記事タイトル:源次郎尾根 


書き込み欄へ  記事一覧に戻る  ヘルプ
お名前: ムララ   
ほぼ1年振りに書き込みしてみました。

GWの前半の29日から1日まで剣岳・源次郎尾根ツアーに参加しました。
メンバーは、名古屋の相棒とJ・DORAGONさん、助手のIさんです。

初日は、室堂からずっと雨で、剣沢小屋に着く頃には全身ずぶぬれで、正直
このまま帰りたくなりました。
でも、次の日は晴れの予報だったので、小屋に着いてからひたすらストーブに
くっついて、ぬれたものを乾かす作業に没頭しました。

寝る前には雲もなくなり、星空のもと、剣岳がはっきりと姿を現しました。
それで少しずつやる気が沸いてきました。

次の日は、朝4時に出発。アイゼンをつけて平蔵谷の出合までひたすら下りました。
1時間ほどで到着。源次郎谷?の急な雪渓を登り始めました。
僕ら以外に、3パーティほど入っていました。
雪は硬くしまっていて登りやすかったです。
途中、岩場でアンザイレン(だっけ?)をして、稜線を行き、
1峰が近づいたころ、来年行く予定の八つ峰が見えてきました。
今日は誰も取り付いてないようです。
雲ひとつない青空で、後立山や剣沢もよく見え、最高の景色です。

1峰で小休止して出発。核心の2峰の懸垂下降は高度感あり、出足の一歩が
びびりました。降りた所で大休止。時間は8時くらいかなあ。
あとは、剣頂上を目指すのみ。40分ほどで頂上に到着しました。
誰もいませんでした。
ただ頂上といっても、祠の屋根が見えるくらいであんまり実感はなかったです。

5分ほど休んであっさり下山。
カニの横ばいから平蔵谷のコルを下っていきました。
ここで、ロープをはずして、あとは走るように平蔵谷を下りました。
雪がくさってて、膝上までもぐるところもあって、結構しんどかったです。
ここで余力を残して、最後の剣沢の登り返しに備えようと思っていたので
この雪には参りました。

平蔵谷の出合でアイゼンをはずし、小休止した後、出発。1時頃に小屋に無事
到着しました。

とにかく晴れたこと。これにつきます。
剣はほんといい山でした。
先生、アルプス疲れの残る中、ありがとうございました。
それと、みなさんお疲れでした。

P.S
 J・DORAGONさん、誰か多分わかりました。女性でしょう?
[2005/05/04 12:54:14]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る