■勝利学感想 読んでみました勝利学。 以前ヒカ碁サイトさんでヒカ碁勝利学が結構面白かったっていうのを見ていたので、まあこれもそうしょうも なくはないだろう!と(笑) 思った通り、結構面白かったです。 ただし、全体的にテニスに興味のある少年少女向けという感じは否めません。 大人で、かつ現実のテニスの世界にも詳しい方には物足りないかも(苦笑) 内容的には、 『テニプリを読んだ中で得られる生きていくためのヒント』 みたいな感じなんですけど、ここらへん著者と五つしか年の違わない私からすると、書いてあることがもう 既に自分でもわかってることばっかりで、やや物足りない(苦笑) でもまあ読みながら『うんうんそうだよな』と再確認できたのはいいかなあ? それと、私は現実のテニスの世界については明るくないので、そこらへんについての記述は非常にありがた かったです。 テニス世界において卑怯と言われがちなことが、現実ではそうでもないと言うか、みんなもっとえげつない ことしてると言うか…!(苦笑) でもここらへんも詳しい方からしたら周知の事実なのかもしれない(苦笑/汗) でも読んでみて、 私に子供がいたら読ませたいとか、 学校図書館に入れて子供たちに読ませればいいんじゃなかろかとか、 自分が小中学生のときに読みたかったよ…とか思えたので、とりあえず私の中での評価は高いです(笑) あ、オタク的萌えはあんまりなかった気がする(笑) ルールや、テニスの技術についての記述もあんまりありません。 以下コンテンツごとにつらつらと。 ■表紙 手塚とリョーマと跡部と不二。描き下ろしなのかね? リョーマのレギュラーポロはちゃんと青なのに、手塚と不二のレギュジャが黒く塗られているのが若干 気になる(笑) そして跡部様、表紙にはいらっしゃいますが、本文中にはまったく出てきません(泣笑) (著者がテニプリをどこまで読んでこの本を執筆したのかは定かではありませんが、とりあえず言及されてる のは対氷帝戦乾海ダブルスまででした。) ■帯 『リョーマ、手塚、不二たちが繰り出すスーパープレイの秘密が、今、あきらかになる。』 でも、不二についての記述はほとんどなかったよ? むしろ裕太のほうが多い(よかったな裕太!(笑)) 裕太を指して『不二』って書いてあるの見たの、初めてかもしれんよ…。 数多くの人間に宛てた生き方についての本でとり上げるにはやはり不二周助は適当ではないということ なのか(苦笑) 手塚も、彼のプレイについての記述はほとんどなし(泣笑) 彼の名前が出てくるのはせいぜいリョーマ絡みの記述において、くらい(個人的には超萌えだったけど(笑)) ■本文 『テニスってどういうスポーツ?』 セリーナとヴィーナスの話が興味深かったです不二兄弟みたいで(笑) 裕太もいつか…!(苦笑) ■ダブルスの極意 私もなんで現実世界の選手はシングルスもダブルスもプレイすんのかな〜って不思議に思ってたんですが、 おかげさんで謎が解けました(笑) ダブルスの試合で前衛後衛両方こなすことによって、ネット際のプレーの技術を磨くことができるからなの ですネ。 これがシングルスだけだと、後ろでプレーする時間がどうしても長くなって、前でのプレーをなかなか覚えられ ないんだって。 だから子供のうちに積極的にダブルスにもトライしたほうがいいんですってさ。 ダブルスがアレな王子とか、一回もダブルス組んでるの見たことない手塚とか、いったいどうなっち ゃうんでしょうね…!(苦笑) 青学における専業ダブルスの大菊以外のメンバー、みんな誰と突然組まされても結構それなりにダブルス できてるのはなんでだろうと思ってたんだけど、 (シングルスとダブルスはまったく別物で、シングルスならシングルス、ダブルスならダブルス、どちらかしか できないものだと思ってたので) どうやら、どっちもできるのが普通みたいですネ!(笑)王子は…!!!(汗) 他に、ダブルスのいいところとして、リラックス効果があるんですって。 二人でやる分プレッシャーが半分になるそうです。 そうかな? アタシなんかは自分がミスったとき相手に悪いって思って余計にプレッシャーだけど(苦笑) まあとにかく著者曰く『シングルスでもこれぐらいリラックスして戦えたらいいのに』だそうです。 で、みんなシングルスのときは怖い顔してやってるけど、ダブルスはポイントを取る度ペアを組んだ相手と にこにことハイタッチなどしながら、楽しく試合できるんだって。 …えっ、ハイタッチって、愛の証じゃなかったの…?誰でもやってるの…? そんなこと知りたくなかった…!(泣笑) まあそれは置いといて(置いとくんか)大菊はいっつもリラックスばっかりしてるということですね(笑) 手塚もたまにはダブルス組んでリラックスすれば表情も柔らかくなるかもしれません(笑) ■テニプリ世界のプレイにおいて非現実なところはひとつもないんだって… ブーメランも、ドライブBも、さほど難しい技術ではないそうです。 でも急降下するボールは打っててもそれをスライディングして打つ人っているだろうか(苦笑) テニプリの幾つかのスーパーショットについて、ここでは特に裕太のライジングについて詳しく書いてあるん ですが、どうせならツバメかヒグマか鯨やっていただきたかったです(笑) だってライジングだけは私もテニプリ読む前からどんなものか知ってたもん〜(苦笑) にしてもライジングの説明ページのこの手塚のパチもんみたいなイラストはいったいなんなのだろう?(笑) ■『理想的なテニスの戦い方』 この項の最初らへんの、自分の悪いとこよりいいとこ探せとか、ミスは学習のチャンスとか、そこらへんは 特にテニスをプレイするときだけでない、生きてく上での役立つことが書いてあって普通によかったです。 ふむふむと納得しながら読ませていただきました。 しかし、相手の弱点を攻めろってとこのグラフの話はびっくり(苦笑) 確かにこれが許される世界なら、観月のやってることなんざ卑怯でもなんでもないわ(苦笑) ルールに違反しない範囲なら、ほんと相手の弱点をつくのにどんな手を使ってもいいんだねえ、テニスて。 うわあ、楽しそう…!(えっ) この本の中では言及されてませんが、じゃあ『これ以上試合続けたらお前の選手生命終わりやぞ〜』と 手塚に揺さぶりをかけた跡部様も全然アリということなんでしょうかね?(苦笑) ■『テニスをするために必要な準備とは?』 ゴールデン夫婦の反省会についての記述がありました。 反省会するのはいいことで、大いに見習って欲しい点ではあるけれど、あえて彼らに注文をつけるとしたら、 負けたときだけじゃなく、勝ったときにも反省会はして欲しい、だそうです。 勝った試合でもまったくミスしないわけじゃなく、そこは次までに直さないといけないし、またうまくいった ところを振り返って自分の良さに気づくことも大事なんだって。 つまり大菊はもっとコミュニケーションを密にしなければいけないと…! ありがとう!大菊萌えをありがとう!(笑顔) ■『メンタルがすべて!』 絶対に諦めない姿勢が相手にプレッシャーをかけ、それで流れが変わることがあるそうです。 だからアニメでは負けにさせられちゃってたのか?緑山…!(泣笑) また、考えても変わらないことは考えない、だそうです。 相手がルールの範囲内でやってくる挑発(観月が試合中にホウキもち出して掃いたアレ、あんなん日常 茶飯事だってさ(苦笑))には文句を言うても仕方ないわけで、そんなんにイライラすんのは無駄だと。 なるほどね、考えないのか。 私はすぐカッカくる短気な性格で、よくイライラして精神乱れることあるので、ここんとこはしっかり覚えて おいて、ムカッときたら考えてどうにかなることなのかならないことなのかしっかり見極め、それから存分に イライラすることにします(笑) この本の中に書いてあることで、これが私にとって一番のお役立ちポイントでした。 他にもこの項で書いてあることは私的に役に立つの多かったです。 常に冷静に落ち着いてる状態が大事なんだってわかってても、具体的にじゃあそういう状態に持っていく にはどうすりゃいいのかイマイチはっきりわかってなかったので…(苦笑) ■『自分のテニスを見つけよう』 ここらへん一番小中学生に読んで欲しいなあと思った。自分がどういう人間で、どういう風に生きたいのか 知ることはすごく大事だと思うし。 自分のしたいことを自分で考えて決めて実行することは確かにしんどさもあるけど、でもそれ以上に楽しい です。 私はそれがわからなかったころにはもう絶対戻りたくない(笑) そういう生き方を選択するしないは別にして(だって自分を通そうとしたら衝突は避けられないしね(苦笑)、 あえて人の言いなりになって衝突を避ける生き方もアリだと思いますよ)、『自分で決めて自分を主張する のはしんどいこともあるけどそれ以上に楽しいよ〜』ってのもあるってことを、早いうちに知るのは悪くない ことだと思います。 なんか説教くさくなってすいません(苦笑)管理人子供いてもおかしくない年齢だからってことで許して(笑) ■その他 たくさんとり上げられてるな〜って思ったのはやはりリョーマ。 あと菊丸と観月。 赤澤部長のブレ球も出てきて、他校でとり上げられてる量はルドルフがダントツ。つか他校ネタはほとんど ルドルフと言っていい(笑) 菊丸絡みで大石。 桃は彼単品と言うより菊丸リョーマ海堂とのダブルスでのことが主に話題に。 乾もそこそことり上げられてたかな?勝ちビビリは泣き笑いもんでしたが(苦笑) (『勝ちビビリ』格下が格上に勝ちそうになったとたんビビっちゃうこと。 ランキング戦で手塚に勝ちそうになったのに負けた乾はこれじゃないかって書かれてた…(苦笑)) タカさんと海堂はこれといって話題なし(苦笑) タカさんはケガで棄権したこと、海堂は初の乾海ダブルスのことと桃とのライバル関係のことくらいしか なかったんじゃないかなあ? 手塚もリョーマ絡みの話題が多く、彼単品での話題はあんまり。 不二はほとんど『不二裕太の兄』状態。イエス!裕太おめでとう!(笑) 青学ではあと堀尾とか、桜乃ちゃんとかがちらちらと。 他校であと多いのは、意外にも壇(笑)身長のことで。 亜久津も王子絡みで少し。千石は名前程度(苦笑) 不動峰はタカさんのケガのところで石田。 部活の縦社会絡みの記述で橘。この二人も名前くらい(苦笑) 氷帝にいたっては乾海ダブルスんときにおける『氷帝ペア』。これだけ(泣笑) カプ萌えらしきものはほとんどないよ?(当たり前っちゃあ当たり前(苦笑)) 大菊が反省会を、リョ塚が『強さへの芽生え』での試合がとり上げられてるくらい。 出番の少なさからおそらく一番おいしくないのは不二塚(苦笑) しかしほんとダブルスというのはつくづくオイシイよね!(笑) 今回はここまで。また何かあったら書き足します。 (03/03/29) |
ブラウザバックでお戻り下さい