写真 写真猪苗代スキー日記トップへ戻る

プロローグ

 1月も終わりに近づいたとある日、hyokoさんから一通のメールが届きました。
リステル猪苗代に泊まる豪華格安スキーツアーへのお誘いでした。私の会社は毎年、2月に連休があるのですが、今年は妻の仕事が忙しく、休みがとれそうもないと言っていたので、家でゴロゴロしてるしかないかと半ば諦めていました。そんなわけで最初、妻には申し訳ないとは思ったのですが、ひとりで参加するつもりでいました。それが1週間前になって妻に3日間休みがとれたので、思いがけず、はじめて夫婦揃ってのスキー旅行になりました。私は3年ぶり、初心者の妻は7年ぶりのスキーです。不安いっぱいですが、はたしてどんなことになるのやら・・・。




2002年 2月8日(金)

猪苗代へ・・・

 朝、5:00起床(妻は、4:30起床)。スキーをキャリアに積んで自宅を5:30に出発。空はまだ真っ暗。柏インター入り口付近ですぎゃさんより無線連絡が入る。守谷パーキングで待っていると、すぎゃさん夫妻が同乗したTAKEさんの車がやって来た。事情により、hyokoさん夫妻はわれわれより1時間早く出発、masamiさんは仕事の都合で午後から合流する。5人で軽く朝食を済ませ、猪苗代へ向けて出発。途中、事故渋滞などもあったが、順調に常磐高速道、磐越自動車道を走り抜け、猪苗代インター手前で、hyokoさんと無線がつながる。リステルを目指してナビを頼りに進むが、なかなか思うように進まず、散々遠回りしたあげく、最後は従業員道路のような細い道を抜けてなんとかホテルにたどりついた。

リステルスキーファンタジア

 hyokoさん夫妻と合流し、さっそくスキーウェアに着替えてゲレンデへ。リステルスキーファンタジアはペアリフト3本のみという小さなスキー場ではあるが、平日ということもあり、ゲレンデはがらがら。気温も高く、春スキーのような様相。雪もかなりシャーベット状になっている。3年ぶりにスキーを履くが、左側のビンディングに靴がうまくはまらない。ちょっとおかしいなとは思ったが、久しぶりということもあり、そのままリフトへのり、緩斜面を何本か滑ってみる。どうも左足のスキーがうまく体についてこない。3年ぶりだと、こんなに体がうまく動かなくなってしまうものだろうか・・・?。逆に、妻は7年ぶりとは思えない位、安定した滑り(?)を見せる。ひと安心。これなら大丈夫だろうと思い、妻を連れ、もう1本リフトを上がって、中斜面へ。多少、心配もあったのだが、そんな心配をよそに妻は平気な顔して滑っていく。”なんだ、大丈夫じゃん。”と思った瞬間、その私を悲劇がおそった。スキーを雪にとられたと思ったら、左のスキーが簡単に外れ、転倒。起き上がってスキーを履こうとするが、左側の靴がいくらやってもビンディングにはまらない。無理やりビンディングに靴を引っ掛け、なんとか下までたどりつき、靴をよくみてみると靴底のビンディングに引っ掛かる部分の樹脂が、ボロボロになってほとんどなくなってしまっているではないか。7年使いつづけた愛着のある靴だったので大ショック!!。その後、みんなで昼食を済ませ、靴をレンタルするものの、3年ぶりのスキーへの思いはすっかりさめてしまった。3時頃、masamiさんが合流したが、妻が疲れたというのを口実に、夫婦で早々とレストハウスへ戻り、しばし休憩。

リステル猪苗代

 4時過ぎにゲレンデを引き上げ、ホテルへ。部屋はウイングタワーの中の和洋室で広々としており大満足。温泉につかった後、夕食のバイキングへ。和洋中そろった豊富なメニューで、特に鴨のローストとフカひれラーメンは大人気。ただし、通常料金は¥5500らしいのだが、それはちょっと高くないか?。お腹いっぱい食べたが、TAKEさんは、さらに小さなケーキ13個を平らげる。部屋に戻って、有線ラジオで70年代、80年代のヒット曲を聴きながら、お酒と若かりし頃の思い出話で夜がふけた。



2002年 2月9日(土)

 朝、7時過ぎに目がさめる。masamiさんから一言、「いびきすごかったぞ」。やはりやってしまったか。最近、体調が悪かったり、疲れたりした時にお酒を飲んで寝ると、いびきがひどいらしい。(妻 談)同室のみなさん大変、ご迷惑をおかけしました。m(__)m


 朝食は、またまたバイキング。朝から、たっぷりお腹につめこむ。女性陣はなんと午前3時まで話し込んでいたらしい。

クアハウス”C'S”

 今日はスキーをやらずにクアハウスで遊ぶことに。(3時間のクアハウス無料利用券が宿泊にセットされているのです。)とりあえず、ホテルをチェックアウトし、荷物を車へ運ぶ。今日から寒気が戻ってきたらしく、昨日とはうってかわって氷点下の気温。凍えそうになりながら、荷物を片付けた後、ウイングタワー内のクアハウス”C'S”へ。シーズは、温室・温水プールとジャクジーやサウナなどを組み合わせた水着で遊ぶ温泉施設。水着のレンタルもあるらしいが、それはちょっとって感じだけど。こじんまりしたスキー場とクアハウスに食事はバイキングと小さな子供を連れて遊びに来るには最高の環境だと思う。でも、普段週末の宿泊料金はとっても高いので、今回のような格安ツアーでもないと、来れないけど・・・。

猪苗代周辺観光

 1時間半ほど、クアハウスで遊んだ後、ホテルを出発して猪苗代ビール館へ。ここで食事をするつもりだったが、おつまみみたいな食べ物しかないので、とりあえず周辺の猪苗代おかし館やオルゴール館、世界のガラス館を見学。食事は、軽く済ませるつもりで、隣に建つイタリア料理屋へ。お得なセットメニューをオーダー。すると、これがすごい量。味もまあおいしかったし、いつもならラッキーって思うとこなんだけど、今回は、夜・朝のバイキングの後だっただけに大苦戦。なんとか残さずいただくことができました。以上で、今回の旅メニューは全て終了、帰宅の途へ。

 高速道では、横風がむちゃくちゃ強く、ハンドルを持つ手に力が入る。途中からは、沈みかけた太陽の光に正面から照らされ、視界を遮られ気を抜く暇もなし・・・。やっとこさ守谷パーキングまで戻って、ここで仲間とは解散。色々ありましたが、久しぶりのスキーツアーはこうして無事に幕を閉じたのです。



エピローグ

 hyokoさん夫妻、幹事ごくろうさまでした。とっても楽しい2日間になりました。また、すぎゃさん夫妻、masamiさん、TAKEさんにも色々とお世話になりました。妻ともども感謝致しております。この場を借りて、お礼申し上げます。これからも是非よろしくお願いします。