■群青にサイレン感想(7巻・過去回想)

2018年末から2019年始にかけてジャンププラスで当時の既刊全巻ぶん無料公開されていた
群青にサイレン。

前々から熱心にオススメしていたフォローさんもいらしたし、じゃあこの機会に読んでみるかと
読んでみたら、

もうむちゃくちゃにはまってしまって紙の本もぜんぶ買ったのでそれらを見ながらもう一度、あらためて
感想を。

(兼鈴なのでそういう目線で見ています)

(空や角ヶ谷の母親や指導陣に優しくないです)

(先行してぷらいべったーにアップしたものと内容はほぼ同じです。ご了承の上、ご覧ください)





・中学三年生の鈴木先輩がヒロヒロ言いながら廊下を走ってくるシーンから始まる兼子と鈴木先輩と守屋の
過去回想。あー、もしもこのとき守屋のすぐ後ろを兼子が歩いてなかったら兼鈴は始まらなかったんだと思うと
ほんと偶然ありがとう…ヽ(;▽;)ノ

(もし、楽しそうに投げてるキラキラしたアキ、を兼子が見ていなかったら、同じ高校に行って一緒に野球部に
入ることはなかったと思うので…

ある意味、春に鈴木先輩が転校してきてから夏休みに入るまでに発生させなきゃいけない期間限定イベント
だよこれ…(´▽`;

・昨日の試合に勝って鈴木先輩の親御さんが息子にグローブ買ってやろうという気にならなかったら兼鈴は
始まらなかったんだと思うと以下略。

というか、そもそも、鈴木先輩が兼子のいる中学に転校してこなかったら兼鈴は始まらなかったね?(゜▽゜;
よく考えたら。
で、鈴木先輩がこの学校に転校してきたのはおそらく高確率で、守屋と一緒に放課後、井綿シニアの
グラウンドに通いやすいとこだったから、という理由だと思うので、

つまり守屋がいないと兼鈴は始まらなかった…?守屋が兼鈴の縁結びの神だった…?(゜□゜;
えっ、だったら拝まなきゃ…

(いや、守屋がいなくても井綿シニアに所属してるってだけで理由としては成立するとは思うんですが、けど
中学三年生というややこしい時期にわざわざ転校するのはたぶん仲のいい相棒がいたからですよね)

・『確か 最近 一中から転校してきた奴だよ 4組だったかな』

兼子の中学時代のツレくん詳しいな。教えてくれてありがとう(´▽`) というかいま気がついたんだけど、
この子がアイツ転校生だよって言ってくれなかったら、兼子、

最近転校してきたばかりだったらじゃあ白山中でヒロといえばこの俺だって知らないのも無理はない俺が
教えてやらにゃあ(゜□゜)

と、のっしのっし鈴木先輩のとこに行かなかったかもしれないな!?(゜▽゜;
わー!マジありがとうなツレくん!!!ヽ(;▽;)ノ

・『守屋!テメェ あだ名変えさせろ!』

兼子、守屋のこと知ってるようなので、一年か二年のとき、もしくは両方とも、同じクラスになったことあるの
かなと思ってる。

・しかし、兼子の、『白山中で「ヒロ」ってったらこの兼子八洋サマなんだよ!』といい、鈴木先輩の、『俺が
小2の頃から「ヒロ」って言えば守屋宙樹なんだもん』といい、なんかどっちも、

そんなこと言われても知らんがな!(゜▽゜;

という理屈なの笑うwww

ところでこれ、先に言った兼子のほうはともかく、言われた先輩は、相手が知らんがな理屈できたから自分も
あえてそういう感じの理屈をぶつけたのか、
それとも自分のほうも本気でこの理屈が通ると思って言ってるのか、どっちなんだろうね?(´▽`;

このときの先輩はまだごりごりの王様だから、自分の理屈は通させる相手の理屈は知らんくらいに思ってる
可能性もあるかな?とか考えたけど、
けど、守屋宙樹なんだもん、のあとに、お前が変えれば?と、挑発的なことを言ってるから、あえて相手と同じ
理屈をぶつけて煽っている可能性のほうが高いかなという気がする。

・ところで、先輩の言う『俺が小2の頃から「ヒロ」といえば守屋宙樹』、これ、私は、小1のころに鈴木くん、
守屋くんから始まって、小2でアキ、ヒロになったんかなと思ってるんですけど、その経過については考えたら
もう嫉妬で体が爆発四散しそうになるのであんまり考えてません。つらすぎて無理ヽ(;▽;)ノ

・あっ、振り返った先輩があんまりイケメンすぎて兼子がびっくりしてるコマ、ここの『イケメン…』という手書き
文字、ツレくんの頭の上に書いてあるから彼のモノローグか呟きだと思ってたけど、

けどアイツは転校生だよって教えてくれたってことはツレくん先輩の顔はたぶん知ってるな?ということはこの
イケメンという所感は兼子のものか(´▽`;

・兼子に混乱すんだよ!って言われて守屋が先に心が狭いって言ってくれたからよかった?けど、もしこれ
言わなかったら先輩、
安心しなよ俺がヒロって呼ぶのは守屋宙樹だけだから俺の声でヒロって聞こえてきてもそれ絶対にお前の
ことじゃないから、とか言ってますます兼子をカッカさせたかもしらん…(´▽`;

・兼子がツレくんの羽交い絞めから解放されたあと、上着の裾のほうひっぱって服装ととのえてるとこなんか
好きです(´▽`)

(なんか仕草が男子っぽいなーと思うのと、あとこういうちょっとしたとこまでちゃんとキャラクターにお芝居
させる描きこみの細かさが)

・車のバッテリーは知ってても野球のバッテリーは知らないとは、兼子ほんとうに野球にぜんぜん興味
ないんだろうなー(´▽`;

・『もし怪我でもさせてみろ いろんな大人に怒られるぞ』

ということが中学生のツレくんにもわかるのにそれでも先輩を使い潰してしまう井綿シニアの監督の無能さな。

・このころから打撃もすげーって言われる守屋すごいな。

・ツレくんの家が守屋と近所だったおかげでいろいろ知れてよかった… ありがとう…ヽ(;▽;)ノ

(けどもしもツレくんがお母さんから、近所の宙樹くんはあんなに立派なのにそれに比べてアンタは、という
文脈で話を聞かされているかもしれないと思ったらちょっと申し訳ないけどね…(´▽`;

・『エリート… 俺がこの世で一番ムカツク人種…』

だ、そうですけど、けど兼子がなんでそう思うのか理由は今のとこ作中でまったく語られていないねえ…

単に、なんかエラそうでキライとかそういう感じなのかな?それとも、今後なにか明らかになったりするの
かなあ?
あと、アキと高校の三年間を一緒に過ごしてみてなんか意識の変化はあったのかなあ?

(それともヒジを悪くしてシニアにいられなくなった時点でアキは兼子の中でムカつくエリートではなくなった?)

・坪井さんに声かける兼子の顔がほんと… あーこういうのがいわゆる鼻の下のばしてるってやつね…(´▽`;
という感じでなんかもう見てていたたまれないwww

(たぶん、このあとのお前なんかアキとつきあう資格ねーよのとこでよりカタルシスを感じさせるためにここでは
あえてデレデレさせているんだと思うけど、けど見るたびに、ちょ、顔ヽ(;▽;)ノ ってなってしまう)

・坪井さんは自分の名字が嫌いだそうだけど坪井さん的に坪井って名字はいけてないってことでいいのかな。

・交際スタートした鈴木先輩と坪井さんがきらめきをふりまいているコマ、ノド側にいるモブ女子ちゃんの顔に
影のトーン貼ってあるのが、先輩たちホントに発光してんのかよ(゜▽゜; という感じで笑ってしまうwww

・鈴木先輩と坪井さんの交際については、互いにほぼ、カワイイ彼女とかイケメンでエースの彼氏がいること
への憧れからだろうなあと思っているのであんまり気にとめてない…
先輩、フェンス越しに守屋を見ていたような目で坪井さんのことを見たことあるとは思えないしノーカウントで
ええわみたいな…(´▽`;

それより、私は鈴木先輩と守屋がそういう仲だったらどうしようと思ったけど、けど守屋とそういう仲になって
おきながら坪井さんとつきあうようなことはさすがに先輩もしないと思うので、逆にほっとしたとこあるんです
よね…(´▽`;

(あーあと、これはちょっとあんまり可能性高くないかと思うけど…

ヒロと野球に集中したいのにたくさん女の子に言い寄られてめんどくさい、坪井くらいハイレベルな美少女を
彼女にしておけばもう誰も寄ってこないだろう、という可能性ももしかしたらあったかなと…

先輩がそこまでするタイプかどうかは微妙なとこだと思うけど…(´▽`;

・けどさあー、小二から中三てほんま… いちばんあちこち変化する時期じゃないですか…(;▽;)

守屋は鈴木先輩の声変わりする前とか知ってるんだぜ?
鈴木先輩のかわいらしさがだんだん美しさに変化していくのを見てんだぜ間近で…!!!ヽ(;▽;)ノ

と、思うとほんと寝込みそうマジで!!!(゜▽゜; 兼子の知らないアキを守屋はたくさん知っていることを
兼子は気にしないだろうけど私は… 私は気になるんだよ…!!!ヽ(;▽;)ノ

・それにしても鈴木先輩、春に(学ランだったからそうだと思う。たぶん学年あがるタイミングで)転校してきて、
夏服に衣替えするころにはもう多くの女子に彼女ができたことを嘆かれるとかほんとモテてますよね…(´▽`;

(だって六月に衣替えするとしたら四月と五月の二ヶ月やんけ。衣替え直後じゃなくても一学期の間だけで
こうなってるんだからなあ…)

・なにもしてないのに、うぉいアキ野郎!!ってバット持った兼子に怒鳴りこまれて白山中の野球部の人たち
かわいそうヽ(;▽;)ノ

・『なら行ってみれば?』

あーこのお言葉がなければ兼子は井綿シニアのグラウンドに行ってキラキラを目撃することはなかったのだと
思うとほんとツレくんには感謝感謝だよ…(;▽;)

というかよく考えたら坪井さんがいなかったら兼子が先輩にうぉい!と思うこともなかったので坪井さんのことも
拝んどかなきゃ…(´▽`;

(そしてさっぱりわからん兼子がひとりで行けるくらいだからやっぱり白山中から井綿シニア専用グラウンドは
それなりに近いとこにあるんだと思う)

・それにしても兼子さあ、なんで投げてる鈴木先輩見て生唾のんだ…(゜▽゜; あと金網に両手の指かけて
へばりついた…ヽ(;▽;)ノ

(それだけ鈴木先輩の投げる姿が素晴らしかったってことなんだろうと思うけど… けど、あんなに毛嫌いして
いたのに、そ、そんなに??そんなによかった??(゜▽゜; って感じでちょっとびっくりする…(´▽`;

(まあそれくらい先輩の投げるところはカッコよかったんだってことなんだろうけど…)

(けど、ここでちゃんと惚れこんでるって描写しておかないと、のちの兼子の、決めた!!に説得力なくなるし
な… こっちが驚くくらい好意的な反応をさせているのもそりゃそうかな…)

・『よぉ 何 見に来てんだよ』

えっ、守屋じゃなく鈴木先輩のほうがきてくれた、こりゃ鈴木先輩も兼子に興味が?と思ったけど位置的に
近いのが鈴木先輩だったからだなこりゃ(´▽`;
しかし先輩も転校してきたばかりの春に廊下でいっぺん絡んできただけの兼子のことよく覚えてたなあ。

・『えっ まさか うちのチームに入りたいの?』

こう言われた兼子が目をそらすのはどうしてなんだろう?図星だったってこと?

うーん、けど、チームに入りたいかどうかはともかく、こうやってキラキラ楽しくなにかに打ちこむのはいいな
とは思ったかな?
けど兼子自身は、それは自分には縁遠い世界だと(なぜかはわからないけど)思っているとか…?

・『体格もいいし運動神経もよさそうだけど』

もー、先輩はすぐそうやって品定めモードに入るんだからー!(゜▽゜;

(そしてそれが正確なんですよね。角ヶ谷の実力も見逃さないし、この人は本当に野球が好きで、いつも、
自分と同じレベルで野球を楽しめる人材を探してるんだと思う)

・『中3からじゃねぇー』 とか言ってバカにしてるけど三年後この人は釘崎のボール打つからな(゜▽゜;

・『…野球なんて 誰がするかよ』

これはほんとに兼子にとって野球が好ましくないものであるということなのか、それとも、アキが熱心に
打ちこんでいるものだから貶めたいのかどっちかな?
後者かな。兼子、嫌うほど野球のこと知らないだろうしな。

・『毎日ブラブラ生きてるよりよっぽどいいと思うけど』

鈴木先輩、投げてないあいだは左手で押さえるくらい右ヒジ痛いんだろうにわざわざ右手をあげてまで金網
ガシャンいわせながらイヤミ言うとかほんと負けず嫌いだな…(;▽;)

しかしここ、鈴木先輩って兼子のことろくに知らないはずなのに、何の夢も目標もなく毎日ブラブラ生きてるより
よっぽどいいと思うけど、って言ってるんですね。

たぶん先輩は兼子のガラの悪そうな見た目だけでそう言ってるんだと思うんですけど、けど言われた兼子と
しては大当たりだったわけで、

(エリートコンプレックスあるしキラキラした目で俺のこと見るなって言ってたし兼子は自分が夢と目標を持って
キラキラしてないことに引け目を感じていたと思うよ)、

このへんも、兼子の中でアキのイメージアップに繋がったんじゃないかなあと思ってる。見透かされた!コイツ
すげえな!(゜□゜) みたいな。

このとき兼子は別にアキに好感を持ってはいないけど、好感のあるなしにかかわらず他人のすごいとこは
すごいと思える子だと思う。

(そしてそういう評価というかアキに対するいいイメージが積もり積もってのちの、どうにか力になってあげたい
みたいな気持ちに結びつくんだろうと思ってる)

・しかしこの兼子がグラウンドにくるところ、先輩なんでそんなに煽るんです?(´▽`;って感じだよなあ…

品定めモードに入るのはわかるんだけど、(9巻の角ヶ谷への態度を見た感じ、先輩、野球が好きだから
上手い子も好きなんだろうなあ、そしてたぶん、自分の周りをそういう子で固めたいんだろうなあ、だから
わざわざ見にくるんだろうなあって思うし)、
野球なんて、って野球のことを悪く言われてカチンときたなら、じゃあさっさと帰れよ、でもよかったと思うん
ですよね。

なのに練習の時間を割いてまでなんか妙に絡むの、このときもう投げるのがかなり辛くて、(なので兼子を
口実に少し休憩したい)、
なおかつ、自分は夢も目標も持っているけどそれが潰えてしまうのでは、という不安が先輩には既にあった、
だから兼子に苛立ちをぶつけてた、みたいなとこもあるのかなあ。

(もし本当に自分のほうが夢と目標に向かって着実に進んでいてなにもない兼子より上だ、と思うのなら、
わざわざ下から睨めつけてまで煽らなくてもいいと思うので…)

(この、わざわざ下からというのが、このとき先輩には、挫折して夢も目標も失って兼子以下になるのでは、
という焦りや卑屈な気持ちがもう既に少しあったからじゃないかなあと思えて)

・『無駄な時間なんじゃねーのか? プロになれるとか思ってんのかよ』

プロになれないなら無駄、毎日ブラブラ生きてるなんて無駄、そういうことを言い合っていたふたりが一緒に
その”無駄”な時間を過ごすことになるんだからなあ… 人生ってわからんわ…(´▽`;

・『ヒロ…』

これ、演出でわざとそうしているのかたまたまそうなったのかはわからないけど、この守屋がそ…と寄ってきた
ときの鈴木先輩の顔がめっちゃかわいくてそりゃ次のコマで兼子もぶすくれるわな(´▽`;

(俺を見る目と守屋見る目でぜんぜん違うじゃねーか!思ったんだろうなあ、たぶん。腹立って、コーチー!!
ガシャンガシャンとやりたくもなるだろう(´▽`;

・『あの人 説教長いから』

えっ、それ兼子も一緒に説教されんの??(゜▽゜;

(フェンスの内と外だし兼子はさっと逃げちゃえばよくない?)

(というか兼子は見てただけなのに寄ってきたのはそっちだし…(´▽`;

・ところでこのページちょっと変わったコマ割りですよね。守屋のそ…のコマだけちょっと強調されてる
というか…

ここ、のちのち兼子が守屋のとこに怒鳴りこむ伏線だから、だからちょっと目立つようにしてあるのかな?
あと、兼子がここに注視している(そして覚えている)感じを出したいとか…

・『守屋ぁー!』

先に兼子に絡んでいったのは鈴木先輩なのに守屋が怒られててかわいそうヽ(;▽;)ノ

(あと兼子いつも守屋見るともりやあ〜!ってなるけど、無意識にこのコーチの怒鳴り声が記憶に残って
いたりするのかも)

・『なんだよ 二人とも馬鹿みてーに …馬鹿みてーにキラキラした目で 俺のこと見んじゃねーよ…』

このへん兼子が今までどんなことを経験してどういう経緯でこう思うようになったのかまったくわからないので
なんとも言えないんですけど、

兼子はキラキラしてる人にコンプレックスがあるようだ、

と、ここではとりあえずそれだけ理解していればいい感じなのかなあ?それにしても兼子、夢とか目標を持って
がんばってキラキラしてる人という存在にかなり思うところがあるみたいだけど、どうしてそうなったんだろう?
そういう人からイヤなことを言われるか、されるかしたの?

(なんとなーく、たぶん先生の中にはそのへんの設定も作ってあるんじゃないかなと思うんですけど、けどもう
兼子は引退しちゃったし、そのへん説明される日はもうこないかなあって感じがするなあ…)

もしくは、とくになにか(イジワルされたとかの)理由があるわけじゃなくて、ただ単に兼子が勝手にエリートに
対して引け目を感じているみたいな、そういう類いのものなんですかね…?(´▽`; あーけどなんか、そういう
気がしてきた…

・兼子の俺のこと見んじゃねーよというモノローグがあるページのいちばん最後のコマ、ガターンて描き文字で
だいぶ隠れてしまっているけど、
9月の目標、と書いてあるようなので兼子が井綿シニアのグラウンドに行ってから夏休みを経て二学期になり
ました。

さて、この間、ふたりは顔を合わせることがあったかな?体育が合同になったりするかな?鈴木先輩は四組
だけど兼子はクラスがわからない、制服のどこかになにかクラスのわかるもの着けてないかな?

と思って確認してみたら、先輩と守屋は学ランの襟に学年のわかる襟章を着けていたけど兼子はそういうの
いっさい着けてないのがわかった(゜▽゜;

すごいなあ、襟章みたいなちょっとしたところにまでちゃんとキャラクター性を反映させてるの(゜□゜)
まじめなふたりはちゃんとしてるし、まじめじゃないのはちゃんとしてない(´▽`;

(なおクラスがわかるようなものは見当たらなかったので、もう兼鈴はこの間とくになにもなかっただろうと
思うことにします(´▽`;

・しかしもし兼鈴が夏休みのあいだとくに顔を合わせていないとすると、兼子は中学最後の夏休みを、

あのアキ野郎は守屋と楽しく野球やってキラキラしてんのかな、エリートじゃない俺と違って…、

などと考えて悶々と過ごしていたんですかねえ。兼子が勉強もしないで遊んだり、だらけたりするたび、
脳裏には夢と目標を持ってスポーツに打ちこんでるアキの姿がちらついて、
その度に、けどそれと比べて自分は、と、落ちこんだりイライラしたりしょんぼりしたりして、楽しいはずの
休みをアキのことで頭をいっぱいにしていたのかと思うともう本当ににこにこしてしまう…!!!(´▽`)

あと、アキに会えないというかアキの姿の見えない時間が、兼子の中のキラキラへの憧れをより大きく育て
たりとか、よりキラキラを美化してしまったところももしかしたらあるかなあという気もする。

夏休みのあいだに大なり小なりそうなってたから、キラキラしなくなったアキに衝撃を受けたし、キラキラを
取り戻させなくてはというモチベに繋がったとこもあるのかなと思ったり。

(しかし今さらながら中三の夏休みに受験勉強してへん兼子やばいな(゜▽゜; 志望校も決めてなかった
みたいだし… どうするつもりだったんだろう…
どこでもいいから入れりゃいいみたいな感じだったんだろうか…?(´▽`;

・本のノド側に近いから最近まで気がつかなかったけど隣りのクラスでなんかガタガタやってる音に今まで
居眠りしてたらしき兼子が目を覚まして、んあ、ってなってるのかわいい(´▽`)

(というか兼子が寝てたみたいだからなんとなく休み時間かと思ってたけど、よく見たらみんな机の上にノート
広げてるから授業中じゃん…(゜▽゜; ほんと勉強しないな兼子…ヽ(;▽;)ノ

・鈴木先輩が机をひっくり返したのは休み時間だと思ってたので、なにか雑談中に気に障るワードが出てきて
暴れたのかと思ってたけど、(先生らしき人がいるのは誰かが呼びに行ったのかと)、
けど授業中なら雑談することもないし、先輩はいったいなにキッカケでこんなにキレたんかな?
寝不足でイライラしてたんかな…?

(けどイライラしててもさすがにそれだけでは机をひっくり返すまでは至らないような… ていうか、寝不足で
イライラして暴れるくらいなら寝ろって感じだし…(´▽`; なんなんだろう…

ちょっとこれは考えてもいい感じの答えが見つからない… うーん… そうだなあ、

同じクラスにもうひとり井綿シニアの子がいて、たまたま守屋と隣同士で、で、落とした消しゴムを拾って
もらうなどしてちょっとにこやかに言葉を交わしているのを見て(机ひっくり返してるとこ見た感じ鈴木先輩
いちばん後ろの席みたいだから見えると思う)、カッとなったとかかな…?

そういうのならしっくりくるかな…(´▽`;

・授業は聞いてないくせに、鈴木暁彦くん!!で、ハッとはっきり目が覚めて廊下に飛び出しちゃう兼子…
お前はほんとあの日見たキラキラで頭がいっぱいなんだから…ヽ(;▽;)ノ

・『なんで追わねーんだ…?』

ほっといてくれって言われたからだよね、たぶん。5巻の鈴木先輩の告白によると先輩は守屋を恨んで酷い
言葉をいっぱい吐いたそうですし、
自分の顔を見てもアキはイヤな気持ちにしかならないかもしれない、ほっといてくれと言われているのに
ほっとかなかったらますます荒れて暴れてしまうかも、と、守屋がその場から動けなくても不思議ではないと
思う。

・『…アキ…』

兼子、今までけっこうぞんざいにアキ野郎とか言ってたのに、ここちょっと迷いが見えるよね。はたして自分が
鈴木暁彦を”アキ”と呼んでいいのか、みたいな。

たぶん、守屋を介さずに一対一で鈴木と向き合おうとするとき、自分が鈴木に対してどういう立ち位置でいれば
いいのか一瞬わからんかったのと、あと無意識に、守屋の立ち位置を自分が侵食してしまうことへの恐れが
あったんかなと思う。

(このとき兼子は、いちばんに鈴木を追うべき人間は守屋では?なのになぜ追わない?みたいなふうに考えて
いるから、積極的に守屋の立ち位置に自分が立ちたいとは思ってなかったと思うんですよね)

・『アキ―――ッ!!』

兼子は先ほど先生の、鈴木暁彦くん、を聞いていたので、このとき兼子には、『鈴木』『暁彦』『アキ』という
選択肢があったと思うんですけど、

けど鈴木でも暁彦でもなくアキを選択したのは、兼子にとって鈴木のイメージが、楽しそうに野球してキラキラ
してる”アキ”、だったからじゃないかなあと思ってる。

なんだかよくわからないけど様子がおかしくてキラキラを失ってしまったような鈴木を、少しでも自分の知ってる
”キラキラしたアキ”というものに繋ぎ止めたくて、兼子の美しいキラキラを失いたくなくて、
そのキラキラの代名詞のような”アキ”が、思わず口をついて出たんだと思う。祈りのようなもの。

あと、鈴木と暁彦とアキなら、アキがいちばん親密度が高い呼び方だから、というのもあるかなあと。
(精神的な意味で)鈴木の近くに行って彼の心の痛みに寄り添ってあげたいという気持ちの現れかなと。

・『茅野も追いかけてあげなよ 彼氏でしょ…?』

あれっ?この坪井さんのお友達の理屈に従うと、じゃあ鈴木先輩を追った兼子は先輩とそういう仲だって
ことです…??(゜▽゜;

・鈴木先輩このあとさっそくばったり倒れて寝ちゃうからあんまり気にしてなかったけど、先輩が走っていった
先が、

屋外に面した地上から高さのある渡り廊下

だと気づいたときはぞっとしたよ… 本当に兼子が追ってくれてよかったよ…(;▽;)

・坪井さんの、鈴木くんピッチャーできなくなっちゃったしのフキダシの下で蹲る先輩、よく見たらうなじとあと、
うなじの生え際?が見えてますね。これは珍しい…

・『ヒロ…?』

ここで、坪井?とか、茅乃?とか言わないあたりもうふたりの関係はお察しだよなあ…(´▽`;

・その、『ヒロ…?』のとこ含む29回本編最初の二ページ、

右半分の、守屋が自分を追ってきてくれたのかと先輩が思っているあいだはわりとシリアスな雰囲気なのに、
そのあとの左半分、
兼子が、イヤ自分はあなたがお求めのヒロじゃないほうのヒロですみたいな顔で気まずそう〜にしてるところ
から急に間がコントっぽくなるのおもしろい演出だなあと思ってる。

このへんたぶん守屋と鈴木、兼子と鈴木の関係性の違いとか差ですよね。守屋とならシリアスになれるけど、
まだそこまで親密ではないし事情も知らない兼子とはそうなりようがないというか、なっちゃったらヘンだからと
いうか。だから、あえて少し間の抜けた感じにしてるのかなあと。

けどほんと左半分はいろんなとこがこう、兼子の場違い感というかふたりの気まずさを助長する作りになって
いるなあと思います。

求められてないのに渡り廊下に出てきてしまったと兼子が察したところに自分たちふたりを他から隔てるドアの
閉まるガチャという音がかぶさるとか、

追ってきたのが兼子だってわかったときのあの先輩のめちゃくちゃ不服そうな顔と、追ってきたのが守屋だと
思ったからきっと美しく振り返ったんだろうなあというキレイな膝立ち姿のギャップとか、

あと、上からのアングルで見せるこのふたりのなんとも言えない微妙な距離感とか(´▽`;

・そういえば、兼子が渡り廊下へと続くドアを開けるところ、兼子、ドアを開けたあと一度ドアノブから手を
離してるんですよね。で、その手はどうしたかというとドアを押さえてる。開けてそのまま外に出たのかと
思ってたけど、少しのあいだ立ち止まってるんですね兼子は。

これ、あの気の強いアキがこんな人気のない場所で身も世もなく泣いてるのを見てびっくりしたのと、あと、
28回の最後のページを見た感じ、兼子も息が上がってて話しかけたくても話しかけられない状態だったから
なのかなあと思うのですが、

けどそうすると、一度、アキが泣いているのを見て外に出るのを躊躇したものの、ちょうど、ヒロ…?と問い
かけられているあたりで兼子は意を決して外に出ちゃったんですか(゜▽゜; という感じになってしまい、
なるほど、このふたりは左ページだけじゃなくもう既にこのあたりからだいぶ気まずいと…(´▽`;

(ああけど、もしかしたら、外に出るのを躊躇ってたけど、ヒロ?と聞かれて自分も一応ヒロだからいいかなと
思って外に出た可能性もあるのか?

さすがに兼子もここでアキの言う”ヒロ”が自分ではなく守屋のことだろうというのはわかってると思ってたけど、
けど、ヒロっていったらこの兼子八洋サマだって一度はアキに主張してるんだし俺をヒロと呼ぶ可能性もあると
兼子が一縷の望みを抱いていてもおかしくはないな。うーんどっちだ(´▽`;

・『…なんで お前が来んだよ…』

もしもふたりがあの井綿シニアのグラウンドでの、コーチー!!ガシャンガシャン以来の再会だとしたら、先輩に
してみればたしかに、なんで?って感じですよね…(´▽`;
ケンカ別れとまではいかなくても、お世辞にも友好的な別れとは言えなかったし。

・しかしこの、先輩の美しく振り返った顔と不服そうな顔のギャップというのはあれだよな、井綿シニアの
グラウンドでも見たヤツだよな…(´▽`;
兼子にはどこまでも不遜で挑発的なのに、守屋には急に甘ったるくなるという…ヽ(;▽;)ノ

渡り廊下に出てきた兼子、最初こそ、ごめん俺お前のヒロじゃない、みたいな、ちょっと申し訳なさそうな顔
してるけど、けど先輩のこの表情の変化を見たら、そりゃ、俺だってヒロだし!って文句のひとつも言いたく
なるよなあ…(´▽`;

(しかしこのとき兼子がもうちょっと冷静で、もし、ごめん俺はお前のヒロじゃないけどお前をほっとけなくて…、
とか正直に言ってたらいったいどうなってたんだろ)

・『あっちいけ お前の顔なんてみたくない』

これさ、ひらがな多めなのがなんとも幼い感じで、少し甘えてるように見えるのがとってもかわいい…(´▽`)

(というか、あっちいけ、って語感がもうさあ… 消えろ、とかじゃないんだよ、あっちいけなんだよ。もうほんと
かわいいヽ(´▽`)ノ

(小さい子どもが駄々こねてるみたいでほんとかわいいよなあ…(´▽`) 群サイ、こういうふうに漢字にするか
ひらがなにするかってとこけっこうこだわって選んでる気がするので好きだな)

・『それともあれか? 俺のこと 笑いにきたのか…?』

このあとわざわざひとコマ使って、兼子のびっくりした顔を描写してるのどうしてだろう?流れ的にすぐ、は?の
とこに行ってもおかしくないのに…
なにも意味のない描写はたぶんしないと思うので(作画コストかかるし)、なにか意味があるんだろうけど…

兼子にとって、美しいキラキラであるはずのアキを笑うなんてまったく考えられない、ということ…?それとも、
心配して追ってきたのに傷つけるために追ってきたみたいに言われたのがショックだった?

けど、もしそうなら、は?とか、はあ?って反応にはならないよね?違う!ってなるよね?
じゃあ、本気で、笑いにきたのか?なんて言われる状況がわからなくて、ぽかんとなってる顔だってことなの
かな…?

それとも、ぽかんとしつつ、なにかアキの身に致命的なよろしくないことが起こった、と感じ取って、ヤバイ!
とか、ショック!って思ってる顔かな… なんか知らんが俺のキラキラが危機だ!みたいな…

(あ、これは感想文だから兼子は今こういう感じのことを考えてるんじゃないかなって言語化してますけど、
兼子自身はあまり自分の思考や感じたことを言語化しないタイプだと思ってます(´▽`; 言葉にはせず認識
してるというか…)

・『夢とか目標とか上から目線で語っておいて!』

あっ、この時点で兼子に対して自分が上から行ってた自覚はあるんですね(゜▽゜; なら、王様の自覚は
ここって可能性もあるかな… あーけどゲーセン寄ってこーぜは無自覚っぽいからまだかな…

・『いいからどっか行けよ!! 俺は!俺の…っ …お…』

ここ鈴木先輩がなにを言おうとしてたのかさっぱり見当つかないんですけどなんだろう?(゜▽゜;

俺の、の次がまた、お、なのは、俺の、がなんかもにょってちゃんと言えてなかったから言い直そうとしてる
もんだとして、俺は!俺の、俺のことで頭がいっぱい、とか?うーんここ本気でわからん…(´▽`;

・フラッとばったり倒れて眠ってしまった鈴木先輩、『…なんか お前の顔みたら ………』って、なんかお前の
顔を見たらなんなの!?なんなの先輩!!!??(゜▽゜;

(保健室の先生は安心したって言ってくれたけど、けど鈴木先輩がこのときどちらかというと険悪なムードの
兼子に対して(たぶん安心に近い感情はあったと思うんだけど、でも)、そんな言葉選びをするとはとてもじゃ
ないけど思えないので…(´▽`; なんだろね、気が抜けた、とか言いたかったのかな?)

(なんかお前の顔見たらもうなにもかもイヤになった、とかではないと思いたいヽ(;▽;)ノ

・『おい! アキ!おい… アキ!!』 このとき叩いたりつねったりしてるんですかね…(´▽`;

・自分と変わらない背丈の男子を背負って前髪が風圧で上にあがっちゃう速度で走るんだから兼子ほんと
フィジカル強いですよ…(゜▽゜;

(そしてその秀でた肉体を高校の最初の二年間は無駄にしてたんだからそりゃ先輩もあの引退の挨拶のとき
なにも言えない)

・『それでいきなり倒れて!』

それで、の前にどういうことを兼子が話したのか気になるな(´▽`; 教室で暴れてたと思ったら渡り廊下まで
飛び出してってとかそういうことかな。
もしそうなら先輩これから保健室を利用するときちょっと恥ずかしいかも…(;▽;)

・『きっと安心したんじゃない?』

この言葉、きっと兼子がその気になるのに少なくない影響があったと思うので保健室の先生ほんとうに
ありがとう(´▽`)

・『ヒロ… 待って… ヒ…ロ……』

兼子と同じアングルで先輩を見ようと単行本をひっくり返したら思いのほかキツく眉根を寄せて涙を流して
いたので驚きました。こんな顔で泣いてる人を見たらそりゃ兼子もほっとけないと思うよなって思う。

ところでこの次のページのいちばん最初の兼子、私はこの兼子の表情をどう解釈したらいいのかずっと考えて
いるんですけどなかなかしっくりくるのが見つからない…

なにとは言えないけど、湿っぽい、情念のようなものだとか、こんなふうに誰かに執着してもらえるのが
羨ましい、とか、
あと、母性に目覚めてしまった可能性もあるな、ぴいぴい泣いてる鳥のひな拾った、みたいな…、

という感じもする… んだけど、どれも、これだ!というところまではいかなくて… まあ兼子自身もなんなのか
よくわかんないんだろうなって思いますけど…(´▽`;

うーん、あと他に、

お前は守屋を呼ぶけれど、けど実際に助けにきたのは俺でアイツはお前のことほったらかしじゃんよ、
どんなに泣いて名前を呼んでもこない守屋がいいのかよ、とか。嫉妬、とまではいかなくてもなんかちょっと
腹立たしく思ってるのかも。
頼まれもしないのによけいなお世話で追ったのは自分だってこと兼子もわかっているだろうけど、それでも
なんかちょっとむっとくるような。

あと、起きているときだけじゃなく夢の中でも泣いて守屋を求めているのにそれでも守屋にきてもらえない
アキはとてもかわいそう(だからどうにかして力になってあげたい、庇護欲のような)という気持ちもあるの
かなあ?

それか逆に、どんなに呼んでも守屋はこないという事実にちょっと後ろ暗い喜びを感じていたり?(けど兼子の
性格的にそれはないかなあ?)

もしくはもっとシンプルに、俺の顔を見て安心して寝るなら守屋より俺のほうがいいんじゃん、とか。

・ツレくんに鈴木野球やめたらしいぜって教えてもらってるときに兼子が飲んでるの、ちょっと字が小さくて
わかりにくいけどココアですよね?
へー、好物がラーメンと焼肉だから甘いものはあんまり好きじゃないんだと思ってた。よかった、これなら
きっと鈴木先輩と一緒にプリン食べたりできるね!(´▽`)

というか先生がツイッターにアップしてる絵の中にパピコ食べてるのあったねそういえば!(゜▽゜; じゃあ
甘いもんまず間違いなくいけるな!よかった!ヽ(´▽`)ノ

・『別のポジション勧められたみたいだけどそれも蹴ったって』

少なくとも、守屋と同じチームで野球をする、ということは諦めなくてもよかったのに、けど鈴木先輩はそれも
手放したんだな。自分が投げてヒロが捕らなきゃ意味ないとは言ってたけどほんとにそうなんだな。

(そのとき守屋はどう思ったんだろう。捨てられた気がしただろうか)

・『ヒジが疲労で酷使で負担で夏休みの試合中に…再起不能?』

ツレくん詳しいな!(゜▽゜;

ということは、たぶんこれ守屋のお母さんも現場を見てたんだろうなあ…(そしてツレくんのお母さんへ)
守屋がわざわざその場にいなかった家族や近所の人にそんな自分にとってもツライ話をする気になるとは
思えないし…

(あとこのツレくんのセリフ、語尾に『?』が付いてるからどこまで本当のことだと思っていいのかわからなかった
けど、39-1回の中に試合中痛みでマウンドに蹲ってしまった回想があるからたぶんぜんぶ信じていいと思う)

・『…そうだけど…』

ここの兼子がまるで自分のことのように青ざめてるのはなんでかな?わからんな、と思ってたけど、

アキにそんなことがあって渡り廊下に飛び出したのだと知っていたら、あのとき、はあ?何言ってんだ
みたいな反応はしなかったのに、とか、

アキが野球しないならもうキラキラは永遠に失われてしまったのか?そんな…、とか、

そういうことを考えたのかなあ…

あとこれツレくんに、だってこんな話ヒロには関係ねーじゃん?と言われて、そうだけど、と答えているので、
兼子は、自分が自分には関係ないはずの話で動揺している、という自覚はあるんですよね。

けど自覚はあっても、なんでアキのことで自分がこんなに動揺するのかはあんまり考えてくれない。もっと
考えてほしい。そして考えてることぜんぶモノローグで言ってほしい…!!!ヽ(;▽;)ノ

(ごめんね兼子の気持ちがわからなさすぎてちょっとくたびれてきたんだ(´▽`;

(描き手がはっきり明記してない部分は読み手に解釈を任せますということだと思うのでそこは受けて
立ちたいんだけど… けど…)

(ううーん… がんばる…(;▽;)

・『たった ヒジくらいで…』

わかる(´▽`; 私もピッチャーがヒジを悪くすることがどういうことなのかイマイチわかっていないので兼子が
こう思う気持ちはよくわかる。

(たとえばこれが車にはねられるなどして”外側から自分の思いもよらない強い力が加わったことによる外傷”
とかならわかるんだけど、

自分の意思でボール投げてるだけなのに再起不能になるほど悪くなっちゃうもんなの?
その前に痛くて投げられなくなるのが先では?

と、不思議に思ってしまうんだよな…

投球一回一回のダメージは大したことなくても、それが積もりに積もれば、いつかその、一回の大したことない
ダメージ、を一度受けただけで完治不可能なほどに壊れてしまうものなんだろうか?)

・『で あたしにも怒鳴ってくるし… だから別れたの』

鈴木先輩、どういう経緯で坪井さん怒鳴っちゃったんだろ… 坪井さんの大丈夫きっとよくなるよ的な気遣いに
なにもわかってないヤツが無責任なこと言うな!!!みたいに返しちゃったのかな…(´▽`;

あるいは、別にイヤミではなく彼女がふつうに尋ねた、いつ治るの?いつまた投げられるようになるの?、に、
うるさい!!!って言っちゃったとかかな…(;▽;)

・『あーゆーのカッコ悪いしサイアクー』

おそらく彼氏の顔とエースという社会的立場にしか興味なかったであろう中学生の女の子に人生を失った
彼氏をちゃんと受け止めて支えてやれというのも酷な話だろうと思うけどこういう言い方はなあ…(´▽`;

けどここで坪井さんが鈴木先輩の悪評を吹聴してくれたおかげでいくらか女子が寄りつかなくなったかなと
思うと兼鈴的にはありがたいのでそういう点では坪井さんに感謝してる(´▽`)

・『あ でも その試合ね 守屋くんがホームラン打ってね』『守屋くんって誰かと――』

ちょ、さすがにそれは守屋もイヤじゃない!?(゜▽゜; 坪井さん少し落ち着こうヽ(;▽;)ノ

ところで彼女の言う”その試合”というのはたぶん先輩がヒジを壊した試合だと思うんですけど、守屋が
ホームランを打ったのはヒジを壊す前なのか後なのかどっちだろ?
坪井さんの口ぶりからするとそれで守屋に興味が湧いたみたいだし後かな?突然のエースの不調にも
めげずチームのためにホームランを打つキャッチャーかっこいいもんな。

けど仮にそうだとした場合、鈴木先輩にとっては(痛みで蹲るくらいだからさすがに投げられなくなったあとは
すぐ病院に行かされたと思うので守屋のホームランを見てるか見てないかはわかんないけど、もし見てたら)
ショックだったかも。
自分がこんなことになってるのに平常心でホームラン打ってる(ように見える)守屋にショックを受けたかも。

(けど守屋は守屋で必死だったと思うよ。アキの抜けた穴を埋めなきゃ!って…(;▽;)

・『お前なんか アキとつきあう資格ねーよ!!』

アキのことを悪く言う坪井さんに激しい怒りを見せる兼子、本当にありがとうございます…ヽ(;▽;)ノ
あんなに坪井さんにデレデレしてたのにこの切り捨て方だもんなあ…(´▽`) アキのこと大事なんだねって
感じでほんとぐっとくるから…(´▽`)

(まあでも兼子が知らないだけで実際は鈴木先輩も坪井さんの扱いけっこうぞんざいだったんじゃないかなと
思うんだけどね(´▽`; あの人ヒロと野球にしか執着してないし…)

・うわー… この、教室にやってきた兼子を見る守屋のイヤそうな目つき…(゜▽゜;

・兼子は守屋を、お前は知っていてお前なら潰れる前に止められただろうとなじるけど、けど守屋だって
そんなこと他人から言われたくないって感じだと思う。
兼子の言うことくらい、守屋自身とっくにわかってただろうと思うから… ここばっかりは心底守屋に同情
するわ…(;▽;)

しかしここ、兼子はめちゃくちゃ守屋を睨みつけているのに、なのにふたりの目線は合っているようで
合っていないのと、
あと守屋の目に光がなくて、まるで生きてる人と死んでる人が向かい合っているみたいになってるの、
ほんと見てて不穏な気持ちになるな…(゜▽゜; 演出が上手い…

・そして言われた守屋は兼子がビク…とこわばるくらいに怖い顔になるんですけど、守屋、きっとこういう顔を
アキには見せてないんだろうなあって思う。

こういう顔して、アキを病院に引きずっていけばよかったんだよ…(;▽;)
そして鈴木先輩も兼子の前ではなく、教室で机を倒す前にせよ倒したあとにせよ、いずれにしても守屋の前で
気絶するように眠ってしまうことができていたなら、ふたりはきっと途切れなかったよ…(;▽;)

守屋と鈴木先輩って、兼子に対しては(兼子が腹の中になにもない正直者だからなのか)正直なんだけど、
お互いにはいいカッコしてしまうというか、
そもそもお互いがお互いの調子のいいときやカッコいいところしか知らなくて、いざ危機に瀕したときどんな
顔して接すればいいのかわかんなかったのかなあって思う。

弱いところを見せられないのではなくて、弱いところを見せるとは?どうすれば?みたいな感じだったんじゃ
ないかなあって。

・『でも 無理矢理にでも連れていくまでは出来なかった』

兼子もよく知らないだろうし私もよくわかりませんが、守屋はプロを目指すレベルの選手として、もしアキが
ここで長期間休養したらこういう面で不利になるとか、もしチームが全国に行けたらこういう面で将来有利に
なるとか、そういうことがわかるぶん、いろいろ考えちゃったんだろうなあ…

おまけにアキ本人は大丈夫だって言ってるし… あと5巻によると監督が鈴木先輩の変化球を頼りにしていて
守屋もその方針に従ってたそうですし…

監督の意向に逆らって、大丈夫だって言い張るアキを無理矢理に病院に引きずっていって休養させるとか、
そんなん中学生の守屋には荷が重過ぎるだろ… 親の仕事だよそれは… 守屋は悪くないよ…(;△;)

・『アキも 投げ続けるのを望んでた―――』

そこを首に縄つけてでも病院に引っぱっていくのがお前の役目じゃねえのかよ!!!という気持ちで
出たのかなと思ってる、兼子のこの手は。

あと兼子はこのとき本気で怒ってたと思うけど、最初に出会ったときになんで殴らせなかったとツレくんに
抗議するくらい喧嘩っ早いにもかかわらずここで殴らないのは、

スポーツ選手が体の一部を損傷するということがどういうことなのか、教室で暴れたり保健室のベッドで
泣いてるアキを見て身にしみてわかったからだろうなと思う。軽はずみに手を出していいものではないと。

・ところで先輩が暴れたあと、カメラは先輩と兼子のほうに行ってしまってあのあと四組の中がどんな感じ
だったかまったく描写がないけど、
やっぱり守屋がごめんなごめんなってみんなに頭下げて率先して机を片付けたのかなあ…

そう思うとほんと守屋しんどい… 学校でも、シニアのチームでも、アキのしたことやアキの抜けた穴を
どうにかしようとひとりがんばっていたのかと思うと…

もう守屋だって鈴木先輩と同じくらいいっぱいいっぱいだったと思うよ… 守屋は故障こそしてないけど
長年の相棒を失ったことにダメージを受けてないはずないもん… よくがんばったよ…(;△;)

・『その日から』

教室で暴れ倒して渡り廊下でばったり寝て保健室に担ぎこまれたその日の放課後に兼子ゲーセン寄って
こーぜってもしかしなくても鈴木先輩めっちゃメンタル図太いな!?(゜▽゜;

ここ、初めて読んだときは勝手になんとなくニ、三日あとの話かと思ってたけどあとから紙の本よくよく見たら
その日のうちでびっくりしたわ(´▽`;

(ところで先輩はたぶんこの日いちにちベッドで寝てたんだと思うけど、荷物どうしたんだろうね?

誰かが、今日はもうさすがに気まずいだろうし体調もよくないだろうから教室には戻らずにそのまま帰るだろうと
思って保健室まで持ってきてくれたか、それとも先輩がさっと教室に行って黙って持って出てきたか。

後者のほうが気分がくさくさしてそのくさくさした気分のまま兼子のところにゲーセン寄ろうってやってくる気に
なるかなあと思うのですが、

守屋くんが荷物持ってきてくれたよって保健室の先生から言われてもそれはそれで気分がくさくさするかなと
思うのでどっちでもいいかな)

・『兼子! ゲーセン寄ってこーぜ』

よくよく確認してみたら、先輩って回想の最初からここまでずっと兼子のことはお前呼ばわりなので、たぶん
ここで初めて兼子のことを兼子って名前で呼んだんですけど、
(守屋も言ってたけどクラスが別で接点もほぼないし、描写がないだけで一度や二度は兼子って呼んでた、
みたいなことはまずないと思う)、

最初がこれって…ヽ(;▽;)ノ 先輩ほんとずうずうしいwww

(まあ、別に友だちでもなんでもないのに親切にゲーセンに付き合ってくれる兼子にヘッタクソ言うくらい
だしなあ(´▽`;

・『…いつ仲良くなったん?』

ツレくんが不思議に思うのも無理ないよね。友だちでもなんでもない相手と遊びに行くってふつうしないし。
けど兼子はなんか今コイツには自分が要るんだとわかるからすごいよね…(゜▽゜;
ふつうなら、倒れたところを運んでやって礼もなく(と思われる)、そのうえ子分みたいな扱いしやがってと
嫌われてもおかしくないとこだ(´▽`;

(というか兼子は、俺がコイツの無礼な振る舞いを咎めて嫌ったらコイツますますヤバイほうに行っちまうなと
感じたんですかね。だから断らずにつるんで自分の目の届くところに置いてた)

・『ヘッタクソ!』

鈴木先輩ってあんまりゲームとかに興味なさそうに私には見えたので、これもふたりがしてるのを見てた
だけかと最初は思ってたんですけど、
けどよく見たらモニタに『WIN』と表示されてるみたいだから先輩がプレイして勝って言ってるみたいですね。
(そうだな、顔のトーン見た感じ光源はこの斜め下のモニタだしな)

ゲーセンの格ゲー上手いのか。すごいな(゜▽゜) だからゲーセンに来たかったのかな?
(単に、いかにも不良の行きそうなところだから、ってだけかと思ってた)

ところで、兼子が3巻の練習試合のところで自分たちの九人の先輩のこと、ヘッタクソって言ってますけど、
その兼子のヘッタクソはこのときの鈴木先輩のヘッタクソがなんとなく兼子の中に残っててそれで…、とか
だったら私が嬉しいからそうであってほしい(´▽`)

・『お前ら吸わねーの?タバコとか』

これ… 本人はせいいっぱいグレてるつもりなんだろうなあと思うと微笑ましい…(´▽`)

ところでもしもほんとにふたりがタバコ吸ってたら、多少なりともニオイでわかると思うんだよね… そのへん
気づかないあたり先輩もまだまだウブでかわいいなあと思う(´▽`)

(そんで兼子はそういうところも感じ取っていそうな気がする。
なにも知らないヤツがなにも知らずよくわからないまま悪いことをしようとするのは危ない、と。

だいたいアホなだけで悪いわけではない自分たちをほんまもんの不良だと思って近づいてくるあたりアキは
アキが自分で思っているよりずっとアホ、くらいは感じ取っていそう)

・『――アキは吸うのかよ』

この最初の『――』部分、ツレくんちょっと引いてるか警戒してるっぽいよなあ(´▽`; 野球できなくなって
ほんとにグレたのか?いやいや俺らそこまでちゃうで、みたいな。

ところで前は鈴木って言ってたのにつるむようになって(まず兼子がそう呼んでたってこともあるだろうけど)
さっそくアキ呼びになってるのツレくんもなかなかフレンドリーでええ子やね(´▽`)

・『俺らアホなだけで別に悪くはねーからさあ』

鈴木先輩、ほんとアホなだけで悪くないふたりのとこにきてくれてよかったよ…(;▽;) 先輩自身としては
わりと本気でグレたかったみたいだし、本当に喫煙するような人のとこにうっかり行かなくてよかった(´▽`;

ところで先輩、お酒には興味なかったのかな。まああれも過ぎると吐いたり倒れるかもしれないし、兼子の
前では一度こてんと寝てしまっているから、あんなふうにまた倒れるのもカッコ悪いと思ったのかな(´▽`;

あと、女子と遊びまくるとかそういう方向にも行かなくて本当によかったよ(;▽;) 先輩は顔がいいから、
そういうことやろうと思えばやれそうだしさ…(´▽`; 本当にそういう発想にならなくてよかった… 兼子のとこ
きてくれてよかった…ヽ(;▽;)ノ
(たぶん、もともとあんまり興味ないんだろうな。坪井さんにも執着してないし)

というか坪井さんのとこでもちょっと書いたけど、学校の女子はだいぶ鈴木くんに対して引いちゃったとこある
だろうと思ってる。教室で暴れたのも怖かっただろうし、坪井さんを怒鳴ったというのも怖いだろうし。

あと、今なら傷心の鈴木くんにつけこめたかもしれないけど、坪井さんレベルの高嶺の花ですら怒鳴りつけ
られるのに自分なんてとてもとても、という意味でも諦めて引いちゃった子が多そうだなあと(´▽`;

(実際、ふたりが交際し始めたとき、みんな諦めてたしね)

(あー、坪井さんは兼子のお前なんかというセリフを引き出してくれるし、結果的に先輩の虫除けになって
くれた(と思う)から本当いい仕事をしてくれた… ありがとう…(´▽`)

・カラオケ行くのを渋る先輩に、『なんだ?歌 下手か アキ』と言う兼子だけど、カラオケに行きたくないのは
歌が下手だから、と考えるということは、
じゃあ兼子がカラオケに行きたいのは歌が上手いから?だとしたらかっこいいんですけど!(゜▽゜)

けど、ゲーセンではアキにいいとこ持ってかれてしまったからアキの不得意分野を探そうとしてゲーセン以外の
ことを提案した可能性もある(´▽`;

けど兼子は基本的に他人に対してあまり意地の悪い考え方をしないと思うので、やっぱり兼子は歌に自信が
あって行くと楽しいからああいう提案をしたのかも(´▽`)

・『いや… 歌とか あんま聴いてこなかったってゆーか……』

へえ、アスリートが競技の前にお気に入りの音楽を聞いてモチベを上げるとかわりとよくあることかと思ってた
けど先輩は違うんだー、と思って気づいた、たぶんそのへんのケアは守屋がやってたんだろうなあ…(´▽`;

(だから音楽を聞く必要もなかったんだと思う…(;▽;)

・歌はあまり聴いてなかったと先輩に言われて『……』と、無言になる兼子、
ここはたぶん、音楽を楽しむ時間も惜しいほどアキはひたすら野球に打ちこんでいたのだし、それを失うのは
さぞ苦しかろうと感じているんだろうと思ってる。

・ところで兼子のツレくんに、ゲーセンばっかじゃ金が持たないって言われて思ったんだけど、先輩って親から
もらった小遣いほとんど使わずに貯めてそうだよね… もらっても、練習で使う時間なかっただろうし…

(練習帰りの買い食いもあんまりしてなさそうな気がする。プロを目指してたんだし、そのへんで売ってるもので
適当に済ます、とかしなさそう 。さっさと帰ってちゃんとした食事とってそう)

・『ボウリング…は さすがにちょっと…』

別に仲が良くもない、むしろ仲が悪い兼子をゲーセンに誘うときはあんなに平然としてるのに、ヒジのせいで
ボウリングを断るときはこんなにもにょもにょするあたり、先輩にとってヒジを悪くしたことはあまり触れられたく
ないしんどいことなんだろうなあと窺い知れて辛い。

・それに対して、『そっか… わりぃな』って、こっちのほうこそ気がつかなくて悪かった、みたいなこと言う
ツレくんほんまええ子やで…(;▽;)

・先輩に大抵のゲーム機は揃ってるって言われて『マジで!?』ってなってるふたり、よく見たらすごい
前のめりでえらい食いつきっぷりだったwww かわいい(´▽`)

・なんでもっと早く言わないんだって言われて先輩はゲーム機はぜんぶ親父のだからって返すけど、兼子たち
みたいなタイプを家に招き入れたとき親がなんて言うか、って心配もあったんじゃないかなあって気もしてる…

(あの、マジメが服着て歩いてるような守屋からいきなり兼子だもんなあ… 飛躍するにもほどがある…(´▽`;

・『いつもなんなの?あの子達…』

初対面(?)の息子の友だちに、いきなり、なんなの?はさすがに失礼では…(´▽`; と思うんだけど、まあ
兼子たちもうるさいしなあ… なんなのって言いたくなる気持ちもわからなくはない…

けどやっぱり、兼子たち本人の前で言うことではないよなあ、いくら気に入らなくても。しかしこのお母さんと
兼子は焼肉屋でまず間違いなく遭遇するんですけどほんとそのときどういう話をしたんだろう…(゜▽゜;

(あー、事前に鈴木先輩の口から、兼子ってあのときのアイツだけど今は野球部で立派にキャプテンやってる
から、くらいは言っておいてほしいーヽ(;▽;)ノ

・『昨日はごめん うちの親マジメでさ』

ということはあのあとすぐ兼子たちは帰ったのかねえ…(´▽`; あと、別にマジメじゃなくてもあのやかましさは
文句のひとつも言いたくなると思う…

(なんなのって言い方はよくないなと思うけど、うちの中で遊ぶならもっと静かにしてほしいくらいは言ってもバチ
当たらんと思うよ…(;▽;)

・ところで兼子たちがゲームやってたところは先輩の家の居間だと思うんですけど、

(さすがに中三の息子の部屋に置くにしてはソファが立派すぎると思うので… あと、自室にお母さんがこんな
気楽にほいほい入ってきたらさすがにイヤだし(´▽`;

兼子って先輩の自室に入れてもらったことあるのかなあ…

・『まぁ 毎日じゃな』 ツレくんほんま気遣いのできるええ子やで…(;▽;)

・野球をやっている小学生の集団とすれ違うところ、思い出という藻に囚われてもう二度と戻れないあの場所
という海に沈んで動けないアキの手を強く引くから兼子八洋はさー…!!!ヽ(;▽;)ノ

(もうほんとこのシーン大好き…!!!(;▽;)

(あと兼子のこういうカンの鋭さ、本当に信頼できる…(´▽`)

(それと、小学生たちの昨日カーブ投げれた、嘘つけ、のとこの鈴木先輩のアップ、ここわざわざ黒枠で
囲ってあるの、この人はいま完全に彼岸の人です、って感じで視覚的に私はすごいドキッとした…(゜▽゜;
兼子がすぐに駆け寄ってこっち側に連れ戻してくれてよかった…(;▽;) 本当この兼子大好き…)

・ところで先輩の手を引いたはいいけどこのままだと歩けないので(同じ方向に歩いていこうとするとふたりの
体がぶつかっちゃう)、兼子はこの手をすぐ離したと思うんですけど、

けど、そのままもう手を取らなかったのか、それとも兼子が自分の左手で先輩の右手をもう一度取ったのか、
気になるなあ…
取っててくれたほうが嬉しいから取っててくれ…ヽ(;▽;)ノ ツレくんと合流するまでの間だけでいいから…

(そして先輩にはそのとき胸に、僅かにあたたかい明かりが灯ったような気分になっていてほしい…(;▽;)

(けど、同じ高校に行くから勉強教えてくれよのとこを見た感じ兼子は先輩の右腕に触れないようにしてる
ようだから、手を取るかはちょっと微妙かなあ…(´▽`;

立ち止まって右手を取って、ごく軽く、促すように引く、くらいかなあ。しても。そして先輩が歩き出したら、
うっかり強く引いてしまったりしないように手を離す)

・『守屋とは 口も利かなければ目も合わせていないらしい』

学校では無視してるのに毎日グラウンドに行ってはあんな怨念に満ち満ちた目で守屋を見つめているのかと
思ったらよく考えなくても怖すぎるからほんと兼子が行ってくれてよかった(゜▽゜;

・『兼子!』

守屋もすぐ近くにいる廊下で守屋は無視して兼子の名を呼ぶ、このシーン見てはっと気づいたんですけど、
まさか、先輩が兼子と遊ぶのって守屋への当てつけではないよね?(゜▽゜;

ヒロが俺を取り戻しにきてくれないなら俺は兼子と仲良くするもん、もうヒロなんて知らないもんチラッチラッ、
とかそういう意味ではないよね…???ヽ(;▽;)ノ

(もしも守屋に対して兼子との仲を見せつけたいならもっと兼子とべったりしてツレくんから最近付き合い
悪くね?とか言われることもないと思うので違うと思いたいけど…(´▽`;

・『今日はアキん家行っていいか?』

ここの下からのアオリの兼子の顔、すっごいセクシーでかっこいいよねえ…(´▽`) 好き…

・『ごめんちょっと用事がね じゃあまた明日!』

こんなふうに言われたら、

アキはもともとエリートで自分たちとは住む世界が違ってた、俺たちみたいなアイツにとっては珍しいタイプの
人間と遊んでみて気分転換もできたし、
もう立ち直って新しいことを始めようとしているのかも、用事とはそういうことかも、ならよかった、もうこちらから
あまりかまわないでおこう、

と思ってもおかしくないのにそれでも嫌な予感がして駆けつけてくれるから兼子ってヤツはさー!ヽ(;▽;)ノ

(たぶん兼子は、あの渡り廊下で泣きながらあけすけに自分をなじった正直さがなくなったなって感じ
取ったのかなと思ってる。

あと、なんかアキが自分に対して閉じてしまった、そして、守屋にやるのと同じようなええカッコを俺にも
しだしたぞ、みたいなことも)

・『……… なんだか』 このアキの後ろ姿だけでピンときちゃうんだから兼子って天才か…?(゜□゜;

・『嫌な予感がした』

嫌な予感というのは、具体的になにかイヤな状況(たとえばアキが守屋と修羅場になるとか)が思い浮かんだ
のかな?
それとも、ただイヤな感じがしただけかな?兼子のことだから、とくにこれだってことがなくても、予感だけで
行ってくれそうな気もするけど…

・鈴木先輩が金網に指をかけて守屋を見てるとこ、初めて見たのがウェブで見開きがキレイに見えたという
こともあって本当に背筋がぞっとしましたね…(゜▽゜; 血の気がざっと引いていくみたいな… 怖かった…

・先輩はきっと、兼子と遊んでても満たされないからこうしてグラウンドに通うようになって、兼子は先輩から、
お前と遊んでても楽しくない、と言われたようなもんなのに、それでも一緒に野球部入ろうぜって言えるから
ほんと兼子…!!!(;▽;)

・『――見てるだけだぜ』

これは本当にとくに目的もなく見てるだけだと思う。
チームに嫌がらせしたいわけでもなく、守屋になにかしてもらいたいわけでもなく、フェンスの向こう側に
戻れるとも思っていない、ただ未練がありすぎてどこにも行けない。地縛霊みたいになってるというか。

・守屋の、『俺たちにはまだ試合が残ってる』から始まる一連のやりとり、

そういえばこのときふたりはほとんど身長差がないはずだし(実際、先輩がフェンスに取り縋ったときの顔の
高さはほぼ同じ)、守屋がなにか台に乗っているようでもないのになんでこんなに顔の位置が違うんだ?
ふきだしの位置を揃えればいいだけでは?
と思ったんだけど、これはふたりの噛み合ってなさ、ちぐはぐさの表現なのかな。

(同じような構図に以前兼子が井綿シニアのグラウンドにきたときの無駄な時間なんじゃねーのかのとこが
あるけど、あそこはちゃんとふたりの目線を合わせてあるんだよね。

だからこの守屋と先輩は意図的に位置をずらしているんだと思う。となると、あのときの先輩と兼子よりも
ここでの先輩と守屋はずれているし、よろしくない状態なんだってことなんだろうなあ… そもそもここ先輩、
目が合うとか合わない以前に目が描かれてすらいないし)

・ところで守屋は俺たちにはまだ試合が残ってるって言うけど、これって全国に行けたってこと?それとも別の
大会なのかな?

・『少し休養すればまた投げられるって思ってた!』

じゃあ、あの試合で投げられなくなったときはまだそこまで深刻に考えてなかったってことだよなあ…

痛みで試合を続けられなくなったけど、けど休めばよくなるだろうと思ってて、けどいつまでも治らなくて、
これ、もしかしてもう治らないのか?もう二度と投げられないのか?

と思ったら不安で眠れなくなって、そしていよいよ治らないことが決定的になったとき、教室でキレて
しまったのかな…

・鈴木先輩が、ヒロの相棒は俺だろ!?とフェンスにガシャンと取り縋ったとき、もしも守屋が本当にアキの
こと、困るとか迷惑だとかもうくるなとか思ってたら、たぶんこのとき守屋は思わず後ろに一歩ひいちゃうんじゃ
ないかと思うんですよね。

けど守屋は逆に寄って行くの… これめっちゃ切ないよ… ほんとう、別れたくて別れたんじゃない、生木を
引き裂くような別れだものね… つらい…

(一方の兼子、たぶん先輩の右後方から先輩がフェンスにガシャンするとこ見てたと思うんですけど、兼子は
そういうアキを見てどう思ったんだろ?まああまりなにも考えてはいないんだろうと思うけど…
(だからこそ、二度とここには〜、という真実だけど残酷なセリフも言えるのだろうし)おそらく、アキが怨霊化
しててヤバイ早くなんとかしねーと、くらいかなあ)

・しかしさあ、相棒は俺だろ!?なぁ!って言われても、そうだよって返事できないの守屋もだけどはたで
見てた兼子もわかってただろうからもう… しんどすぎるよな…

・『ヒ……』

ああ、兼子に引き剥がされる瞬間のこの先輩の顔、めっちゃかわいいのに兼子は見てないのツライ(;▽;)
(いや、体勢的に無理なのはわかってるんだけどそれでもとっても残念で(´▽`;

あと兼子の、先輩のおなかのとこにまわした左手の小指が優しいよね。力を入れてないし、だからおなかにも
食いこんでない。こんな状況でもちゃんと気を遣ってくれてるんだよね。優しい。

その代わりリュックの肩紐は容赦なく掴んでそうだけど(´▽`; けどじかに体に触れてる手は優しい。
次のコマでも指のカーブが柔らかい…(;▽;)

・『もう 二度とここには来させねーから』

守屋がアキに、アキも前に進んでいかないと、となんかもにょもにょと歯切れの悪いことしか言えない以上、
いつかは誰かが、
もうお前は二度とあのフェンスの向こう側に行くことはないのだと言わなきゃいけなかったんでしょうけど、
これ本当にめちゃくちゃ切ないよ…(;△;)

あと、このあと守屋がどんな顔して、どんな気持ちで練習に戻ったのかと思うと胃が痛い…

守屋、このときもキャプテンなのかわからないけど、キャッチャーなんだからチームの中心的な人物では
あるのだろうし、
長年の相棒、将来を誓い合った相棒とこんな別れ方をして、それでもチームメイトを導き支えながら練習
しなきゃいけなかったのか、まだ、中学三年生なのに…、と思うと本当にとても… とてもしんどい…

・そういえばこの、二度と〜のときの兼子の顔とそこから上の部分の金網は描かれてないの、単に
作画コストを減らしたいというだけかと思ってたけど、ちょっと後光が射してるような感じにしたかった
みたいな意図もあるのかな?

ここで描かれてる状況はだいぶ悲劇的な状況ではあるけれど、まったく光がないわけではないというか…
このときの兼子は守屋にとっての光明であり、救いであったって暗喩なのかなというか… どうだろう?

(兼子にアキを連れて行かれたあとの守屋の顔が、そこまで焦ってないというか子どもを誘拐された親
みたいな顔になってないのちょっと気になってたんですけど、もしも守屋がこのとき、

よかった兼子が自分には言えなかったことを言ってくれた、きっと兼子はアキのこと考えてくれてる、
だからきっと悪いことにはなるまい、

と、思ったのだとしたらそこまで心配そうな顔をしてないのもまあ納得できるので…)

・ところで守屋が釘崎にした、俺がいるだろ、は、たぶんこのときの兼子の影響かなあって思ってる。
相手の意思は尊重したいけど力尽くでというのも時には必要なんだって守屋はこのとき学んだんだと思う。

・フェンスから引き剥がされたあとの鈴木先輩がどれくらい抵抗したかはわかんないけど、あまり体格の
違わない男子を羽交い絞めにして移動させるっていうのはそうとう労力がいったと思う…
兼子お疲れ様でした…(´▽`;

・『続ければ?野球』

もし、先輩の周りの人間が全員、野球より楽しいことがきっとあるから(だから野球はもういいよね)みたいな
ことを言っていたとしたら、

(先輩は他のポジションを勧められてもそれを蹴ったので、それを知ってる人は、じゃあもうこの子は野球を
やめるんだって思ってもおかしくないですし)、

兼子がこうして自分の未練タラタラさを汲み取ってこう言ってくれたこと、悪い気はしなかったんじゃないか
なあって思う。

・『…やだね』 これ、守屋と電話したときにも言ってましたよね(´▽`; 先輩の口癖なのかな。

・ところで兼子、同じ学校に行って一緒に野球部に入ろうって寄り添い方はするのに、丸まって泣いてる人の
隣りで肩を抱いたりとか背中をさすったりとか、そういう寄り添い方はせんのだな(´▽`;

(ベンチの端と端のほうに座ってるし、このあと、決めた!!とかすごいプロポーズじみたこと言うわりには
この辺りだいぶ距離があるよねえ。素っ気ないというか…

けどここから、決めた!!と距離が縮まるんだよね… なんで… ヒロと一緒じゃなきゃって言われて、
アキには”ヒロ”が必要だって思ったからか…?)

・『俺が投げてヒロが捕って それ以外考えられない ヒロと一緒でなきゃ……』

そんなこと言われても兼子だって困る…(;▽;) というか兼子にはどうにもできない… 兼子は守屋じゃない
から… 先輩も兼子に言ってもどうしようもないことをわかっててそれでもぐちぐち言ってるんでしょうけど…

しかし兼子は、こういうことを言われても、そんなこと言われてももうどうしようもないじゃんとか言わないで
黙って聞いてるの本当にえらいよな…(;▽;)

・『俺だって 「ヒロ」なんですけどね……』

どうして… そうなる…(゜▽゜;

(いやこれ本気でわかんなくて(´▽`; さすがに兼子もここで先輩の言う”ヒロ”が守屋のことだってことくらい
わかると思うんですけど。いったい兼子はなにを思ってこんなことを考えているのかヽ(;▽;)ノ

自分だってヒロなんだから俺と野球したいって言えばいいじゃんとかそういう?えっけど兼子、キャッチャー
できないじゃん…???(゜▽゜; できるって思ってるの…???

あーけど兼子のことだしとくに意味(というか含み)もなく考えてる可能性もある…(´▽`; わからん…)

・『その怨念』

これ本当に初めて読んだとき感動したんですけど、兼子は、人様の尋常じゃない執着、を、ちゃんと、人様の
尋常じゃない執着、としか認識しないからえらいなあって…(;▽;)

(言葉としては怨念って言ってますけど、まああれは怨念だと思うし怨念を怨念だと正確に認識している)

アキが守屋に執着するのを、ヘンだとか気持ち悪いとかそんなに執着するのはおかしいとか、そういうこと
言わなかった。これはもう本当に感動したんですよね。兼子っていいヤツだなあって…(;▽;)

・『あんな風に キラキラした目には戻らなかった』

ただそれだけで同じ学校に入って野球やろうって言えるんだからほんと兼子ってヤツはさー!!!ヽ(;▽;)ノ

(ところでここ、モノローグなんですよね、兼子の。

だから先輩は、ゲームやってもマンガ読んでもさぁ、のあと、いきなり、決めた!!って決意を聞かされるわけ
なんですけど、

もしも、もしもここで、兼子がモノローグの部分も言葉にしていて、野球をしていたアキはとてもキラキラして
いたからそれを取り戻させたくて俺はアキと一緒に野球をやろうと決めました、

ということを先輩が知ったら、先輩はいったい、どんな顔したんだろうー???(゜▽゜;

・さて、決めた!!の前にひとコマ兼子のアップの間があって、で、このときの兼子はなにか考えている
ようだけどなにを考えていたんだろう?

もし、じゃあ俺がアキの気の済むまでヒロの代わりをしてやろう俺だってヒロだし、だったらもう切なすぎて
心臓に穴あきそうなんですけど…!!!ヽ(;▽;)ノ

・『決めた!! 俺 お前と同じ高校に入る! んで一緒に野球部入ろーぜ!!』

ここ、左上の木の枝の間からぱっと光が射しているのがもうー!気づいたとき、演出が上手いー!(゜▽゜)
ってなった。めっちゃなった(´▽`) そうだよね、ここは停滞していた鈴木先輩に光が射すところだもんね!

あと兼子のほうから見ても、このとき先輩の顔に光が射して明るく見えてると思うので、光が射したのは
たまたま偶然だけど、けど兼子としてもなんか嬉しいシーンだったんじゃないかなあと思う。

おお、なんかドラマみてえ!(゜□゜) 言ってよかった!(゜▽゜)

みたいな。兼子の中でもきっとステキな思い出になっているだろうと思いたい…(´▽`)

・しかしこれ、兼子に夢も目標もなかったから言えたんだよねえ… 先輩、井綿シニアのグラウンドで兼子に
夢も目標もないのバカにしてたけど、それ、いつかちゃんと謝ったほうがいいんじゃないですかね… 兼子と
結婚する直前とかに…(´▽`)

・『いや――っ 俺にも夢と目標が出来たぜ!』

夢も目標もないとバカにされたこと、今までずっと気にしてて、そして夢と目標ができたらこんなに喜ぶとか
兼子なんていじらしいの… かわいい…(;▽;)
というか、お前に笑顔を取り戻させたいから同じ学校に行って一緒に部活やろうってなんなのプロポーズ
なの…???(゜▽゜;

・先輩から志望校は県立玄石高校だと告げられたときの兼子のアタマから出てる物体なにwwwww

・『一緒に野球したいんだろ? なら頑張れ』

ページで言えばたった四ページ前、劇中の時間にしたらだいたい一時間か長くても二時間くらい前?には
半狂乱で泣いてフェンスに取り縋ってた人をこんなふうに、くすっとさせてしまうんだから兼子はすごいよな。

(そりゃ、言われたことがあまりに突飛で先輩ももう笑うしかなかったのかもしれないけど、それでもすごい
ことだと思うよ(´▽`)

・だって入試まであと半年ねーじゃんの兼子のふきだし、枠がぐにゃぐにゃ線になってるからたぶんこのあたり
だいぶ泣き言めいているんだろうなあ(´▽`;

・しかし先輩の『なら頑張れ』のときの顔、先輩が兼子に対してこんなふうに笑うの初めてだと思うんですけど
(遊んでたときも笑うのは笑ってたけどやっぱり心からのってわけじゃないだろうし)、
けど兼子は先ほど告げられた玄石なんて進学校、俺どうすりゃいいんだよ!ってことで頭いっぱいでわかって
なさそうなとこ兼子マジ兼子って思いますわ…(;▽;)

(兼子、アキの危機に対してはアンテナ感度めっちゃ高いけど、今たぶん兼子に対してアキから矢印が出て
いますよみたいなとこではなんかイマイチだよなあ…(;▽;)

(私の記憶違いで敏感に感じ取ってるとこあったら申し訳ないんだけど、なかった気がするので…(´▽`;

・『いい問題集教えてやるからさ』

これは本当にいい問題集を教えただけだと私は思っています(´▽`; 兼子に一緒に野球部入ろうぜって
言われたこと、悪い気はしなかったと思うけど、けどこの時点で先輩にそこまで兼子の面倒を見る義理は
ないと思うので…

(けど、兼子のほうから休み時間になるたびにその問題集と一緒に、

アキー!ここがわかんねえんだよー!(;△;)

と言って先輩のクラスにきては先輩を外に連れ出していくの、先輩は先輩で守屋と同じ教室にいるの息が
詰まるし、俺は兼子の面倒見ませんというスタンスをとりながらも兼子の訪問を嬉しく思っていたりとか、
そういう状況だったりしてくれると、私が嬉しいよ!(´▽`)

・それにしても、先輩、一緒に野球部に入ろうって言われた瞬間こそ面食らったものの、けど野球部のレベルは
いい感じに弱小だぜ、のあたりではもうすっかり冷静さを取り戻してますよね…(´▽`;
野球をちらつかされたとたんこれだもんな… 意外とちょろいというか、先輩やっぱり野球が好きなんだろうな…

・『……奇跡だよな』

兼子の学力で玄石に受かったのもだいぶ奇跡だと思うけど、そもそも修二が角ヶ谷と空を引き連れて玄高
野球部に入ってくれなかったら修二の父になんらかの思い入れがある様子の監督がやる気を出すことも
なかっただろうし、
角ヶ谷のプロみたいな技術や空の制球力がなければ丈陽と当たるまで勝ち進むことも難しかったと思うので
その辺りについてもだいぶ、偶然に偶然が重なった結果だよなあって思う。
修二の不幸の上にこの兼子と鈴木先輩の幸せな結末があるのかと思うと申し訳ないけど… (だからもう、
修二ぜったいに幸せになってねっていつも祈ってる…(;▽;)

・『アキ お前さ 試合終了の挨拶の時釘崎に何か話しかけてたろ』

ここずっと、兼子がなんで突然こんなことを言い出したのかわからなくて、最初は、守屋を甲子園に連れてって
やってくれからのありヒロに至るための作劇上の都合なのかなと思ってたんですが、

けどあれこれ考えてここは、アキがずっとリハビリしてたってことは守屋の元に帰りたいのか?じゃあ釘崎には
俺に守屋を返せとか言ってたのか?って兼子が考えて、
で、鈴木先輩の、丈陽と対戦して、ってセリフでそのことを思い出して確認しようとしたんだと思ってます。

そう考えると、次のページの兼子のなにやら驚いたふうの横顔の説明もつくので…
アキは守屋の元に帰りたいのかと思ったけど、違うの?もう守屋いらないの?って驚きなのだろうと。

(あともうひとつ、先輩と釘崎が握手してるところでなんか兼子が怒ってるようなのにも説明がつくんですよね。
アキはリハビリして守屋ともう一度バッテリーを組むつもりなんだからもうお前の出る幕はねえんだよ!だと
思えば)

・ところで先輩としては、たぶん、もう一度マウンドにも上がれたってところでこのあとありヒロに行く予定
だったんだろうと思うけど、

けど兼子がなにを話してたんだって尋ねたことで先輩は釘崎に守屋を託した、自分はもう守屋を完全に
手放したということも兼子に言えて、それでより完璧なありヒロになったと思うとほんと兼子ー!ヽ(;▽;)ノ
ってなる…(;▽;)

・『甲子園に 連れてってやってくれって言ったんだ 守屋を』

先輩はなぜ、釘崎にこういうことを言ったんだろうね?自分が投げているのを見て釘崎がなにかを察したかも
しれないから念のため、自分はもう守屋とは完全に切れていますってアピールしておきたかったのかな?

守屋はまだ試合があるし、自分のことが原因で守屋の今のパートナーの調子が悪くなったら守屋が困る
だろうしって。

ところで先輩が釘崎に対して守屋のことをヒロではなく守屋と呼んでいるのはヒロだと釘崎に守屋のこと
だって伝わらないかもしれないからってことだと思ってます。
そしてここ、兼子の前でも守屋って言うのはありヒロの前フリというか念押しというか…、だと。

(いいかここで俺は守屋のことをヒロではなく守屋って言ったんだから次に言うヒロは兼子お前のことだからな、
みたいな(´▽`)

・ところでこの、甲子園に連れてってやってくれって言うのを横で聞いていたのであろう守屋の顔を見ると、
守屋の中ではもうとっくにアキとは終わっていたんだなというか、

ただただ、アキの中の、ピッチャーできなくなった以上もうどうにもできない自分への執着、アキを過去に縛る
感情からアキが解放されたことを、守屋は本当によかったと思ってるんだなって思えたから私としてはとても
安心してます…(´▽`) (スイマセン三角関係は得意分野じゃないんだ…(;▽;)

・『あんな言葉が 素直に口からこぼれるなんて思ってもみなかった』

ということは先輩、丈陽と対戦して釘崎にああ言うまで、

守屋を手放すことなんて、守屋を自分以外のピッチャーに託すことなんて、考えてもいなかったんだなあ中三で
別れて高三の夏に至るまで…、

と気づいたときは地味に衝撃でしたね…(゜▽゜;

(初めて読んだときは、フェンスから引き剥がされて玄石に進学しますって時点で諦めはついてるように思って
しまっていた(´▽`;

あとこのときの先輩はきっとこの目に守屋を映し出しているし、けどその守屋は空の中に浮かんで消えていった
みたいな感じになってると思ってるから… ここで完全に守屋への執着を手放したと思ってるから…ヽ(;▽;)ノ

・『野球… やめないでよかった』

と、先輩が言ってるとき先輩がどんな顔してたかは兼子しか知らないんだなあと思うと、はーこの演出マジで
ありがとう!!!!!ヽ(;▽;)ノ ってなるから本当にありがとう…(´▽`)

あとこのときの兼子、あれ…?俺は今… 報われているのか…??(゜□゜) と思ってるのかなと思うととても
かわいくてかわいさのあまり胸が苦しい…ヽ(;▽;)ノ

・『ありがとな ヒロ……』

あー、初めてここを読んだときは本当に、兼子が先輩からヒロって呼んでもらえてよかったー!!!ヽ(;▽;)ノ
って思ったし、(ウェブだからまた見開きがキレイだしさあ(´▽`)

ここまで読んでて概ね好きな感じだから無料公開でぜんぶ読んだらたぶん紙でもほしくなるだろう、くらいの
テンションだったのが、あっハイ必ず紙で買います!!!!!(゜□゜) と思ったのもここなんですよねえ…
懐かしい…(´▽`)

あとありヒロのなにが素晴らしいって、兼子は、丈陽戦で先輩が守屋を出し抜いてホームに滑りこめたときの
あのキラキラの笑顔を見てないとか、そういう、

あーこの先輩の顔、兼子にも見せてあげたかった!ヽ(;▽;)ノ

と、思うことがたびたびあるんですけど、けどここだけは!このありヒロだけは!読者も、作者すらも知らないん
ですよ!!!(゜▽゜)
このありヒロのときの先輩の顔を知ってるのは兼子だけ!兼子だけなんですよ!!!!!!ヽ(;▽;)ノ

これに気づいたとき兼子は本当に神(作者)に愛されてるなあととっても嬉しくて…(;▽;) もう本当に先生には
感謝の気持ちでいっぱい…(;▽;)

・けど兼子、ありヒロの瞬間ちょっと、んん!?みたいな感じで目を見開いてるし、次のページでヒロって守屋の
ことだと思ってるのが判明するから、
だからほんとに言われた瞬間は、えっそこ俺じゃねーの?って感じだったんだろうなあ…(´▽`;

だけど、お前だってヒロだろって言われて、その次のコマの、三点リーダ六個ぶんの間に、あっあのときの
アキの顔はそういう、と理解したんだと思ってる(´▽`)

にしてもここの兼子やけに顔が赤いな。そんなにステキだったの?ありヒロのときのアキの顔は(´▽`)

・しかし、結局そこヒロかよって兼子アンタ、あの流れでヒロっていったらさすがに兼子のことでしょうよ(´▽`;
と私は思うんですけど、
まあ、兼子にとってアキがヒロと言ったらそれは守屋、ということが出会ってからここまで三年間続いたんだし
自分のことだとすぐに思えないのも致し方ないのかな。
(ていうかやっぱり兼子はアキの矢印が自分に向いたときの察しがあんまりよくないのかな…ヽ(;▽;)ノ

・『お前だって「ヒロ」だろ?』

せっかくここぞというタイミングで兼子のことヒロって呼んだのに伝わってなかったの、先輩はとくにがっかり
しないんだな(゜▽゜;

高校でずっと兼子と付き合ってきて、兼子はバカだからもしかしたらわかんないかも、とか思ってたのかな?
それともしかしたら、三年前に自分が言った、ヒロって言えば守屋宙樹なんだもん、を、兼子は律儀に覚えて
いてくれたのかなと思ってちょっと嬉しかったりとかかな?(´▽`)

・ところでこの、兼子の結局そこヒロ〜、と、先輩のお前だってヒロだろの間のひとコマ、これたぶん渡り廊下
(ヒロ?って問いかけられたあとのあの空撮のとこ)との対比だよなあと思ってる。

あのときは身も心も遠かったけど、今はふたりの距離がこんなに近い、という…(´▽`)

・『でも やっぱダメだ 「兼子」の方がしっくりくるな』

だから、先輩が兼子をヒロと呼ぶことはないんじゃないかなと私は思ってます。
たしかに兼子のあだ名もヒロだけど、けど、口にするたびに先輩は必ず大なり小なり守屋のことを思い出すと
思うし、それはちょっとしんどいと思うんですよね… しかし、やっぱダメって先輩… 言い方ヽ(;▽;)ノ

・『あー 腹減った 俺らも何か食ってくか』

先輩、兼子が引退の挨拶で号泣したところからきっと、ずっとありヒロのタイミングを窺ってたと思うんで、目的を
達成したら急におなか空いちゃったのかと思うと本当にかわいいな(´▽`)

(そういえば兼子もとくに空腹を訴えなかったけど、兼子は兼子でアキは守屋の元に帰りたくて釘崎にもケンカ
売ってたのかなと思ってそれを確認したくてじりじりしてたからかなと思うと、もうこの人たち本当にかわいい、
かわいい!!!ヽ(´▽`)ノ

・『決めた!俺 アキと同じ大学に行って お前と一緒に野球してやる!!』

中学生のときの決めた!!は、アキは野球ばっかりでおそらく勉強を疎かにしていただろうからそこまで
自分とレベル変わらないだろう、と思ったから言えたことだけど、

けど高校生のこれは、アキは運動も勉強もよくできる、とわかった上でそれでも同じ大学に行くって言って
いるのだから決意としてはこちらのほうがずっと重いよね。

(決めた!!、と、決めた!で、びっくりマークもひとつ減ってるしな(´▽`; コイツ頭いいしまた無理めなとこ
言われるかも、と、おっかなびっくり、決めた!って言ってるのかと思うと、兼子は本当にかわいいな…(;▽;)

・『はあ?』

またプロポーズのようなこと言われてんのに先輩のこのリアクションヽ(;▽;)ノ

けど、兼子にこう言われたときの先輩の顔も読者にも作者にもわからない兼子だけのものなんですね…
はあ… ありがとうございます…(´▽`)

(ところでさ、先輩はやっぱり、ありヒロで兼子とはひと区切り、だと考えていたのかな?先輩も兼子の学力は
よく知ってるだろうし、さすがに三年前みたいなことは言われないだろうと思ってたかな?)

(もしそうだとしたら、ついてこれる?と鞄の肩紐をかけるために下を向いたとき、このときちょっと、先輩は
こみあげるものがあったんじゃないかなと思う…(;▽;)

・『い…今から受験勉強?? いや やれば出来る…か?』

高校野球の県予選っていつやってるのかはっきり知らないけど、たぶん夏休みはそれなりに?まるっと?
残ってるだろうとは思うのでがんばって…ヽ(;▽;)ノ

・ああ…、万感の思いでグラウンドを振り返るこの先輩の表情…(;▽;) この人はここで、二年半かけて
ゆっくりゆっくり生き返ったんだなあって思えてすごく泣けてしまうんですよね…

(あとこの先輩の横顔、兼子もきっと見てるよね… ああ、ありがとうございます、兼子に先輩のほうを
振り返らせてくれて…ヽ(;▽;)ノ

・161ページのいちばん下のコマ、高校に入ったばかりと思しき初々しいふたりは先輩の回想なのかなあ?
馬子にも衣装だなwww とか言ってからかってそうな、けど嬉しそうな…(´▽`)
このころ先輩はまだだいぶ守屋に執着があったと思うけど、けど兼子の存在だって、きっと嬉しかったよ
ね…?(;▽;)

・『さよなら 玄高野球部…』

あー、この先輩の(ものだと思われる)モノローグもすごくぐっときます…(;▽;) 兼子と一緒に過ごした
この場所、先輩の大事な場所なんだなあって思えて…

(ところで遠景のどこにもふたりの姿が見当たらないからたぶんふたりでどこかに行ったんだろうけど、
デート的なものではなくて九分九厘これから先の勉強の段取りするんだろうなって思ってる…(´▽`;
兼子の学力考えたらそうだろうと思ってる…(;▽;)

・私は初めてふたりの回想を読んだとき、

人様の執着をただ人様の執着としてしか認識しない、そんな気持ちになるなんておかしいとかヘンだとか
ひと言もそういうこと言わなかった兼子がエラくてすごいんだって思ったんですけど、

けど先輩のほうも、同じ学校に入るって言われたとき、なぜそこまでするんだなにが目的なんだって兼子の
気持ちを疑わなかったんですよね(゜▽゜; それもすごい。
兼子の差し出したものも大きいけど、それを余すとこなく受け取れる先輩の器も大きかったんだなあって。

もし先輩がこうじゃなかったら、兼子の気持ちは重いってなっただろうし、そうなるときっと上手くいかなかった
だろうから、本当このふたりは運命の光のカプだよー…!!!ヽ(;▽;)ノ って思ってます。

ああ、兼子には先輩が、先輩には兼子がいてくれて本当によかった…!!!ヽ(´▽`)ノ

・あと私、中学生の兼子は、野球とヒロを失ったと目の前で泣いてる人がいたから野球とヒロを差し出そうとして
決めた!!と言い、

高校生の兼子は、ありがとなって言われたから、決めた!と言ったのであって、そこにそれ以外の他意はない、
恋愛感情ゆえではないと思ってるんだけど、

けど、保健室でアキの眠るベッドのカーテンに顔を突っこんでるときのあの表情と、あと、もっと野球したかった
のときの、俺とアキと幸せ大家族みたいなイメージ映像に関してだけはどう解釈していいのか決めかねてる。

あそこらへんには、兼子のアキに対する湿っぽい、情念のようなものが感じられるから… けど、いまだに私は、
兼子八洋の中に、鈴木暁彦への、独占欲も性欲も見つけられずにいるんだよなあー… あー… どないしたら
ええねん…ヽ(;▽;)ノ (先輩の中にはあるだろうと思うんだけどね(´▽`; 兼子に対する独占欲も、性欲も)

(19/05/25)

ブラウザバックでお戻りください