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全国立海大阪感想(9昼・森山)

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台風が接近していたけど、

・えいじさんの南次郎が見たい
・帰りが遅くなるのはイヤだから昼がいい
・だけどたぶんアニキューに間に合わないから日曜のはイヤだ

と思ったらこの日しかなくてさ!(゜▽゜;

そんなわけでびしょびしょになりながら行ってまいりました(´▽`;

当日券に並んで、当たったのは一階後方センター。
テニミュはこれで最後にするつもりだったので見切れのない席で本当によかった(´▽`)

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以下、8月10日の雑記より再録。

・あふれるダイジェスト感ツライ(;▽;)
・登場人物多すぎて全員の出番が物足りなく感じる。

・そのわりにはみんな疲れてるように感じる(´▽`;
・日焼けしてこんがりらしいと聞いていた真田はとりあえず私の目には黒いと映った。

・四天のパーカッション楽しい!
・当日券が一階ドセンだったので千手観音はほんとに『おおっ!!!(゜□゜)』となった。あれ素晴らしい。

・負けた仁王に対するみかたの芝居がなんかすごくツボで萌えた。
・じぇいぴーさんのウインクは、キラーンと星が飛んできそうなウインク。

・真田が立つときに腕を体から離してるのあれってなんなの??
・聴覚を奪われるとこ、ふっと無音になったあとジャンプしてた神さまの着地音が聞こえてきたのが惜しい。

・新曲はどれもだいたい好みではなかったけど乾と海堂のだけは萌えで泣いてた。
・2ndラストのここでアンコールに新曲をもってくるとか意味がわからない。

・噂に聞いてた猛獣使い柳、酷薄な感じでたいへんよかったです。
・おぬまくんはいろいろ想像してたのとは違ったけどよかったよ!あの子きっと化けると思う。

・えいじさんの南次郎も桃を知っているぶん違和感覚えるかと思ったけどすっと入ってきた。さすがプロ。
・ヘリコプターがどうなってるのか本気でわかんなかった。えっ、ふたりはどこに消えたの…??

・カテコ、人が多すぎて二回に分けてた。そのためリョマと手塚が手を繋がないというがっかりなことに。

・公演時間が長いの辛いし、せっかく好きなキャストが出てくれても出番一瞬なんも辛いし、だったら無理に
過去の公演でやったことを入れずに、もういっそ原作に忠実に、完全新作を作ればよかったんじゃないかなと
思う。卒業式とか、ワッショイとか、なくてもよかったんじゃないかな。

・正直ライバルズもこの出番なら出してくれなくてよかったと思ったけど、けど見せ方自体はおもしろかったと
思う。過去の懐かしい曲は使わなかったのね。その代わり試合の展開をちょっと持ってきてたね。
観客の記憶を甦らせるいい演出じゃないかな。

(再録おしまい)

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以下、ここはよかったんで言っておきたい!というところについてもう少し詳しく。

負けた仁王に対するみかたの芝居は本当に好きです。たぶん、距離感がすごくツボなんだと思う。

仁王にジャージを渡すときの表情が、私には、

これで優勝が決まるという大事な試合で仁王くんアナタ負けちゃいましたね(苦笑)

みたいな感じに見えて、で、その表情の中には、

私を差し置いて試合に出たくせに負けたという少しのイラつき、腹立たしさ、けど、大事なところで負けた仁王の
悔しさもわかる、だから心配、だからちょっと深刻さを緩和するように茶化すように笑ってみる、だけど、きっと
アナタは私の助けがなくても自分で勝手に立ち直りますよね、という信頼もある…

そういう、微妙で複雑な感情があるように見えて。

それでジャージ渡したあと、仁王がそれを受け取ってベンチ(いわゆるベンチじゃなくてあの白い階段状になって
るところ)に戻ってくるんだけど、

そのとき、まるで真田から仁王を守るように柳生が真田と仁王の間に座るのがもうほんとアタシぐっときてさ…!
(;▽;)

あ、隠す、と言っても、真横に座ってまるっと隠すような感じではないです。
柳生が上段で仁王が中段くらい。柳生はそれまで座っていた場所に戻るような感じ。

けど、なんか雰囲気がそんなふうに見えたのよ。

あんまりべったりくっつくと、気遣われるのイヤだって仁王は逃げていってしまうだろうから、気づかれない程度に
そっと寄り添おう、けど真田がなにか言ってきたらさっと割って入れるように…

そんなふうに柳生が考えて、そこに座っているように見えて。

互いに入れ替わって周囲を騙せるくらいに深く関わった相手だからこそその敗戦の痛みもわかるし、だからこそ
守ってあげたいみたいな、そういう、ふたりにしかない繋がりみたいなものが感じられて、

というか、ほんとちょっとした短いシーンなんですけど、(青学サイドでは不二が手塚に自分と試合してくれって
言ってる間の)、なんかすごくいろんなものがみかたの柳生からは感じられてさ…

ああほんとうにありがとうみかた…!!!ヽ(;▽;)ノ

そして原作では遠く離れたところまで仁王が逃げていってしまうので、こういう柳生と仁王の関わりあいが見ら
れるの、ほんとミュならではなんだよね… ミュのこういうところほんとありがたい…(;▽;)

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芝居と言えば柳の芝居も好きだよ!

私は原作読んだときあの試合の柳を、

貞治はシングルス向きだと思ったから自分は身を引いたのにどうしてまだお前はダブルスをやっているんだ

と、ものすごくイラッときている柳、だと解釈しているので、あとむの酷薄な雰囲気めっちゃ理想やった…(;▽;)

乾のことをいつものように名前ではなく、乾、と、名字で呼ぶ、あの『乾』って言い方もすごくトゲがあってすごく
ツボでした… 素晴らしい…ヽ(;▽;)ノ

はらしまくんとのコンビネーションもよかった!(´▽`) ふたりの動きがあっててキレイだったと思う!

また、ダブルス2はいなせとたつなりくんの乾と海堂の身長差がちょうどよくて、その点でもすごく萌え萌えでき
ました(´▽`)

新曲の歌詞も、繋がってる、とか、わかりあってる、とか、ちょっと聞いてて、

えっ、そこまでしてもらっていいんですか!?(゜▽゜;

と動揺するくらい(苦笑)、親密な歌詞にしてもらってたしね… 充実した乾海だった…(´▽`)

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四天のパーカッションは派手な新衣装も相俟ってほんと楽しかったなー!(´▽`)

その新衣装を隠すために上に着てる、揃いのウインドブレーカー?ベンチコート?も、かわいかった〜(´▽`)

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新キャスおぬまくん。まずヘリのシーンで最初に声を聞いたとき、

おっ、いいんじゃない?

という印象で。

あとライバルズのとこで動いたり歌ったりしてましたが、まず、歩いたり立ったり、そういう動きに品があるなと
思いました。
とくに歩くとき、足の運びがすっすっとキレイで、上半身が不必要にぐらぐらしない。こういう歩き方好き。

私は、跡部はオレ様だけどガラが悪いわけではない、と思っているので、ちょっとした動きや佇まいに品が
あるかどうかは個人的にかなり重要なんですけど、おぬべさままずここはクリア。

けど歌はなー!(´▽`;

正直、上手いか下手かといったら、まあ、上手くはないなと思いましたが(苦笑)、けど、跡部として堂々として
いようという、一生懸命さはすごく伝わってきましたよ。

私は、跡部を王様たらしめてるのは、彼のテニスの実力や、ましてやカネや権力などではなく、彼の周囲の
人たちに対する誠実さだと思っているので、ミュで跡部やる人からそういうものが感じられるかそこがとても
大事なんですけど、大丈夫おぬべさまからはそういう感じがちゃんとした(´▽`)

だから、今はまだ少しぎこちないけど、絶対どっかで化けると思うんですよね。いろいろプレッシャーはあると
思うけど、きっと大丈夫だと思うから彼には自分を信じてがんばってほしいな…!!!

あ、同じ氷帝ということで、日吉も少し。

演武テニス、ますますキレがよくなって… ほろり…(;▽;)

なんというか、とてもエアリーだなと思った。重さとか、空気抵抗を感じさせない軽やかさ。武道の達人ぽくて
すごくよかったよ(´▽`)

けどなにもしてないときはちょっとラケット持ってないほうの手がプラプラ遊んでたと思う。惜しい。気をつけよう
(´▽`;

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かみながくんの幸村も迫力あってよかったと思うよ。

あ!そういえば、真っ向勝負を捨てろと言われた真田が、少し間を置いて、加えて〜、と言って幸村の指示通り
真っ向勝負を捨てるとこ、

あそこなんですけど、
私が見た回だけなのか毎回やってるのか、真田が加えて〜と言う前、幸村が、ベンチから身を乗り出して、

えっなに!?真田、俺の言うことが聞けないの!?

みたいな雰囲気で舞台の奥のほうにいる真田を見ていたと思うのですが…(´▽`;

これほんとたまたまなのか、いつもなのか、どっちなんだろ…

もしいつもなのだとしたら、ちょっと私の幸村のイメージとは違うけど、(私の幸村は真田が自分の言いつけを
守ると疑いもしない幸村)、真田が自分の言うこと聞くか聞かないかを気にしている幸村というのもこれはこれで
かわいいのではと思いました(´▽`)

そういえば立ってる真田の腕が体から離れてる件、ちょっと説明不足かと思うのでちょっと書いておくけど、
あれって、体を大きく、堂々と見せるためにやってるんですかね?(´▽`;

だとしたら、もうちょっと指先までちゃんと力を入れてほしいというか、最初見たとき、

ワキにケガでもしててワキ閉じられないの?(・ω・)

と思っちゃったんで…(´▽`; ぜんぜんかっこよく見えなかったので… けんさんがんばって…(;▽;)

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新しいアンコールはコール&レスポンスでみかたがはりきってて楽しかったけど、ここでいきなり知らない曲を
もってこられても、という戸惑いのほうが大きく…(´▽`;

懐かしい曲を使用しないのは、テニミュこれで終わりじゃないよ感を出しておきたかったんでしょうけど、けど、
これが2ndラストの本公演、
というところで新曲を使うのは、個人的にはいかがなもんかと思うなあ…(苦笑)

なんかあんまりしんみりできなかったし… というか、あのときどういうテンションでいればいいのか本気で
わからなくて困った(´▽`;

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日替わりネタとかについては、もう当日に私のうろ覚えの記憶よりよっぽど正確な情報がSNS等でまわって
いると思うので割愛(苦笑)

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ドリライはどうするかまだちょっと決めかねてるけど、とりあえず私はこれでテニミュ卒業です。

運営の方針が気に食わないとか、若いお嬢さん方の中におばちゃんがぼっちでいるのツライとか理由はまあ
いろいろあるけど、

今回、しみじみ痛感してしまったんですね。私も年を取って気力体力ともに衰えて、もうかつてのように、劇場に
通い詰めて、並んで、立って、合間合間に栄養補助食品をカラダに放り込んで…、ということをやっても

充実感より、疲労感のほうが大きいんだろうなって(苦笑)

若いころはわかんなかったけど、舞台って、いや舞台に限らず、体力的に問題のない時期に体力を要する
コンテンツに出会えてそれにめいっぱい体力を使えるかというのはほんとに運というか巡り合わせなんだなって
思ったし、そして私はもうその時期を過ぎたのだと思いました。

けど観劇するのは好きだし、馬場様やマサやみかたなど、今後も見ていきたい俳優さんだっているので、また
なにかおもしろそうなのあったら見に行きますけど、

けど、テニミュに捧げた青春、は、これでもう、たぶん終わりです(´▽`)

うん… だって… これ書きながら今、すごくやりきった感あるもの…(苦笑)
こういう感じになっちゃったら、やっぱりもう、終わりなんだよ(苦笑)

これからは少し離れたところから、テニミュの繁栄と、皆さんの楽しい観劇を祈っています(´▽`)

(12/08/14)

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