記事タイトル:大谷不動アイスクライミング 



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お名前: MAKO-chan   
今年は、氷不足で1月30日(火)の芦安周辺のアイスクライミング
も八ヶ岳南沢大滝に場所を変更しなければほどですが、大谷不動は全
ルート氷結しているとの情報で2月10日から12日(月)まで、鈴
木ガイドの新企画に参加しました。

2月10日(土)
午前8時50分上田駅に集合。車にて菅平から峰の原スキー場へ車を
進め駐車する。雪は少ないためスノウシューは車において置くことにする。
テント泊装備を分担し担ぎ出発。出だしは林道をショートカットして約
150m下降その後平坦な林道を歩き、傾斜が増した所で大谷不動宮に着。
ベースキャンプを設営後、「不動前」の氷瀑へ向かう。10分も歩くと目の
前に50mの氷瀑が現れる。上部10mは垂直、ルートは左右に取れる。順
番待ちをし、最終パーティーとし我々は右ルートをトライ。上部は70から
80度は有る感じで「ヴァーティカルアイス」の世界です。

夕食は鈴木ガイドの「特製キムチ味鍋」と「お酒」(実はIさんが水を汲み
に行っている間に飲み出していました、Iさんゴメンナサイ)で始まり、山
に来ていると実感できとてもハッピーな気分になれました。夜中に「ドン~、
ガラガラ」と崩壊音が聞こえましたが、朝起きると左岸壁左ルートの左氷柱が
無くなっていました。

2月11日(日)
5時起床。本流へ向かう。一の滝を巻き、二の滝に着くと先行者が5名、昨日
の待ち時間を鈴木ガイドが判断し先行者無しの「本流右側壁」を先にクライミン
グする事になる。
高さ50m下部と上部が垂直・・・・・。2ピッチのクライミングとなる。スタ
ートし1本目のスクリューを外し左に回り込んだ所で腕がパンプ「登れません・・」
「下ります・・・」、下から「頑張って登れ」、頭の中は真っ白で思考能力ゼロ。

「アイスクライミングでもテンションを掛けて休めるのだ・・・」とようやく
冷静になりレスト後再トライし、1ピッチ目を終了。氷壁でのハンギングビ
レー後2ピッチ目へトライ、1ピッチ目より易しく感じ終了点へ。
アプザイレンで下降「ヤレヤレ」。

場所を「二の滝」に移し順番を待ちしクライミング開始。
55mを2ピッチで登る、右側壁を登った後なので精神的にリラックスして
登れる。氷瀑の中でピッチを切ると冬壁の中に居る感じがして頭の中が高
ぶります。

帰りに、「左岸壁右ルート」を偵察する。「全面ヴァーティカルだぁ~」

夕食は各自好みの物を作り残り「お酒」を飲みながら、問わず語りの楽
しいミーティングとなりました。

2月12日(月)
5時起床。「不動裏」へ向かう。F1を越えると左右に氷瀑が現れる。
先行者なし、しかし後続者あり。
まず左の氷瀑にアタック。スタートしルートを見上げる、「登れそうダー」
前日の学習効果で軽快に登る。但し、アイススクリューの無いザイルです。
右はバランスの取りにくいルート、出口付近のアイススクリュー回収は、
一瞬迷ったがアルパインクライミングでは無いのでノーテンを狙い回収
せずに後続者に託す。(^0^);;; イイノカあナーあー。

終了後、アプザイレンでF1まで下まで下降し、終了。

BCで昼食を取り、撤収。13時頃出発、駐車場に14時半頃着。
後は温泉だ!!。


グレード
不動前:Ⅴ+
本流右側壁:Ⅴ+
本流二の滝:3級下 Ⅴ+
不動裏左:3級 Ⅴ-
不動裏右:3級 Ⅴ+

私の感想。
BC地点へのアプローチも短く、
各氷瀑ともBCから近く非常に優れたエリアだと感じました。

不動前:何とか登れた
本流右側壁:頑張っても、登れない。課題を残した。
二の滝:やっとの思いで登れた。
不動裏左:楽しく登れた。
不動裏右:必死の思いで登れた。

左岸中央ルート(85m・4級上・Ⅵ-)
の「ペンシル」・・・登ってみたい。
[2007年2月19日 22時57分55秒]

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