2006年 9月 3日(日)
旅行2日目。6:00起床、寝違えたのか首が痛い。娘は起きるや否や窓の外を見て、ペンションの庭で遊びたいと言う。仕方がないので、着替えて2階の部屋から玄関ホールへ向かう。途中、プレイルームの横を通ると気が変わったようで、「ここで遊びたい。」とさっさと部屋の中へ入っていく。朝食までの時間をプレイルームで過ごすことにする。7時を過ぎると他の子供達もやって来て、朝から賑やかな様相。8:00から朝食で、自家製の林檎のジャムと杏のジャムがとっても美味しかった。他の子供達は食事を終えると次々とプレイルームで遊び始めるのだが、我が家の娘は食事をするのがとても遅いので食べ終わった頃には他の子達は自分の部屋へと戻ってしまって一緒に遊べない。昨日、今日とその度に悲しそうな顔をするのでちょっとかわいそうな気もするのだが、来年からの幼稚園の事もあるのでそこは心を鬼にして「ちゃんとご飯食べないと遊べないんだよ。」と言い聞かせる。食事を終えると今度はペンションの庭でひとしきり遊んだ後、身支度をして10時前に”旧軽散策”に出発。
昨日同様に駅近くの有料駐車場に車を停め、市村輪店で自転車をレンタル。昨日は気付かなかったのだが、”無料駐車場あり”の看板に気付く。店員さんに話を聞くと4、5台の駐車スペースがあり、平日の朝なら大体空きがあるとのこと。そう聞いて自転車で旧軽銀座へ向かう道々のレンタサイクルショップをながめてみると、ほとんどの店は専用駐車場を持っているようだ。自転車を借りる場合はダメもとで駐車場についてを聞いてみることをお奨めする。まあ、ダメでも駅付近の駐車場は一日停めても500円なので、そんなに痛い出費というわけではないけれど。今日はとりあえず旧軽銀座を通り過ぎ、旧三笠ホテルへと向かう。途中の坂道が結構辛い、日頃の運動不足が恨めしい。なんとか現地に到着した頃には額から汗がだらだらと流れていた。旧三笠ホテルは明治39年に開業し、昭和45年に廃業するまで上流階級の人々が宿泊した当時の超高級ホテル。昭和55年に重要文化財に指定され、今では誰でも気軽に見学ができる。館内には家具やシャンデリアなど当時の調度品も展示されており、窓ガラスも当時のまま残されていて外の景色が歪んで見えるところがなんともレトロな雰囲気十分。入館料は400円。自転車で旧軽銀座へと戻るが帰り道は下り坂なので楽チン、娘は「早い!早い!」と大喜び。昨日、下調べしておいたチャーチストリート軽井沢横の駐輪場に自転車を停め、軽井沢聖パウロカトリック教会を見学。この日は結婚式が催されていたので教会内を見学できなかったのは残念だったが、木造の素朴な建物から伝わる凛とした印象がなんとも美しい教会だった。娘がアイスクリームが食べたいというので、杉養蜂園で蜂蜜入りのソフトクリームを購入。店先で果汁入り蜂蜜のジュースを配っていたのだが、これはさっぱりした甘さがとてもおいしい飲み物でした。杉養蜂園の先の路地にベンチがあったのでここでソフトクリームを食べていると、娘はサトウ製薬のキャラクター”サトちゃん”の乗り物に目を付け遊び始める。すぐ飽きるだろうと高をくくっていたが、30分以上経っても離れようとしない。いつの間にか正午を過ぎてしまったので、ブランジェ浅野屋でカレーパンとハムチーズパンを購入してこの路地で昼食。本当は矢ケ崎公園まで戻ってピクニック気分と思っていたのだが、泣く子と地頭には勝てぬで予定変更。浅野屋のパンは生地がモチモチしていてとっても美味しいパンでした。しばらく遊んで、まだ遊び足りない娘を何とか説得して旧軽銀座の散策を開始するが、今度は退屈になった娘が「抱っこ、抱っこ」と大騒ぎ。泣きながら歩く娘をそのままにも出来ず、革工房で記念に娘の革の指輪を購入するとそそくさと自転車へ戻り旧軽銀座を後にする。
自転車に乗ると娘のご機嫌は回復、公園に行きたいというので矢ケ崎公園の遊具のある広場で娘を開放。ブランコやシーソー、すべり台などで思いっきり遊んだ娘は満面の笑顔。特に家の近所にはない二股のすべり台がとっても気に入ったようで、何度も上っては滑るを繰り返す。楽しそうなのはいいんだけど、これじゃいつもの休日と変わりないよ・・・。しばらく遊んで宿へと戻る。今日あたりから宿泊客もぐっと少なくなるのかと思いきや、宿はほぼ満室状態。娘はあれだけ外で遊んで来たのに、まだプレイルームで遊びたいと言う。でも、私は昨日の運転の疲れが一日遅れでやって来たのか少々ダウン気味。3人でお風呂に入った後は妻に娘をまかせて夕食までの間しばらく休憩。夕食を済ませてしばらくプレイルームで遊んだ後部屋に戻り、今日はみんなで早めの就寝。この日娘はプレイルームで同い年のお友達を見つけたようで、とっても嬉しそうだった。