2002年5月31日。
ある牧場へ行った。
牛舎の前に堆肥が山積みになっていた。
花壇に入れたら最高の土だろう。
スコップで掘ると白いものがコロコロ出てきた。
白い体に黒い頭。
カブトムシの幼虫だ。

掘るたびにゴロゴロと出てくる。
私も久しぶりに子供のようにはしゃいでしまった。
カブトムシの幼虫は丸々太っている。
伸ばすと10センチくらいありそうだ。
手のひらに乗せるとクネクネ動き回る。
「早く土に戻せ!」とでも文句を言っているのだろう。



10匹くらい家に持って帰った。
幼虫はバケツの中。
土しか見えないので、3匹だけ透明な容器に入れて観察することにした。
みんな成虫になってね。