２００３年４月６日。今シーズン最後の滑走ということで信州湯の丸高原スキー場で毎年行われているスノーボードＧＳＬ大会に出場した。ＧＳＬとはジャイアントスラロームの略で大回転競技、雪面に立てたポールを左右によけながらスピードを競う競技です。
この二年の間、３月以降のシーズン後半は怪我のため滑走を打ち切っていて今年は２年ぶりの出場となった。今年からフリースタイルの部も新設されて、前回までの混合順位ではなく今回はアルペンボードにおける真の実力が試されるのである。しかし、今年は先シーズンまでの何分の１というくらいに滑っていなくて練習不足である。この練習不足は大きなハンデである。それを解消するために２月、３月は湯の丸のポールバーンに入って足慣らしをした。
前日は大雨だった。湯の丸の山では４月というのに一晩で２０センチを超えるような大雪が降った。そんなことで大会当日は少し早めに家を出た。途中の峠では何台も車が乗り捨てられている。春先と見てノーマルタイヤで登ってきて降りられなくなったのだろう。ゲレンデに着いて足慣らしで滑ると実に気持ちいい。今シーズン最良ではないかと思われるくらいの雪だ。毎年べたべたとか、土砂降りの雨だったとかの思い出がある湯の丸カップだが今年は様子が違う。エッジを立てるとボードが雪にもぐって減速してしまう。いいタイムは出るのか疑問だった。
今回の参加者は１００名超。今までで一番多い参加者だ。過去の成績では６０名くらいで１０位前後まで行ったことがあるが参加者層が本格的になってきている。これは歯が立たないのではと思った。今回の参加は突撃雪板隊から２名。今を突撃くごーちゃんとＩＧＡだ。ごーちゃんはフリースタイルで参加。第１本目は３０番以降のスタートで雪面の荒れも心配されたが丁度うまいくらいにラインがついていてそれほどでもなかった。
一本目の滑走が終わったところでタイム結果から二本目の滑走順が決定する。集計にミスがあり二本目のスタートが遅れた。おまけに、タイム計測器までトラブルを起こして使用不能に。最後はストップウオッチによる計測で行ったが相当誤差が大きいと予想される。運良く自分の番まではなんとか使えたので正確なタイムと言える。ごーちゃんは残念ながら手計測となってしまった。
結局ＩＧＡはアルペンの部２１位。ごーちゃんはフリースタイルの部１４位だった。ごーちゃんはサングラスをゲット。ＩＧＡはなぜかランプをゲットした。参加賞は「キットカット」２枚。「キット勝つ」だって・・・
