■映画・『この世界の片隅に』感想 2017年9月15日に円盤発売、ということで雑記に書いていた感想を反転解除してこちらに移しました。 ネタバレあります、ご注意ください。 (以下再録) 16年11月16日 あと、映画、『この世界の片隅に』見てきました!原作者さんの作品には興味あったし、朝ドラ『あまちゃん』で ヒロインやってた能年さん(今は改名してのんさんでしたっけ)が主演だそうなので… 感想いろいろ言いたいけど今日は時間がないのでまた後日。 ネタバレにならない程度で言うと、 あずまねもほくろですがわらさんのことどこにいても見つけてくれ…ヽ(;▽;)ノ それと、絵柄がほのぼのした感じなのでほのぼのゆったりめのスピード感の作品なのかと思ったら、意外と 密度が濃いというか情報量が多い感じなので、ご覧の際は元気なときをおすすめしたい(´▽`; (私は、ちょっと眠い、というコンディションで行ってしまって最後集中力が切れていろいろ取りこぼした感が ある…(;▽;) しかしこれ、だいぶ前から能年さん主演でやるよとちょくちょく見かけていたので、さぞ規模の大きい作品 なんだろうなと思ったら、 単館系かいな!!!!!(゜▽゜; 大阪は梅田のテアトルとシネリーブルだけっぽい。そして朝イチに行ったのにインターネット販売されたのか 既に座席が半分くらい埋まっているという…(゜▽゜; 見たい人が行ったのに見られないとかなったら悲劇だから、もうちょっと映画館増えたらいいなー(´▽`; 16年11月20日 映画、『この世界の片隅に』感想。 なんかとりとめないし、あとやたら長いです(´▽`; 間違いなくいい映画だったし見てよかった出会えてよかったという作品なんだけど、 いざ感想を書こうとすると散漫なことしか浮かんでこないな…(´▽`; 細々としたエピが多くて、そのひとつひとつにいちいち反応してたからだろうか… とりあえず全体的なことを言うと、 意外とヘビー(;▽;) ヒロインすずは絵を描くことが大好きな、のんびり、ぽやーんとした女の子で、最初のほうはそののんびり ゆえのドジっぷりに笑うところが多くて、だからこそ、 時限式の爆弾で姪と、自身の右手を失うところはほんと辛かった… またその描写が辛いんですよー… まず、空襲警報が鳴って、空襲そのものは壕に入ってやりすごすんですけど、そのあと、(たぶん軍事機密 保持のために)壁が作られてて見えなかった海側の景色を姪が見たがるわけです。爆弾落ちて壁の一部が 壊れてたんで。 で、ふたりで見ているときに、軍人さん?かなんかそんな感じの人たちが少し離れたところから、 不発弾は時限式の爆弾の可能性もあって、あとから爆発するかもしれないから早く離れろ、 みたいなことを言うんですけど、ちょっと距離あるしなんかよく聞こえなかったしヒロインはのんびりした子だし だいたいそんな感じでドカーンと… その爆発のときの描写も爆発そのものの描写じゃなくて、黒い背景に白くひっかいたような線でなんか 走馬灯のようにちかちかと、なにかイメージ映像的なものが見えて、 ああ… なにか強い衝撃にさらされたときってこんな感じかな… 頭ぶつけたときに火花見えちゃうみたいな… と、別に実際に爆発に巻きこまれたことはないけどなんかそれがすごく生々しく感じられて辛かった… そしてその映像が流れているあいだ(けっこう長い)の、すずの、 私が右側(爆弾に近いほう)に立っていれば… とっさに走り出していれば… どこか物陰に飛びこんで いれば… みたいなあのときああしておけば的なモノローグもずっと流れててそれもごっつキッツかった… 人様の子どものめんどう見てるときにこういうことになって自分だけ生き残るというのも、もう想像しただけで めちゃくちゃしんどい…(;△;) その後すずは義姉になじられます。けどきっと義姉もあれはすずの責任じゃなくてたまたま運悪く爆弾が 落ちたところを通りかかっただけだというのはわかってるんだろうし、だけどわかっててもどうにもやりきれ ないのだろうなと思えるからとても辛い。ほんと最初のほうはほのぼのと笑いが多いだけによけいに辛い。 すずが姪と右手を失う前、家の近くから見える海に停泊してる軍艦をスケッチするんです。(姪がそういうの 好きだから)そこを憲兵に見咎められて、スパイ行為を疑われて家まで押しかけてこられて義母や義姉の いるところでめちゃくちゃ怒られるんですけど、 けど義母も義姉もすずののんびりぼさっとテンポゆっくりしたところはよく知ってるから、憲兵さんはめっちゃ 怒ってるけどけどこんなとろい子にスパイなんてできるはずないと可笑しくて可笑しくて笑いを堪えるのに 必死、 そして仕事から帰ってきたすずの夫にも事情を話してみんなで大笑いするところがあるんですけど、そして そのシーンが私もすごくおもしろくて好きなんですけど、 あのとき笑ってた姪は死んじゃうし、あのとき笑ってた義姉はめっちゃ怒ってるしで、も、ホンマ辛い(;ω;) 実際は、義姉の怒りもすぐ解けるんですけど、けどほんとに最初がすごく楽しかっただけにそれが突然、 永遠に失われたことに対してなんかもう作中の人たちよりもダメージが… うん、これ映像はかわいいしキレイだし主演の女優さんの演技も素晴らしいし当時の風俗をよく調べて きちんと作られているんでしょうけど、 だからこそ辛いし、重いね…(;▽;) ほんま悲劇に至るまでの積み重ねが丁寧で丁寧で丁寧だからこそガツンときます。まあそれが作品のキモ なんだろうけど、 ほんとみんな元気なときに見に行ってくれー、けっこう消耗するぞーヽ(;▽;)ノ すずが右手を失うことに関しては、字書きの私は正直すぐにピンとこなかったんですけど、(字書きは脳みそと なんらかのアウトプット手段が残ってればなんとかなるからな)、けど、派手な空中戦を目の当たりにしたとき、 思わず彼女が、 ここに絵の具があれば、 と考えてしまう気持ちはわかったので(だって私も良きにつけ悪しきにつけなにか印象深い出来事が起こった ときはまず言葉を探すもんな。そのときの状況や気持ちをぴったりそのまま書き記せるそれを)、そこまで絵を 描くことが習慣になっている人がアウトプットの手段を奪われるのはたしかにそりゃ辛いだろうなと。 (この、すずが自分も巻き添え食って死んでしまうかもしれない戦闘の中で絵の具のことを考えるエピが なければ私はすずが右手を喪失することについてさらっと上っ面しかわかんなかったかもしれないなあ…) あとこの作品、ところどころで突然ガツンと重たい描写がくるんだよな…(´▽`; 気が強くてさばさばしてる義姉は自分の娘のことですずに辛く当たるけど、けどそれも少しのあいだのことで わりとすぐ元に戻るんですね。 けどそんな彼女が玉音放送を聞いたあと家の裏で泣いてて、これはおそらくもうちょっと早く戦争が終わって いれば娘は死なずにすんだのに、ということなのかなあと思うともうだめ、ふだん強気な人が見せるこういう 姿めっちゃだめ…(;ω;) あと広島に原爆が落ちてヒロインの住んでいる呉にも命からがら逃げてきた人がいて、けどそこで力尽きて しまって、体がボロボロだから誰だかわからないねってご近所さん同士で話していた人について、あとから、 あのときあそこで行き倒れてたの、あの日広島に行っていたうちの息子なんだけど、けどせっかく帰ってきて くれたけどわからなかった、と、近所の奥さんからぽつりと語られたり… うっ… 無理…(;△;) あとラスト、被爆して右手がなくなってしまった母親と逃げたけど、途中でその母親も死んでしまい、ひとりに なってしまった女の子が、 たまたま広島にきていたすずを、自分の母親と同じように右手のないすずを見かけて思わず近寄り、そして すずもその子を連れ帰り、義姉は娘の服をその子のために出してきたりして、 なんとなーく、ハッピーぽくなるんですけど、(パンフによるといちおうハッピーらしい) けど私には、 いやいや女の子にとってすずは本当の母親ではないし、義姉にとってその子は本当の娘ではないし、だから いつかどこかでそのことが辛くなるのではないかと思ってしまって… 今は生活していくだけでいっぱいいっぱいだから考える余裕がないけど、けど暮らし向きがよくなっていくに つれ、だんだんそういうことが気になってしまうのでは、と… いやたぶんよけいな心配だろうなとは思うんですが…(´▽`; けど個人的にこのラストはあまりハッピーだとは思えなかったんですよね… ギリ救いがあるかないか、 くらいで…(´▽`; すずが旦那さんといっしょに生きていく、というだけでも十分ハッピーだったと思うんですけど、どうしてこの 子のエピ入れたのかな? この女の子の登場の仕方もかなり唐突だったので、それもあってなんか消化不良なんですよね私の中で… (´▽`; (感想書いたら原作読むつもりだけど、読めばそのへんわかるのか… あーいや、このオチは映画オリジナル だったんだっけか??(゜▽゜; ところでここまでずっと、 最初が楽しいからのちの悲劇がめっちゃずしっとくる(;▽;) みたいな話してましたけど、 あの、 楽しいところの描写はもちろん楽しいし、萌えるところもありますんで(´▽`; ここからはそのへんのことを言おうと思います、というか、 ヒロインの旦那さんの中の人が細谷さんで、 そして、 ヒロインの顔にホクロがあって、そのホクロであなたがどこにいても見つけられる、 みたいなこと言うからさー!!!!!ヽ(;▽;)ノ しんどい、この話しんどい(´△`) と思いつつ、頭の片方では、 あっこれ旭菅変換できんな(゜□゜) とかいうことを考えていたことも事実でございます…(´▽`; だってすずと旦那さんの心の通い合いめっちゃ かわいいんやもん…!ヽ(;▽;)ノ あっけどすずの幼馴染が尋ねてきたときのあれだけは、 ちょっ待てやオイ(゜▽゜; とは思ったね…(´▽`; すずもあれは怒ってたけど… なにがあったかというと、すずの幼馴染は海軍の軍人になっていて、なんか入湯上陸?だかで、すずの家に 風呂を借りにくるわけ。 (風呂を借りるというか… 海軍には乗組員が上陸したとき宿泊できる施設とかないんかよと思ったんですが こうやって一般の人が軍人さんのめんどうを見るのって当時は一般的だったんですかねえ?? お国のために働いてくれているんだから、と、ごはん出してお風呂入れておふとん出しておもてなしするのは) すずとその彼はちょっとケンカ友達みたいな感じで、旦那さんが一方的に嫁にくださいと言って結婚したすずと 旦那さんとは親密具合が違う。 それを見た旦那さんは、幼馴染くんに、あなたをこの家に泊めるわけにはいかない、蔵(だったかな?)の ほうに床を用意しますんでそちらでって言うんですけど… 私はそれ見て、うんうんそうだよねこんな嫁に馴れ馴れしい男を嫁と同じ屋根の下で寝かせるわけには いかないよね(´▽`) と思ってたんですが、 けど、 積もる話もあるだろう、これから先、軍人の彼は戻ってこられるかわからないから、 と、すずを母屋から出し、 しかも鍵かけて締め出しちゃうんですよ!!!!!!!(゜□゜; ええー???(゜▽゜; (混乱) 待って?嫁が幼馴染と一夜を共にしても、いいと???ヽ(;▽;)ノ どうやら旦那さん的には、嫁にはほんとは他に好きな人がいたかもしれないのに自分が嫁にもらってしまった みたいな負い目があったっぽいんですが、 それでもなァ…(´▽`; あと幼馴染くんもそういうシチュエーションでほいほいすずに手を出そうとしたところが頭にくる(´▽`; (すずは拒んでましたけど) (そしてここらへんの一連のシーンを見て、 あっこれでこの作品は、火垂るの墓的な、子どもが見る反戦映画ポジにはならないな(´▽`; と思ったのでした…(苦笑)) この、幼馴染が尋ねてくるシーンは正直だいぶ胸クソ悪かったんですけど、けど他のシーンはどれもだいたい 萌えるというか細谷さんのあまり語気を荒げたりしない静かな喋り方が、 おどおどしてないときの旭ってこんなんかな…!(゜▽゜) という感じでたいそう萌えました… ほんと旭もスガさんのこと、そのホクロでどこにいても見つけてあげて…ヽ(;▽;)ノ あとすずが嫁にきた日の夜、すずがおばあちゃんから教えられた傘についてのやりとりを旦那さんとして、 そして、ふつうにすずの持ってきた傘を使って外に干してある柿とって食べてましたが、 だけど教えてくれたおばあちゃんの口ぶりからして、 あれってたぶんなんかエッチな意味合いのことだったのではと思ってるんだけど、どうなんだろう…(´▽`; (とりあえずこういうふうなことを聞かれるからこう答えろみたいな感じで言われるから、てっきり、 私はあなたを受け入れるのオッケーですよ、 的なやりとりかと思ったんだけど、とりあえず映画見ただけではよくわかんなかったです(苦笑)) あー、なんか萌えるところはいっぱいあった、ということは覚えてるんだけど、具体的にどういうことが あったかは意外と覚えてないなー(´▽`; (少なかったら覚えていられたんでしょうけど、なんせ多いから…(´▽`; 旦那さんが、すずは幼馴染には怒った顔も見せるのに自分にはなんか遠慮してるみたいに嫉妬をあらわに するとことかかわいくて好きでしたねー(´▽`) あと旦那さんがすずのこと、すずさん、とさん付けで呼ぶところも好き。 (けどこれ旭菅変換するとスガさんになっちゃってちょっとヘンだな(´▽`; 壕でいちゃついてそれを義両親に見られちゃうところもかわいいし、とにかく細谷さんの声がいちいちぐっと きますねん…(´▽`) ふたりの出会いもかわいいというか、ちょっと怖いというか、不思議な感じなんですよね。 バケモノと呼ばれる大男みたいな人間じゃないみたいな大きな生き物のカゴに入れられてさらわれそうに なるんですけど、 なにやらそのバケモノは夜になると寝ちゃう、だかなんだかすずに話していたみたいで、(ちょっとこのへん うろ覚え)すずはお使いで持たされていた海苔に月や星の形の切りこみを入れてバケモノが持ってた 望遠鏡のレンズにかぶせ、ちょっと覗いてごらんと言う。 覗くと真っ暗な空に月と星が見えるのでバケモノはその場でばったり倒れて眠っちゃう。すずの機転も かっこいいし、 あと、自分たちが逃げたらこのバケモノはごはんが食べられないだろうと倒れたバケモノの手にそっと キャラメルの箱を握らせるのちにすずの旦那さんとなる男の子もなかなか優しかっこいい…(´▽`) (あ、すずの家は海苔を作っていて、すずはこの日お兄さんの代わりに商品の海苔を届けに町に出てきて いたのでした) このときの女の子の顔のホクロと、海苔を納品しにきてるという情報だけで探し出して嫁にもらいにくるんだ もんね。よかったねまた再会することができて…(´▽`) すずの嫁ぎ先の義両親、義姉、姪に比べたら、すずの実の親兄弟の出番は少なめだけど、こちらのご家族も いい感じで…(´▽`) 挺身隊として軍の仕事にかり出されてる妹ちゃんがイケメン将校に優しくされて嬉しい(´▽`) みたいなことを 話すところはミーハーかわいいし、 あとすずのお母さんが、お兄さんが戦死したと石ころだけ箱に入れられて戻ってきたとき、 私はあの子が死んでる気がしないんだよ、この忙しいときにこんな戦死の知らせで呼び出すんじゃないよ みたいなこと言ってて、あのご時勢にこんなんかっこいい…(゜□゜) と思いました。 (またそのときの石入り木箱(白い布で包まれてる)の持ち方が、かったるそうに指の先にひっかけて肩に しょってる、みたいな… なんかこう粋がった学生さんがするカバンの持ち方みたいな感じで、ほんま、 こんな、ほんまに死んだかもはっきりわからない形だけのしょうもないもん、いらんわ みたいな感じで、個人的にここすごいぐっときたんですよね… 反骨…!(゜▽゜) 他に、すずの義父が、すずと姪が外に出てるときに敵機がやってきて上でドンパチ始まって破片やなんやらが 飛んでくるから伏せろ!危ない!ってふたりに覆いかぶさって庇ってくれるんですけど、 状況が落ち着いてすずが体を起こそうとしたらお義父さんが動かない。えっ!?死んだ!?(゜□゜; と思ったら 実は仕事で疲れて爆睡してただけ というのが発覚して、ここもすごいおもしろくて好きでしたね(´▽`) 戦闘機のエンジン作ってるんだったか毎日 忙しかったんですよねお義父さん(苦笑) 足の悪いお義母さんも優しくてステキだったしねえ… あと姪がらみの話ばっかり先にしちゃったけど、元モガ (モダンガールの略)でオシャレさんだったお義姉さんもかっこよかった。あの時代の女性にしてはすごく自立 してる感じだったし。 たしか恋愛結婚だったか… けど旦那さんは早くに死んでしまって、お義姉さん気が強いから婚家とも 折り合いが悪くて離婚、長男は跡継ぎだからと婚家に残して、下の娘だけを連れて実家に帰ってきてたん ですよね…(だから娘を亡くしたときすずに辛くあたるのもわかるのよ(;▽;) けど右手を失って腰紐を結べないすずのためにゴム紐入りのモンペ作ってくれたりして優しいのよ(;▽;) なんかあんまり嫌な人は出てこないというか、露骨に感じ悪いのってせいぜい憲兵さんくらいであとはみんな だいたい優しいいい人たちだから だからまあ… あとあと辛いんだけどね…(;▽;) すず実家は広島だからみんな被爆しちゃうし… うーん、登場人物の描きこみがしっかりされてて、どの人にも愛着がわくし、生活の描写なんかも細かいから 生活そのものにも愛着がわくし、だからこそのちにそれらが失われていくのが辛いんですけど、 けどやっぱり人や暮らしが描かれてるところは楽しいしいとしいし、という感じなんですよねえ… うーん… (´▽`; 楽しいシーンが楽しいからこそのちの悲劇がよけいに辛いけど、だからといって楽しいシーンがなければ よかったとかではないみたいな… うーん難しいです… なんか、起承転結があるお話というよりも、ある一定期間のすずという女性の人生を切り取って見せてくれた みたいな感じがするから、だからこの作品に対してひと言でああだこうだ言えないのかもしれません。 ああけどほんと、見ててしんどいけど、映像はきれいだしその映像のテイストに主演の能年さんの声や演技が めっちゃしっくりはまってるし、細谷さんもすごくいい感じなので、私は円盤出たらほしいな、 という感じなんですけど、けどあんまりほいほい人にすすめるのはちょっと躊躇われるかな…(´▽`; (実際、自分自身あんまりハッピーなラストに感じられなかったこともありますし) だけどエンディングでクラファンにご協力いただいた方たちとして名前が流れて、あっこれ資金をクラウド ファンディングで調達したんだ!?(゜▽゜; と知ってしまったので、 なるべくなら興行的には成功してほしいんだ…(;▽;) けど内容的に手放しで、おもしろいから見に行って!(´▽`) と言えるタイプの映画ではない… けど映像や出演者さんたちのお芝居はとてもいい…(;▽;) 難しい… すずと旦那さんの恋愛は萌えるけど、それにそこまでたくさん時間を割いているわけではないからなあ… うーん…(´▽`; あーあと、絶対に映画館で見るのすすめます!というタイプの映画でもないような気がする… 作品世界に没入しやすい、という意味では映画館で見たほうがいいとは思いますけど、 けどもともと(私が見たテアトルは)スクリーンがちっさい…(´▽`; 座席数も少ないですし、見に行って入れなかったらアレだし… 人生の、いつかどこかで触れておいたら きっといい経験になると思いますよとは言えるんだけど、けど、どうしても、 今!映画館で! という類いの映画ではないかなあ…(´▽`; うーん… けど、世界がなんとなく排他的に、多様性を認めない ような空気になってきている今こそ見るべき映画なのかなあという気もする… (だけど個人的には、今ここで戦争が起こってるわけではないけど、空気自体はとっくにもうあのころの空気に なっている気がするんですよね。もう既にいろいろと貧しいですしね… 値段そのものはあがらなくても、中身が減らされてるか、質が落とされてるか、定番商品ばかりで選択肢が 減らされてるか、コスト削減がいずれかの形で反映されて、いろいろしょぼくなってきている気がするんだ… だから戦前、戦中のような世界にならないように予防策として今これを見ましょう、というのは、個人的には あまりしっくりこない。 今ももう、だいたいこんなんだよな(´▽`; と、うんうん頷きながら見るというほうが私はわかる) ……。 見てよかったんだけどヘビーだったし、人にはおすすめしにくいけどけどいい作品だったし映像や演技はとても いいしクラファンで資金集めてやっと公開にこぎつけた作品だから興行的には成功してほしい、けどおすすめは しにくい、という、なんとも感想の言いにくい作品だったなあという感じかなあ私は…(´▽`; …しかし長いな!(゜▽゜; (まあそれだけ密度の濃い作品だったということで(苦笑)) あっ、そうそう、エンドロール中もいろいろ映ってるけど、クラファンに協力してくださった皆さまのところでも いろいろ映るからご覧の際には最後までがっつり見てね!(゜▽゜; (どうもクラファンのお名前の下でバケモノと、あとすずが道に迷ったときに出会ったリンさんの過去をやって いたようなんですけど、ぼんやり眺めてて最初のほうろくに見てなかったんだよね。あー!ヽ(;▽;)ノ (最後取りこぼしたって言ってたのはこの部分です。ほんとみちみちに内容詰まってるよこの作品(´▽`; あーそれから、パンフに載ってるあらすじがけっこう詳細なので、前情報いっさいなしで見たい!という方は パンフも見たらあかんよ!(゜▽゜; パンフは1000円とちとお高めですが、ロケ地マップ、劇中用語集、原作者描き下ろしのクラファン特典ハガキ 絵柄収録など充実してるのでおすすめ(´▽`) それと、私はテアトル梅田の状況しかわからないんですが、その日の一回目の上映を見て出てきたら 帰る人とこれから見る人でロビーが混雑していたので、もし、映画を見てからパンフを買うかどうか決める、 とかでないなら見る前に買っておいたほうがいいかもしれません(´▽`; あと大きさでかいです(´▽`; (30×25くらい。正方形に近い)テアトル梅田は袋に入れてくれたけど劇場に よってはもしかしたら袋ないかもしれないので念のためなにか用意していったほうがいいかもです。 16年11月26日 そういえば少し前に、『この世界の片隅に』の原作買ったんですが、それ見たら最後集中力が切れてよく わからなかったとか思ってたことがわかったというか、 クラファン協力者のお名前が出るところでバケモノやリンさんの過去が、と思ってたところはリンさんの過去 だけだったわ!ごめん!(゜▽゜) (なんかやたら大きな赤ん坊が出てくるからバケモノなのかと思ったら違った(´▽`; あとツイッターでも言ったけど、大阪、今日からTOHOシネマズなんばでも上映が始まって嬉しいわー(´▽`) これで、見たいけど見られなかったって悲劇が少しでも減ってくれれば…! (再録終わり) …あー、再録するにあたって読み返してたらいろいろ懐かしくなっちゃったよー(´▽`) 円盤買ったらもっぺん じっくり細谷さんの声などを楽しみながら感想書きたいかも。 そのときはこことはページを別にしますね。たぶん言いたいこといっぱい出てくると思うので。記憶だけで感想 書けるほど詳しくは覚えてないけど(苦笑)、たぶん印象深いシーンはたくさんあったはずなんだ(´▽`) (17/09/14) |
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