記事タイトル:Gaston Re'buffatの世界3 



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お名前: MAKO−chan   
2006年7月12日(水) 
午前6時10分始発のエギーュ・デュ・ミディ行きケーブルに乗るため、
午前5時45分スネルスポーツ前で鈴木ガイドと合流。
午前6時に山岳ガイドへの切符の売り出しが始まり、鈴木ガイドに
ゲットしてもらう。

今日の目的ルートは「レム針峰 北北東稜」 レム針峰は標高2844m
G.Re’buffatの THE MONT BLANC MASSIF The 100Finest Routes
No18ルート「Aiguille du l’M arete nord-nord-est」

【グレード】
アルパインクラブのガイドブックより
検棔伸后檗■横娃娃蹇■音間

シャモ二の谷から見たときに、「M」の字の形をしているのでグレポン(Aiguille du Grepon)
などより明らかに見つけやすい針峰の一つです。因みに、シャモニ針峰群はゴチャ
ゴチャしていて中々図星は出来ません。

午前6時20分中間駅のプラン・ド・レギーユ(Plan de l’Aiguille)を出発。
アプローチで3人組に抜かれるが、彼らは別のルートに取り付くためか氷河の奥に
消えていく、他に登山者の気配はなく眼下の池にテントが数張り見える。
さらに目線を上げるとシャモニの街の向こう側に、朝日を浴びたブレヴァン
(le Bre’vent/2525m)のフリソン・ロッシュ、メモリアルルート(VOIE”FRISON-ROCHE)
が光って見え、7月5日(水)のクライミングの記憶がよみがえり思わずルートを目で追う。

氷河を二つ横断(Glacier de Blaitie’re, Glacier den Nantillons)し、赤い岩を目指して登り、
レム針峰真下の雪崩発生機の横を通過し、左に回り込み8時10分、取り付き着。
この場所はTHE MONT BLANC MASSIF The 100Finest Routesに写真が掲載されていますが、
メール・ド・グラス氷河と登山電車のモンタンヴェール駅が眼下に見え、ミディ南壁
「ガストン・レビュファールート」・ペイニュ針峰「パピヨン稜」の様な喧噪も無く、
アルプス登山をしている幸福感が沸いてくる。

先行する若者3人グループ(たぶんテント泊)のリードが1ピッチ目を終了するのを待ち、別ラインでアタック開始。

1P:傾斜の緩いワイドクラック
   登攀の「仁義なき戦い」若者2名の左側を追いこし登攀する、別ラインなので安全   上の問題は無い。
   しかし日本人的感覚で横を通過するとき「ボンジュール」「エクスキュゼモワ」
   と声を掛けてしまいますが、若者からも挨拶が気持ちよく帰ってきました。
2P:コーナークラック(オープンブック下まで)
3P:形状の悪いクラック
3P終了点は背景が素晴らしい。メール・ド・グラス氷河を従えドリュー・ベルト・
モアヌ針峰(鈴木先生のホームページの写真は多分モアヌ南陵のテラスからの写真?)
がクッキリと見える。
他に登攀者が居ないため、鈴木ガイドと暫しアルペン気分を味あう。
4P:難しいフェースのクラック
   とは言え、合図を取り合い鈴木ガイドのリードの写真を撮影する。
5P:レターボックスを避け、左のフェースをトライ
出だし悪いが中間部は縦フレークが気持ちよく使える但し高度感あり。
終了点でアプローチシューズに履き替える、時間は午前10時32分。
一般ルートを登ってきたドイツ人3名(多分)と挨拶を交わす。
モンブラン、ミディ方面の展望が開け、抜群のロケーション
6P:ピーク頂上へ(10時40分)

下降はイタリアンヒッチで10mほど下り更に5m下り、弱点を突きタイトロープで
大きなクロワールに下り後はベアフラーターの下降となる。谷に下りる最後の梯子を
下りて(12時10分)氷河の岩で行動食を食べ下山。

中間駅13時30分着

シャモニに戻り、サン・ミシェル教会の手前のカフェにて、ビールを飲んでいると
雷が鳴り出す。しばらくするとパラパラと雨粒が落ちてくる。8日から天気が安定
していたのに崩れるのかと心配になる。
夕食は久しぶりに日本食を食るため、鈴木ガイドと待ち合わせ時間を決め一時解散する。
待ち合わせ時間の19時には、雨は止んでいて一安心。
明日は「アンテックス」(Index)の岩場をガイドしていただけるこになる。
[2006年11月30日 21時33分22秒]

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