歓喜の瞬間




第82回全国高等学校野球選手権大会第12日(準々決勝)第4試合
柳川−智弁和歌山 延長11回裏、智弁和歌山サヨナラ勝ちの瞬間
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)にて 2000年8月19日撮影

この大会屈指の右腕投手、香月良太投手(柳川)と豪打で勝ち進んできた智弁和歌山との一騎打ちとなった。
8回表で2−6と柳川4点リード。8回裏に3番武内の本塁打を皮切りに、1・2塁から6番山野の3点本塁打で同点に追いついた。
その後は一進一退の攻防を繰り返し迎えた延長11回裏、2つの四球で2死1・2塁となりバッターは5番後藤。
香月の177球目を叩いた打球はライト線へ。2塁走者堤野がサヨナラのホームを踏んだ。

この写真はまさしくサヨナラ勝ちの瞬間を捉えたものである。
ホームベース上で右手を高々と上げる堤野、ベンチから飛び出す智弁和歌山ナイン、
それぞれの守備位置でガックリとうなだれる柳川ナイン、
そして審判の横でただ1人呆然と立ち尽くす香月…

この時点で甲子園は6回目(23試合目)だが、間違いなく最高の試合だったと思う。
6時半前(もちろん朝)から並んだ甲斐があった。(といってもこの前に3試合観戦している)


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