2006年10月21日
今回の燃費計測では1リットル当たり22.9km走りました。ゾイルを添加しての燃費は23km前後で落ち着きか?しかし、下半期に入り工事が各所で始まりその渋滞や迂回運転の影響があるのかもしれない。フロントスクリーンの空力効果が表れると思っていたが極低速域ではあまり変わらないらしい。
2006年10月11日
今日は昨日から一転して雨天となった。やはり防風効果は高く正面には雨はほとんど侵入してこない。ただ、上端から巻き込まれた気流によってヘルメットのシールドをあけていると少し雨が入ってくる。グリップの部分はメッシュの手袋をしていてもほとんど濡れなかった。難点としては水滴がスクリーンに付くと夜間では特に視界が悪くなる。夜間走る機会が多い人はスクリーンの色はライトスモークではなくクリアの方が良いと思われる。また、スクリーンには撥水剤などを塗ってなるべく水滴が付かないようにしないと見えにくい。
2006年10月10日
まず最初に感じたのは結構でかいということと、スモークタイプなのでだいぶ輝度が押さえられるという事。スクリーン上端がおでこの部分にあり少しおじぎをすると接触しそう。スクリーンの両サイドが微妙な形状のためゆがんで見えるのが難点。しかし、走り出してみると風きり音がほとんどせず非常に静かになったということ。エンジンの音とわずかなタイヤの発するロードノイズ、継ぎ目を越える時のプラスチックのビビリ音など今まで気にならなかった音が気になるようになった。風は脳天を除いてほとんど当たらない。夏場は厳しいかもしれない。グリップにも風が当たらずメッシュの手袋をしているにもかかわらず風が手に入ってこない。これならヘルメットのシールドは必要ないし、手袋も薄いもので十分な気がする。幹線道路をハイスピードで走ってもスクリーンはビビるようなこともなく高速域においても防風効果はかわらず。風きり音もほとんどしない。このスクリーンバイク好きにはちょっと面白くないかも知れないが、通勤で寒風の中や雨の中を走るのであれば非常に良いものだと思います。フォーサイトのヒーターグリップと同時使用すれば冬もまったく怖くないと思います。
2006年10月7日
防風効果が高いと好評なフォーサイトの純正フロントスクリーンだが目線の位置にスクリーン上端が来るため目障りな部分もあり、また、純正のナックルガードをつけてこぶしに当たる雨や風を防ぎたいのだがボディーにゴム製の整流板をつけるタイプのナックルガードでは物足りない。GIVIのスクリーンは大きめなタイプでしかもナックルガードにもなる優れものです。冬を控えて交換しました。
これが標準タイプ。ウインカーの上にはりついている黒いゴム製の物が純正ナックルガード。
純正のスクリーンよりだいぶ背も高くなり目線は完全にスクリーン内。横幅もありグリップの前もしっかりスクリーンでガード。雨や冷気もあまり当たらずに済むかも。
2006年10月6日
スーパーゾイル添加後の燃費が出ました。走り方はいつものように通勤に使用してここのところ「急」のつくことは控えるようにしてあり、アクセルを開けたら早めにアクセルを閉じるようにし、惰性で走行するシーンを多くして、また、止まる時はかなり手前から惰性により速度が落ちるのを待ってブレーキをかけるといういわば燃費の基本の運転を少し意識してみました。結果は23.4km/リットルでした。その前までが平均21km程度でしたから2kmアップということになります。運転法とゾイルの効果を合わせてもちょっと伸びないですね。今後も継続して計測して行きます。
2006年9月20日
ようやく納車後1年以上経って5000キロ走行した。3度目のオイル交換を実施。今回は同時にオイル添加剤「スーパーゾイル」の4サイクル用を添加。今回はカストロールから新しく出た「パワー1 スクーター エンジンオイル 10W-40」を入れてテストしようかと思ったがいつも入れているホンダの純正指定オイルである「E1」にしてスーパーゾイルの効果がわかるようにした。カストロールは次回の交換時にテストをする。スーパーゾイルはテフロンやモリブデン成分の添加剤と違い金属表面に浸透して金属面を改質して摩擦を減らすといううたい文句の製品だ。
スーパーゾイルは以前2ストの原付スクーターで試したことがあるが分離給油のオイルタンクに直接入れるという製品だった。確かに回転が滑らかに感じたが原付のためリミッターは働くしプーリーの変速比もあってその効果があまり試せなかったと思う。4スト用のゾイルはオイル量の8%〜10%添加ということなのでフォーサイトのオイル量は1.1リットルなので10%で100cc瓶1本分で間に合う。まず、古いオイルを抜いてドレンプラグを閉めて、ゾイル4スト用100mlを先に入れる。その後エンジンオイルを規定のレベルまで入れて完了。エンジンオイルはゾイルを入れた分1.1リットル丁度の量になるはずである。
オイル交換後少しオイルを回してオイルレベルを確認後連休の週明けまで運転せず。週明けにエンジンを始動するとセルが若干軽くオートチョークが効いた状態でのアイドリング回転が少し高くなっていた。乗り出してアクセルをひねった瞬間、「エンジンの滑りが良い」と感じた。交換した日に少しオイルを回したので始動直後から効いてきたのだと思われるがゾイルと共にオイルを新しいものに交換した効果というのも忘れてはならない。しかし、前回同じ銘柄を交換して旧オイルとの乗り味の差異はほとんど感じなかったというところを見るとゾイルの効果が入っているのかなという感じがする。通勤復路での乗り味は低速では音や振動はあまり変わらなくエンジンの潤滑が良いことが感じ取れたが、一番差異を感じたのは幹線道路でもう少し速度領域を上げた時に交換する前の週より明らかに振動や騒音が減って以前のもう少し低い速度領域の乗り味と同じ感じになった。ハイペースの時に更にアクセルを足すとそこからエンジンは更に振動少なく滑らかに拭け上がった。交換後まだ走行20kmくらいであるが今後更に添加剤効果が効いてくるのか楽しみである。
2006年9月11日
走行距離が5000キロに満たないのにスリップサインまでわずか。雨天でも乗る機会が多いために早めに交換が必要。両サイドはかなりまだ山が残っているのに中央だけ山が異様に浅い。
2006年8月2日
フォーサイトを購入してから1年が過ぎました。99%通勤使用なので狭い道や一旦停止道路の走行が多くブレーキをかけている時間も長いのでパットが1年しか持たない。距離にして5000キロに届かないくらいである。ブレーキパットの減りはSL230の時と同じくらいなのでこれは使用条件や運転法に原因があると見ていい。スクーターのタイヤは小径なのでどうしても回転が高くなるため後輪の消耗も著しい。後輪タイヤも近々交換しなければならない。
2006年4月17日
オートチョークにあたるものだそうです。冷えている時は常にチョークがきいている状態で外気温に応じて流路を自動的に調整するそうです。中途半端な気温だと完全にチョークがきかないのかも知れない。2月のエンストの時はやはり中途半端に温まりアクセルを開けると空気が濃くなってエンストしにくくなるが渋滞路では外気温が低いためチョークがきいている状態になってしまったのかもしれない。この状態もしばらく走ると解消した。今日の朝一の始動は少し気温が低かったが一発始動した。中途半端な10度くらいの朝はもしかしたらどっちつかずの状態になるのかもしれない。
2006年4月15日
2月のエンストに続いて朝一番でのエンジン始動が悪くなった。アイドリングが低いのかはたまたバッテリーが弱ってきたのかわからないが今日は街中を20キロくらい走っている最中、信号で止まっている時にグリップヒーターの低電圧を知らせるランプが点滅した。以前にも停止中に何回か点灯したことがあった。家に帰ってオイル交換し、その後しばらくしてバッテリーの電圧を測ると走行後であるにもかかわらず12.8Vあった。完全充電で13.0−13.2Vで充電不足だと12.3V以下という数値と比較すると一晩止めて朝かける時は充電不足の電圧にもしかしたら達してしまうのかもしれない。やはりこの冬のグリップヒーターの多用と通勤でストップアンドゴーが多い乗り方は酷なのかもしれない。
2006年2月2日
寒い日にエンジンを始動してすぐに走り出して5分ほど走った後、渋滞や信号で止まるとエンジン回転がドロップしてついにはエンジンが停止してしまうことが何回かあった。このバイクは水冷でオートチョークのため始動直後から走れてしまうがエンジンが温まってきてダラダラと走っているとどうも燃料が濃くなってエンストを起こすらしい。SL230の時はチョークを引きながら走って回転が不安定になると自分でチョークを切り、クラッチを切って回転を上げたり惰性で走行しながら再始動したりできたがこのバイクはエンジン始動のときはブレーキを強く握っていないと始動できず渋滞中で一旦停止するのは非常に危険である。かといってブレーキを引きながら空ぶかしもクラッチがつながってしまうので思うようにできない。やはり、通勤用のバイクは早く温まる空冷がベストか? 水冷だとなかなか温まらずエンジンの調子が出るまでに時間を要する。特に朝は時間的に余裕がないので不便な点である。
2005年12月6日
グリップヒーターを使用しだしてから走りはあまり変わらないものの23キロ/リットル前後だった燃費が21キロ/リットルあまりに落ちてきている。やはりあれだけのヒーターをつけると発電負荷でガソリンを食うのか? しかし、走りが変わらないのはどういうことなんだろうか? 自動的にアイドル回転が上がるのかな?
2005年11月2日
移動性高気圧におおわれ穏やかで暖かい日がある反面、朝夕は冷え込む。朝の時間帯は特に放射冷却の影響で7度くらいしかない。そんな日はバイクにはちょっとつらくなってくる。オプションのナックルガードをつけたとはいえ、オフ車のような完全なものではなくカウルにちょこっと付くくらいのゴム製のガードなのでやはり走行風が当たってしまう。フォーサイトEX標準装備のグリップヒーターを使うと暖かくなる立ち上がりも早く、走行風が気にならずほんのり暖かい。これは快適だ。しかし、以前のSL230のように足元は風除けが付いているとはいえエンジンがもろだしになっていないので少し涼しい。
グリップヒーターの点灯状態。電圧が低くなると自動待機になり電圧が回復すると再びスイッチが入るすぐれもの。
2005年10月23日
方向転換をしようとしてオフ車のように扱ったらバランスを崩して倒してしまいました。しかしゆっくり倒れたことと体を張って衝撃を受け止めたのでマフラーとリアステップの一部を擦っただけで済んだ。泥汚れを落としたら意外とマフラーが傷だらけでここは錆びる恐れがあるので耐熱ペイントで塗装してみた。
深くはないが塗装がはげてしまっている
塗装後。少し汚れたらまったくわからなそう
耐熱塗料はカーショップで売っているソフト99のものを使おうと思ったが、ホームセンターでは塗料売り場で汎用の耐熱塗料を売っている。関西ペイントのものにした。同じ600度までの耐熱性とシリコン樹脂塗料ということだが300円ほどこちらの方が安い。ストーブの煙突やらにもつかえると言うことなのであまり変わらないだろうと判断しました。
2005年10月8日
10月に入りだいぶ日の入りの時間も早くなってきて危険な夜間走行が増えてきた。特に雨の日は道路が照射した光を散乱してしまって路面がほとんど見えないのに等しい。以前のSL230の時も標準のハロゲン球では暗くて危険ということでハイパーハロゲン球に交換して光量をUPさせていたが今回もハイパーハロゲン球に交換した。PIAAのクリアホワイトXバルブ。H7形で12v−55wが明るさが110w相当だという製品。まだ夜間走行していないが照射した感じは下の写真のようになる。この日は雨が降っており明かりひとつない最悪のコンディションである。少し先の縁石を照らしてみた。
2005年9月21日
トップケースのストップランプの接触が悪い。電源コードはトップケースのベースプレートを介してコネクタで本体につながっているわけだがここのコネクタの潤滑が悪いとベース側の端子と接触が悪くなり点灯しなくなる。雨や洗車後に接触不良になると思われる。CRCのドライルーブや接点クリーナーを使っているがすぐに効き目がなくなる。
それから今回の給油で最高燃費24km/リッター超の最高燃費が出た。さらに伸びるのか? そろそろ1000キロに達するのでオイル交換もしなくてはならない。
2005年8月11日
今回2度目の給油をした。総走行距離も350キロあまりでだいぶあたりも取れてきてイリジウムプラグを装着したせいもあろうかだいぶ滑らかに加速するようになった。エンジンを無理して回さず自然に回るようになったあたりでの走行を心がけ、なおかつプラスアルファーの回転を与えた程度で走っていたが今回は23km/リッターだった。通常の使用では22〜23km/リットルあたりが標準かもしれない。
2005年8月2日
前回のSL230でも装着していたイリジウムパワープラグを今回のフォーサイトでも採用した。中心電極が0.4mmであり強い火花が飛ぶことで着火を安定させることができるという。SL230でも冷間時の一発始動や低速時のエンジンの回転の安定など効果が見られた。同じく冷間始動や低速使用が多いフォーサイトではどうか? 始動時のエンジンのかかりはたいして変わらなかった。気温が異様に高いからか? 冷間始動時は変わるか?。ただし、走りは少し変わった。中間で速度が落ちて再加速時のピックアップが改善した。トルクが増したような感じがした。しかし、まだまだ慣らし運転中であるからエンジンのあたりが取れていないので走れば走るほどあたりが取れて回りがよくなるような気もしなくはない。
バイクカバーは雨露をしのぐためと目隠しをするので盗難抑止にも効果があるといわれる。しかし、家ではカバーに思わぬ障害が発生する。冬季になると毎日のように5m/sを越える西風が吹き。バイクカバーが風船のように膨らんでバタバタと暴れてしまう。裾を絞るためのストッパーも振動で磨耗するし、なによりバイクカバーがバイクの転倒を誘発して車に損害をあたえたこともある。雨露がしのげて風が吹いた時に膨らまないカバーがあるといいと思ったがあった。南海のシルバーバイクカバーとヤマハの純正カバーであった。いろいろ考えた結果南海のシルバーバイクカバーを使用することにした。インプレッションは後ほど。
2005年7月19日
ようやくサービスマニュアルが到着した。内容を一読した。これからフォーサイトに手を入れるのだが、まずはスパークプラグをイリジウムにして始動性を良くすることと、ライトをハイパーハロゲンにして光量をアップすることだ。低速域でのプラグの熱価がわかった。電球の取り付けや光軸調整法もこれで解決。リアのブレーキパット交換、なんとマフラーをはずさないとできないということがわかった。ブレーキの交換については外注のほうが良さそうだ。専用工具やガスケットなどの消耗品をすべて揃えていたらかえって高額になりかねない。
2005年7月13日
SL230では27km/リットルだった燃費はフォーサイトの場合どうか? 片道7キロほどの道程で途中の4キロほどはすり抜け可能な広い片側一車線道路。その他はすり抜け不可な片側一車線道路である。広い道路はそれなりのペースで走れるが狭い道は交通がつまり気味でフォーサイトでは半クラッチ状態のノロノロ運転となる。今回の燃費は22km/リットルだった。フォーサイトではこの状態から言って遠心クラッチの半クラが長いため交換が早い時期にやってきそうである。しかし、まだ慣らし運転も済んでいないのでこれからの運転状況や燃費を見守ってゆきたいと思う。
2005年7月6日
雨上がりの細い路地を走行した。みょーにマンホールやグレーチング(金属製の格子状の蓋)が多い道で下り坂を降りきった道路の真ん中に1メートル四方もあろうかという巨大なグレーチングがあった。駐車車両や対向車の関係でこの部分を走らないわけには行かず速度を落として乗った瞬間、横方向に滑った。オフ車では多少滑っても修正は楽であったが、スクーターのように深く腰掛けてなおかつ足をそろえてしまっているとどうにもならない。慌ててしまった。納車後走行距離がまだ60キロくらいしかなくタイヤもむけてない状態であろうから滑りやすいことではあると思うがこれは注意をしなければならない。
2005年7月2日
SL230で使用していたトップケースの移植が完了した。グラブバーの後半の4本のボルトをはずし、はずした所にスペーサーをいれ上から付属のボルトを締めこんだ。これがまたイタリア製の物であるのでボルトのメッキがいい加減なものでムラになっていたりする。六角レンチで締めこむのだが渋くて六角の穴を舐めてしまうかとおもった。次は汎用ステーの取り付け。汎用ステーはリアキャリア付き車に使用するステーで取り付けの自由度がある。ステーはハニカム状の穴がたくさん開いていて取り付けやすいところにひし形のワッシャーをかませて裏からナットで止める。ここまではすぐに完成。問題はストップランプ配線。しかし、ストップランプ下のカウルを外すと直下にストップランプに接続するカプラーを発見。カプラーの手前のビニールテープを少しはがして分岐用コネクタを刺して完成。見事にストップランプ配線も終わった。サービスマニュアルを頼んでいるが納品が遅れているのでボックスだけとりあえず装着かと思ったが意外とあっさりと済んでしまった。
専用ステーを使ってトップケース35リットルモデルをフォーサイトに移植
汎用ステー(上のハニカム状の物体)をグラブバーに固定したフォーサイト専用ステー(下の棒状の物)で固定する。ストップランプ用のコードが出ている。
コードを取り出すのに比較的簡単な後ろのバンパー状のカバーを外してストップランプ下から配線を引き出した。ボックスにもっと近いところで引き出したいところだがカウルの外し方が複雑になるので今回はここからにした。
2005年6月30日
納車後3日目。初めての本格的雨天走行であった。靴への水の浸入を恐れつつ乗車した。今日は4輪車でもワイパーを連続作動させないと間に合わないし大粒の雨がどんどん落ちてきて少し外に立っているだけでもずぶぬれになるほどだった。オフ車(SL230)より重心が低くタイヤの幅が広いためかこれだけの雨でも安定していた。コーナーのマンホールのふたはいつでもオフ車で滑っていたので緊張したが今回はすべりは感じられなかった。速度を上げてゆくと体の脇を雨がかすめて行くのがわかった。走行風はヘルメットの脳天部分にあたり、ヘルメットシールドについた水滴はなぜか下に落ちてゆくのだった。体の前の部分には風があたる感じも無く、当然雨もあまり当たらなかった。このバイクは背中がいつも風で押されているような感じがするので背中が濡れたのかなと思うと全然濡れていなかった。足の部分への雨粒の当たり方はオフ車のそれと全然違いズボンもそれほど濡れないし、靴もほとんど濡れなかった。防水加工したブーツを履きながらも走行のはね水が浸入してきたSLとはまるで別物である。ほとんど屋根の無い乗用車のようなものだ。今回のフォーサイトに換えた一番の狙いである雨対策の軽減効果はかなりのものがあった。
座席を開けるとかなりの長さがあるトランクルームが出現する。しかし、高さはあまりなくフルフェイスヘルメットだとつかえてしまう。しかしノートパソコンのカバンを積むのにはトップケースよりここのほうがよさそうだ。(しかし、エンジンの上にトランクがあるので熱がこもるという話だが要注意)フルフェイスの収納は高さのあるトップケースを利用するほうが良いと思う。ヘルメットホルダーは工具入れから専用リングを取り出して引っ掛けなければならないので手間がかかる。
かなり静か。いわゆるバイク好きの人の「いい音」という音ではない。4サイクルの原付スクーターのような音がする。アイドリング時は単気筒だけあって振動は大きめ。総じて回転数はあまり上がらない。SL230ではローギヤでまわして引っ張っていたがそういう芸当はオートマチックなのでできない。どんな速度でも回転数は低目を保つようになっている。知らずにアクセルを開けていると結構速度が出ている。とても静か。
まだエンジンやミッションのあたりが取れていないのでアクセルを回しても渋々回転が上がるという感じ。しかし、結構な加速力があり信号ダッシュでは4輪車を引き離せる。
鍵穴のあたりが取れていなくてハンドルロックしたら鍵が抜けなくなった。ようやくOFFに戻しても鍵が抜けない。そんなことをやっていたらアラームのセットが完了してしまってアラームを鳴らすことになった。(苦)なんとか抜いてCR−Cのドライルーブを鍵穴と鍵にも差して対応した。まだ少し渋い。それとトランクの開閉をするとシートのロックが甘い。まあ、車のドアなどでも良くあることでパッキンがまだ慣れてなくて完全に閉まりません。手でぎゅっと押してようやくロック。しかし、ロックされたかどうかは手ごたえなし。
2005年6月28日
あいにくの雨の中、SL230を販売店まで回送。帰りはフォーサイトが納車され初めての走行。まず、乗った感じはオフ車と比べても結構コンパクトであるということ。ハンドル幅がSLより狭くすり抜けも結構よさそうである。あと、アクセルを回しても一瞬つながらないのはだいぶ違うところ。SLのつもりで飛び込むと出だしが遅れて衝突しかねない。それからスピードが乗っても静かで回転数が全然低いということ。乗り心地はホイールストロークのあるSLと比較してもしなやかで適度にコシがある感じ。オフ車は大径タイヤのため街中のタイトな曲がり角はかなり倒さないとつらいがフォーサイトはハンドル操作で結構クイックに曲がれる。ウインドプロテクションはやはりすばらしく走行風が前からではなく後ろから押される感じになる。フロントスクリーンより後ろは負圧になるということか? フロントスクリーン上端が目の高さにきてしまい視界に入るのが気になる。それから盗難アラームは結構感度が良すぎる。まあ、初回気になったのはそんなとこだろうか。まだ、慣れないので慣らし運転をかねて静かに走ることにする。
通勤用としてはもろ刃の切れ味があったSL230であるが、トップケースを使ってもやはり荷物が積めなかったこと、それから雨のとき重装備しないと靴に水が入ってくること、靴が減ること、スーツでは乗れないことだった。趣味で乗っている場合ならこのくらいはたいしたことないが正直今は100%業務用なのでそれは譲れないものだった。免許取立てのころフォーサイトも一時候補に入ったがミッションが楽しかったことと価格がまだ高かったために断念した。フォーサイトEXになってグリップヒーターまで標準でついて大幅値下げ。それからいろいろな人のインプレッションを見ていると小さくて取り回しもよくダッシュもいいということだった。他のビックスクーターはみんな大きくなりすぎた。それからエアロボディーで走行風を利用してエアカーテンを作るという特性も気になった。雨が当たらないのは良いことだ。他のモデルは積極的に風を当てて気持ちよさを前面に押し出してきているがそれとはコンセプトが違っている。今回からSLの時にメンテナンスがなかなか大変だったので良く減るブレーキパット交換くらいは自分でできるようにサービスマニュアルを購入して挑戦してみるつもりである。
2005年6月14日
SL230についているGIVIの35リットルトップケースをフォーサイトに移植する。フォーサイトもリアキャリアのオプションがあるがトップケースだけしか使わないので専用のステーを取り寄せた。フォーサイトはグラブバーの固定ねじの部分を延長してステーをつけるらしくステーの上からリアキャリア用汎用ステーを付けてケースを固定する。SLに最初に付けた26リットルのケースのステーに現在の35リットルをくっつけてあり、予備部品として保管してあった35リットル用の汎用ステーとストップランプ用配線キットを使ってフォーサイトに取り付ける。問題はストップランプの配線。スクーターはカウルに覆われているため大掛かりな取り外しが必要となるとめげる。それから、SLに取り付けて初期のころはステーの配線端子の部分のコードが振動で外れたり切れたりしてよくストップランプがつかなくなった。仕方なく端子部分を強電用の単心電線を使って剛結。それ以来トラブルはなくなった。フォーサイトではどうか? ただ、GIVIの配線キットは以前のものとは違っており改良の後が見られることからこのあたりは心配ないものと思われる。フォーサイトのシート下スペースはバットが入るほどの長さがあるが浅いのでヘルメットが良く入らないと聞く。なのでトップケースを付けてそこに収納している例が多々あるという。