ガマスラブ マガスラブ 講習会
◇ 6月8日(土)、9日(日)の二日間、小川山での講習会に参加しました。
昇己先生ご夫妻と講習生が8人の大人数となりました。
◇ クライミングが初めての講習生もいるので、8日はガマスラブに向かいます。
しかし、着いてみると先客があって、トップロープがすだれ状態です。
そこで、一段上がって、スラブ状岩壁に移動。こちらは、まだ誰もいません。
◇ ふたつの班に分かれて、講習開始。私たちの班が登ったのは、
次のようなルートです。
・Banana Cake 5.10a
・ケロヨン 5.7
・ハート&ソウル 5.10a/b
・ウィスキーキャット 5.10a
・ごめんねエッちゃん 5.10b
◇ リードも何本かやりました。
ハート&ソウルの下部を、慎重に3つのキャメロットを使いながら登る
練習ができたのが、私にとって今回の主要な収穫でした。
この岩場は、そのうち、山岳会とおぼしき一団、またガイドの講習会
などで次第ににぎわってきました。みんなでルートをシェアして登ります。
◇ 好天に恵まれ、充実した講習会となりました。
夜はおいしいワインもいただきました。
◇ 翌9日は、抜けるような青空です。講習生は一人入れ替わりがあって、きのうと同じ8人。
◇ マガスラブが今日の講習の場です。私たちが最初に着きました。
ガマスラブの裏にあるから、逆さに読んでマガスラブと呼ばれています。
比較的なだらかな壁が50メートルほどの幅に広がっています。
名前と違い、まがまがしさは全くありません。壁は南向きで明かるい。
下部は樹林が高くて涼しい。風が吹くと冷気を感じるほどです。
実際、私たちは雨具の上着などを着てしのぎました。
◇ 今日私たちの班が登ったのは、次のようなルートです。
・ウルトラセブン 5.7
・可愛い女 5.8
・オーウェンのために祈りを 5.10c
・高い窓 5.10b
・放浪癖 5.10b
・穴があったら出たい 5.10a/b
◇ 私はマガスラブに来たのは初めてです。
「放浪癖」では滑りましたが、あとは何とかすんなり登れて満足です。
◇ 今回、初心者も経験者も同じ岩場で隣り合って、あるいは同じルートで
練習をしました。
みんなの姿が見えていて、大変よかったと思います。
次回の講習会を心待ちにしています。
付記:
マガスラブには新しいルートがいくつかあり、古いルート図集には
掲載されていないものもあります。
「Rock & Snow」誌の2000年Summer Issueの26〜27ページに、
新設ルートの紹介が載っていました。
[2002/06/10 19:05:24]