小山道夫の活動日記


ロスアンゼルス国際学園での講演会(2000.12.10)



2000年11月6日、7日とカナダのバンクーバーの地元公立学校で講演会・授業を行いました。


 
  1. バンクーバー島「KWALIKUM SECONDARY SCHOOL」(クオリカム中高校)中学3年生のクラス
  2. 同高校1年と2年の合同クラス

2クラスで授業をしました。英語での授業は初めてのことでもあり、かなり緊張しました。

初めにベトナムへ行った理由、ストリートチルドレンの様子などを話しました。 するとカナダの子どもたちは、直ぐに質問に入ってしまいました。

日本での経験ですと、1時間程私が話した後、質問が出るのですが、カナダでは、 10分位したら子どもたちが勝手に手を上げて、しかも指名しないのに、 質問を始めてしまいます。お陰で、私の方で話そうとしたことは途中でストップ。 その後約40分間ほど、一問一答となりました。 カナダの中高生の質問は、以下のようなものでした。
  • 何故、ベトナムにはストリートチルドレンがいるのか
  • どうしてベトナム政府はストリートチルドレンを助けないのか
  • 何故、小山はストリートチルドレンを助けようとしたのか
  • ベトナムの政治システムはどうなっているのか
  • 社会主義国とはどんな国なのか
  • ストリートチルドレンが「子どもの家」へ入った後、どのように変ったか
  • 「子どもの家」の子どもたちは将来の希望を持っているのか。
  • 自分たちがベトナムのストリートチルドレン支援をする場合、どんなことをしたらいのか。

その後、ベトナム「子どもの家」への支援を続けている 中学高校の生徒会役員との懇談をしました。 また、子どもたちで作っている「ベトナムクラブ」の子どもたちと ベトナム風春巻きを食べながらお昼を過ごしました。

小山の印象


英語での交流だったので中々意思疎通が難しい点はあったが、 ベトナムから遠く離れたカナダのバンクーバー島にも、 こうしてアジアの子どもたちの事を考えようとする子どもたちがいることを知り、心強く感じた。        

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