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曽宮よしひさ

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議会では


岡垣町議会では、3月・6月・9月・12月の年4回定期的に開催される定例会と、必要がある場合に臨時的に開催される臨時会が行われています。

議決の結果は数字が表す

平成22年3月定例会において、「政務調査費」を廃止する条例案が、議会運営委員会の委員連名で発議され、本会議最終日に賛成多数で可決されました。
議会改革の名の下、継続して議会運営委員会内・議会内で議論され、特に一般会計予算の議会費をどう縮減するかというところでの議決であったと思います。
異論もあった中で、財政的な厳しさ、町民サービスを低下させないという視点から、縮減に賛同した議員諸氏の断を評価したい。
というのも、議長職にある私には表決する権利が与えられていないし、可否同数の場合
にしか私の意志を表す機会がありません。
可否同数の場合どうしなければならないか。
これも難しくて、原則は「現状維持」である。ということは「政務調査費」存続である。
もっとも、私はその原則を知らぬ振りして、廃止の結論を出したであろう。
議員一人、月10、000円。
年間120,000円
12×16名で、1、920、000円 が22年度中に減額補正予算計上される。

平成22年9月定例会で、議員定数16名を13名にする条例案が、議員発議により最終日に提案され、事前の「根回し」があったのか(私は議長として関知してはならない不思議)賛成多数で可決された。
平成23年4月の町議選挙は3名減での試練が待っている。
予算上は約1500万円縮減される。議員定数削減の議論は、4年前の平成18年の8月、このための臨時議会が開かれ、
18名の定数を16名にしたのが記憶に新しいところである。
この経過については文字にして表せないドラマがあった。
そのときの私のスタンスは、「12名」にすべきで16名には反対であるとし、議会費は現状1億3千万円を、当面総計1億円にし、究極8千万円程度にまで縮減しなければ、国・町の財政を考えると町民の理解が得られなくなると発言した。
議会議員としては不穏当な論理展開・非現実的な反対であったと今にして思う。

しかし4年経つとこうも変わるものか。
そんな私が議長職を勤め、私の主張した「12名」が「13名」の現実になり、議会費平成23年度当初予算が1億円強になろうとは。
もっともそれは、議会運営に関わる実質予算で、実際に計上される予算は1億4千万円強が予定されている。
そのわけは、議員共済年金廃止が6月に国会で議決を予定されていて、年金一時支払いが発生するに伴い、複雑な算式で国家予算と自治体の予算を合わせて、約4千万円を議会費として計上する便宜のためにおこる、今後4年間の経過措置からのものである。
今年度中に地方議員共済年金の米びつは空になる。

ともあれ、平成22年に議会内部で取り組んだ「改革」は、議会としてはいわゆる「前向き」の方向ではないかもしれないが、直接的に町民に見えないところで、「縮減した原資」を町民サービスに振り向けることにはなる。
このことは、町長他3役の給与減、町職員の給与・手当ての減も同じで、ともに町民あっての「岡垣町」、町民の理解あっての行政・議会との思いを共有しているからと信じている。

議会・委員会の審議内容は、サンリーアイ図書館・役場1階ホール・議会事務局等で議事録の閲覧が出来ます。
HPでは本会議の議事録が公開されています。

議事録では、まったく発言しない議員、発言ばかりする議員など、議員・議会の本質が
「わかりすぎるほど」と思っていますが。(議事録は永久保存です)

平成23年3月定例会を前に

海老津駅南開発について

平成15年12月定例会で、海老津四区(新海老津・上海老津・東海老津・海老津)からの陳情「JR海老津駅南側開発促進について」を全会一致で採択の議決をしました。
付託された総務常任委員会の委員長として、調査・審議を重ね委員会での採択の議決後に最終日、本会議で「採択」結論が出されました。

その中身の主な2点は、
1 計画推進のための機関の設置
2 駅南口の開設、海老津・白谷線町道改良工事

でした。

そもそも町の第四次基本構想(平成12年度から平成22年度の間の岡垣町総合計画)の中で示されている計画でありながら、その姿が一向に見えてこない地元四区のいらだちもあってのことだったと推測しています。

その意を受けて、議会も全開一致で採択しました。

町は平成16年3月定例会の当初予算に開発基本構想策定の予算を計上し、平成17年3月、議会にその報告がされました。
基本構想を元に町の長期的な発展をはかるため、企業誘致・財源確保・新規雇用の創出・宗像〜海老津駅南口〜戸切白谷線の道路整備を視野にいれて、駅南周辺の将来計画をたてて行くものでした。予算800万円だったと記憶しています。
平成19年3月当初予算で駅南側開発調査委託料が計上され、1、890万円を掛けたものが平成20年3月、我々に示されました。
議会に報告された内容はかなり壮大な計画で、民間資金・民間の力を前提にしたものでした。
当時の執行部の考えはあくまでも民間主導での駅南の山野部の開発が先にあって、それに付随する形での駅南白谷線の道路整備・駅南口を設けるとの考えであったと思っています。
それはそれで実現すればいいが、その計画実現に向けての姿勢なり考え方が今一はっきりは示されなかったように思います。

その暮の町長選の結果、宮内町政が誕生しました。
宮内町長の公約の一つに、「国・県の支援を得て、駅南側開発をすすめる」が挙げられていました。
具体的には、民間主導ではなく、国・県の支援を得て行政がけん引役を果たす中で、駅南の総合的開発に結びつくよう、まずは駅南口を開き、道路交通導線を作ることで、いわばきっかけ作りをすることをまず町がやろうということだったと思います。

平成21年9月新町長のもと、補正予算で基本計画作成委託料が計上され、2,070万円で、より具体性のあるものが示されました。
現在その計画に基づき、国・県・JR九州との協議が順調に進められ、地元との協議、住民説明会等を経ながら、平成26年度末、完成に向けて取り組んでいるとのことです。

議会では一部議員の中から、それだけの予算(完成までの経費21億5千万円を予定)をかけるなら別のところに回したらという意見もありますが、それは優先順位を議論するのではなく、計画の中止をすべきだとも聞こえて、原点である「陳情」を全会一致で採択した議会の責任放棄とも言える意見だと考えています。

課題は
1 全町民のコンセンサスを得る努力をすること。
一部駅周辺の住民のためでなく、町の将来の発展を図り、特に若い世代の働く場所・定住者の働く場所を確保するための開発に結びつくように、との考えを理解していただかなければならない。

2 地元住民の積極的協力を得る努力をすること。
立ち退きを含めて、開発に関わる環境整備等で、関係住民の皆さんには不都合をお掛けしない対応をすること。

3 この計画完成の後が駅南の「岡垣町の将来にむけての本番」であること。
長期的な視野で、戸切方面への道路整備を含めて鞍手・宮若へのアクセス、企業、福祉施設、学園等の誘致の努力を継続的にしてゆかなければならない。町の職員力が求められる。

財源の21億5千万円は単年度に要するものではなく、
必要経費・・・・・2、155、000、000円
社会資本整備総合交付金(国土交通省)-国の補助- 55%・・・・・1、087、000,000円
一般公共事業債(起債)という借金  45%×90%・・・・・801,000,000円
     (3年据え置き、20年償還、2%程の利払い、年度最大の借金返済5900万円)
町手持ち現金出費・・・・・267,000,000円
の財政的な予定を立てています。

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