DVD二巻OVA二話 『神の子VS皇帝』

予想を上回る出来でした…!

思えばこの年三月、この話をテレビでやってくれないとわかったときに、
そっちがやってくれないならじゃあ自分でやるよッッ!!!
と思って誕生日合わせで話書いたのはいいけど、そのとき少々幸真スイッチがオンになりすぎて、それ以来
ずっと、

幸村と 真田 とは

ということを悶々と考えてきましたが、ここでひとつの答えが出た気がします。



では冒頭から。

『みんな、紹介しよう。新しくこのテニスクラブに入部した、幸村くんと、真田くんだ』
私、幸村と真田って、
初めて出会って目と目を見交わしたときから、もしくは初めてテニスをしたときから、もう、今と変わらない

幸村と真田

って関係だったのでは、と思っていたんですが(なぜならああなる過程がまったく想像できなかったから)
これ見て、
あ、自分の妄想訂正しなくていいわ(笑)、
と思ったというか
妄想そのまんますぎて、逆に怖い(泣笑)

幸村のほうからにっこり笑いかける幸村、と、幸村のほうから笑いかけられてどうしていいのかわからなくて
赤面してうつむくだけの真田、って、もうこの瞬間から今と変わらん関係出来上がりすぎやろ!!!(泣笑)

このOVAで出会いも描いてくれるのはいいけど、もしも自分のイメージと違う公式設定きたら、正直、ちょっと
困るな、と思っていたんですが、でも、そんなことまったくなくてよかった。
つか、自分の妄想以上に自分の萌えツボどストライク過ぎてもう…!(泣笑)

そうそう、一緒の日にクラブに入る、っていうのを考えてなかったんですよね。
もちろんそれが私にとっても一番嬉しいんですけど、さすがにそこまで都合よくはしてくれないかなとしてくれ
たけど(笑)

そういえば、さすがに4歳はたいてむじゃなかったね!(笑)

『決めた!真田、この学校に入ろうよ』
セリフを文字で見ると、ただの、誘いの言葉ですが、
実際に幸村の口にされたものを聞くとどう聞いても命令にしか聞こえないんですけどと思った(苦笑)
どう聞いても、『入ろうよ』、を、『入るよ』、の気持ちで言っているよなと、思った…!(泣笑)

『そして、僕とキミとで、天下を獲る』
プロポーズだ。

ところで、いくらこのふたりが強いからといっても、団体戦なんだから少なくとももうひとりは強いのがいないと
勝てません。
そういう人材育成や、もっと言ってしまえば部内掌握まで込みでの、僕とキミ、だったら幸村強気で惚れる。

そういえば、ここ、幸村一人称『僕』なんですよね。
けど、幸村と真田のところに手塚がやってきた、あのときの回想では『俺』なんですよね。
同じくらいの時期のはずですけど、どっちが正解なの?幸村自身が決めあぐねてるの?思春期なの?(笑)

『…ああ!』
最初、入ろうよ、って言われたとき無声だったので、ここはもう声をあてないのかと思ってたら(苦笑)
たいてむさん、がんばってんな!

『遠慮したことないだろ?真田は』
作画…!(仰天)
わわわ… 原作そっくりな絵が突然出てきてびっくりしました。

『あの構え…!』
ブンちゃんが、喋ったァァァァ!!!!
わわわ、テレビでは一言も喋ってなかったよねえたしか!?
びっくりした!びっくりしたー!
でも、嬉しかったです!!!

これ前も書いたかもだけど、
真田が火でグランドスマッシュ打つときにくるくるしてるのがなんか変身シーンみたいでかわいいよね。

『動かざること、山の如し』
なんで今回ときどきこうやって劇画調の顔になるのだろうか。 
キライではないけどだからって好きでは…(苦笑)

『…フ、以前のキミとは、まるで別人のようだね』
このセリフ前後の幸村の横顔が恐ろしげですごい萌えた。カッコいい…!!!
あと、
真田に『今持っている俺の全てを、このお前との勝負に、…かける!』って言われたときの表情もすごく好き
です。

つかぶっちゃけ、全部かけても勝てないと思うんだけど。
幸村もたぶん、そう思ってるんじゃないかな。
でも、それでもそういうことを言っちゃう真田のこと、幸村は嫌いじゃないんだと思います(笑)

『問題ないですよ』
観月が、喋ったァァァァ!!!!!!
たしか観月もテレビでは喋ってなかったと思う!だから嬉しい!!!

今回、立海ばかりを楽しみにしていましたが、なにげにルドルフ成分も多いよー!
つか立海も、ルドルフも、合宿にきているメンバー全員喋ってますよね!?うわ、感激…!(嬉し泣き)

ところで、みんな手首手首って言うけど、ツイストスピンで負担がかかるのは肩なんじゃないの?
と思って原作を確認したら、手首でした。
けど、都大会ルドルフのとこ見ると、やっぱり肩なんだよな… どっちよ(苦笑)

『キミの強さは、その真っ直ぐな心にある。しかしそれが、命取りになることも、あるんだよ』
そういえばどこがどう命取りだったのか、最後まで見てもよくわからなかったのですが…(苦笑)

『周助を越える日を…!』
原作で読んだときはそうでもなかったんだけど、名前呼び、なんかすごいドキドキしたよ…!
なのに、
『キミの打球、ネットを越えないよ』
とか!
『キミ』なんてなんかよそよそしいよ!そこは『お前』でいいじゃない!(泣笑)

『脅威を覚えるほどでも、…ないっ!』
グリップ打ちカッコいいー!
次の瞬間の腹チラもよいです!

『それに、あの汗の量。らしくないぜ…!』
アタシの見間違いかと思ったけど、やっぱり汗かいてるのは真田だけなんだ。
圧倒的に強い幸村が好きなので、ここ燃えました!

『しかし、これしきのことで、俺の心は折れん…!』
真田、がんばってるなー、と思ったけど、
でも、
こうやって『折れない』って言い聞かせてるのは逆に折れそうだからなのかなと思うとちょっと切なかった。

『キミは勝てないよ』
小さい幸村出てきた!
『キミに俺は倒せない』
今度はちょっと大きくなったのが!

小さいのふたりに取り囲まれている真田を見て、
なんかこういうのもいいなと新たな可能性に胸がときめいてしまいましたスイマセン(苦笑)

立海入学時のふたりの作画が、すごく、可愛らしくかつ凛々しいステキな作画なんですが、
申し訳ないけどたいてむの声で笑ってしまう(苦笑)

いや、すごくがんばってはるのはわかってるんですけど…!(泣笑)

病院のシーンがなんか淫靡だよォォォ…!(笑)(あの、別にそこまでしてくれなくていいです(苦笑))
あと、真田が室内で帽子とってないのが気になった。無礼者め(苦笑)

でも、手を握り合うところは好きかな。
幸村の手がちょっと痩せた感じなのが切ない。

『キミのおかげで、もう一度コートに立つことができた』
幸村、謙虚だなあ…

『言ったろ?キミには俺を倒せないと』
さすがにここまでイジワルそうだと、これは回想じゃなく真田のイメージなんだろうな。

うわー、フラッシュぱしゃぱしゃのシーンが切ない…(涙)

『認めるんだ。俺とキミの差は、永遠に埋まらない』
全世代幸村×真田…!? 
あわわわわ…(汗)

『いや…お前は…お前たちは…幸村ではない…』
幸村に負けてばかりの自分の弱さ、とかそんなんかなと思ってたらほんとにそんなんでした(苦笑)

『俺の弱い心が作り上げた、幸村の幻影…! 俺は負けん…!こんなところで膝を折ってたまるか…!』
泣いてもうたがな(涙)
あんな子供のころから一緒にいて、一回も勝てなくて、それでもずっとそばにいて。
ちょっとくらいさ、なんで俺はこんなのと出会ってしまったんだろ、なんで同世代にこいつがいたんだろくらい、
思っても誰も真田を責めないと思うのね。
なのにそれでもまだ、
幸村に勝てないのは自分が弱いからだとこんなにはっきり言ってしまえる真田があんまりカッコよくて…
あかんもう思い出しただけで泣く…!

てかオーラが黒いってか、赤いんだけどー!!!!!(泣笑)
スクエアでこのカットを見たときも思ったけど、
黒いのはむしろ本体なんですけど!(苦笑)

『テニスを楽しみたいと思っていた、でも…!』
と、言いながら、でも
『そんな余裕はなさそうだ…!』
ここ、すごく楽しそうに聞こえて燃えた…!

原作で読んだときはほんとに言葉通り、『そんな余裕はなさそうだ(焦り)』だと思ったんですけど、
でもこっちは、
『そんな余裕はなさそうだ(なんか真田がパワーアップした!おもしろそうわくわく!)』
みたいに聞こえて、そしてそういう幸村のほうが私は好きで…
ああもうほんと永井さんはなんちゅうええお芝居をしてくれるのか…!!!!!!(じたばた)

『いや…、自分の全てをさらけ出し、見せる。それが、不二なりの愛情表現なのだろう』
なんつか、
俺も、高架下で越前に同じことしたからわかりますが、なにか?(ドヤ)
って感じで
ほんとう手塚うぜええええええ!!!!!!!!!!(泣笑)

ああ、不二と裕太の試合後のあのシーンはカットなのね…
ここまで見てて、こりゃコミカルなシーンを差し挟めるような流れじゃないし、無理かな、と思ってたけど、
やっぱりそうか(泣笑)

『俺には…、その手を握る資格は…、まだ、ない…!』
それ以前にマナー的にまずいんじゃないかなと思うんですが、まあ真田がそう言うのなら…(苦笑)
でも、ここもひとつよくわからなくて。
真田がどうして、自分には資格がない、と思うのか、ピンとこなくて…
なんだろう、幻影に惑わされているうちはまだまだ、みたいな?

『…これでいい… これからはキミ自身のために歩め… …真田』
これはなんとなくわかるような気がする。
もしかしたら、負けてこんなに悔しがったのが初めてなのかも?
それについて、幸村は『これでいい』って思ったのかも?
うーん、あんま自信ないけど(苦笑)
ところで、私、永井さんが『真田』って真田を呼ぶ声がすごく好きなので、最後がこの言葉で嬉しかったです。



予告。四天モノだと思ってたら立海の名前が出てきてどうしよう気になるじゃないの!(苦笑)



コメンタリー

毎回思うんだけど、コメンタリーの脚本も誰が書いているか知りたいよね。

『今真田とスーパーたじまにきてるけど』
デート?

でも幸村が『ソッコー返信』とか言うかな…(苦笑)
(最初、切原の意訳かと思ったけど、聞き直してもやっぱりどうもそのまま読んでるっぽいしな…)
そこがちょっと気になったんですけど、
けど、要するに切原がさっき会った幸村が仁王で、たじまに行ってるのが本物ってことでいいんですよね?
ならばなにも問題はない!デートだと解釈するのに!(笑)

よっぽどやることなくてヒマというよりは、忙しいから押しつけられたのでは?

日吉が一番最初の当番?なの?
えっじゃあ1巻にはコメンタリー入ってないんですか?なわけないよね?
1話ではまだ完全に合宿が開始されたわけじゃないから、合宿について報告、ってカタチにはなってないって
だけなのかな?

ふだんペアを組んでる相手と蹴落としあいをやったんだ、少なくとも俺は笑えない、って言う日吉は、とても
いいヤツだなと思いました。

『忍足さんが心を閉ざしたところなんか』
そんな見てわかるもんなの心を閉ざすって(笑)

『部活じゃないときもすっごい仲イイって聞いたことあるし』
いや、あのふたりは意外とプライベートでは遊んでないはずだよ。原作でも、アニメでも。
それ誰情報だよ切原(苦笑)

『そういう関係だと、ガチンコ勝負できなくなっちゃうのかね〜?』
って発想が、すごく立海の子らしいなと思いました。

『仲いいタメって、なんかイメージできないんだよなー』
友達おらんのかキミ(苦笑)
部内にはいなくてもクラスにはたくさんいそうなイメージだったんだけど。
そして来年の立海はだいじょうぶなのか。
戦力的な意味で。だって、きっと切原ってテニス弱い部員とはつるまないだろうし(苦笑)

幸村部長はむしろコワイ(笑)

切原が、すごく柳をほめている… まあ切原と柳というカプも好きだから、ここは素直に萌えておく(笑)

切原が、『酔』拳を『睡』拳だと思っていないか、ふと不安になった。

『ジャッカルっていう三年の先輩がいんだけどさ!』
呼び捨てるんじゃねー!!!(泣笑)

『荷物を持たせたときなんか』
持たせた?持たされたではなく?

マジックで描くな(笑)
前髪とメガネだけ(笑)

ところどころ、『ん?』て思うところはあったけど、でも全体的には次期部長コンビのコメンタリー、楽しかった
です!
それにしてもなんか、このふたりだと思った以上に日吉が苦労しそうな感じだなあ(苦笑)



ライナーノート

キャストインタビュー新キャラクターが鬼先輩ィィィ!!!!!!(歓喜)

地元を散歩中でしたとか、喜びと緊張で胸がいっぱいでしたとか、鬼先輩は中の人もかわいいんですね
ウフフ!(にやにや)

しい太の中の人のイラストかわいい。
そしてこれ見て一瞬でしい太のキャラを理解できた気がします。
さすが、演じる人はキャラをつかんではりますな!

『いつものことだけど、英二ってこういう時、復活するまで時間かかるよなぁ…と』
はは、たしかに(苦笑)
(原作ではそうでもないんだけど、アニメではけっこうそういう展開ありましたよね)

ジャッカル先輩の話は「それはダメだろう」と説教しちゃうかもな日吉ってほんといい子だな…(ほろり)

『まさかホントにジャッカル先輩をパシリのように使っていたとは…(笑)』
荷物のらへんは私が聞き間違えたのかと思っていたのでライナーノートのここ見て愕然とした(泣笑)

『兄と弟としてではなく、1テニスプレイヤーとして』
あ、そうだったんですね。
なんか妙にどきどき意識してしまって申し訳ありません(苦笑)

『弟相手の真剣勝負。そこに挑む不二の心理を、手塚は見抜いていた』
えー、俺の越前に対しての取り組みっぷり自慢じゃなかったの?(笑)

『いやいや、真田だって…(笑)。』
カッコ笑いて(笑)

『何が恥ずかしいんだよと(笑)。』
ドS!(泣笑)

『それがダダもれているところがかわいいんですよ、真田は(笑)。』
これが他の誰でもない幸村の中の人の発言だということが、もう、萌えで溺れる…!!!!!

『逆にOVAで良かったですよね。』
テレビでやらないと知ったときはアタシほんとにブツブツ言ったけど、たしかに、この出来だったらたいてむ
さんの言葉には全面的に賛成せざるをえない。

普通の友情よりも強い結びつき!!!!!!!

『余裕ぶっこいてる場合じゃないぞと』
えっ。真田が黒いオーラ出すまで、ずっと幸村は真田に対して余裕ぶっこいてたの?10年間ずっと?(愕然)

…さすがにそれはちょっと、真田かわいそう…はは(涙目)

『モノローグじゃなくて、直接言ってあげればいいのに(笑)。』
ほんとだね(笑)

『「立海、ちょっといいんじゃない」と思ってもらえるような』
だいじょうぶです!ちょっとどころじゃなくいいと思いました!!!!!!!

『立海ファンは必見ですよ』
ほんとそう。
ちゃんと発売日に手に入れて、ネタバレなにも知らないまっさらな気持ちで見ようと思ってよかった。




えー…

まあ、幸村と真田って、いったいなんなんだろうと考えていて。

とりあえず、
あのふたりはもう出会ったときから幸村と真田だったんだよ、
ってのと、
あと、アニメの真田があまりにマゾっぽくて、
だったら幸村と真田はSMなんだろうか…
でも、もしそうだったら、SはMに絶対勝てないから、それはちょっとな…
と、ちょっと保留にしてた考えとがあったんですけど、
なんかもう今回の見て、
あのふたりは出会った瞬間に既にああだったし、
(もしかしたら、冒頭のあのシーンより早くそうだったかもしれない。
それこそ、互いに互いが視界に入ったときから)
あのふたりはもうSとMです(苦笑)

なんだろなー、とにかくもう、あのふたりは会ったときにぱっとわかっちゃったんですよ、自分たちがそういう
性分で、すごくしっくりくるんだと。

出会って、時間をかけて関係を作っていたのではなく、
もともと最初からくっつけたらぴったり合うようにできてたモノが出会っただけなんですよ。

10年間負けててそれでもそばにいてそれでもまだ勝ちたいと思っているなんてそんな強靭な精神力は私の
理解の範疇を超えてると思っても真田が『Mだから』ですべて片付いちゃうし、
幸村が病気から復活したのも『Sだから』で私は納得いく。SはサービスのSだからな!
Mにあそこまでされたらそら治らんとって思うし、やれてしまったんだと思う。

いやー、なんかもう、すごく自分の妄想にしっくりくる幸村と真田だっていうのを私はわかったんだけど、
なんかその説明がうまくいかない…!
てかあまりに公式が提供してくれたものが自分にとってすんなりと納得のいく解釈のできるものだったので
逆にどう言うたらいいのかよくわからん…!(泣笑)

すいません、幸村と真田はSとMなんだ、ってことは、また別に書きます。
とりあえず私にとって幸村と真田とは、ってことの答えは、これで出たから!

(12/06/23)

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