2002年 7月26日(金)
ようやく梅雨も明け、連日真夏の太陽が照りつけるようになった7月の末、会社の平日休みにどこかへ行こうかと妻に相談すると、開口一番「涼しいところがいい!」との答えが返ってきた。こんな時期に涼しいところと言われても・・・。色々と考えた結果、冷房の効いた建物の中で過ごせる所ということで、お台場探検に行こうということになった。
これまで何度かお台場には出掛けているが、フジテレビには行ったことがなかった。ちょうど、”お台場どっと混む”というイベントが開催されていることもあり、フジテレビ見学を今回の探検の第一目的とし、先日、妻がテレビの情報番組で見た”台場小香港”でお昼ご飯を食べようと決めて、朝9:00に車で自宅を出発した。柏インターから常磐高速道路を経て首都高に入るが、八潮南インター手前で大渋滞。最初の内は、小菅JCTまで我慢すればと思っていたが、渋滞は解消されず、平井橋付近でようやく車が流れ始める。ここまで何と1時間30分もかかってしまった。湾岸線に入り有明インターで高速を下りて11:30頃ようやく東京ビックサイトの駐車場に到着。
有明駅からゆりかもめに乗り、お台場駅へ。今日もとにかく暑い!!。まずは、お台場海浜公園にある”自由の女神”を見に行く。1998年−1999年の「日本におけるフランス年」を記念してフランスよりお借りしてお台場で一般公開されていた自由の女神のレプリカ。有名なニューヨークのものに比べるとずっと小さいけど、これはこれで迫力あり、質感もレプリカとは思えないほど立派なもの。レインボーブリッジをバックに立つ姿はなかなかよい眺め。写真を撮った後、とにかく喉が渇いていたので、「アクアシティーお台場」内のスターバックスでちょっとコーヒーブレイク。
そろそろ、お昼ご飯の時間なので、妻希望の”台場小香港”に向かう。”台場小香港”は、「デックス東京ビーチ」の南棟アイランドモールの6・7階にオープンした香港の街並みを再現したエンターティメントパーク。暗い店内には、大小たくさんの横看板や鮮やかなネオンが所狭しと設置され、香港らしい雰囲気をよく醸し出している。(って言っても、実際の香港には行ったことありませんが(笑)。)店内には、香港の名店「鴻星海鮮酒家」をはじめとして、たくさんの中華料理屋が軒を並べ、中華食材や中国茶などを扱うお店や怪しいおみやげ屋など見どころいっぱいで、1時間位はあっという間に過ぎてしまう。昼食は、回転飲茶という言葉に誘われ、”天天常常回転坊”というお店へ。飲茶などが目の前を流れていく姿は何となく不思議な感じがする。はじめて、北京ダックというものを食べたが、味は・・・(ノーコメント)。おもしろさもあるし、値段も手頃なので、味に期待し過ぎなければ行ってみても損はないと思う。
お腹も一杯になり、いよいよフジテレビ見学へ。入り口で展望台とフォーラム”ありがとう北の国から”展のチケット(¥1000)を購入し、エスカレータで7階まで昇る。7階には、黒板五郎の”石の家”のレプリカが展示されていた。7階からは直通エレベータで24階まで昇った後、歩いてあの球形の展望台へと進む。展望台の中は思ったより狭いし、ラフくんがいる以外は何があるというわけでもない。外の景色もそうたいした事はないので、あまり期待しない方がよい。話の種に1回行けばそれでいいかも。ラフくんと記念撮影した後、22Fのフォーラム会場へ。今秋に放送予定の完結編”北の国から2002 遺言”にちなんで展示会が開催されていた。北の国からの21年の歴史を振り返るもので、懐かしい映像があちこちで流され、台本や衣装、小道具などが展示されていた。純くんの「電気がなければ暮らせませんよ」とか「僕には北海道は合わないと思われ・・・」などボヤキのセリフをプリントしたTシャツなどが売られており、何とも懐かしかった。記念にマグカップを購入してしまった。
エレベータを降り、7Fからエスカレータで5Fまで来ると、見学コースの入り口があった。見学は無料とのことなので早速、中へ。中には色々な番組のパネルや小道具が展示されており、ところどころに記念撮影コーナーが用意されている。展示中の小道具の中で、”めちゃイケ”のオファーシリーズで使われているナイナイ岡村くんのジャージが”現在撮影中のため出張中”との張り紙と額だけになっていたのには思わず笑ってしまった。実際のスタジオも見学できるようになっているのだが、この日は撮影中の番組はなかったらしく残念。
気が付くと、もう4時を回ってしまっている。少々、歩き疲れたのでフジテレビを後にして、「アクアシティーお台場」内のアンナミラーズでちょっと休憩。最後にヴィーナスフォートに寄ってから帰ろうかとも思ったが、帰りの渋滞が気になり、早めに帰宅することに。お台場駅から再びゆりかもめで有明駅へ。
駐車場を出たのが、5:30頃。やはり、湾岸線で四つ木方面への分岐が大渋滞。帰りも家にたどり着くまで2時間近くもかかってしまった。
「デックス東京ビーチ」では、今年の秋に昭和の下町をイメージした”台場一丁目商店街”なる新しいエンターティメントパークがオープンするらしいので、また、その内遊びに行こう〜っと。