記事タイトル:Gaston Rebuffatの世界その1 |
MAKOちゃん。夢の実現、おめでとうございます。 1号にとってもここは思い出深き場所なんです。 実は、1号の記念すべき初マルチがこの『シャペル・ドゥ・ラ・グリエール』。 これがまた、外岩経験ほんの数回、リードのビレイは初挑戦。 なので1ピッチ目の1手目で、すでに落下。 テラスにうまく着地できずさらに下まで落ちそうになり、後ろにいたおねーさまに抱きかかえられてセーフ。 2ピッチ目の途中からパートナーに「ロープ遅すぎ!ATCを使わずビレイしろ!」 って怒られ、頭はパニック。 あまりにも時間が掛かりすぎたから「4ピッチ目は近道だ!」てなことになって、 ガラ場を直登。 時間がないからとおにぎりはおあずけで、腹ヘリでより一層動けない。 心身ともに疲れはて、もうマルチは封印し、しばらくゲレンデっ子になりました。 おまけ。 バス停名は「Les Praz Flegere」です。[2006年12月8日 0時36分29秒]
MAKOちゃん!『シャペル・ドゥ・ラ・グリエール』に登ったんですね! しかも最後の頂上まで。おめでとうございます。 そしてタイムにオドロキ!午前中には5ピッチ目終了??? 1号・2号も行ったんですよ。6人3ペアで。 なんと、3組揃って下山開始が15時30分。 タイムオーバーで最後の頂上はなしでした。 まーた3号が「遅い!」って言うんだろうな・・・。 5ピッチ目の、あのリッジからの景色には1号・2号も感動しました。 パートナーなんて「2号がリッジを渡っているところを写真に撮るんだー!」って 張り切っちゃって、いい絵にならないとかでなかなかOKが貰えず、 2往復半もしちゃいました。 しかもカメラに夢中でザイルは握ってるんだか握ってないんだかわかんない状態。 ステキな景色もときには罪になりますね。 ちなみに後続の1号ペアは、2往復半もしたのに追い付いてこず、 さらにその後のおねーさんペアは、まったくもって姿が見えず。 3組目が到着するのを上で待つくらいなら頂上登れちゃったんじゃないの?と 1組目の2号は少々不満でした。 MAKOちゃんも写真撮りました?[2006年12月8日 0時23分19秒]
夢を叶えた日のMKOちゃんの日記です。 ルート名は、Chapelle de la Gliere arete sud(シャペル・ド・ラ・ グリエール 南陵)2663m。 背景は。 MAKOーchanは若い頃「THE MONT BLANC MASSIF THE 100FINEST ROUTES] (Gaston Rebuffat著)の日本語訳「モンブラン山群特選100 コース」(近藤 等訳)を読み感動し、登山の世界を広げました。 今年の夏は、鈴木ガイドとこの「感動」を現実にした時の日記です。 このルートは、上記ガイドのNo.4に出てきます。 2006年7月10日(月) 午前7時45分鈴木ガイドとスネルスポーツ前で待ち合わせ。 ドリュを背景にした教会のある「La PrazFegr」でバスを降り、 ゴンドラ乗り場へ向かう。七月一日にシャモニ入りしてか天気も順調 で、今日も快晴で心も晴れやか。 9時10分リフト乗り場発、残雪のクロワールを登り9時50分取り付き点着。 アプローチのクロワールでフランス人男性2名のパーティーに追いつき、 取り付き点には4名がほぼ同時に到着。鈴木Gから「早く準備出来方が取 り付くゾ-」の一言。シャモニ周辺の岩稜ルートの「仁義なき戦い」には慣れて きていたので、慎重に慌てず準備を済ませ、我がガイドパーティー が先行スタート、「やったー」。その後1P目で追いつかれが、その後は距離がどんどんと離し「ヤレヤレ」。 1P:出だしのフレークを利用した登りがヤラシイ、後は易しい 2P:やや凹角ぎみ、易しい 3P:易しい岩稜 4P:出だしのクロワール悪い、ザイル50m一杯 5P:クラックの壁を登り切ると、レビュファーのモンブラン山群特選100コースに 写真が出てくる、リッジが現れる 眼下にシャモニの谷、背景にモンブラン、まさに 「天と地の間に」・・・ 感激、感激まさに40年間の夢が叶った瞬間でした さらに、岩稜を歩きシャペルを登り下山する。 参考 タイム 5P目着 :午前11時40分 シャペル岩頭着:午前12時29分 シャペル岩頭発:午後1時10分 リフト乗り場着:午後2時3分 グレード アルパインクラブのガイドブックより Ⅳ+、400m、3~4時間[2006年11月19日 15時48分53秒]