3月29〜30日で今シーズンのアイスクライミングも終了しました。
「氷子さん、貴方は随分とアイスクライミングを楽しくして
くれました。」と誰かが言ったとか言わないとか。
良くある事だ、たまにはある、めったにないけど有り得る事だ等。
1月の一回目は、日本製の普通の12本アイゼンで前爪が殆ど出てなく、
後で分かったのですがバイルも初心者には扱いが難しく、ストンストンと
良く落ちていたが無事に終了。
バイルは磨いでもらい入り易くなり、アイゼンもアイス用を購入。
2月は二回講習がありました。 霧積と湯川・神津牧場です。
クライミング中バイルを振った瞬間
「スパッ」とロープど真ん中に命中。 「お見事」としか言いようが無いほど、
ど真ん中。 惚れ惚れと見ている場合ではなく、あわててバイルを抜く。
「どうしよう」と思っているとたまたま先生が左横を降りてきて
「大丈夫だ」の一言。 重みのある言葉だ。
落ちついて、テンションをかけて無事軟着。 今の方がドキドキします。
以後、他の人と比べると、真上に打ちずぎているのが分かったが、
肝に銘じる「ロープは避けろ」。
バイルのハンマーでおでこ直撃。 痛かったな、恥ずかしいし。
後々の事を考えると恥ずかしがってる場合ではなく、冷やす氷は幾らでもある。
冷やしていたら皆に分かってしまった。
グローブから手が抜けて、シングルでグローブ回収と。
3月の最終回は一番楽にクライミングができた。
状態を少し反らす事により、手首のスナップも効く事が分かってきた。
腕の力もほとんどいらない楽に振れる。 かなり穴が空いていたので
ヒッカケ、ヒキツケで登れて楽しかった。 終了点が近く感じた。
初めに入りにくいバイルを使って、ヒッカケ状態しかつくれず、ヒキツケの
要領が分からず苦労したのが、少しは良かったのかな。
来シーズンが楽しみです。
[2003/04/02 17:00:21]