作:しにを
「それでは、はじめましょう」 「はい、遠野先輩。では浅上女学院どっきりナイトパーティを……」 「センスがないな」 「うう……」 「そんなこと言っちゃダメだよう、蒼ちゃん。アキラちゃん、続けて」 「はい。ええ、本日は素敵なゲストをお招きしました。 見つかったらもう社会的に抹殺される危険性を顧みず、塀を乗り越え物陰に 潜み、現れた勇者さま、遠野志貴さんでーす」 「来ないと酷い目にあ、ぐぅ」 「あ、そんなに締めると危険ですよ、遠野先輩。 はい。では、さっそくゲームを始めます。ルールは簡単です。 60分間志貴さんは何もせずに寝ていてもらいます。 立たせたり、座らせたりは自由ですけど、志貴さん自体は何もしません。 それを、みんなで替わりばんこに五分ずつ三回好きなようにして、志貴さん のおちんちんから、どぴゅぴゅるると素敵な精液を出させた人が勝ちです。 特典として、今夜は志貴さんを独占してなんでもして貰ったり、してあげた り自由にできます。他の人は歯噛みして見てなければなりません。 ええと、こんなところですね」 「しつもーん、お兄さんが出してくれなかったらどうなるの?」 「その場合は志貴さんの勝ちで、逆に志貴さんが私たちを好きなようにできま す。いえ、お好みなら一人でも二人でも。こんな女だらけの禁断の園で思うま まに振舞えるんですから、頑張って貰いたいですね」 「それって、結局どう転んでも俺が、もがもが」 「余計な口出しできないように、猿轡なのだ、えへへ」 「今、口にねじ入れたのって、使用済みの……、まあいいわ」 「他には……、え、お尻? ええと、無し、無しにしましょう。わたしはむし ろOKですけど、そのまま他人の後で舐めるのは抵抗ありますしね」 「了解。で、順番はどうする。3セットだろ、最初に全部決めとくか」 「そうね……、1セット終わる頃に次の順番を決めるのはどうかしら。くじ引 きか何かで。そちらの方が先が読めなくて面白いし。 その時夢中になっている4人目は参加できないけど、ズルはしないし承知し て貰ってと言う事で」 「うん、それでいいと思うぞ、遠野」 「わたしも〜」 「わたしもそれでいいと思います」 ■くじ引き第1回結果...晶、秋葉、蒼香、羽居■ 「わ、一番。いいんですか?」 「くじ引きだし仕方ないわね」 「まあ、幾らなんでも10分やそこらで陥落しないだろうし、前座を頑張って 貰おうな、羽居」 「うん、わたしがんばるよー」 「では、まずは皆で準備しましょう」 「なんだか、皆で裸になるのって恥ずかしいというより、変な感じ」 「あ、お兄さん、食い入るように見てる。嬉しいなあ」 「ああ、何だかんだ言ってもやる気充分だな、まあ、そうでないとな」 「さてと、では兄さんを脱がしちゃいましょう」 「わあ、もうこんなになってる。うふふふ」 「おい、瀬尾そっち引っ張ってくれ」 「はい。ああ、志貴さんの凄い……」 「タイマーの用意いいわね」 「OK」 「瀬尾は準備いい?」 「いつでも大丈夫です」 「では、スタート」 「はじまりはじまり〜」 ◇1人目、瀬尾晶(残り時間:60分) さてと、始めだとドキドキするなあ。 でも、まだ誰も触れていない志貴さんのおちんちん。 ふふ、熱い。 もう、少し先っぽに露を滲ませて。 舐めとってあげますね。 うん、美味しい。 はあ。 ……、あ、こんなゆっくりしている暇は。 ええと、どうしよう。 いいや、新鮮なうちにたっぷりと味わっちゃおう。 んんんん。 そう言えば、初めから舐めるなんて珍しいかな。 精液も、わたしのおつゆもついてないから、かえって変な感じ。 シャワーも浴びていない生の志貴さんのおちんちん、美味しい。 舌に少しこそげ落ちるのが、独特の匂いで。 奥まで入れて、んん……。 あは、私の唾液でてろてろになってる。 この後、遠野先輩……。 わたしので汚された志貴さんのおちんちん舐めるのかな。 それとももう挿入しちゃうのかな。 もっといっぱい塗っといてあげます。 うふふふ。 ぴくぴくって動いてますよ、志貴さん。 ふぁぁあ。 ちゅぷん……。 終わりか。次まで待っていて下さいね、志貴さん。 ◇2人目、遠野秋葉(残り時間:55分) 最初がよかったけど、瀬尾がおしゃぶりしてさっきより元気よくなってるし。 お口でもいいけど、違う感触を味あわせてあげますわ。 ほら、今の兄さんの顔を見ながら、私、準備してたんですよ。 おしゃぶりされて可愛い顔なさるから、それだけで私、こんなになって。 広げたら、はしたなく滴っている。 ああ、見られると力が抜けそう。 兄さんに貫かれて、支えて頂かないと。 入れますよ。 んんんんッッッ。 いきなりだから、濡れてても、抵抗があって……。 それが、気持ちいい。 ほら、もう全部入りましたよ。 ふふふ、妹に馬乗りされて、気持ち良さそうになさって。 もう、そんなそそる顔なさるんだから。 ほら、体を揺すりますよ。 どうですか。 聞くまでもありませんよね。 ああ、兄さんのがびくんて。 出したいでしょう。 いいですよ、たっぷりと。 私の中に入りきれずに溢れ出すくらい。 さあ、兄さ……。 え、何よ、いいところで、時間……、もう? わかったわよ。 もう、兄さんったら。 早く降参なさらないから。 ◇3人目、月姫蒼香(残り時間:50分) あたしの番か。 ふうん、とろとろとさせて遠野の匂いだ。 中断させられて少し不満そうだな、志貴? 挿入して欲しい? あたしのキツキツの中が恋しい? あたしは……、やっぱり美味しいものは最後だな。 かわりに舐めてあげる。 アキラみたいに跪いて顔埋めるのでなくて、そう、寝てくれ。 咥えているところは見せられないけど、どう、こういうのは? お腹とか、胸とかくっついて。 ええと、こうすれば、と。 ちょうど見えるでしょう? まだ開きかけのところ。 あたしは濡れるの遅いから、遠野みたいじゃないけど、それがいいんだろ? それと、あんたが好きな、私のお尻の穴。 羽居といい、なんでこんなに喜ぶんだろう。 ほら、指で開いてあげる。 ふふ、見てるんだ。 どう、皺が伸びててろんてしてるだろ。 こっちも濡れてきちゃう。 あ、あんたのここも忘れちゃいけない。 んむむむ。 ペニスがぬるっとしてて、オンナの匂い。 舌で全部拭い取ってあげる。 こっちの袋も濡らしちゃって。 うふふ、手でこうやって揉まれるのはダメ? 可愛い。 これは唾液でも愛液でもなくて、新しい露だね。 ひくついて、いい感じ。 この毛だらけの皺々も口に入れてあげるよ。 舌でごろごろとさせて。 歯で軽く噛んで。 ふふ、当ててる指の先がピクンピクンって……。 そろそろか。 この調子だとしばらく頑張れそうね。 次はどうしようかな。 はい、羽居、おまたせ。 ◇4人目、三澤羽居(残り時間:45分) わーい、お兄さんのおちんちん。 久しぶりだなあ。 蒼ちゃんの唾液に塗れてえっちだあ。 わたしはね、はい、座って、こうするの。 ふふん、これはわたししか出来ないもんね。 秋葉ちゃんには絶対無理。 硬くて熱いなあ、お兄さんの。 わたしのが溶けちゃいそう。 気持ちいい? 柔らかくて大きいでょ、わたしの胸。 いつもいっぱい揉んでくれるものね。 お兄さんのおっぱい好きはよく知っているんだから。 ほら、こうやって寄せると見えなくなっちゃう。 でも、ずりずりと下がると、お兄さん登場です。 真っ赤になってる。 舌を伸ばせば……、届いたあ。 ぺろぺろ。 もっとぎゅっと挟んで動いてあげる。 むにむに。 気持ちいいでしょう。 しているわたしもこんなに気持ちいいもの。 おっぱいにはさんでむにゅってするのいいよね。 お兄さんが強く感じられるし。 とっても気持ちよさそうな顔してくれるんだもん。 蒼ちゃんたちのでべとべととして擦れるのが凄くいいよ。 私も垂らしちゃおう、潤滑油。 くちゅう、くちゅうって音がいやらしいよね。 先っぽを舐めるのも大好き。 ちゅってキスして。 ちろちろと舌で舐めて。 そしてぱくっと咥えちゃうの。 どう、お兄さん、もごもご。 お兄さんの顔見てると、どきどきしちゃう。 ふんんん。 ちゅぷっ。 え、もう時間? ん〜、ちゅっ。 ■くじ引き第2回結果...秋葉、晶、羽居、蒼香■ 「遠野先輩の次かあ、まだ平気ですよね、志貴さん」 「ふうん、遠野とアキラで入れ替え、そしてあたしと羽居でか」 「それにしても羽居ったら、あんな技使って、もう」 ◇5人目、遠野秋葉(残り時間:40分) みんな、最初からは入れなかったんだ。 よほど自信がないのね。 でも、おしゃぶりでもよかった気もするわね。 ねえ、もう猿轡外すわよ、兄さん息苦しそうだし。 あーあ、こんなによだれを溢れさせて。 飲んであげますね。 んんん、じゅるる、ちぅぅぅう、じゅる。ぴちゅっ……。 はぁ、はぁ。 どうですか、キスされながら擦られて鈴口を撫でられるのは? こっちもよだれを流しちゃって。 いいですよ、こちらも飲んであげます。 だから、兄さんは私のはしたないよだれを舐め尽くしてください。 兄さんのペニス。 美味しい。 ほら、カリ首を舌でちろちろしてあげますから、兄さんも。 あ、ふぅ。 そんなに激しく。 そんなに私の滴らせるの、美味しいですか。うふふ。 では、本格的におしゃぶりしますよ。 私の喉がどんなに気持ちいいか思い出させて上げます。 んんんん……。 っふ。 素敵。 こうしてると、何もかもどうでもよくなる。 兄さんのペニス。 兄さんのペニス。 兄さんの……。 え、なによ。 邪魔しないで。 終わり、え……、ああ、仕方ないわね。 ちゅぷん。 ◇6人目、瀬尾晶(残り時間:35分) あんなに夢中になって、目がイッちゃって、遠野先輩って凄い。 でも、志貴さん好きなら、負けませんから。 うふふ。 さっきはお口だったから、今度は下のお口ですよ。 ほらほら、志貴さんに剃られたままにしてるんですから。 アキラちゃんは何も生えてない方が可愛いなっ言ってくれたから。 お風呂で見られるの恥ずかしいんですよ。 それに、しばらくするとちょろちょろ生えてくるから、また剃って。 自分でこっそり剃るのは、凄く恥ずかしくてぬるぬるさせながらしたんです。 でもおかげで全部、隠さず丸見えなんです、ほら。 ふふふ、あの時みたいに、見ているだけでぴくぴくしてますよ、おちんちん。 入れますね。 位置を合わせて、と。 きゃふう。 自分ですると、何だか凄い。 体重かけなくても、足ががくがくっとしてそのまま刺し貫かれそう。 はあ。 入ったあ。 奥にあたってるう。 志貴さんのおちんちんが全部わたしの中に。 この辺にあるんだ。 ふふふ。 これで動くんじゃないんですよ。 このぎゅうぎゅうな状態でですね、体を……。 こう半回転させるんです。 うんん、中で押さえられているみたい。 志貴さん、どうです。 わたしの体、志貴さんを軸にして回って。 ああ、内臓が捻られるう。 はぁはぁ、わたしの方がどうにかなっちゃいそうだった。 じゃあ、私の可愛いお尻見て気持ち良くなって下さいね、なんて。 うう、きつい。 でも志貴さんがいっぱいで、幸せ。 きゃぅぅぅ。 な、ダメです、お尻の穴なんで弄っちゃ、あん。 はぁ、ダメ、力が入らない。 はぅぅん。 ◇7人目、三澤羽居(残り時間:30分) うん、残り半分。 今度は、こう。 お兄さんと舐めっこ。 ほらほら、胸がつぶれて当たって、気持ちいいでしょ。 さあ、お兄さんも舐めて。 ええとね、できれば皮がむけちゃうほど大きくなったクリちゃんを。 んんん、お兄さん、上手い。 なんでそんなに舌使い凄いの? これなら蒼ちゃんにも負けないかも。 ダメ、噛んじゃ。 あ、わたしも負けない。 てっぺんにちゅっとして、舌でれろーって降りるんだよ。 そして、このたまたまを二つともしゃぶっちゃうのだ。 ん、んふっ。 べとべと。 そして、ここ。 お兄さんのお尻の穴。 今日はまだ誰も弄ってもいないから、わたしが初めて。 皺のところを軽く掻くのがいいんだよね。 こうやって、そして舌でぺろりと。 もっと声だしていいんだよ。 美味しい。 匂いがするのも、かえって興奮しちゃう。 うふふ、蒼ちゃんだってこれには狂ってしまうんだから。 お願い、それ以上したら羽居って叫ぶの可愛いんだか……、きゃうん。 あん、お兄さんがわたしのお尻の穴に舌入れてるう。 あんあん、凄いよう。 そんな、奥まで。 舐めてる、お兄さんが舐めてる。 いいよう。 気持ちいい。 ひゃふ、ねじれてる。 わたしの中でお兄さんの舌がねじれて。 んふふふッッ ああ、あああああッッッーーー!! ◇8人目、月姫蒼香(残り時間:25分) 自分がイカされてどうする。 しかも、人の恥ずかしい事を言いやがって。 笑うな、志貴。もう……。 じゃあ、あたしが寝るから、膝立ててあたしの上に。 そっちじゃなくて、そう、それで舐めて。 もうちょっと腰をこっちに。 ふふふ、目の前にこんなのがぶらんとしてるのも面白い。 腰が浮いている状態のフェラって、少し勝手が違うからね。 じゃあ、時間無いし、早速。 んふ、んんん。 凄いな、羽居の唾液にアキラの愛液、いや今までの全部混ざってるか。 いつもと味も匂いも違うな。 陰嚢も陰毛も全部濡らしちゃって。 ここも、羽居にねとねとにされて。 それでもまだ我慢できるのか。 いつもは、あんなに底なしの癖に。 この前なんか凄かった。 羽居を完全に失神させて、あたしを頭からつま先までスペルマ塗れにして。 うんん、なんだか凄い格好。 仰向けで首を上げて、ペニスに舌を伸ばして、夢中で吸い付こうとして。 跪いて股間に顔埋めるのも、ぞくぞくするけど、これもいい。 なんだか、させられている感が強い。 同じシックスナインでも、あたしが被さるのとは全然違う。 羽居には、アナル舐めまでしたのに、あたしにはしないのか。 でも、これもいいな。 そっと舌で優しくされながら、クリトリスを指で弄られるのもいい。 あ、剥いて、直接舌で。 んんッ、突然だから、きたよ。 お返し。 ここから舌をねじ入れてあげる。 ふふ、腰がはねた。 うん? もっと刺激が欲しくなったか。 いいよ、もっと腰落として。 口に突き立てて喉まで出し入れして。 できるだけ舌も絡めて上げる。 んんんッ。 ああ、苦しい。 息が詰まる。 まるで道具みたいにされて。 でも、感じる。 嬉しくて、気持ちいい。 あ? もうほとんど残りなしか。 こんなにぼとぼと先走り流してるのに。 んん、ちゅぅぅ。 はぁ、次が最終勝負か。 あたしは何番目になったんだろう? ■くじ引き第3回結果...晶、羽居、蒼香、秋葉■ 「そろそろ志貴さん、イキたくて仕方ないって顔になってますね」 「また、アキラちゃんの後。アキラちゃんの美味しいから、好き」 「ふふふ、やはり真打は最後に登場ね」 ◇9人目、瀬尾晶(残り時間:20分) ラストチャンス。 ゆっぱり5分て足らないなあ。 よし、最終手段。 志貴さんは寝てて下さい。 ちょっとはしたないけど。 志貴さんの顔を立て膝で跨いで、と。 どうですか。 さっきはちょっと遠かったけど、今度は目の前ですよ。 でも、舐めさせてあげない。 舌を伸ばしてもダメです。 ほら、開きましたよ。 さっきので少しぐちょぐちょで、充血して真っ赤。 こんなに濡れ濡れになっているんですよ。 ここも、ぷくんて膨らんで。 志貴さんがあんまりおしゃぶりしたから、前より大きくなったみたい。 だからかな、前より剥けやすくなってる。 ほら、見てください、私の感じやすい真珠。 こんなにめいっぱい剥き出し。 ちっちゃなわたしのおちんちん。 本当は志貴さんに舐められて、ちゅうちゅう吸われて、しごかれたいんですよ。 がっしりと太股を押さえて逃げられなくされて、泣き叫んでも放してもらえな くて、気絶するくらいの刺激を与えられて……。 あ、思い出したら、こんなに。 ふふ、舌に垂れました。 美味しいですか、志貴さん? でももっと美味しい、志貴さんの大好物がありますよね。 あ、わかりましたね。 ほら、少しひくひくしてるでしょ。 穴がぴくんて。 いきますよ。 あはっ、出てる。 ちょろちょろ出てる。 志貴さんが飲んでる。 わたしのおしっこ嬉しそうに飲んでる。 それに、おちんちん。 何もしてないのに、こんなにはちきれそうになって。 ここで、思い切りしごいたら、さすがの志貴さんでも……。 さあ。 え、何です、まだわたしの時間。 反則で退場って、あの、ずるいです。遠野先輩。 志貴さんがイキそうになったものだから、こんな……。 蒼香先輩まで。 ああ、志貴さん。 志貴さーーーん!!! ……ずるずるずる ◇10人目、三澤羽居(残り時間:15分) うう、さっきのでまだ少しふらふらしてる。 お兄さん、凄いんだもん。 あ、口の周りとかさっきのアキラちゃんので。 綺麗にしてあげるね。 うん、味が違うからすぐわかる。 蒼ちゃんのはもっときついんだよ、って知ってるよね。 アキラちゃんのはしょっぱくて少し甘いの。 胸触って。 うん、乳首ね、さっきから勃ちっぱなしでむず痒いの。 もう、お兄さんも蒼ちゃんもこうやって引っ張るんだもん。 だからこんなにもっとしてしてって、ツンて前に飛び出るんだよ。 おしゃぶりしたいの? じゃあ、顔のお掃除はおしまい。 でも、アキラちゃんのおしっこの代わりにわたしの唾液でべとべと。 え、羽居ちゃんの甘い唾液の匂いも好きだよ。 もう、こんなに素敵な顔で言うんだもん。 お兄さん、好き好き。 後でお兄さんに可愛がってもらおうと思ったけど、やっぱり今入れちゃう。 うんと……。 にゅるんて入っちゃった。 変だよね、中で気持ち良くなると、まだまだだよって、ぎゅって縮こまるのに。 外から手とか舌でして貰うと、逆にふにゃーってなっちゃうの。 ええと、緩くて気持ち良くないでしょ?。 ごめんね、お兄さん。 え、いつものきつきつなのも大好きだけど、柔らかく包み込んで中で絡みつく 羽居ちゃんおまんこも最高だよ? はにゃー。 そんな恥ずかしくて嬉しいこと言う口はこうだよー。 ンンン……、ちゅうう、ちゅっ、んん……、ちゅぷ、んふぁぁ。 お兄さんのが中で暴れて……。 気持ち良かった。 んん、ちゅっ。 ◇11人目、月姫蒼香(残り時間:10分) 羽居、完全に主旨忘れて浸ってたな。 されるんじゃなくて、しないと。 でも、見てるだけでイッちゃいそうになるもんな、羽居のお兄さんのここは。 最後だし、いきなり入れる。 でも、自分からこんなにするのって、少し苦手。 アキラとか遠野は全然平気みたいだけど。 あてがってと。 こら、動かすな。 やだ、そんなとこ、突付くなって。 うん……、ああ、広がる。 あ、体支えてくれるんだ、ありがとう。 平気、ここまでくれば。 入ったよ、ああ、いっぱい。 キツキツで気持ちいい。 ふーん、じゃあアキラと比べたら? どっちもいい。 いや、真顔で答えられても。 うん、馴染んだから、動くね。 ああ、ちょっと動いただけでも、擦れて凄い。 はぁ。 こんなに男の人で感じるなんて、嘘みたい。 ふぅ。 んん、んむぅぅ、ちゅぅぅ、ちゅっ、んん……。 キスおいしい。 舌も、んん……。 志貴のキス、頭がぼうっとなる。 ごめんね、動くの止めちゃった。 はぁはぁ。 胸。 胸触って。 あたしのちっちゃな乳首だけ勃起してる胸を……。 きゃうう。 凄い。 びりびりくる。 いいよ、潰して。 うんんん……。 はぁ、一瞬飛んだ。 ふぅ。 んん? 一緒にイキそうになった? あの時、凄く締まるらしいからね、あたしの膣。 それでフィニッシュと思ったんだけど。 タイムオーバー。 でも、良かったあ。 ◇12人目、遠野秋葉(残り時間:5分) ふふふ、正真正銘のラスト。 お待たせしましたね、兄さん。 もう我慢なさらなくていいんですよ。 こんなに大きくなって、放っていてもビクビクって震えて。 可哀想ですわ、まったく。 美味しそう……。 唾液と愛液を塗りたくられて。 そこに兄さんのおつゆが混ざって。 ふふ、凄くいやらしい匂い。 こんなの口に入れたら、熟したワインを飲んだみたいに酔ってしまいそう。 じゃあ、入れますね。 さっきはこっちだったから、今度は後ろ向きで。 うふふ、私からこんなグロテスクな男の子が生えているみたい。 上を向かせてと。 少し腰を引かないとダメかな。 ああ、兄さんのが……。 いえ、一気になんてもったいない。 じれったくて身悶えするほどゆっくりとしなくては。 やっと、頭が呑み込まれましたよ。 兄さんの方からも入る様子見えるでしょう? それに、わたしのお尻も丸見え。 恥ずかしい処も隠しようがなくて。 こんなに収縮する様を兄さんの目に晒して。 我慢できずに、指で触れましたね。 そんな……、違います。 え……。 嫌がってはいませんけど、でも。 ……わかりました、言います。 淫らな秋葉のお尻の穴、兄さんの指で抉ってください。 え、弄ってください、だろう? いえ、いいんです。 思い切り抉って、欲しいんです。 お嫌なんですか。 そう、そうやって。 んんん。 いきなりこんな、擦り上げて、ああ。 はんん、あ、思わず根元まで腰を落としてしまいました。 もう、兄さんたら……、ああ、や、イイ。 そんな、二本なんて……。 あ、はい、動きます。 だから、もっと……。 ダメ、もう……。 どうです、これで。 だから、私と一緒に。 イッて……くだ……、さ、い……。 良かった。 ふふ、兄さんのいっぱい……。 って、なんでイッていないんです。 可愛い妹があんなに懇願してるのに。 なんです、そんな事言われてもって顔は。 何よ、蒼香、羽居放しなさい。 私は……。 5 4 3 2 1 カウントゼロ。 ◇勝者:遠野志貴 「はあ、まさか耐え切るとは」 「わたしも絶対に志貴さんはもたないと思ってたのに」 「よっぽど、凄いことをしたかったのかな、勝ってさ」 「うん、お兄さんだもの、きっと凄いんだろうねえ」 「とりあえず、一度お出しになったらどうです。見てて苦しそうで」 「そうだ、みんなで舐めてあげようよ」 「四人で顔寄せ合ってか? ……いいな」 「賛成、さあ志貴さん寝てくださいな」 ぴちゃ、ぴちゃ。 ぺろぺろ。 ちゅむ、ちゅっ。 れろれろれろ。 どぴゅ、ぴゅるるる、ぴゅるぴゅる……。 《おわり》 ―――あとがき なに、これ? ええと、夏に出た本で恋愛漫画家さんが出された「SCRIBBLE PROJECT 2」、 エロSS書きとして私が遠く仰ぎ見る存在である阿羅本さんや古守久万さんが 大絶賛して、「しょせん文筆の徒は絵筆の者には勝てぬのか」とまで言ってい たので読みたいなと思っていました。 委託販売されたのを購入して、一読して脳が蕩けました。 ストーリーではなくて、シチュエーションをこれでもかと詰め込んで、さら に独特の淡々としつつ淫靡な雰囲気の世界が創り上げられていました。 しょせん、文章書きは以下略。 ぜひ、機会があったらお読みください。 bolze.のえろ情景のみの系統のマンガが好きな人なら絶対はまります。 で、頭の中に湧いてきたものを吐き出さずにはいられなくて、こんなのを書 いていました。 構想も何も無し。 どっかから出てきたアイディアをそのまま垂れ流すように書いてます。 その証拠に普段なら絶対使わない卑語とかも使っているし、はっきり言って お話として体をなしていません。 順番も作中同様に本当にあみだくじで決めました。 出来れば、ニ連荘の形を作りたかったですね。秋葉ラストは良かったけど。 ……そんなもん、ネットで晒すなと言われると返す言葉もありませんね。 ええと、こっそり鳴瀬ひろふみ様に捧ぐ(笑 しかし何冊も同人誌持ってるけど、こういうの書く方とは思わなかった。 お読みいただき、ありがとうございました(いつもより深々と) by しにを (2002/9/7)
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