記事タイトル:JAN〜FEB’03 |
2月9.10日と天候に恵まれ、甲斐駒ケ岳・仙丈岳に登頂し、 山容の異なる美しい雪山を堪能してきました。 甲斐駒の岩と雪紋の織り成す美しさは雪山の厳しさを忘れ、入山した喜びに 心が弾み、微かに透き通るブル−アイスに、心はいつしか雪と氷の世界に 飛んでいきました。 昨年9月剣岳北方稜線に参加し、早月小屋で見た本の写真のインパクトの強さに 雪と氷の世界が、下山後も脳裏から離れず、イメージ化し広がっていってしまい、 何故?と問い掛けても答えはなく、「もう一度あの写真を見てみたい」と。 年末年始、再び早月尾根に。 そして今、甲斐駒の成せる技か、輝くばかりの白さを放つ積雪の奥深く 透明なブルーアイスが、仙丈岳の雪稜が、数々の山の景観と共に心に残り 静かに息づく鼓動となり、岩と雪と氷の世界に魅せられています。[2003/02/28 15:35:25]