽`;
ところで私は運動部に入ったことがないのでこの焼肉屋さんに行くということがどういうことなのかよくわから
ないんですけど、先生と保護者も含めた三年生お疲れ様会、ってことでいいんですかね…?
・『なんなら俺達 おっ おごりますんで』
ここで伊藤がこう言ってくれなかったら村松先輩も私物の整理をしに行って兼鈴ふたりきりにならなかったかも
しれないから
伊藤ありがとう本当にありがとう!!!!!ヽ(;▽;)ノ
最初に食堂に行こうって言い出してくれた浅羽も本当にありがとうね!!!!!感謝してる!!!(´▽`)
・しかしあのずっと顔を伏せてた状態からどういう気持ちの動きを経て、また今度頼むよって笑顔になったのか
気になるわ鈴木先輩…(´▽`;
・そしてまるで示し合わせたかのようにふたりして食堂には行かない兼鈴ですけど、けど試合のあととか
ミーティングのあととかに私物の整理をしようとかそういう話する時間あったのかな?
なさそうな気がする…
となると、兼子が私物の整理したいって言ったのを聞いて、先輩もそこに乗っかった感じかな?先輩はきっと、
さっきの兼子の後悔の言葉に、言いたいことがあっただろうし。
なるべく人のいないところで。
・みんながお先失礼しまーすって帰っていくとこで鈴木先輩は手を振っているけど、これはもうたぶん、早く
帰ってほしい早く兼子とふたりきりになりたいって気持ちの表れだと思ってるから…(´▽`)
・兼子の、さっきまでわんわん泣いてたくせに〜、ってボヤキに、先輩が、兼子が一番泣いてたからねって
返すのが最初ちょっとどうしてそういう返しになるのかわからなかったんですけど、
みんな兼子よりは泣いてないんだからそりゃ兼子よりけろっとするのも早いでしょうよ、ということでいいんだ
よね??(´▽`;
(ところで、けど兼子もそんな怒んなくてもいいじゃんwww と思ったんだけど、もしかして、もっとわんわん
泣きたかったのかな?
もっと泣きたいくらい自分は悲しいのに、けど自分はキャプテンだからがんばって泣くのやめたのに、なのに
みんなはもう、けろっとしやがって!(゜□゜; みたいな感じだったの?このとき。
だったらかわいいなあ兼子(´▽`)
・『けど 嬉しいよ 野球のこと泣くほど好きになってくれて』『元々は 俺につきあってくれただけなのにさ』
鈴木先輩はきっと、兼子のもっと練習しておけばよかったという言葉を聞いて、自分のために兼子の二年間を
無駄に使わせてしまったと申し訳なく思ったと思うんだけど、けど、兼子のそういう言葉に対
して鈴木先輩から
出てきた言葉がこれなんだからしみじみこの人は本当に王様なんだなあと思いましたよ…(´▽`;
ごめんじゃないんだもん、嬉しいよ、なんだもん。
兼子が楽しくまったりって言ったのにやっぱり真面目にたくさんやっておけばよかったなんて最後の最後に
宗旨変えしちゃってさ、けど俺は気にしてないよ、許してつかわす、みたいなノリなんだもん、もうほぼ。
けどまあ、最初から最後まではじめに言ってたまったり楽しくではなかったけど、兼子が鈴木先輩につきあった
時間というのは兼子からの贈り物みたいなもんなんだから、それに対してごめんというのは、王様気質関係なく
やっぱりちょっと違うかな。
誰かからプレゼントをもらって、嬉しい気持ちになりましたと言うことはあっても、ごめんとは言わんもんな。
言ったらなんだか、相手の厚意を否定してるみたいになってちょっと失礼な感じになっちゃうし。だからここは、
嬉しいよ、が、いちばん正解なのかも…
(そしてそういう言葉を選択して兼子に言えるあたりやっぱり先輩は王様なのかなと思いました)(あとあれだ、
俺が嬉しかったら兼子も嬉しいだろ?(´▽`) みたいなとこも王様だな(´▽`;
・鈴木先輩に、元々は俺につきあってくれただけなのにさ、って言われてるときの兼子、『……』と無言に
なってるとこと表情を見た感じ、今、そういえばそうだった、と思い出してる感じですよね(´▽`;
あーしまった、もともとは自分が楽しくまったりやろうぜって言ってここにきたのに最後の最後でもっとちゃんと
やっておけばよかったとまるでアキを責めるようなことを言ってしまった、と。
そして同時に、嬉しいってことは、今、自分はアキにそれを許されたんだな?(゜□゜) と思ってもいると思う。
・『…あと 呆れてる?』
三点リーダいっこぶん間があってこういうこと言うの、嬉しいよって言ったあと兼子が黙ってるから、先輩は
ちょっと不安になったのかなって思ってる。
兼子の時間を無駄に使わせたごめん、と言ったほうがよかったかな、嬉しいよはちょっと上からだったかな、
だから兼子は気分を害したんじゃないかなって。
だって先輩は(生来王様気質でなおかつそのことについては今まで無自覚だったと私は考えています)つい
さっき兼子にもっとちゃんと練習しておけばよかったって言われて自分が人様から差し出される厚意に対して
あまりにも無頓着だったことに気づき、
じゃあ今まで自分は人様からいろいろしてもらって当然だと思ってるずうずうしい王様だったな、ということを
自覚したばかりだと思うので、まだいろいろ不慣れなんですよ、たぶん。
(なお彼は生まれついての王様なので、ずうずうしさを改めるだけでこれから先もずっと王様なんだと思います)
・『まだピッチャー諦めてなかったのかよって』
一度は球場でした話をまたするというのは、やっぱり先輩も気になるんですかね?ピッチャーへの思いを
秘密にしていたことを兼子が不愉快に思ってないかなって。
あのとき兼子は背中を押してくれたけど、それでもはっきり許すと言われたわけではないもんね。
(あとはまあ、兼子が無言なのはこれが理由かなあと探りを入れてる感じかな。場合によっては兼子が、
せっかく守屋のところからふたりで離れてきたのに、それでもアキは守屋の元に戻りたいのかと思って
複雑な気持ちになっていてもおかしくないし)
・兼子が鈴木先輩に、諦めきれないのはなんかわかる、と言うのは、
自分が三ヶ月しか一生懸命やらなくてもそれでも最終的に泣くほど野球をしたいと思ったんだから小さいころ
からずっとやっていたアキならもっとそう思うんだろう、
と、この丈陽戦を経て兼子が理解したのと、あとやっぱり投げてるときのアキはいいなと見てて思ったんじゃ
ないかな?
・そして兼子に諦めきれないのはなんかわかるからと言われて兼子を横目で見てる先輩のこの表情な、これ
初めて紙で見たとき、あっこの人ぜったい兼子のこと好きだな(゜□゜) と思いましたわ(゜▽゜)
あとこの一連の会話のあいだに鈴木先輩が手にしていた巾着袋、これをさ、わかっからのあとぎゅっと紐
しめてるのが、
ああ、わかっからと言われて嬉しくて手に力が入っちゃったんだねって感じでめちゃくちゃ好きです(´▽`)
短い会話なんだから、そのまま手に持たせたまま紐をぎゅっとしなくても別にヘンではなかっただろうに、
それでもわざわざぎゅっとさせてくれたの本当にありがとうございますって感じだし、私はこれ、
このとき鈴木の気持ちとしては兼子をぎゅっと抱きしめています、というメタファーだって、かたくかたくかたく
信じているからな…!!!ヽ(;▽;)ノ
(まあ、ほんとにそうかはともかく、とくにセリフもないのにわざわざひとコマ使って描写してるんだから、必ず
なんらかの含みは持たせてると思うよ(´▽`)
(それにしてもここ、兼子が見てないからいいけど、もし兼子が先輩の顔を見たら絶対に先輩の心の内が
わかってしまうよね(´▽`; まあ先輩も、兼子が見てないからこんなだだ漏れの顔をしてるんでしょうけど)
・『そういえば アキは泣いてなかったな』
兼子がこんなこと言い出すのがちょっと唐突な気がして、なんでだかわからなくて、まあ、涙はあの頃ほとんど
流しきったから、から回想に入りたい作劇上の都合かなとあまり深く考えていなかったんですけど、
けど仮に作劇上の都合だとしてもそんなの作品世界に生きる兼子には関係ないはずだと思い直し、いろいろ
考えた結果、
俺は丈陽に負けてもうこのチームで野球ができなくなったこと泣くほど悔しくて悲しかったのにアキはそうじゃ
なかったのか?お前だって諦めきれずにこっそりリハビリするくらい野球が大好きなんだろ?、
という気持ちから出たのかなということに自分の中ではなりました。(というか兼子、号泣しながら、あれ?アキ
泣いてなくね?とか思ってたの?すごいな(゜▽゜;
・ところで先輩しれっと、ん?さっき?泣いてたよ、とか言うけど、これたぶん嘘じゃないかな…(´▽`; 首を
ブンブンのときも涙が流れている様子ないし。
自分が兼子にしてしまったことが申し訳なさすぎて泣くに泣けなかったけど、けど、正直に、そうだよ泣いて
なかったよって言ったらあまりに薄情だし、自分以外の部員全員がしゃくりあげてたから、まあ泣いてたって
言い張ってもバレないかなーみたいな感じなんじゃないかと私は疑ってるwww
・『あっ おい! どこ行くんだよ』
むしろ兼子がどこに行くつもりだったんだろう?(゜▽゜; 自宅に帰るつもりだった?
じゃ、鈴木先輩はまだ帰りたくなかったんだなあ… 兼子とふたりで思い出のグラウンドに行きたかったのか…
はあ… ありがとうございます…(´▽`)
というかたぶん先輩は、兼子の後悔の言葉を聞いてからずっとありヒロのタイミングを窺ってたと思うので、
このときもうそれでだいぶ頭いっぱいだったんかなと思うと、
(だってもう二時半だっていうのに、いや、私物の整理してたからもっと時間が経ってるかもしれないのに、
それでもあんまり空腹を感じてなさそうだし)、すごい興奮しますね…!!!!!(゜▽゜)
■■兼鈴守釘以外のその他の部分について
・あー、表紙の鈴木先輩がとっても美人…(´▽`) そして26回のトビラの横顔もかっこいい…
・『玄高野球部ここからだぜ!』『うっす!』
ここの角ヶ谷の目つきを見た感じ、点がどうとかよりもただひたすらにベンチの修二と空の様子が気になって
がんばって走って戻ってきたようにしか見えない…ヽ(;▽;)ノ
・『…わ… ワクワクする……』
うーん、そこは守屋の言葉そのままではなくせめて自分の言葉で言ってあげてほしい…(´▽`; 、と思ったら
次のページではちゃんと自分の言葉で空に気持ちよくボールを投げてもらえるように声をかけててよかった…
・『ミゾの活躍はなんかムカツクけどさ』 なんでそんな溝口にキビシイの浅羽www
・修二の、っしゃいくぞ!!にテンションあがってる様子な鈴木先輩かわいいー!!!(゜▽゜) こういう顔を
見るとこの人はやっぱりほんとに野球が好きなんだろうなって思うし、野球を続ければ?って言ってくれた
兼子の存在はなんてありがたいんだ…、って思うわあ…(´▽`)
・『言わないと 言わないと』
修二、このときはまだキャッチャーでやっていきたいって気持ちが固まる前だとはいえ、斉間とふたりで秘密の
練習してるときはきっと上手く斉間をのせるようなことを言えてるんだろうなあと思うと、
ここでこんなにがんばらないと空にナイスピッチングが言えないというのは、修二の中でそれだけ空に対する
わだかまりが大きいんだろうなあって思えてしんどいですね…(;▽;)
(けど、空に対して上手に嘘をつけるよりはこっちのほうがまだ正直であるだけいいのかなあ?)
・あー、アウトになってもナイスガッツって修二に声かけてくれる村松先輩やさしい…(´▽`)
・うっ、チェンジアップどういう球かわからないから速い球を投げられないと効果がないのでは?という修二の
ツッコミも正しいのか正しくないのかわかんない…(゜▽゜;
・だから嘘でもいい関係をキープしないとと思って空とおしゃべりしながらベンチに戻る修二の後ろで角ヶ谷が
不穏な顔になってるの辛いわあ…(´▽`;
(このとき、角ヶ谷が心配してるようなことはなにもないんだけど、けど角ヶ谷はそんなことわからないもんね…)
・けどそんな状態でも玄石ハイスクールガールズたちを沸かせ丈陽の選手たちをなんであんなにすごい選手が
玄石にいるんだよとどよめかせ丈陽の部長さん?にもマジでうちにきてほしかったと言わせる角ヶ谷は本当に
スゴイ…(゜▽゜)
・楽勝楽勝♪言いながらエラーする兼子ツラすぎるヽ(;▽;)ノ
・バッターボックスに向かう守屋の後ろの女子たちを見た感じ、守屋、学校でかなりモテてるんだろうなあ…
・『これだけ言えば 気持ちよく投げられるだろ』
うーん、そういう言い方はちょっとどうなの… というか空ってもともと負けず嫌いだから修二が持ち上げなくても
たぶん全力を尽くすと思うんですよね…
そう思うと、ここですっかり自分が空をコントロールしてる、空は俺がいないとダメ、みたいな気分になってる
修二がだいぶ思い上がりだなあって感じでちょっと見ててハズカシイ…(´▽`;
(けど斉間に対する態度を見た感じ、修二がこんなふうにイヤな感じになっちゃうのは空にだけなんだなあって
思うと、それはそれでまた業が深い感じだよなあ…(;▽;)
(修二は片山に対しても態度よくないけど、あれはポジション争いしてるライバルなのでまあ仕方ないかなと
いうか自然かなと思う)
(冷たくされる空はたまったもんじゃないと思うけど、けどやっぱり空にだけやたら冷たいの見てると、修二に
とっては空は特別なんだって思うもんな…)
・空の守屋への一球目、描いても効果線で隠れちゃうからということなんだろうけど守屋の左腕の防具が省略
されてるの本当に守屋の体すれすれに投げてるんだなって視覚的にもよくわかってぞくぞくきますね!(゜▽゜)
(あと(省略されているだけで実際には防具を着けているはずだからもしそうなってもそこまでダメージはないと
思うけど)、見た目に”当たったら痛そう”と見えるところもスリル感があってここの見せ方とても好きです(´▽`)
・二球目もそういう感じの演出になってるから本当に空のコントロールはすごいなあ(゜▽゜) それに動じない
守屋もすごい(´▽`)
・スリーアウトになって、やったあ〜〜〜っ!!と星を出して大喜びしてるのは溝口なんでしょうけど、けど星の
飛んでる位置的に守屋もすごくこう、ポカンとなってる感じに見えるのかわいい(´▽`)
・『楽しかった! やるな修二!』 よかったね修二、今度はちゃんと名前を呼んでもらえて…(;▽;)
・あの守屋を三振!きんもちい〜い、と空を撫でまわす兼子のとこ、よく見たらいいこいいこじゃなくて、いいこ
いいこいいこ、と、いいこが三つなのがもうめちゃくちゃ兼子が喜んでる感じでかわいいです(´▽`)
あと、兼子の帽子のつばがちょっと横を向いてるのが、ああ空にぴったり顔をくっつけてるから、だから帽子が
ずれちゃったんだなって感じでここもとってもかわいい(´▽`) (イヤそうな空には申し訳ないけど…(´▽`;
・『俺のがスゴイわっ』 ということは釘崎はカーブも投げられるんだなあ(゜□゜)
・『ピッチャーから もらえるものがあるなんて――』
んん?じゃあ修二、むかし自分が投げる側だったときはどう思ってたんだ?(゜▽゜; 修二の球を受けてた
キャッチャーの様子を見て、
自分はキャッチャーの信頼に応えることができた、そしてキャッチャーを喜ばせることができた、と、感じた
ことは一度もなかったのかな??
・疲れてるだろうがとにかく動けって言われてる円陣のコマ、珍しく兼子と鈴木先輩が隣りじゃなくて
寂しい…(;▽;)
・あまりにも昔のことなんでもううろ覚えなんですけど、私も子どものころ公園で転がってきた硬球を足に受けて
それが思いのほか痛かったような気がするなー(´▽`;
(今はボールを使った遊びは禁じられてるところが多そうだけど、なにぶん私は昭和の子どもなんでそのへん
まだがばがばだった)
てんてんとバウンドしながらだったから避けなくてもいいやと思って当たるがままだったんだけど、それが意外と
ダメージ大きかった…(;▽;)
空なんて打球の勢いほぼそのまま残ってたからもっと痛いんだろうなって… うう、気の毒に…(;▽;)
・『いいか 5点差だからってだからって 絶対に油断はするな!』
丈陽の監督って、名将の風格あるよなあ…(´▽`) 玄石と当たるのが決まったときの玄石の現状に関する
分析も冷静かつ的確だし、釘崎が最後まで投げるかどうかまずはちゃんと選手の意思を尊重してくれるし、
プラスとマイナスでバッテリーという名言持ちだし、
もうだいぶおじいちゃんなのに深夜でもちゃんと車を出して釘崎を迎えに行ってくれるし、ろくでもない大人が
多いこの群サイの中でこういうタイプは本当に貴重…!!!(゜□゜)
・もう9回で釘崎は疲れてるからチャンスだと思ってたらぜんぜん球威が衰えてなくてみんながびっくりしてる
とこ、苦笑してる鈴木先輩かわいい(´▽`)
・村松先輩が打ったときの目をまるく見開いたびっくり顔もかわいい(´▽`)
・打てたら死ぬ気で一塁まで走ろうと思ってたから少しでも体を軽くしておこうと防具は着けてなかったという
村松先輩に空は深い感銘を受けたような顔をしてるのに、
夜、修二と話しているときは兼子と鈴木先輩の抜けた穴ばかり心配していて村松先輩の名前は出さない空
ほんと容赦ないヽ(;▽;)ノ
(感動的ながんばりに胸を打たれるのと、試合において戦力になるならないは別、みたいなとこは、あの
お母さんの影響なんだろうなあ(´▽`;
・『だが普通は そうはいかない…』
初めて読んだとき、あれっここで負ける…??(゜□゜; と思ったけど案の定負けてしまって… 辛かった…
(けど、ここで負けなきゃ鈴木先輩は釘崎に守屋を託さなかったし、だからきっとあのありヒロもなかったん
だよなあと思うととても切ない…)
・『ゲームセット!』
ここの浅羽、手を合わせて一生懸命に寺田が打てるよう打てるよう祈ってたんだろうなって… ほんと浅羽は
いい子だよ… そして祈りが届かなかった結末つらい…
・勝利に沸く丈陽メンバーの中、ひとりバッターボックスでバットを取り落として崩れ落ちてしまう寺田くん
めっちゃ切ない…(;△;)
初めてここを読んだときはまだ判明してなかったけど兼子たちのひとつ上の代の先輩がヘタクソで横柄、と
知ってから読むと、
一緒にその横暴な先輩に耐えてきた兼子たち三年生のために寺田くんだってきっと打ってあげたかったよね
と思えてもっと切ない…
・『兼子!俺も手伝うよ』
えっ、ここのコマよく見たら角ヶ谷がベルト締めてるんですけど、なに?みんなこんな屋外で着替えるの??
ええー… そんな… パンツ見えちゃうじゃん…(゜▽゜; さすがに二十一世紀にもなってこれはどうなんだ…
男子だからいいっていうならそれはひどい人権侵害だと思うんですけど… これ現実もこうなんだよねえ??
だったら現実、早く改善されたらいいと思うよ…(´▽`;
・『…3年生も最後だし』
空ってこういうとこもっとドライかと思ってたけど…(だって三年生は別に今すぐ学校からもいなくなっちゃうわけ
じゃないしさ。しようと思えばまた後日、挨拶することもできるじゃん)。だからここはちょっと意外だった。
・村松先輩は負けても自分の活躍にご機嫌だから、これ後輩たちはだいぶ気がラクだよなあ…(´▽`;
・『無理してくれて ありがとう』 修二見抜かれてんじゃん…ヽ(;▽;)ノ
・この、無理してくれてありがとうあたりの話、角ヶ谷の耳にまで届いているのかはわからないけど、なにか
言葉を交わしたあと項垂れる修二のことを、角ヶ谷はなにを思って見つめてるんだろうか… 仲が悪そうで
よかったとか思ってるのかな…(´▽`;
・無理をしていたわけではないと言えない、空のことを好きになったわけでもない、けど笑ってただろ?
楽しかったよな?と修二が思うのは、
自分は空のことを好きにならないが自分は空から好かれたいってことなのかと思ってさすがにそれは
ちょっとずるくないかい?(´▽`;
と思ったんですけど、けどそうじゃなくてこれって、俺たち仲良くはなれなくても楽しく野球をすることだけは
可能だよな?って思ってるってことなのかなあ…?
・3年生は今日で最後だなって言われてるときの鈴木先輩の横顔、上目遣いなのも相俟ってとっても
かわいい…(´▽`)
・『ホームランっスよ…』
浅羽のこのセリフ、浅羽が試合前に大きな球場だって喜んでたことを思い出しながら読むとすごく切ない…
浅羽、喜んでた自分を悔やんでるんじゃないか、浅羽はなにも悪くないのに罪悪感を感じているんじゃないかと
思えてさ…
けどもしも仮に浅羽がそういう辛い気持ちになってても、それでもちゃんと悲しんで泣いてる先輩を気遣って
慰めの言葉をかけてあげられるんだから浅羽はいい子だよ…(;▽;)
・兼子のみんなともっと野球したかったのイメージ映像、同学年の村松が兼子から遠くて、あと修二もちょっと
距離があるの、これ別に兼子がふたりのことあんまり好きじゃないとかそういうわけじゃないよね??(;▽;)
背の高い兼子と鈴木先輩を絵の中心にした場合、作画のバランス的に、周りに背のあまり高くないキャラを
配置して、最後にそれをふちどるように村松、修二、寺田、と大きいキャラを配置すると見たとき整って見える
から、とかそういう理由だと思いたいわー!!!ヽ(;▽;)ノ
・『俺は空と病院行くんで……』
ここで空が伊藤先輩じゃなくて修二を見てるの、食事に行くという話が出たけど修ちゃんはどうするのかなと
気にしてて、先輩になんて言うか見てたってことかな?
(だとしたら空、修二がこう言ってくれて嬉しかっただろうなあ(´▽`)
・『俺も用事があるので…』
角ヶ谷のこれ、たぶん嘘だよねえ…(´▽`; 修二が行かないなら自分も行かなくていいってことなんだろう。
メンバーも、苦手な浅羽と溝口いるし。
(となると、一年は溝口ひとりだけか… それでも物怖じしないの溝口はほんと心が強い(゜▽゜;
・修二と空、いつの間にかおばあちゃんと合流して車に乗せてもらってるけど、いつの間に…?(´▽`;
(病院に着いた時点でこの病院にいるから迎えにきて、って連絡したんだろうか?)
・えーと、おばあちゃんがいつもそうだったかは調べてみないとわからないけど、試合で一点差まで迫った
ときに、いけるかも、ねっ亜子ちゃん、って名前を呼んだり、
修二が今晩泊まりたいって言ったときに、じゃあ部屋片付けとかないと、ねっ空くん、って名前を呼んだり
するの、なんか好きだなあ(´▽`)
ちゃんと一緒に喜んでますよ、ちゃんと一緒に修二を迎える準備をしようねって、こう、一緒にいてくれる感じが
安心します(´▽`)
・今ごろ気づいたけど空って着古してのびのびになったTシャツを適当に寝巻き代わりにしてるとかじゃなくて
ちゃんとパジャマ着てるんだな… (考えたらあのお母さんがそんなカッコを息子に許すわけないか(´▽`;
・空、話があったんじゃないのかって問いかけるんだからこのあと話が始まるもんだと空自身も思っている
だろうに、なのに空は修二に背中を向けて問いかけてるんですね。
なんでだ。なにか、イヤな、聞くのが辛いことを言われると思ったのかな…?予選もここで終わったしもうお前
とのバッテリーは終わりだ、みたいなことでも言われると思ったのかな?
(バスの中でももう無理はしなくていいんだよ的なことを言ってたしなあ、空)
・空、修二の俺がキャッチャーというセリフがあまりにも思いがけなくてびっくりしたのか、最後のコマで正座に
なってるのかわいいね(´▽`)
(けどそうすると打撲したとこが痛いのか次の8巻ではすぐに足を崩してますけどね(´▽`;
・ところで、私が買った7巻には帯がついていて、
『死力を尽くした先にしか、見えない景色がある――。』
というキャッチコピーが書かれているんですけど、もうこれが本当に、それなー!!!!!ヽ(;▽;)ノ という
感じで大好きなんですよね…(´▽`) あの死闘がなければ、ありヒロもなかった…
これをつけてくださったのが担当さんなのか、はたまた表紙などのデザイナーさんなのかわからないけど、
この言葉をこの巻の帯につけてくださった方、本当にありがとうございました!!!(´▽`)
(19/05/25)
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