小疑問 (2003年分まで)

 ここは、私が日頃ふと疑問に思ったことを書き留めておく場所です。タイトルの通り、あまり深い疑問についてはとり扱わず、些細な疑問にとどめておくこととします。正直な所、私はホームーページ上で自分が深刻に思い悩んでいることを公開できるほど懐の深い人間ではありませんので。
 というわけで、ここでとり上げられるのは、本当に些細なことです。私自身が自己完結的に解答を出してしまっている問題も、少なくありません。ですからここで提示されている疑問に対して正面から向き合おうなどとはしなくて結構です。気楽に御覧下さい。なお、ここでの記事は新しいほど上にありますので、御覧になる場合は一度御自分の見覚えのない所まで画面をスクロールさせてから、順次上がってゆくのが良いかと思われます。そうでないと意味の通らない記事もあると思われますので。


12/4
 …ハシラ
 今日の一コマ。職場で最も忙しい時期を乗り切るべく開かれた担当者会議の席上にて。
ベテラン社員Aさん「まあ、大変だろうけどがんばってよ。私は今度異動になるかもしれないから何だけれど」
配属一年目社員Bさん「えー。そうは言われても…」
Aさん「そう言わないで。Bさんはうちの課のになる人なんだから。今後何年かはがんばってもらわないと」
Bさん「…人柱(注)は嫌ですよ」(注 架橋・築堤・築城などの難工事の時、神の心を和らげ完成を帰するための犠牲(いけにえ)として、生きた人を水底・土中に埋めたこと。また、その人。転じて、ある目的のために犠牲となった人。:岩波書店 広辞苑 第四版より)
全員「…………」
 配属二年目の私はもちろん、それを大きく超えるその他ベテラン職員がたもとっさに何も言えず。
 どういう職場だか…。
 で、その数時間後。休憩その他を挟んだ後再開された会議の席上にて。私がとりあえず引き受けた、近いうちの新人研修に関する話になりました。
私「えーっと…今朝お配りした資料が今度の研修の原案になる訳ですが、どうでしょう? 私も二年目で経験年数は少ないので、正直な所自信がないのですが…。しかし案を作った成り行き上、このままだと講師も私ということになりそうなのです。この事務は皆様ご承知のとおりうちの課最大の山場ですから、講師に関してはベテランの方にお願いするという方向性もあると思いますが…」
ベテラン社員Cさん「いや、大枠はこの資料のとおりでいいんじゃない? 細部はいくつか手直しするけれど」
Aさん「そうですね。それなら講師も空下さん(仮名)ということで、問題ないと思います。空下さんならやってくれるでしょう」
 私以外一同、全員うなずく。
 …私はもう、人柱決定ですね。
 というか既に、土中深く埋められる手配が整っていることに気づかないではないのですけれどね。
 自分の墓穴がもう十分すぎるほど掘られているので、いっそ「人を呪わば穴二つ」といわれるもう一つの穴を掘るべく、誰かを道連れにしようかと考えたりもします。しかし自分が広い意味で好きな人…尊敬していたり恩義を感じたりしている先輩方、仲良くしている同期連中、期待している後輩たち…を呪う気は、もちろんありません。とはいえ、そうでない人々と長い間近くの墓穴に入るのは絶対に嫌です。
 生きてるって、難しいですねえ。

11/8
 伏線の張り方と分かる文章
 最近小説を読んでいて、なんて伏線を張るのが下手なんだ、と思うことがあります。
 例えば、ある長編小説の途中の巻の冒頭にこんなくだりがありました。追い詰められた主人公たちはやむを得ずある勢力と同盟を結ぶことにしたのだけれど、そのうち一人の内心としては過去のいきさつからその勢力に不信感を抱いており、当然同盟の結果にも不安を抱いていた…。
 そしてその巻の最後はこうです。結局この同盟によってその勢力のみが利益を得、利用された形となった主人公たちはさらに追い詰められた…。
 酷いと思いません? 初めを読んだだけで、途中経過はともかく結末が分かってしまうんですよ。
 これが同人誌とかネット小説とか、趣味でやっているものならまあ仕方がないかと笑って済ませられる所ですが、この本は一般の書店で買える立派な商品です。しかも、このシリーズはこの後も数巻続いて完結した後、主人公の子供の世代が登場する新シリーズがスタートしています。もちろん私としては、先にあげた文章が出てきた巻で読むのを止めまして、既に買ってしまったそれ以前の巻も捨てました。基本的にシリーズものは惰性で買ってしまうたちなので、こういうことは珍しいのですけれどね。
 たまにはこういうこともあるか…と、そのときはそう思って済ませていたのですが、最近また脱力するような文章に出くわしました。同様に、長編小説の途中の巻です。
 もしこの今は幼い少女が、美貌や才能などまだ自分では気づいていない複数の能力を自覚し、それを利用する事を覚えたとしたら…。このとき、彼女の変化を予測できた人間は誰もいなかった。
 と、こんな感じです。今の所この本はまだ手元にあるので正確に写そうと思えばできるのですけれど、名指しの非難になりかねないので敢えて大意のみにしました。
 ともかく、これを読むだけでこの少女が今後、男を利用するようなむしろ悪女と呼べる人間に成長してゆく、という展開が完全に分かりますよね。まあ、今の所この文章の載っているものが最新巻なので確実ではありませんけれど、逆にそうならなかったとしたら、文章として破綻しています。当然、小説としては失格です。
 よくもまあ、こんな簡単に先の見透かせる代物で平然と金が取れるものだ…と、最初は思ったのですけれど、最近少し考え直しました。このくらい分かりやすく表現しないと、その後の展開が全く見えなくなって、ついていけなくなる読者が出てしまうのかもしれません。例としてあげた小説は二つとも推理小説ではありませんから、読者もそれほど一文一文に注意を払ってはいないはずです。
 一方私は素人とはいえ一応小説を書く習慣がありますから、普通の人よりも多少は作者の意図を敏感に察せられるようです。結果、素直に読んでいれば流れがあって面白いものが、見え透いてしまってつまらないのかもしれません。
 逆に私の書いたものの場合、あまり先が読めるのも困るかと思って伏線を目立たなくさせた結果、それに気づいてもらえないということがあります。ここでどうしてこうなったか分からない、という感想をいただいたことが何度かあるんです。私としてはそれに対して、おかしいな…この部分に書いてあるのだけれど、と思いつつその部分を教えることになります。
 商業でやる以上は分かりやすさも必要でしょうから、こういう私としては読む気がうせてしまう文章も仕方がないのでしょうかねえ…。

10/13
 動作確認中再び
 やれやれ…。

6/15
 再スタート
 リカバリーしても安定には程遠いです…。先ほども日本語変換をしようとしただけでこのHPビルダーが予告もなく落ちてくれました。
 さておき、あまり悲観的になっても仕方がないので、とりあえずHPの構造に少し手を加えてみることにしました。
 実はこれまで、このページってインデックスファイルがなかったんですよね。トップページのファイル名がindexではなく、toppageとなっています。
 マニュアルにもプロバイダーからの指示にもトップのファイル名はindexにするようにと明記してあったのですけれど、作成当初それを見過ごしていたのが原因です。実は途中でそのことには気がついていたのですけれど、そのときにはすでに多くの小説検索ページに登録を済ませてしまっていた後でして、URLを容易には変えられない状態に陥っていました。それがこれまで継続していたのです。
 まあ、その状況そのものは現在もまったく変わってはいないので、トップページ自体には手を加えていません。その代わり、実際のトップページへのリンクだけをおいてあるという、indexファイルを作ってみました。仮トップと本トップ…という状態ですね。
 しかし今までindexがない状態でも別に支障なく閲覧とかできていたはずですけれど、やはり良くないのですかねえ…。

6/14
 動作確認中
 とりあえずこのHPビルダーも動くようですねえ…。

6/5
 不調パソコン延命諦めかけ
 そう言えば下の記事の日付、アップ直後は間違ってました。とはいえ、そこにまでお気づきの方は滅多にいらっしゃらないと思いますが。
 さておき、このパソコンの状況もいよいよ危ないと思えてなりません。
 ワードを使用している際に保存してあるファイルドを開こうとすると、フリーズするんですよね…。恐らく検索の際に何らかのエラーが出ているのでしょうが、小説書きにとってはまさに致命的というほかありません。一応、ワードからの検索ではなく、マイドキュメントから引っ張ってくれば止まりはしないと先程確認しましたが…そういう問題ではないですよね。
 とりあえず暇を見てパソコンのメーカーかどこかのサポートに、駄目で元々で対応を聞いてみようとは思っているのですが、さて…?

6/4
 不調パソコン延命作業中おまけ
 ダウンロード等の間ただ待っているのは不安で仕方がないので、バーチャロンマーズで気を紛らわせていました。とはいえ、どうやらラスト近くまで到達しているようなので中々先へ進めないのですが…。
 ステージの設定が凄まじいんですよね。後半になってくると、こちらが単独に対して敵三機を同時に相手取る、などということも珍しくありません。酷い時には大ボスクラスの要塞が二体まとめて現れたりもします。初めて○○○○○が並んで現れたときには、思わず「ふざけんな」と叫んでしまいましたよ。(ボスの名前は一応伏字にしておきます。シリーズでは有名なボスキャラですが、未プレイの方にはこれに出くわした際の驚きを是非経験していただきたいので)
 しかしまあ、無茶をしているように見えてもきちんと作ってあるゲームです。全く手も足も出ないということはなくて、何度か挑戦していればやり方は見えてきます。後はその手法を実行に移すだけの正確なコントロールと、体力のあるボスを倒すまでその正確さを維持する集中力があるかどうかと、その勝負ですね。もっとも私にそれがあるかどうかは既に同じ敵に何十回とやられているので、このページの趣旨を逸脱するほどはなはだ疑問ではありますが…。
 そう言えばふと上の伏字を作って気がついたのですけれど、このシリーズのボスキャラって、五文字のものが多いですね。ヤガランデとかジグラッドとかタングラムとか。フォースのアジム&ゲランは例外ですが、そもそもアジムはオラトリオタングラムの隠れキャラのようなものでしたから。何か意味があるんでしょうかね。単に語感の問題なのかもしれませんが。

6/4
 不調パソコン延命作業中その2 
 下の記事を書いた直後にまた悪あがきを試してみました。エラーが出た際ウィンドウズを更新したほうが良いとのメッセージがあったので早速ダウンロードを試みたのですが…。
 やばいかもしれません。よりにもよって作業の途中にフリーズを起こしてしまいました。しかも「システムに障害を起こすおそれがあるので再起動はしないで下さい」などというメッセージが出て、しかし他に手もなく強制的に電源を切って再起動させたという体たらくです。その後何度か電源を落としたりまた入れたりを繰り返して、どうにかまたこうして一応は動く状態まで戻しました。
 どうやらそもそも大掛かりな更新に耐えるほどの体力が、既にこのパソコンには残っていないようです。やはり短い余生を、無理をさせずに過ごさせてやるほかないのでしょうか。

6/4
 不調パソコン延命作業中
 トップページでは万一に備えて弱気な挨拶になっていますが、一応今も回復あるいは延命の努力は続けている所です。
 メモリは増設、デフラグもしましたし、スキャンディスクは落ちている関係で嫌でも頻繁にかけています。
 それから今日はデスクトップと常駐プログラムを整理して、リソースに余裕を持たせました。お恥ずかしい話ですが、そもそもリソースの不足が不安定化の要因になると今日初めて知ったんです。これまでほとんど、保守管理を始めとするシステム関連の勉強を怠っていたもので。
 安全だろうと思ってこの前ウィルス対策ソフトを入れていたのですが、その一方期限切れで使えない古いソフトをそのままにしていたのが、どうやらまずかったようです。それにデスクトップも購入以来使っていないショートカットを無造作に放置していまして、かなり散らかっていました。
 とりあえず主な原因と思われる所は潰したので、今は多少なりとも希望を持っています。後やるとすればHDDの空き容量に余裕を持たせることでしょうが、Cドライブで数ギガ、Dドライブでも数百メガは残してあるので、これが障害になっている可能性は低いだろうと見ています。
 さて、これでうまく行けばよいのですが…。 

5/30
 電脳戦機バーチャロンマーズ 
 昨日発売日を待ちわびて買ったのですが、自分でも危険だと思うほど早くもはまっています。何しろ昨日はこのゲームについてここを更新しようとして結局断念し、ゲームに戻ってしまったという体たらくです。
 感想その他言いたいことは現時点で既にむしろ溢れるほどあるのですけれど、それを表現するよりはむしろゲームの続きをしたいので、今回はこの辺にしておきます。
 このままだと次回更新にも支障を来たしかねない勢いですが…さすがにまずいですよ…ね?

4/21
 作戦名「イラクの自由」
 それが「かつてイラクと呼ばれていた地域で殺しあう自由」をもたらすものでないことを、私は切に祈りますよ。
 まあ、「祈る」だなんて言葉が自分にそぐわないとは、百も承知ですけれどね。端的に言って、私は不信心な人間です。祈ったところで、それこそ罰が当たるのが落ちというものでしょう。
 しかし…いや、だからこそ、そう言いたくなるのです。こんな勝手な祈りを聞き届けてくれる存在があるとしたら、それはすなわち限りない慈悲をもつ、「神」なのではないでしょうか? もしいるのならば…ですがね。

4/21
 米英連合対イラク戦報道その2
 人が死にます。殺されるのは主に敵ですが、流れ弾やら誤認やらで、それ以外の人間もいくらでも死にます。それが戦争の真実です。
 今回は珍しく、結論から入ってみました。物語書きの場合、普通は過程を重んじるのですけれどね。何しろ結末を冒頭に持ってくるなんて、余程特異な構成をしない限りありえませんから。まあ、敢えてその逆転に挑戦した意欲作もありますけれど、それはあくまで例外です。
 さておき、何故柄にもないことをしたのかというと、正直な所驚き、そして半ばは呆れているからです。
 ジャーナリストと呼ばれている、あるいはそれを自称している人々の質が、低いように感じられてなりません。もちろん皆が皆そうではないとは思う…というか、思いたいのですけれど、しかし私が聞いている限りにおいて戦争報道から流れてくる彼らの言動が、有り体に言ってしばしば耳に障ります。前の記事であげた用語の不正確さを頑張って大目に見ても、です。
 ジャーナリストが殺されたときだけ、反応が違うんですよ。やたら大々的に報道されました。彼らはそれまでイラク市民が殺されたという報道を何度となくしてきましたけれど、それとは明らかに扱いの大きさが違いました。ジャーナリストが殺されるのは非道だと、そのような論調でした。
 しかし、「ジャーナリスト」という人々は、何か特別な人種なのでしょうか? 
 答えは、「NO」です。
 少なくとも私は、「NO」、すなわち否、と断言します。戦場で特別な存在など、ありえようはずもありません。何が起きてもおかしくない、それが戦場という、殺し合いの場であるからです。それゆえ、何かの間違いで、民間人であろうと何であろうと、その場に居合わせればいくらでも撃たれます。
 ジャーナリストであろうとなんであろうと、その辺すなわち戦場にいれば何かの拍子で簡単に殺されるんですよ。それが戦争の真実です。もしその「戦争の真実」という奴を伝えたいのであれば、そのことを包み隠さず伝えれば良いのです。それが「公平な報道」を使命とする、「ジャーナリスト」の使命なのでは、ないのでしょうか?
 その意味で言えば、先にジャーナリストの一員が死んだという事件は、むしろ恰好の素材であるといえます。イラクの軍人であれ、市民であれ、そしてそれ以外の国外ジャーナリストであれ、簡単に殺されてしまう。それが戦争です。その誰もがある意味公平に殺されるという、紛れもない不条理を淡々と世界に伝えることができれば、世界の何かが変わったかもしれません。
 しかし現実の報道は、違いましたね。同じジャーナリストであるという「仲間」意識を優先させて、冷静な報告ができているとは言いがたいものでした。直後のレポートなどには、その怒りが滲み出ていましたよ。
 私は別に、「怒るな」というつもりはありません。怒りたければ、好きなだけ怒ればよいのです。どうせ誰が止めところで止めきれるものではない、それこそ真の怒りなのですから。
 ただ、それを無防備に公共の電波に乗せるのは、正直な所考えものです。なぜかというとそのむき出しの怒りこそ、これまでしばしば戦争指導者に利用されてきたからです。例えばヒトラーが、第一次世界大戦で抑圧されたドイツ国民の怒りを、ラジオという当時最先端に近い技術を使って第二次世界大戦の原動力としたように。
 それゆえ、現代のジャーナリストを名乗るからには、怒りを軽々しく公にすべきではありません。それができなければ、誰かに利用されるのが落ちですよ。アングロ・サクソンか、イスラムか、いずれになるかは少なくとも私には分かりませんけれどね。ともかくその怒りを利用するに都合の良い方に、取り込まれてしまいます。
 そこでそれを踏まえて、真に平和を志すジャーナリストの方々に対しては、次のようなことをお願いしたいと私は思っています。例え何があろうと、同じジャーナリスト仲間が殺されようと、できるならば冷静に事実をお伝えいただきたいのです。誰であろうと人が死ぬ、その悲惨でしかない現実、それが戦争です。少なくとも「ジャーナリスト」という特等席に居座っていれば何があろうと安全でいられる、そんなものではありません。その戦場に立ち会ったことなどない私にでさえ分かる真実を、どうか広く知らしめていただきたいと思っています。それが今より広く深く浸透すれば、いま少しは戦争に対する抑止力になりましょう。
 これは無理なお願いでしょうか? 視聴者あるいは読者の皆様が要求するものを提供することがお仕事である以上、難しいのかもしれません。しかし全く不可能なものであるとも、私には思えないのです。受け手は生々しい物を求めます。そして報道にとって身近なジャーナリストが殺される光景ほど、生々しいものは珍しいのですから。
 そしてこれは別に、もちろん強制ではありません。私にそんな強制をする理由は、何一つありませんからね。情け容赦なく殺される現場を離れたいのであれば、少なくとも私は制止しません。むしろ、それが当然のことだと思います。
 しかし、それでもなおその戦場に留まる、すなわちそこまでの覚悟があるのであれば、私の申し上げることに心を配っていただければと存じます。いつ殺されてもおかしくないという心構えをもってその場に留まるよりは余程簡単だと思うのですけれど、いかがでしょうかね?

4/6
 米英連合対イラク戦報道
 是非に関して、ここでは論じません。人を殺すと決めた相手に単に平和を叫んでも虚しいだけですし、かといって確信もないまま人殺しを認める気もないので。
 さておきこの戦争報道、用語の面でどうも不正確だなと思わされることが多いです。まあ、これは今に始まったことではなくて、軍事関連のニュースが流れるたびに感じることではあるんですけれどね…。
 どの辺がおかしいかというと、ごくごく基礎的な「戦車」「戦艦」あるいは「戦闘機」、そんな単語に関してです。
 まずは「戦車」。マスコミではいわゆるキャタピラと砲塔を持っている車両を、全て「戦車」と呼んでしまうことが多いです。しかしな軍事用語としては、これがあまり正確ではないのです。
 そもそも陸軍で「戦車」とは、強力な主砲と厚い装甲、そして悪路を踏破する機動力を備えた車両のことです。陸上兵器としてはまず最強、言葉のイメージどおり、陸戦の主役ですね。このイメージがあるので、これと似たような形状の戦闘車両が、まとめて戦車と呼ばれてしまっているのでしょう。
 一方これと似て非なるものに、自走砲と呼ばれるものがあります。車体にはキャタピラがあって、装甲が施されていて、その上に砲が乗っかっていて、と、確かに戦車に似た形をしているものです。しかしその装甲は、戦車ほど厚くはありません。戦車の装甲なら砲の直撃を受けてもある程度耐えられるようにできていますが、自走砲の場合余程運が良くない限り貫通してしまいます。防げるのはもっと威力の弱い、機関銃など程度ですね。その代わり、と言っていいのか微妙ですが、ともかく概して戦車より口径が大きく、遠距離まで届く大砲を積んでいます。
 そしてもう一つ紛らわしいのが、歩兵戦闘車両です。主には歩兵を運ぶための車両なのですが、戦場でそれをある程度守れるよう、装甲、砲塔を有しています。無論これらは戦車ほど強力でないため砲が小さく、また複数の歩兵を載せるスペースを確保するため戦車より車高が高いのが特徴ですが、これらを見逃してしまうと戦車と区別がつきません。
 とまあ、こんな感じで。戦場には似たような外見をしたものだけでもこれだけ種類があるのですが、マスコミではひとまとめにして「戦車」と呼んでしまうことが少なくありません。例えばとある新聞の一面では、戦車と歩兵戦闘車両が一緒に写っている写真の解説を、「戦車が」の一言で済ませていました。あるいは陸上戦闘の開始を伝える映像で、レポーターが「戦車の155ミリメートル砲が…」等と言ってしまっていました。現在米英が使っている戦車にそんな大きな口径の大砲を持ったものはいなくて、これは明らかに自走砲なんですけれどね。
 次に「戦艦」なのですけれど、実は今世界のどこを探しても、「戦艦」を配備している海軍はありません。世界最強のアメリカ海軍も、です。巨大な大砲と分厚い装甲を備えた最強の戦闘艦…だったのですけれど、時代遅れで兵器としての種類そのものが引退してしまいました。何しろ史上最大の戦艦、大和と武蔵が第二次世界大戦で航空攻撃の前に敗れ去っていますので、高額な建造費を払っても意味がないというのが現代海軍の常識です。アメリカなどは湾岸戦争のときまで一応使っていましたけれど、これも大和や武蔵と同じ世代の第二次大戦の生き残りを、スクラップにするよりは効率的だから残している、という程度のものでした。
 今マスコミで「戦艦」と呼ばれることが多いのは、軍事用語で「巡洋艦」または「駆逐艦」、あるいは「フリゲート艦」と呼ばれるものです。船体は戦艦よりも小さいですが、速力などに優れています。大砲も積んでいますがそれほど大きなものではなく、現代戦ではミサイル等が主な攻撃の手段となっています。「アメリカ軍の戦艦がミサイル攻撃を…」などというレポートは良くありますけれど、軍事をベースにして考えれば、こう言った時点で既にNGですね。
 そして「戦闘機」。日本のマスコミは輸送機など以外をすべてそう呼んでしまうことが多いのですけれど、正確には敵の飛行機を撃墜することを主な任務とするもののみを「戦闘機」と呼びます。その他軍用の主な航空機としては、地上にいる敵の戦闘車両などを破壊するものは「攻撃機」、爆撃を行うものは文字通り「爆撃機」、レーダーの妨害等を行う「電子戦機」等があります。これらをひとまとめにして呼ぶのなら、正しくは「作戦機」です。これさえ分かっていれば「戦闘機が爆撃を…」などという表現について、誤りの可能性が相当高いとすぐに理解できるのですけれど、ニュース原稿を書く人も読む人も、このあたりには注意を払っていないようです。
 という訳で、上記のようにあらを探せば簡単にこれだけ出てきます。冗長になるので避けましたけれど、実は他にもいくつか気になる点があったりもします。軍事の専門家ではない私でさえこれだけ発見できるのですから、その道の人やいわゆるマニアにとってはどこまであるのか想像のかなたです。
 しかしながら、だから正確を期すべく改めるべきだ…というのが私の結論ではありません。なぜなら少なくとも言葉に関しては、その道の専門家の言うことが何もかも正しい、とは言えないからです。
 言葉、というものは意味を伝えるための道具ですから、通じなければ価値がありません。そのためどれほど形式的には正確な言葉でも、通じにくい、つまり分かりにくかったり時代遅れだったりするものは廃れて行きます。それは古文と現代文の違いを考えれば、誰にでも分かる話です。
 逆に言えばいくら専門用語として間違っていても、別のところである程度通じるのなら、そこにはまた意味があるのです。英語としては正しくない和製英語というものが、少なくとも日本国内では何の問題もなく通じるように。正確ではないという理由でなくしてしまったら、一々正確な言いかえを考えなければならず、不便極まりありません。
 という訳で、軍事・兵器の専門用語とは別に、「戦車」や「戦艦」、「戦闘機」という用語の意味があっても、おかしくはないのです。砲塔とキャタピラを持っている装甲車両は全て「戦車」、直接戦闘を行うことを主な任務とする比較的大型の艦は「戦艦」、地上・航空を問わず目標を破壊することが主な任務の軍用機は「戦闘機」と呼ぶことにしても、それが広く通じるのなら、少なくともその範囲で間違いではありません。
 大体、軍事用語についてもかなりいい加減というか曖昧というか、そんな所があるのですけれどね。例えば当初「駆逐艦」とされていたものが後に「巡洋艦」とされた等という例はいくらでもあります。戦前は国際軍縮条約である程度規格が決まっていたのですが、現代ではそれに相当するものがなく、後者の方が比較的大型という程度しか区別の方法がないためです。また、「攻撃機」と「爆撃機」も、あまりはっきりしません。元々地上の目標を空から破壊するという点が同じですし、現代戦の主力火器であるミサイルは、載せる機体を選ばないように作られるものですので。
 そもそもそう言えば、現代の日本に「軍隊」というものは、少なくとも建前上ありませんしね。自衛隊では他国で「攻撃機」と呼ばれるものを「支援戦闘機」と呼んだり、「駆逐艦」に相当するものを「護衛艦」と呼んでいます。言葉が混乱するのも無理はありません。
 この辺を踏まえた上で、敢えて分かりやすく、あるいは他の目的を持って「戦車」「戦艦」「戦闘機」などという言葉が報道で使われているのだとしたら、私としてはそれでも良いと思います。
 ちなみに私自身、例えばこの記事では不正確だと知っていて敢えて「キャタピラ」という呼び方をしています。正確には「履帯」というのですけれどね。「キャタピラ」は本来建設機械を作っている会社の名前で、正しくは「キャタピラー」です。日本だと「新キャタピラー三菱」という会社が重機の製造・販売を行っています。ただ、正式名称の方があまり知られていないので、通称を用いました。
 しかしどうも私個人が受ける印象としては、きちんと調べもしないで適当なことを喋っているような気がするんですよね…。しかもそういうマスコミに限って「最近の若者の言葉の乱れがどうこう」などと言っていたりして、どんなものかなあ、と感じています。

2003年
2/5
 更新ペース落としました
 骨子についてはトップページでお知らせしましたので、こちらでは仔細の説明や、今の思いなどを記すことにします。
 正直な所、これまでとは状況が全く変わってきてしまいました。年が変わるまでは毎日定時に帰っていたのですが、これからはその逆、残業して当たり前というスケジュールになっています。HP解説一周年の際には現にやってみないと分からないと書きましたけれど、予定表等を見れば状況は嫌でも分からざるを得ないという状態です。一応、今の所土日出勤は回避されているのですが、これもこの先どうなることか分かりません。それにもし休みだったとしても、平日残業漬けだと土日はもう、疲れてしまって何もやる気がおきません。先の週末がそうだったのですが、ひたすら寝ているだけでした。
 これに加えて、時間的余裕は比較的あった昨年の後半から既に、執筆の速度がかなり落ちています。スランプ、という奴なのかもしれません。
 ここでこれまでのような更新を無理に続けていても、面白い作品が生まれる可能性は乏しい。そう判断して、ひとまずゆっくりすることにしました。トップ絵も、「あけましておめでとうございます」から変わっていないというていたらくですし。来客数が減るのは必至でしょうけれど、しかし止むを得ない、と考えています。元来自分の趣味のHPですから、自分の納得しないものを作っても仕方がありませんからね。
 今の所普通の日でトップページのヒット数が一日あたり150前後、更新日である水曜の翌日、要するに木曜日で200前後という所なのですが、さてどこまで減ることやら…。

12/3
 い〜しや〜きいも〜
 焼きたてっ!
 そんな季節ですよね。まあ、もう少し前から焼き芋屋さんの姿を見たり、声を聞いても不思議ではない気候にはなっていたのですけれど。
 しかし少なくとも、私がこの晩秋から冬にかけて、初めてその姿を見たのは今日でした。
 ただ、私が今日見たのは…
 ノリノリの曲を流しながら、住宅街を法定速度目一杯(あるいはそれ以上)で疾走する、「焼きいも」の看板を掲げた軽トラックでした。一体何が…?

11/28
 ボブ=サップVSグレート=ムタ
 このボブ=サップって人、K=1よりもプライドよりも何よりも、プロレスやらせた方が向いてるんじゃ…?
 まあ、現に試合が行われたのも、私がテレビで見たのも、少し前なのですけれど。たまたま今日更新する気になったもので、書いてみました。
 無論あれほど、それこそ怪物的と言う他ない身体能力を持っている人ですから、何やらせても強いのですけれど。ムタお得意の毒霧を浴びせられて緑に染まったその顔で、勝利の雄叫びを上げるその姿は、それまでのどの試合よりも輝いているように見えました。そもそも試合前のインタビューでこの人の定番となっている「食ってやる」の人形パフォーマンスも、プロレス的のような気がしますし。

10/31
 空下堂書店一周年
 ふう…。何というか、ため息。それが正直な感想です。
 一年で数万単位のアクセス数になるとは、思ってもいませんでした。それに励まされてけっこう頑張ったわけなのですけれど、その分体力…というか、精神力を使いましたね。今は執筆スピードが落ちていて、やや息切れしている感じです。
 今の連載をしている間は現在の更新ペースを維持できるとは思うのですが、果たしてそうやってぎりぎりの状態でやるべきだろうか、と考えています。趣味でやっているのに、追われるようにしていても仕方がありませんからね…。
 さて、どうしたものか。とはいえ、本業のほうが忙しくなる年末以降はもう、否応なしに更新頻度を落とさざるを得なくなるのかもしれません。まあ、何しろ新人なもので「忙しくなる」と聞いてはいるのですが、実際どのくらいになるかは現にやってみないと分からないのですけれどね。

10/20
 晒し者
 仕事中ふと課長に呼び出された、と言うのがことの始まりでした。数ヶ月前のことです。
 正直な話、ビビリました。何しろ私が所属している課は職員数十名という大所帯でして、平の、しかも新人職員が話をする機会というのはあまりないんですよね。何事か、という所です。
 もっとも、現にお話をうかがってみるとそう緊張する事柄でもなく、仕事関連の業界誌が新規採用職員の寄稿を募集していて、それを書いて欲しいということでした。具体的な内容は、職場に入ってみての感想か、あるいはその他思っていることいずれでも可、寄稿すれば図書券をくれる、というものです。この業界誌は、仕事上関連があるということで職場でも回覧されています。
 別に断る理由もなく承諾し、とりあえず載せる本の内容を考えれば仕事関連が無難だろうということで書いてみました。しかし、草稿が出来上がって見直した自分自身の判断は、「没」です。どうも仕事関連で文章を書いてしまうと、愚痴の多い鬱々とした文章になってしまうのですよ。
 職場の方の目に触れる可能性があるのにこれではまずい、と判断した私は、テーマを「その他」にして一から書き直しました。毒がない代わりに薬にもならない、単に日常的に感じていることをまとめて、提出した次第です。
 そして数ヵ月後、普段は回覧で見るだけのその業界誌が、今回は寄稿したということで私の手元に届きました。その内容を確認した私の感想はただ一つ。
「やばっ…」
 他に寄稿した方が数十名いらっしゃったのですが、その内容はすべからく文章を仕事に絡めて書いていたんですよね。しかもほぼ間違いなく、仕事に対する使命感が表現された、実に真面目なものでした。関係のないことを書いていたのは私一人です。
 あーあ、やっちまった、場違いだったな…と思いつつ、まあ、本になった以上最早取り返しがつかないので、速やかに忘れてしまうことにしました。しかし…。
 時を同じくして、課内でその本の回覧が始まっていました。
 おかげさまでもう、完全に晒し者ですよ。回覧されている途中から、どなたかがご丁寧にも私の書いた文章が載っているページに付箋までつけてくれたようで、
「面白いこと書くねえ」
「小説家になれるんじゃない」
 などと色々な人に言われて。あげく隣の係の係長さんから、
「君の所の係長と話してたんだけどさ、こういう文章書くんだね」
 などとコメントをいただく始末。私としては
「実は書いてます」
 とも成行き上言えず、
「はあ、まあ。お目汚しでした」
 などと笑ってごまかすしかありませんでした。やれやれ…。
 まあ、こういう機会は滅多にないんですけど、今後また何かあれば、大人しく優等生的な文章を書くしかないんですかねえ…。

9/23
 二週連続三連休終了
 寝てました。徹底的に。何もやる気が起きないんですよね…。
 小説のネタも思いつかず、執筆スピードは平日よりもさらに悪いという有様です。とりあえず今回はストックがあったので更新には影響しませんが、これがスランプって奴なんですかねえ。やれやれ…。

9/4
 空下堂書店60000ヒット突破
 いや全くおかげさまで、六万まで行ってしまいました。さすがに予想通り、『午後の恋人たち 新章』の終了に伴って一日あたりのヒット数は明らかに減少傾向なのですが、それでも客足が途絶えるということはなかったもので。
 しかし、突破イベント、何も考えていないんですよね…。最近は連載作品の挿絵もつけていませんし。さてどうしたものだか…。


8/11
 コミケその3
 西館に入るあたりのスタッフの皆様(男性)、一様にメイドさんのコスプレをしていて、一体なんなんだか、と思っていたら、その方々の詰め所と思われる場所には「メイド詰め所」と書かれていました。一体何が…?

8/11
 コミケその2
 私は二十代半ばの社会人(一応)なのですが、「学漫」スペースで店番をしているって、一体なんなんでしょうね…。とか、諸般の事情の結果とはいえ、その際ふと思ってしまいました。

8/11
 コミケその1
 そもそも、何でうちのパソコン、「コミケ」という単語が一発でカタカナ変換されるのでしょう。もっと使用頻度が高くて、いまだに自動変換されない単語は他にいくらでもあるんですけど。IMEの技術者の中に、その筋の方がいらっしゃるんですかね…? あるいはあまりにも使用頻度が高くてやむなくデータベースの中に加えたのでしょうか。

8/6
 住基ネット始動について
 ふざけんなあああああああああっ! と、思っている公務員の方はけっこう多いのではないでしょうか? あ、いや、別に私がそう思っているわけではないですよ。私個人の考えは、後述の通り肯定でも否定でもない、ですのでね。
 ともかく、何しろよりにもよって、コミケ直前の週というこの時期に、ですよ。担当部署の方々は、否応なしにさぞ忙しい日々を送っていることでしょう。新しい仕事を始めるとなると、当然そのための日常業務とは異なる作業が始まりますし、また問い合わせも多くなるでしょうからね。そしてその上でコミケ参加予定が…ともなると、本当にもう大変です。特に金曜日に休みたかった人の悲哀たるや、想像を絶しますね。同僚および上司の不評を覚悟でその日を休みにしてしまう方もいらっしゃるでしょうが…。
 なお念のため、ちなみに。上で予告したとおり、私個人の考えは肯定でも否定でもありません。今の所、評価をする材料がほとんどないですから。総務省側が提示しているメリットはその多くが将来的なものにかかっていますし、逆にデメリットも同様です。住民票がどこへ行っても取れるようになるのはもっと先のことですし、個人情報の流出を懸念するのなら、住基ネット以前に何とかしなければならない問題はいくらでもあります。
 問題はこれをどう役立てるのか、あるいは役立てる以前に潰してしまって、どれほどの利益があるのか、そこにかかっていると私は思うのですけれどね。その議論が置き去りに、感情的な対立からしか話が進んでいるような気もするのですが…。

7/24
 『午後の恋人たち 新章』おかげさまで完結です
 社交辞令抜きで、生活環境に大きな変化があったりしながらもこうしてこの日を迎えられたのは、足しげく通って下さった皆様のおかげです。ああも順調にカウンターが伸びなければ、意欲が保てなかったでしょうからね。ここで、お礼を申し上げます。
 ついでに今後の予定を申し上げておきますと、次週からは『午後の恋人たち 新章外伝 追憶編』がスタートです。外伝なのでそんなに長くはなりません。前編中篇後編、と、三週程度で終えようと思っています。
 問題は、それからですよね…。『午後の恋人たち』次期シリーズの構想もあるにはありますが、とりあえずは別の作品を連載することになります。このHPで人気があるのはやはりラブコメなので、恐らくヒット数の減少は避けられないでしょう。まあ、それも仕方がないと思って別の作品に力を入れてはいるのですが、さてどこまで落ち込むことやら…。

7/20
 今日から夏休み、らしいですね
 まあ、既に就職してしまった私としてはもう、過去の思い出ですけれど…とか、うだうだ言ってみたりして。
 なんて、実は勤め人にも関係がないでもないんですよね、学生さんの夏休み。学生さんがいなくなるだけで、その時期の通勤ラッシュがずいぶんと緩和されるんですよ。例えば近隣の中学、高校へしか通ったことがない、という方には分かりにくい話かもしれませんが、私立の学校へ通ったりすると、どうしても通勤ラッシュの時間帯に電車を利用するんです。そうしないと遅刻してしまいますからね。ですからあの時間の混雑って、何割かは実の所学生さんによるものなんですよ。ですからあの方々が夏休みでいなくなればその分だけ、通勤ラッシュも少しは緩和されるというわけです。従って、私個人としては学生さんの夏休みを歓迎します。何しろ私の通勤沿線には高校が多いらしくて、電車の中でも学生さんの姿を数多く見受けますのでね。それがいなくなってくれれば、正直な話ずいぶん通勤するのが楽になりますよ。
 さておき…って、この数行の話は要するに枕かいっ! というお叱りは、まことにごもっともです。実際その通りですのでね。
 ここの所感じられること、そして夏休みに入ってしまえばしばらく感じられなくなるであろうことを一つ。
 小学生って、ちっちゃいですよね?
 何をそんな、当たり前のことを、というご指摘はまったくごもっともですが、まあ、差し支えなければ今しばらくおつきあい下さいませ。
 私の職場って、出勤の定時が八時半なんです。つまり一般的な学校の始業時間と全く変わりません。そして職場が住宅街の中にあるものですから、出勤途中に登校中の小学生や中学生と頻繁にすれ違うんですよ。
 そこで思うのが、あー、なんか、この子達ちっちゃいな、って、そんなことです。小学生はもちろん、中学生でもまだ華奢な印象を受けますね、正直な話。しかしこれが高校生になると、通勤途中の電車の中で見る限り、そう小さくは感じません。そこで私が職場の近くですれ違う子供達を見るにつけ、なんだか発育が悪いのではないかと、いらぬ心配をしてさえしていました。
 しかし、この前ふと思ったんですよ。
 要するに、私の感性が近頃「おっさん」化してきたからこそ、年齢の低い人々を「子供」だと一まとめに処理するようになったのではないか、って。そう言えば、この前何度か前を通り過ぎた学校を、私はてっきり小学校だとばかり思っていたのですが、ふと気がついて表札を見ると、誰がどう見ても「中学校」でしたし。
 こんな経験をなさった方、私のほかにいらっしゃいませんか? 私だけだということになると、何だかもの悲しいものがあるのですけれどねえ…。

7/19
 耳を澄まさなくとも聞こえてくるもの
 今日テレビでやっているものを見て、ふと感じました。
 これは自分の進路を既に決めてしまって、そしてそう簡単にはそれを変えようがない、そんな大人たちの、まだそれを決めてはいない青少年達へのエールなんだな、って。
 数年前に同じ作品を同じ環境で、つまり自宅のテレビで見たときには意識さえされなかったそのメッセージが、今は嫌でも分かるような気がします。ことに件の作品のヒロインと、私の表現方法が奇しくも同じ「小説」である以上はなおさら、ですが。

 とにかくやってみろ!手当たり次第に掘った石を自分で磨いてみろ! そこに価値があるなんて、誰も保障なんてしやしない。しかし、それでもだ! そこまでやらない奴に、宝石なんて掘り当てられはしないぜ! 

 私は、そう感じました。別にそれを、人様に押し付けるつもりもありません。何しろ私が登場人物の中で誰よりも共感したのは、ヒロインでもその憧れの少年でもなく、その少年と、そしてヒロインを見守る「おじいさん」ですからね。
 年取り過ぎですって、私…。
 でも、それが既に職を持っている大人達の、これからそれに向かってゆく子供達への正直な感想なんだな、と、改めて考えてみてもそんな結論にしか達しませんし。この感想、大方間違ってはいないと思うんですが、どうなんですか、ねえ。

7/15
 長野県知事失職
 まあ、色々な所で色々な論評がなされていると思うので、それと重複するようなつまらないことはしないつもりです。ここでは素人ながらも一応は小説書きである空下樫樹の立場から、ちょっと申し上げようかと思います。
 この際あけすけに言いますけど、長野県議会の皆様、いや不信任決議案に賛成票を投じた皆様、大失敗をなさった可能性が無いとはいえません。田中康夫知事(現時点。翌日には元知事。ただし再選されるのなら、また現知事)は、小説家ですよ? それも非常に名高い賞を受賞された経験もある、有名小説家です。
 この一連の騒動を素材にした小説を田中先生がお書きになれば、まず間違いなく大ベストセラーになります。元々極めて大きな知名度のある方ですし、言うまでもなく文才もおありです。そして例えば、浅間山荘事件の佐々淳行氏と比肩しうるほどの、言ってみれば「史上類を見ない」経験をなさったのですからね。逆に言えばこの貴重な経験を、現在お持ちの知名度を背景にした上でベストセラーにできなければ、物書きとして無能極まりますよ。少なくとも田中先生という人物が、そこまで物書きとして無能だとは、私にはとても思えません。
 つまり田中先生が最終的に知事の職を失うのであれ再び知事に返り咲くのであれ、不信任決議案に賛成をなさった皆様方は、ベストセラーというまたとない機会をあの先生におあたえになった訳です。
 それが本当に、議会の先生方がお望みの結果でしょうか?
 まあ、「どんな金銭的な利益あるいは社会的な名誉が今の田中知事にあろうと、県行政官の長たる知事として不適格である以上失職させることが適当である」と、ゆるぎない信念をお持ちのもと失職決議案に賛成をなさったのならば、私としてはとやかく言う筋合いのあろうはずもありません。田中知事にその適正がおありかどうか、その疑問を不信任決議案として法的拘束力を持たせることが県議の皆様には権限として与えられているのですし、その不信任に対して最終的な結論を下す権限は、選挙を通じて県民の皆様に保障されています。
 しかし…もし週刊誌などで言われているように「感情的な対立」の結果として不信任決議案に至ったのなら、それは最早私としては悲しいとしか形容のしようのない選択です。なぜなら、何より毛嫌いしている人間に、ベストセラーによる金銭的利益および社会的名誉、双方を与えることになるのですから。そして不信任を行った方々に対して与えられる評価は、田中先生が勝つのであれば「間抜けな悪役」、負けるのであれば「悪辣な守旧派」、それだけです。議員先生方を良くご存知の支持者の皆様は無論それとは違う受け取り方をなさるでしょうが、そうではない、全国の人間からはそう見られることになります。それを「ポピュリズム」であると批判するのは思想の自由というものですが、そんな批判を許さないのが「ポピュリズム」の、恐ろしさです。
 まあ、しかし、これは杞憂ですよ。そうでしょう、長野県議会の議員閣下方? そう、先生方は「どんな金銭的な利益あるいは社会的な名誉が今の田中知事にあろうと、県行政官の長たる知事として不適格である以上失職させることが適当である」、その確信のもと不信任決議案に賛成票を投じられた、そうに決まっています。まさか県政を長期に渡って担ってきた知性と良識をお持ちの方々が、私のような素人小説書きの申し上げる程度のことを分かりもせずに決断をなさったなどと、そのようなことがあろうはずもありません。
 ねえ…? そうでしょう? そうと言って下さいよ。もし万が一、私が住んではいない自治体とはいえ、その程度の方が議員先生をやっていらっしゃるのが日本の地方自治の現状であるなどと言うことになったら、悲しいじゃないですか? ねえ…?

6/19
 健康診断の結果報告書
 職場で一斉にやったものの結果が返ってきたのですよね、やはり一斉に。
 ただ、私の分だけがありませんでした。
「…マジで?」
 もしかしたら私だけ別途通知が必要になるような状態だったのではないかと考えてしまって、さすがにやばいと思って確認を取ったところ、大したことのない配送ミスであることが分かりました。その際にちゃんと、自分の分の報告書ももらっています。
 あーびっくりびっくり、ですよ。いや、全く。ちなみに総合判定は「異常所見なし」でした。まあ、昼休みに普通に食事をして、その直後に検診を受けたもので、コレステロール値などは基準値オーバー気味でしたが、このあたりは大したことがないでしょう。
 一方肝機能に関する数値であるらしいAST(GOT)は、20でした。あ、これは私のいい加減な知識ですから、当てにはならないんですが。ともかく、その書面によると標準が10〜40ですから、いい感じですよね。…って、そう言えば私この前日にも平気で酒を飲んでいたんですけど、本当に大丈夫ですかねえ…。何の以上もないまま40を過ぎたら突如肝硬変、なんて、なったりしたら嫌なんですがね。

6/11
 師匠
 スターウォーズのエピソード2がそろそろ公開だそうで。正直な話、今まで興味がありませんでした。少なくとも私自身の感想としては、エピソード1を見てあまり「面白い」とは感じなかったので。
 しかし…試写会を見たという人の感想を聞いてかなり気が変わりました。
 ヨーダが戦ってる?
 …見たいかも、です。他の部分がどうあれ、そのシーンを見るだけでも上映一回分のお金を払う価値があるような気がします。さて、どうしましょう。

5/27
 普通に(?)
 先日、お昼にラーメンを食べました。私はそこそこ辛い物好きなので、「激辛ささみラーメン」なるものをたのんでみました。一口食べてみて
「ああ、大した辛さじゃないじゃん」
 と思ったのですが、良くみてみると唐辛子味噌が真ん中にすえてあって、それが溶け出していなかったのです。そこでかき混ぜてみてもう一口食べてみました。
「…辛っ! うわ、普通に辛いよ、これ」
 文字通り甘く見ていた自分に対しては、かなり強烈な衝撃となりました。水を飲んで、額の汗をぬぐって、さらに着ていたジャケットを脱いでようやく一息つくことができたほどです。
 そこでふと、私は自分が良く考えてみると言葉の論理としては少しおかしいことを考えていると気がつきました。
「普通に辛い」
 って、何でしょう?
 本当に、「普通に」辛いのなら、「辛い」の一言で済みますよね。わざわざ「普通」などと頭につける必要はありません。しかしよくよく思い返してみると、私はたまにそんな表現をしているときがつきました。
 もしかしたら私だけが変な言葉遣いをしているのかもしれない、などと不安になって、それ以後少し注意深く周囲の言葉に耳を傾けていた所、
「普通に痛いよ、それ」
 あるいは
「普通にうまい」
 などという表現を耳にすることができました。私より上の世代の方々だとこのような言葉遣いはなさらないのですが、同世代またはそれ以下になると、特段不思議でもなく聞くことができます。いわゆる「若者言葉」なのかもしれませんが、少なくとも私だけの奇妙な口癖ではないようです。
 論理的に考えてみると破綻しかかっている表現ですが、私自身使っている以上ニュアンスは分かっているつもりです。「やや強調」という意味合いの接頭辞、とでも呼べばよいのでしょうか。無論「すごく」などに比較すれば程度が弱くなりますが、しかし「ちょっと」よりは、確実に強いです。そして恐らく、他に何も言わずに言うよりは、強調的な意味合いがあると思います。何しろ論理的には意味がないのに、わざわざ口数を増やしているくらいですからね。
「普通」のはずなのに強調的なニュアンスがある、面白い現象です。とかく「とか」あるいは「ほう」の使用に見られるようなぼかした表現を好む、いわゆる一般的な「若者言葉」の反動として、「普通」と言った時点で既に強くなってしまう、そんな所でしょうか。あるいは元来謙譲を美徳とする古来よりの日本語の体系の中で、「普通」はどこか特殊な意味を持っているのでしょうか。

5/27
 つながりました
 とりあえず問題なく動きますね。いやー、全く、速い速い。こんなことならもっと早く導入しておくべきでした。
 そろそろ申し込もうと思っていた矢先にプロバイダからそのセールスの電話があったのですが、検討していただけに色々と質問をしたあげく明らかになった相手のあまりの商品知識のなさにマジギレしてしまった結果、先延ばしにしてしまった自分を反省しています。
 まあ、他に時間がなくて土日に配線を行った際、分からないことが二、三あってサポートデスクに電話を入れようとしたものの、混線していて全くつながらないという事態にもマジギレしましたけどね…。
 しっかりして下さいよ、ビッグローブさん。冗談抜きでそう言いたい…というか、電話がつながらないので疑問点の確認ついでに抗議のメールも送り付けましたけど。日本有数のメーカーがやっているところだから安心だ、と思ってここにしたのですけれど、どうも最近不安になって仕方がありません。業績が伸びているだけに大手プロバイダというのはどこもそうなのか、あるいはここだけがぼやぼやしているのか、全くどちらなのやら…。
 これが普通のユーザーならプロバイダを変えてしまえ、という話になるのですけれど、私の場合HPを持っている、特に小説検索HPに個別に作品を登録していただいている都合上、アドレスを軽々しく変えられないんですよね…。いざやるとなると、各小説ごとの登録変更依頼を一々しなければなりませんし、その際のお客様への不都合も考えなければなりません。これからもここにお世話になりたいと思っているのですが、さて…。

5/25
 つながるかな…?
 今日ADSLを入れまして、この文章できちんと更新できるかどうかチェックしています。

5/7
 連休の過ごし方、の余談
 部屋を片付けてみた結果、書類整理用のファイルの必要性を痛感したので、とりあえずクリアファイルを一つ買ってみました。しかし…A4サイズ収容で約60袋、税抜き2000円って、高くないですか? 値段を良く確かめずにレジに行ってしまったので、正直な所びっくりしましたよ。まあ、「やっぱりやめます」と言う度胸もなくて、そのまま買って帰ってきましたけれどね。これが相場なんだか、ふっかけられているのだか、さて…。

5/6
 連休の過ごし方その2
 散らかりまくりの私の部屋、とりあえず堆積物を何とかして床が見えるようになりました。やれやれ。しかしその過程で、同じ本が二冊あることに気がつきました。買ったのに気がつくことができずにもう一冊買ってしまい、さらにそのことを覚えていなかった…ということらしいのですが。健忘症ですかね…?

5/4
 連休の過ごし方
 というわけで(?)さすがに連休くらいは時間があるので、『うたわれるもの』をクリアしてみました。後半四連休のうちまる二日がこれで潰れましたが、後悔はしていません。面白いゲームでした。シナリオを読ませる部分と戦闘の部分とが、ちょうど良いバランスなんですよね。開発スタッフの皆様には、心からの感謝を捧げます。ちなみに私としては女性キャラならトウカ、男性ならベナウィがお気に入りです。
 さておき、最近面白いことがないな、と思っていたんですけれど、そういう心根が駄目なんじゃないかと、改めて思いました。こういう感想は面白い作品に出会うと大概覚えるのですが、しかし何かを楽しむ余裕をなくしてしまっているとつい、忘れてしまいます。その余裕がないとまた、創作意欲も鈍ってしまうのが困り物です。最近はさすがに色々とあったので、仕方がないと自分に言い訳をしたいところではありますが。
 しかしもう、いい加減今の環境に慣れなければいけません。その上で、今後ともいろいろなものを楽しむ余裕を持ち、そして創作活動も頑張って行きたいと思っているところですが、さて…。

5/4
 ブラン・ニュー・リーフ10、某所における会話
友人K氏 「最近何のゲームやってる?」
私     「んー、やっている、というか、時間がなくてまだ手をつけてないけど、『うたわれるもの』は買ったよ」
友人K氏 「ああ、最新作ね。もう出たんだ」
友人S氏 「あそこの次回イベントのポスターもあのキャラクターだよ」
私     「そうそう。あれ」
友人K氏 「そう言えばあのキャラクター、名前なんていったっけ」
私     「いや、まだやってないから、わかんないや」
友人S氏 「えっと…確か、『エルクゥ』?」
私     「…………?」
 ここですかさず「それじゃ狩猟者やねんっ!」ビシッ! と、ツッコミを入れられなかった私には、やはりツッコミ属性が大きく不足しているのでしょうか?

5/1
 メニューと献立
 今日は何となく、普段はあまり食べないレバニラ炒め(レバー、ニラ、もやし、人参)を昼食に選んでみました。体に良さげなものを食べて、自分をごまかしたいのかも知れませんが。
 味の方はそこそこ、一緒の店で別のメニューを食べた他の人たちは外れだと言っていたので、まあ私個人としては間違った選択ではなかったようです。全般的に不評だったので、よほどのことがない限りあのお店にはもう行く機会がないでしょうけれどね。
 しかし…。
 家に帰ってみて用意されていた献立は、もやし炒め(ベーコン、ニラ、もやし、人参)でした。
 偶然って、あるものなんですか、ねえ?

5/1
 お片づけ
 下の記事のような訳で、不要な物を捨てにかかっています。しかし…全く惜しくはないのですけれど、しかしうかつに捨てられないヤバイブツが色々とあるんですよね。あ、念のために言っておきますけれど、法に触れるような物は持ってませんよ。ただ、世間体とか同居している家族との人間関係などを考えると、とてもではないですが堂々とはゴミ捨て場に置けないものがあれやこれやと…。
 さーて、どうしたものだか。いや、マジで。その方面は長らく放置されていた聖域、あるいは伏魔殿でして、この構造改革なしには最早いかんともしがたい状況にあるのですけれどね。

4/28
 散らかりまくりの私の部屋
 このままでは何とか性多動性障害だとか言われそうな勢いです。まあ、私の場合は単に不精なんですけどね…。整理すると決めたらがんがん捨てます。ただ、ここのところそのためのまとまった時間が取れなくて、ひどい有様になってしまいました。それが分かっていて昨日はまた色々と、リュックサックがいっぱいになるまで色々と買い込んでしまって、さてどうしたものやら…。

4/17
 無線機
 ちょっと縁があって、初めてそういうものを触らせてもらったのですけれどね。何故か私が触った時には動きませんでした。他の人がやった時にはまあ、完全とはいわないまでもそこそこ動いたのですが。
 そこまで私、「電波」ひどいですかね…。

4/12
 下の疑問に対する回答
 友達というものはやはり良いものだと思いました。詳細に関しては追って、その成果を含めてお知らせしますので、楽しみにしていただければと思います。「あれは良いもの」です。いや、まったく。

4/11
 もうすぐ二万ヒットなんですが…
 トップ絵を変えるなど何かできるかどうか、微妙な状態です。何とかしたいんですけれどねえ、どうしたものだか。

4/10
 ネタ
 いつかどこかで「かぶるときはかぶる」と書きましたが、そこで加え忘れていたことを思い出しましたので、一つ。
 現在私が連載中の『午後の恋人たち 新章』と、とある非常に有名な作品、主要登場キャラクターの名前がかぶっているんですよね。というかまあ、その「とある作品」は大メジャーの雑誌に連載され、さらにアニメ化までされているので、私のものなどよりも何千何万倍と有名なのですけれどね。具体的な名称を伏せてあるのはまあ一応、ということで。そもそも、そのアニメを見ていて思い出した結果、これを書いてはいるのですが。
 念のためお断りしておきますと、私が各キャラクターの名前を考えるに当たって、人様の作品を参考にするということは一切ありません。自分の中に余分なイメージが形成されるといけませんのでね。私がその「とある作品」を詳しく、少なくとも登場キャラクターの名前が分かるまで知ったのは、『新章』のキャラ作りが済んだだいぶ後のことです。
 さておき。弁解がしたくてこの記事を作ったのではありませんので、本題に入ります。って、それは一行で済むのですけれどね。
 世の中には不思議なこともある、ということで。

4/10
 時代は…
 そっちですか赤松先生ぇっ!?
 詳細は今日発売のアニメ雑誌、または先生のHPをご覧下さいませ。
 少なくともそれを否定する材料を、私は持ち合わせていませんけれどね。とりあえずツッコミを、ということで。

4/9
 ごく一部向けクイズ
 今日あった飲み会で、実は私がホームページを持っているって、言ったのですけれどね。その情報をもとにこの空下堂書店を探し当てることができた人って、果たしているのでしょうか? というか、そいういう人が出ないように、ある程度情報をごまかして話したつもりなのですが…。
 もし万が一、確信を持ってお前はどこそこの誰それだ、と、おっしゃることのできる方がいらっしゃるなら私まで、私の「クラスと班」、そして当HPのタイトルをを明らかにした上で、この記事をご覧になった旨直接口頭にてお伝え下さいませ。本当に正解にたどり着いた方なら、それはご存知、あるいは少し調べればお分かりになることのはずです。
 なおメールはもとより、当HPの掲示板で表示するとか、そういう行為は一切不可ですので、その点はご了承下さいませ。これに違反するような掲示板への書き込みは、見つけ次第本気で問答無用で消去します。
 別に景品は用意しておりませんが最大限の敬意を表して、そうおっしゃる方に対してはできる限り頭を下げさせて頂くつもりでおります。もしかしたらそれ以外にも特典をつけることができるかも知れませんが、それが可能かどうかはその場の状況しだいですので、また追って、もしあるならば直接お伝えしたいかと存じます。
 そんな訳で、もしいらっしゃるならよろしくお願いします、ということで。ちなみに最大のヒントは、今日飲み会があったということですけれどね。

4/7
 このHPそのもの
 客観的に、どうなんでしょう? ネット空間の常識に照らしてを超えて、そもそもネットに親しんだことのない、例えば職場の管理職の方がご覧になるということを前提にして、ですが。
 諸般の事情により、自己紹介の都合として自分のHPを職場などの周囲の方にご覧に入れた方が良いかも知れない、とも思うのですが、このままではまずいですかね、やはり。
 いや、まあ、無茶をしているという自覚はあるんですよ、一応。例えば「起てよ国民!」とか、ね…。ただ、これはネット上の匿名性を利用すればこそできることであって、素の状態でやれと言われてできるかというと、はっきり言いますが、できません。そして、職場の方々は素の状態というと少し違いますけれど、少なくとも「普通」を装っている、実名の私しかご存知でない訳ですから。
 とりあえず法律学系などまともに見えるコンテンツを分離して、さらにそれ用の掲示板を作るなどして、新しく真っ当そうなHPを作っておいたほうが無難でしょうかね? そうでなければ自分がHPをやっているということをおくびにも出さずにいる、という選択肢もありますけれど。さて、どうしたものだか…。
 とりあえずは、周囲の状況をうかがっておくというのが最も無難ではあるとは、分かっているつもりなのですけれどね。

4/4
 今日聞いた講義
 内容そのものは結構なものだと思いました。しかしその途中で、うつらうつらしてしまった自分って一体…。

4/4
 辞書ツール
 デフラグをしたらきれいに真っ白になっていました。何ででしょう、いや、本当に。

4/3
 祝年度始め
 親が一升瓶を二本買ってきました。そりゃまあ私の大好物ですから、私のことを考えてという気持ちはよく分かります。しかし今が歓送迎会でただでさえ飲む機会が多いって、分からないはずないと思うんですけど…。どうも私の肝臓のことは考えてくれてはいないようです。自制するしかない、という所ですかね。

3/30
 枡酒
 また酒の話ですが。今日行った居酒屋、気前良く注いでくれる姿勢には大変好感が持てるのですけれど…。どうせこぼす気満々(多少こぼすくらい注いでもらった方が、飲む人間としては嬉しいサービスです。この店の場合枡の下に、受け皿が用意してありますし)であるなら、その途中で極めて慎重に、恐る恐る注がなくても良いと思うんですが…。まあ、どうやらアルバイトの方のようですし、そういうマニュアルになっていると分からないではありませんけれどね。
 あ、そうそう。ついでなので酒の話をもう一つ。下に書いたウォッカについて、ちょっと訂正です。今日酒屋に行ったのですが(まだ飲むのか、という突っ込みは誠にごもっともです)、同じメーカーの、中身が透明で赤いラベルの物が置いてありました。知人が言っていたのは、恐らくこのことであると思われます。さすがに、酒そのものが赤いわけじゃないんですね…。

3/29
 試しに買ってみたウォッカ、に関する回答
 同じメーカーでも、中身が黄色のもの、つまりあの日私が買ったものは駄目だそうです。赤色のものが良いとか。ウォッカ好きの知人がそう言っていました。
 でも私が買った店では、黄色しか売っていなかったんですよね…。比較的大きな店だったのですけれど。赤色は何処?

3/29
 PS2購入
 どうして某店のポイントカード、ゲーム機本体だけ還元が3%なんだか。その場で「3%ですがよろしいですか」とか言われても、そこで「いいえ」とか堂々と言えませんよ。せっかく新宿まで足を運んで、だいぶ損した気がした一日でした。まあ、他にも用事があって行ったのですから、丸損ではありませんけれどね。

3/28
 頭痛がします
 原因は何でしょう?
1.風邪(今日は何となくだるいですし、鼻水も出ています)
2.モニターの見過ぎ(普段より作業量が多い一日でした)
3.酒(テキーラ一杯)
 心当たりが多すぎてもう…。

3/23
 絶滅危惧種を保存するということ
 環境を保護するという精神自体、決して悪いとは言いませんけれどね。
 ただ、例えばこの地球という惑星は、恐竜というものの絶滅を経験している訳です。その他にも、人間、ホモ・サピエンスという種が成立する以前に絶滅した種はいくらでもあります。つまり自然の摂理として、種の絶滅という現象は当然起こりえるのです。
 だから、我々人間という種が存在することによって絶滅の危機に瀕している種を、懸命に我々人間が保護しようというのは、あるいは人間であることに対する、究極の驕りではないでしょうか。自然の働きによっていくらでも絶滅は起こりうるというのに、人間が絶滅させそうになった種であればそれは保護するというのは、結局の所人間という存在を自然の枠から離れた、特別なものであると考えている背景がある証拠なのではないでしょうか。所詮人間も、自然の中の一つの種でしかないというのに…。
 まあ、こういう運動も、環境に関して全く考慮をしないというよりははるかにましであるとは私も認めますけれどね。所詮資源を浪費したあげく人間という種が自滅した所で、それは地球環境にとって恐竜が絶滅したのと同様、あるいはそれ以下の、たった一つの種が絶滅したのだという、それだけの現象に過ぎないのですから。それを防ぐために、つまり自分自身の生き残りのために、環境保護も必要でしょう。自分自身の種を保存しようとする、のは、生命体にとって何より「自然」な現象ですからね。

3/22
 試しに買ってみたウォッカ
 う゛…。こ、これ、純粋にまずいんですけど。値段とサイズが手ごろだたので、その他の透明なものではなく、やや黄色身を帯びて中にハーブらしきものが入っているものを買ってみたのですが、どうも甘ったるい匂いがしていけません。酒飲みにはかえって駄目な気がします、これ。
 ウォッカというものがそもそもそういうものなのか、それとも今日私が飲んだものだけがそんな風味なのか。どうなんでしょう?

3/21
 この小疑問のページ
 そろそろデータ量が多くなってきたので、何とかしようとも思うのですが、実際どうすべきか迷っています。今までの記事はそのままにして新しいページを作るか、あるいは古い記事は消してしまうか、それともこのまま続けていって構わないのか…。

3/21
 創作するということ
 下の記事に関連する話でもあるのですが、別の要素も絡んでくるので少し分けました。
 実は、物足りない、と思ったことが、もう一点あります。まあ、極めて私の主観が強い話なんですけれどね。
 結局創作活動って、「電波」が来ないと駄目なんですよ。私はそう思います。
「電波はいわば人間の思念のようなものよ
 耳というよりも脳に直接響く言葉があたかも電波の如く…」
 なんて、高屋奈月先生著、『フルーツバスケット』第四巻(白泉社)174頁からの引用ですが。いや、まあ、ぶっちゃけた話持っていますからPCゲーム『雫』(リーフ)から引用しても良かったんですけれど、こちらの方が手近だったものでして。あのてのゲームからテキストを一文探し出してくるのは大変です。
 少々余談でしたが要するに、普通と毒々しいまでに違う感覚を持っていないと厳しいのではないか、ということです。英語でインスピレーション、と言っても良いのかもしれません。ただしその場合は「妙案」とか「ひらめき」と、訳してしまうとこの場のニュアンスとしては誤りになります。私が言いたいのは、「霊感」ですから。
 こんなことを言い出すくらいですから、私も一応、この「電波」の素質を、持っているつもりです。まあ、大したレベルではありませんけれど。それがどの程度のものかについては、その成果である当書店のメインコンテンツをお読みになって、各自で判断をしていただければと思います。
 いつそんな怪しげな才能が身についたのか、あるいは潜在していたものが発揮されるようになったかは、私自身にも分かりません。確か小説を書き始めたうちは、ずいぶんと悩んでいたように思います。特にキャラクターの性格、言動に関して。しかし気がついてみたらもう、あまり悩まずに書き進められるようになりました。登場人物たちがどうしたいのかが何となく分かるように、つまり彼らの「電波」を受信できるようになって来ましたから。それに従った結果、当初のプロットが変わってきたということも結構あります。「キャラクターが勝手に動き出す」という言い回しがありますが、それと考えていただいても良いでしょう。
 つまり自分自身でも説明のつかない部分がほとんどなので、「電波」とか「霊感」とか、超常現象的な名称を与えたくなったという次第です。これが来ないことには、私は小説を進めることができません。そういう場合だと私は無理をせずに、絵を描いたりゲームをしたりして、「受信状態」が良くなるまで待ちます。
 まあ、私自身始めの内は頭で考えて書いていましたから、「電波」抜きでの創作活動などありえない、とは言いません。しかし、その状態でプロにでもなったりしたら、早晩ネタ枯れに苦しんだあげくその業界から退場する、ということになる気がするのです。そうでなかったとしても、キャラクターの性格が良く分からない、そんな作品になってしまいます。
 そしてこの「電波」の才能、創作活動をする全員にあるとは、思えないんですよね。まあ、私もその真理に達する所には程遠い位置にいますから、あるいは万人にあるという事実が見えていないだけかもしれませんけれど。しかしつまらないと感じてしまう作品に触れるたび、「この作者は駄目だな」と思います。
 以上、私の目から見た創作活動に関して、という話でした。来月から店主の一身上の都合により、このHPも一つの転機を迎えると思われるので、今のうちに一つ簡単にでもまとめてみようかと思った次第です。
 これを踏まえて、他の方、とくに素人でもプロでも、とにかく捜索活動をしている人は、どう思っているんでしょうか? 多くの人が私と同様自分の意図を超えたものを感じているのか、あるいはあくまで意図の中でのものとして作品を成立させているのか、知りたい所です。 

3/21
 『新人漫画賞絶対合格作戦!』 のこと その4 総括編
 今週のマガジン掲載分で連載終了らしく、総括的な記事になっていましたので、こちらとしても総括を少し。
 全体としての感想はやはり、「なるほど」の一言に尽きます。同感の部分もあり、また新発見もありました。
 どうも『午後の恋人たち』シリーズは、私自身でも気づかないうちに、先生がこれからのラブコメものの方向性の一つではないかとお考えの、「等身大のヒロインとほのぼのと」というものに近くなっているみたいです。例えば玲奈などは学校の中では文句なしのトップアイドルですが、それは少なくとも彼女が主人公となっている場面、つまり昭博との係わり合いでは関係のない話で、高嶺の花のいわゆるヒロイン像とは違います。優などはもう、ほぼ完全に等身大(ややちっちゃ目)ですしね。
 後は『王都シリーズ』が、先生のおっしゃる所では「補完型」に近いかな、という所です。主要な登場人物たちは「優秀」と形容されてはいても、「天才」ではありませんからね。あのシリーズだとノーマとかが「天才」型の人間ですが。
 そして、「なるほど」を踏まえた上でのことなのですが、正直な所ちょっと物足りないかなあ、とも思います。
 まあ、それも当然なんですけれどね。先生はご自分のHPでライターと編集の方が介在することで「毒」が薄められたとおっしゃっていますし、今後とも創作活動を続けるおつもりである以上は、明かしていない切り札がまだいくつかあるはずです。ネタの全てをばらしてしまう書き手、あるいは描き手なんていませんからね。ある程度は当たり障りのない所で収まってしまうのも止むを得ません。むしろ賞を取ったからにはその後第一線で活躍する、つまり先生と同じラインに立つ以上は、弟子でもないのにそこまで教えてもらっただけでもありがたく思え、という所だと私は思います。
 さて、それで果たして。この『新人漫画賞絶対合格作戦!』のおかげで、新たな漫画家が誕生するのでしょうか? それともあるいは、先生ご自身が「こんな程度が分かった所で賞取れれば苦労はない」とでもお思いなのか…。

3/21
 目薬を買って
 まあ、モニターを見っぱなしだとどうしても目が疲れますしね。こうして自分のパソコンをいじっているだけなら途中でゆっくり休憩を入れればいいので今までは放置していたのですが。これからはそうも言っていられないので、ためしに買ってみました。
 しかし…容器が小さいのはわかりますけれど、目が疲れて買っているんですから、もうちょっと大きな字で効能とか書けないものでしょうか? 余計に疲れる気がするんですけど…。

3/19
 同じ箱の中から…
 『謎の村雨城』の説明書を発見。ラスボス「ナゾの生命体」の弱点を示す暗号が
 ひろば三 なぞ四の えど二八 み六五 な七のみ
 で、答えが五文字。当時私は自分が子供だから解けないのかと思っていましたが、今でもにわかには分からないですねえ…。一体何なんだか。

3/19
 うおっ! こ、こんな所にっ!
 ファミリートレーナーのソフトがっ! ならマットの方はどこへっ!?
 いや、自分の部屋の整理をすべくここ数年開けていなかった段ボール箱を開けたんですけれどね。まあ、わずか四畳半相当、押入れもない自室に何があるのかも把握していない時点で、私にどれだけ整理整頓の才能がないかっていう話でもあるんですが。
 しかしまあ、ファミリートレーナーと言ってお分かりになる方がどれほどいらっしゃるのでしょうね。 

3/14
 『ドラゴンボール』ハリウッドで実写映画化予定
 なーんか、鳴り物入りでハリウッド映画になった某作品を思い出すのは私だけでしょうか? ま、既に公開されているドラゴンボールのアニメ劇場版も、全てが良い作品だったとは言えないとは思いますけれどね。

3/14
 このHP更新のやり方について
 来月から変えようかな、と思っています。主な理由はまあ、一身上の都合ですけれど。
 それに加えて、現在のように毎週木曜日未明にやる必然性は乏しいように思えて来たのです。以前の記事にも書いたことですが、当初はアクセスが週末に増加するのではないかと思っていまして、その前にということで木曜日と決めていました。しかしこれまでデータを取ってみますと、アクセス数が多いのはほぼ間違いなく木曜日、つまり更新直後でして、逆に土日には少なくなるという傾向があることが分かりました。その他平日は概ね中間程度、という所ですね。
 週末にはお出かけになる方が多くてネット人口はむしろ減る、と、そういうことなのでしょうか。だとすれば、特に週末向けにやる必要はなくなりますよね。
 それから、現在は毎週一回の小説更新ということにしていますが、生活が変わることを考えればこのペースを維持するのは極めて困難だと思われます。頻度を減らすか一回あたりの分量を減らすかせざるをえないでしょうが、どちらがよりましな方法なのか、迷っている所です。

3/12
 わさび入りアイスクリーム(ほのかに緑色)
 隣の店で売っていた「卵入りソフトクリーム」は、まっ黄色という不穏当な外見とは裏腹に、その名の通り卵をふんだんに使っているらしい濃厚な味わいで、おいしかったです。以上。

3/12
 先日間食にカップの蕎麦を食べたらその日の夕食が蕎麦だった、というとある友人のコメント
「いやあ、俺はどうやったら太れるのか分からないよ。気がついたら体重減ってるから」
 私にはあなたの体質の方が疑問です…。

3/10
 連載をしてみて思うこと
 当初連載よりは一括掲載の方が良いのではないかと思っていた私ですが、連載には連載の良さがあるようです。
 とりあえず、アクセス数が目に見えて増えます。モティベーションを維持するに当たって、これは見逃しがたい要素です。
 あと、お読みになる方の反応を拝見して、そこから生まれるアイデアを追加できるという利点があります。特にコメディ的なエピソードは、様子をうかがいながらの方が受けやすい気もします。まあ、大筋は変えられませんけれどね。
 トータルとして完結する時期が少し遅くなりはしますが、こういう側面を考えると、連載という形式も悪くないのかもしれません。今後ともこの方針でやればよい…のですかね?

2/25
 フォン・クラウゼヴィッツ著『戦争論』を読みながら
 何やってんだか、私は。

2/23
 だ、誰もツッコンでくれません
 この際余計な説明はしますまい。分かる人だけ分かって下さい。例の「伝説」、私としてはツッコミ殺到必至だと思っていたのですが。掲示板に書き込みがないわけじゃないんですけどねえ…。皆さん内心では激しくツッコミを入れつつ遠慮をなさっているのか、それとも単純にボケとして外してしまったのか。どっちなんでしょう?

2/22
 X−BOX本日発売
 どうなんでしょう、これ。性能はともかく本体を買ってでも欲しい、と思わせるだけの力のあるソフトに欠けているようにも思えるんですが。

2/21
 さくらやポイントカード
 これは貯めているポイントがいくらになるのか、そのカードを見るだけで分かるのが便利だ、と、SMAPの中居くん(自分より年上の方を「くん」で呼ぶのもどうかとは思いますが、「さん」をつけるのもアイドルとしてのこの方のイメージをかえって損ねるような気もするので、以下では一貫して「くん」にすることといたします)も、言っていました。確かに、ビッグカメラのカードも私は持っているのですが、いくら貯まっているかはカードからは分かりませんからね。ヨドバシカメラは、カードを作ったことがないので良く分かりません。
 さて、それはさておき。中居くんの自慢はこのさくらやのポイントが、かなり貯まっていることだそうです。今日の「うたばん」で、そんなことを言っていました。ちなみにこのポイントは、特殊な商品を除けば10円購入ごとに一点またはそれ以上がつき、一点=一円換算で相当の商品と引き換えることができます。
 そういえばこの私は、いくら貯まっているのかなと、これを機会に財布の中身を確かめてみたのですが…。笑える、を通り越して、笑えないくらい貯まっていました。全く、冗談抜きで。だってジャニーズ事務所がどれくらいマージンを取っているのか知りませんけれど、世の中で最も華々しい業界の、それもトップと言って良いポジションであれだけ仕事をしている人より、ここ三ヶ月ほど遊んで暮らしている、というより無職の私が貯めているポイントの方が、倍近く多いんです。
 貯めすぎですかね…? まあ、私の場合は去年買って今この場で使っているパソコン、そしてプリンタ、スキャナ一式の分のポイントが、まだ消化しきれずに残っている、という事情もありはするのですが。それでも私にはやはり、吝嗇の気があるのでしょうか。

2/21
 キャラ作りのために絵を描いて…
 今は、『午後の恋人たち 第三章』(仮)の、キャラ作りをやっています。『新章』が始まったばかりで気が早いようですが、私の場合むしろ同時進行の方がアイデアは出やすいので。あっちで行き詰ったらこっちの作業をやる、という感じなのです。
 で、『第三章』は、とりあえず主要新キャラの名前と大まかな性格、さらに背景事情などが決まったので、そのイメージを膨らませるべくイラストを描き始めました。三人のうち歩はほぼ完成、理夢も大体こんな所かな、というものが見えてきました。苦戦しているのが筝響で、イメージが固まるどころか描く意欲さえなくなってくる始末です。
 さてどうしたものか、と、考えていた所、何となく昭博が描きたくなりました。それも普通の表情ではなく、喧嘩をやるときの凶悪な奴です。そこで、まあ気分転換にはなるだろうと思って、それまでの設定用のラフなもの以上に適当なつもりで描き始めました。
 そして気がついたら何とも、実に彼の危険性をよく表現した一枚のできあがりです。デッサン力、要するに基礎的な画力に乏しい私にしては珍しく、失敗して消しゴムで手直しをすることもありませんでした。また変なものがのりうつって来たんですかねぇ? しかもよりにもよって、昭博とは…。まあ確かに、「女の子」(歩は男の子ですが、顔立ちは女の子と見間違えるタイプの美形です)を描くのに飽きてはいたのですが。

2/21
 著作権法の本を読むべく近所の図書館へ
 暇なうちにちょっと、勉強しておこうかと思うんですよね。別に商売をやっているわけではありませんけれど、HP上で著作物を公開している以上気にはなりますし、またそれに関するトラブルも回避したいものです。勉強した結果は、簡単にまとめて法律学系コンテンツに加えようかと思っています。
 で、早速法学の書棚の前に立ってみたのですが、どうもそれらしい本がありません。そういう本は置いてないのかな、と、不審がりながら検索端末を当たってみた所、結構な量が出てきます。どうも法学ではない、別の棚に置かれているようです。普段使わない場所だったので、ちょっとうろうろした結果ようやく見つけたのが
「図書館学・書誌等」
 の、棚でした。
 んー、この分類はどうなんでしょう?
 そりゃあ、一般的には日本語で「著作」と言えば書籍、特に文章に関連したものですけれど、「著作権」と言った場合には音楽とか映像とかそういう権利も含まれるって、別に法律学をかじっていなくても分かると思うんですが。少なくとも著作権関連の本は、法律学の所にまとめておいたほうが分かりやすいと思うんですけれど。

2/21
 『新人漫画賞絶対合格作戦!』 のこと その3 反省編
 あっ! 日付け間違えた! それも丸一週間分も…。何やってるんでしょうね、私は。今日の未明から朝にかけてこちらを御覧になった方にはお詫びします。当然、これを書いている時点では既に修正済みですが。まあ、この細かいページのさらに日付けまで御覧になる方の注意力って、すごいと思います。
 それはさておき、反省すべき点は本題として他にあります。一晩置いてみて分かったのですが、下の各論編、論点がタイトルと齟齬を起こしているんです。少なくとも私が提示したような種類の作品スタイルは、新人漫画賞、という極めてと言って良いほど短い物語でやらなければならないものに関しては、まず向かないでしょう。どれも基本的に、長編またはオムニバス、つまり大きな紙面がないとできないものですから。
 要するに私は長編向きの人間だと再確認できたのですが、途中で気がついても良さそうなものですよね…。という訳で、今回は反省して、以上です。

2/21
 『新人漫画賞絶対合格作戦!』 のこと その2 各論編
 
長くなってしまったうえに内容が変わるので、区切りました。今度は経営学的な、つまり戦略的な思考を前提にした上で、では具体的にはどうするのかを私なりに考えてみます。とりあえずは現在及び将来にわたる顧客ニーズに関するマーケティング、要するに何が受けるのかについて、です。
 赤松先生の「ラブひな」は、当時ゲーム界で大きな流れとなっていた「ギャルゲー」、可愛い女の子がたくさん出てくるという作品のスタイルを漫画に持ち込んだものなのだそうです。ギャルゲーは今でも大いに受けていますし、これがそう簡単に廃れてしまうとは私には思えません。しかし流行っている分、うかつに類似作品を作れば二番煎じどころか三番四番煎じとの批判は免れないでしょう。何より、ブームの火付け役であるコナミやリーフというメーカーが、新しい方向性の模索に苦しんでいるようですからね。余程着想に自信でもあるか、あるいは完成されつつある市場で利益を食うのだと割り切っていない限り、手を出さない方が無難です。
 といいつつまあ、ここでやっている『午後の恋人たち』も、その『新章』も、さらには構想が始まった『第三章(仮)』も、キャラクターメイキング面などでギャルゲーの影響は否定できないんですけれど。ゲームや「ラブひな」ほど男女比が極端ではありませんからね。他で特徴的なのは格闘のテイストが入っている所ですが、これは…そういうゲームもありましたっけね。格闘ではなく騎士の戦闘ですけれど、「みつめてナイト」とかいう奴が。やったことはないので良く分かりませんが。ま、それはそれということで。
 あとゲームで流行っているとか、流行りそうと言えば、ネットゲームでしょうかね。ファンタシースターオンラインはドリキャスの割に(失礼)かなり売れたそうですし、ファイナルファンタジーも次はネット対応だそうです。しかし、多くの人間が創作的に参加するという形式自体は、漫画、あるいは小説に取り入れることはまず不可能です。説明するまでもなく、ストーリーが滅茶苦茶になってしまいます。
 まあ、そのテイストを取り入れることができないではありません。主人公を一人ではなく、複数にして、それぞれが自分の思惑を持って動き、その相互作用が一つの世界観と、歴史としての物語を構成してゆく、そんな所でしょうか。まあ、大概の小説、特に長編小説は、どれもある程度そのような要素は持っていますけれどね。拙作の場合ですと、『王都シリーズ』が、それに最も近い傾向を持っています。登場キャラのそれぞれが主人公になる可能性を持っており、エピソードごとに変わっていきますからね。お読みになる方は気に入ったキャラクターに感情移入をしてもらえばいい、ということになります。
 と、そういえば、気に入ったキャラクターに感情移入をしてもらえばそれでよい、というスタイルはもう既存のものではありますか。いわゆるギャルゲーはそうですけれど、その概念を最も先鋭化しているのが『シスタープリンセス』でしょう。主人公に妹が十二人もいるという無謀としか思えない設定ですが、少なくとも商業的には成功といってよい状態にあります。後は…『ガンダムW』とか、『セーラームーン』とか『聖闘士星矢』とか、遡ればもっと古くなりますね。むしろ『戦隊もの』の流れを汲む、古典なのかもしれません。ただ、これらの作品は基本的にキャラクターが男性または女性に極端に偏っているので、その点のバランスが良いものであれば、やや目新しくなるものと思われます。いや、実はそういう有名な作品はあって、私が知らないだけという可能性も極めて高いのですが。
 少し話を変えまして、と。そう言えば、コンピュータを使わないトレーディングカードのゲームも結構流行っているらしいですね。『遊戯王』という、それをテーマにした漫画作品もありますし。ただ、この作品はちょっと、私としての評価は低いです。時折ゲームに習熟しているはずの人間が知らないカードとか、出てくるんですよね。ゲームっていうのはそもそもやる人間がそのルールをきちんと把握していて初めて成立するものだと、私は思うんですけれど。どうもストーリーの展開にあわせて新しいカードを作っているような、そんなご都合主義的な印象を受けます。気のせいだったらごめんなさい、ですがね。
 その点トレーディングカードではありませんけれど、「カイジ」という作品のジャンケンカードゲームは秀逸です。誰もがルールを知っていて、そのくせ奥の深いものになっています。まあ、その分こういうゲームを始めから作るのには、ものすごい頭の良さが必要になりますから、そう簡単ではありませんけれどね。『遊戯王』も、恐らくは知恵を絞った結果として、やむなくああなって行ったのでしょう。誰もが納得する、それでいて、奥の深いゲーム、そんなものを生み出せればあるいは面白いかもしれません。しかしそういう才能があるのなら、そもそも創作分野より、玩具メーカーの商品開発部門に勤めた方がいいという気もします。漫画か小説ならば、そこでしかできない空想の要素を含んだ、それでいて納得できるルールのゲームを提供する、という所ですかね。
 逆に既存のゲームについては、『哲也』や『ヒカルの碁』など、いい作品が既に色々とありますから、ここでは触れないことにします。
 考えてみると、中々難しいものですねえ…。
 さてさて、この次に来るのは一体何なのでしょう? そして私は、次回作の構想をどうしたものやら?  

2/21
 『新人漫画賞絶対合格作戦!』 のこと その1 総論編
 週刊少年マガジンで今、赤松健先生が書いていらっしゃる連載記事なのですけれどね(講談社 2002年第11号から連載開始)。今週で第2回になります。内容はタイトルをお読みになれば概ね推測がつく通り、「どうやったら漫画の新人賞をとれるのか」というものです。詳細は記事本体をお読みになったほうがよろしいでしょうし、著作権の侵害になっても困るのでここには書きませんけれど。
 これを読んで私は、「初歩の経営学だな」と思いました。あ、別に、赤松先生をけなしている訳ではありませんよ、念のため。例えば今では極めて初歩の天文学である「地球は太陽の周りを回っている」という事実も、コペルニクス、ケプラー、ガリレオという偉い学者が主張し、その後の学者たちがその正しさを立証することでようやく広く知れ渡った訳です。当たり前の、言い換えれば普遍的な法則を発見できるというのは、ものすごく大変で、それだけに「偉い」と評価されるべきことなのです。
 閑話休題。経営学について。まあ確かに、これも言われてみれば当たり前のことではあるんですよ。そもそも経営学というのは「どうやって儲けるか」、を考える学問です。経費を削減するとかそういう分野についての研究もありますけれど、そもそも「商品」を売らなければ儲けなど出ようはずもないので、「商品」をどう売るかは、経営学において主要な研究テーマの一つとなっています。なお、ここで言う「商品」は、あらゆる有形物ばかりでなく、例えば運送、コンサルティングなど、サービス産業におけるものも含まれます。要するに、お金を払って買ってくれる人のいるものであれば、何でも「商品」です。
 そして、商業誌を前提にする限り、漫画も「商品」です。我々はお金を払って漫画を買っているわけですし、また漫画家の先生にしてみれば作品を売ってお金を稼いでいますから。結果、経営学的な思考とそれに基づいた戦略が有効になります。具体的には「読者が何を欲しているのか」というニーズの分析、つまりマーケティングを行い、同時に「自分には何ができるのか、中でも何が得意なのか」という経営資源の分析、特にコア・コンピタンス(経営上他に譲り渡してはならない核となる能力)の把握を行い、そこから「どんな作品を作る」、という経営戦略を決定し、さらには「その作品をどうやって宣伝するか」を考え、実行に移す、そんな所でしょうか。
 たまに…というか、創作活動をしている人間に限って言えば結構頻繁に見られるのですけれど、こういう割り切った考え方をするのが嫌いな人がいるんですよね。つまり創作活動には金銭では測れない「文学的価値」がある、ということになります。そしてそれを金銭的な尺度で測ろうとするのは卑しい行為だ、そういう所なのでしょう。また、こういう人はお金になりやすい「大衆迎合的」な作品、そしてそれを意図的に作るような作者は嫌いです。はっきり言えば赤松先生のように、作品の方向を意図的に決める方は特に嫌われるタイプでしょう。「文学的価値」を重んじる人にとっては、何より自分の表現したいことを表現する、言ってみれば純粋な表現行為が大事のようです。
 まあ、そういう考え方を持つこと自体は自由ですよ、もちろん。しかし少々浮世離れをしているようにも感じられます。世の中結局、お金で動いています。その動かしがたい事実から目をそむけて果たしていい結果が生まれるものかどうか、私には疑問です。それにお金を稼ぐことによってその漫画家の先生や、アシスタントさん、編集や印刷に携わっている方、そしてそれを売っている人までの暮らしが、成り立っている訳ですよ。その意味を軽視するような言説に、私は賛成できません。それにそういう所まで目を配ることのできる人間の方が、それこそ「文学的」な深みを作品に持たせることができるのではないでしょうか。
 それに、多少なりとも割り切って商業ベースに乗せた方が、同人よりもずっと多くの人にアピールすることができます。本当に「お金なんてどうでもいいからとにかく表現したいことがある」と、考えているのなら、それほど価値のある表現はできる限り多くの人に触れてもらったほうがいいと私は思います。そのためには、多少枝葉の部分で妥協することも必要でしょう。
 本質で妥協しろ、とは言いません。それは先ほど経営学に触れた際に出てきた「コア・コンピタンス」に反する行為です。活動する上で最も大事なものを売り渡してしまった企業は、潰れます。それまで利益を生むのに最も貢献してきた「消費者からの信頼」を、キロいくらで売り払ってしまった雪印食品のように。しかし逆にそれ以外の余計なものは売り払うなり、逆に足りないなら買って来るなりしないと、やっぱり企業はもたないそうですよ。
 まあ、少し毒を吐きますと、「読者を喜ばせることが楽しい」と感じる気質、あるいは少なくとも「分かってもらう」努力のできる才能、そういうものがコアにない人は、そもそも表現するという行為に向いていません。特に、多くの人を相手にする必要がある商業誌を目指すのは止めた方がいいと思いますけれどね。たとえ創作をするその場では独り、というより孤独であっても、表現はそれを受け取る人がいなければ意味がないんですから。唯我独尊でもいいですけれど、その場合は「愚民どもにこのすばらしさを分からせるべく、多少簡単にしてやろう」くらいの度量がないと、空回りするだけです。不幸ですよ、そういうの。まあ、どうしても本人が不幸になりたいと言うのなら誰にも止められはしませんが。
 ふむ…。こうして文章にして私なりに考え直してみると、『新人漫画賞絶対合格作戦!』にはやはり経営学的な色彩が強いな、と思います。赤松先生も、読者にこびる必要はない、とはおっしゃっているんですよ。創作をする人間にとって最も大切なのは「創作するという意欲」です。当然ですけれど、やる気がなければできませんからね。読者にこびて自分の描きたいものを棄ててしまっては、意欲なんてすぐにしぼみますよ。あるいは先生、そもそも経営学を参考にしてあの記事をお書きになったのかもしれません。まあ、もしそうだとしても、どうしても「文学的」な価値にのみ目が行ってしまう投稿者に経営学的な視点を提供するということは、立派に価値のある行為だと私は思います。同人で、あるいはネットでやっているならともかく、マガジンであってもそうでなくとも、雑誌や単行本は「商品」なのですから。
 さて、それにしても。私の場合知り合いにプロを目指している人が何人かいるのですけれど、皆創作に関する意欲は強くても、商売っ気には乏しい、そんなタイプばかりです。こういうふうに言ってみて、納得してもらえますかねえ…? というか無理かな? 私自身、まだ表現するということに関して不安定な所がありますからねえ。 

1/31
 そして下の記事を書き終えた十数分後
 見つかりました。一体何故…?

1/31
 既になくなった某お笑い芸人さんのネタじゃないんですけれど
 メガネメガネ…と、探しています。しかもここ数日ほど。ちなみに、自分の頭の上にはありません。
 もっとも、日常生活に致命的な影響が出るような問題ではないのですけれどね。私は眼鏡を二つ、使い分けているので。一つは矯正視力1.0以上の外出用、もう一つは0.7前後の室内用で、現在行方不明なのは後者です。
 元々は前者のみを使っていたのですが、パソコンのモニターを見ている時間が長くなってくるとどうしても目が疲れてしまうので、眼鏡屋さんに相談した結果、室内では度を弱めたものを使うことにしたのです。
 という訳で、今は仕方なく外出用を使って作業をしています。やっぱりすぐ疲れてしまうのですが、室内用が見つからない以上いたし方ありません。全く、どこへ行ったのやら。
 そもそも室内用ですから、どこか外出先でなくしてしまうということは考えにくいです。ほぼ間違いなく、この自宅、それもパソコンを使ったりゲームをやったりする自室にあるはずなのです。それがなぜか、見当たらないんですよ。最後にそれを使ってその後外したとき、「あー、こんな所に置いてしまうと後で見つけにくくなるから、覚えておかなきゃな…」と、そんなことを考えた覚えはあるのですが、肝心の場所はすっかり忘れてしまっています。さて、どうしたものやら…。
 とりあえず冗談抜きで目が疲れてきたので、今回はこれまでです。

1/31
 常識って…何?
 今日は少し用事があったので、数ヶ月ぶりに大学に行きました。この不良学生が…という話はさておき。その途中の電車の中で、様子からして大学生らしいカップルの会話が耳に入ってきました。別に立ち聞きをするつもりもなかったのですが、人がまばらだったので嫌でも聞こえてきます。
 話題はあるクイズ番組で使われた素材をきっかけに、ウルトラマンの話になっていました。女性の方は全く知識がないらしく、
「ウルトラマンってさ、ガンダムみたいに中に人が入って操縦しているんだっけ」
 などというふうに男性の方に聞いていました。そしてさらに、
「ウルトラマンってゴジラと戦っているんじゃないの?」
 という質問が出てくる始末です。男性の方も始めはそれなりに答えていましたが、変身のメカニズムとか細かい所まで突っ込まれると、駄目なようでした。
 私としては「それはこうなんだ」と教えたくてうずうずしていましたけれど、現にやってしまうと「変な人」になってしまうので、時折笑ってしまうのをごまかすべく寝たふりをしていました。ウルトラマンっていうのは社会常識だとばかり思っていましたけれど、そうでもないんですね…。
 と、その時はそんなことを考えていたのですが、今こうして記事にしようとしてみてふと気がつきました。冒頭の台詞から分かるのですが、その女性は少なくとも「ガンダム」が、人間が操縦するロボットであることは知っていた訳です。しかも彼女の中ではそれが、例に出せるくらいの常識だったのです。
 年配の方とか、あるいは「男の子」向けの作品に全く興味のない女性とか、両方とも名前くらいしか知らない、あるいは全く知らないという人ならいるだろうとは思っていました。しかしウルトラマンはその存在くらいしか知らなくとも、ガンダムはそこそこ知っている、そんな人もいるものなのですね。
 クイズ赤っ恥青っ恥ではありませんけれど、常識というものには日々疑問を持っておいた方が良いと思い知らされたできごとでした。

1/28
 今日はちょっと、気の重いできごとがありました
 といっても、「嫌なことがあった」とは少し違うのですけれどね。むしろ逆です。非は全面的に私にあって、先方までお詫びをしに行っていたんです。無論私には変な趣味はないので、楽しいできごとではありませんが、という所です。詳細はここには記せませんけれど、私がもう少し気を強く持っていれば、そもそもの原因になった行為はせずに済みました。情けない、と言う他ありません。お叱りを受けて、全くその通りですとしか言えませんでした。
 つきましては反省のしるしとしてこれからしばらく謹慎し、更新も停止に…とは、しません。私は基本的に、必要さえなければいくらでも自宅に引きこもっているタイプの人間ですので。読書も好きですし、ためになる本を読んでいろとでも言われれば、喜んで読んでいることでしょう。それでは反省のしるしにはなりません。
 結局反省していることを示すためには、一生懸命生きるしかないと思うんですよ。まあ、そもそも生きる価値もないと判断されるような、凶悪犯罪を除けばの話ですけれど。何もせずに自宅に閉じこもって、社会に対して何も働きかけないということが良いとは、私には思えないのです。
 そんな訳でとりあえず、このホームページの更新はこれまでより頑張ってやるつもりです。「格闘家なら拳で語れ」などといいますけれど、私は文章書きなので、文章で生き様を示せればと思います。
 こういう考え方、間違いでは、ないですよね?

1/26
 アクセス数にちょっと驚いてみたり
 こんな隅の方にまで目を通してくださる方なら当然ご存知のことでしょうが、当空下堂書店では、小説の更新を毎週木曜日に行っています。アクセスが多少なりとも増えると思われる週末に向けて、という考えからです。もっとも、ここしばらくは日付けが変わった直後と、実質的には水曜日にやることが多いのですが。
 しかしながら、どうも少なくとも私の所では、アクセス数は曜日によってはあまり違わないみたいです。ここしばらくは、概ね一日あたり100前後で安定しています。その一方で、この前の更新日である木曜日には、いきなり150近くまで行きました。常連の方がこちらの更新ペースを覚えて下さった…ということなのでしょうか? 

1/4
 今日アップした挿絵
 またちょっと、「怖い」系の絵になってしまいました。ネタはギャグなんですけれど、それだけに。この前のストリアスといい、最近そんな感じのものが多いです。次に描く予定のものも、その部類に入りますし。たまにはこういうこともあるものなんでしょうかね。

2002/1/4
 年が明けて
 大晦日の夜から昨日の夜まで、三日と四晩酒を飲んでいました。確実に、二升は飲んでいます。それでも、体重はむしろわずかですが減りました。腹が膨れて酒の入るスペースがなくなるのを嫌って餅などの炭水化物を取らず、つまみも刺身など比較的カロリーの低いものにした結果…だと思うのですが、一抹の不安を感じないでもありません。
 そう言えば、この前の献血の際、ついでにやってくれた血液検査の結果が送られてきたのですが、それも肝臓に関する数値を始めとしてほとんどが標準の範囲におさまっていました。うん、多分大丈夫…ですよね?

12/30
 久しぶりにばったり出くわした友人に…
 サクラ大戦の映画を見に行かないかと誘われました。遭遇した場所が場所でしたから、仕方ないのかもしれませんが。とりあえずイエスと言ってしまった自分もなんだかなあ…という感じはあります。まあ、同時上映の「あずまんが」は個人的に好きなので、良しとします。つまりは、「それはそれでっ!」(by木村先生)ということで。でもデジキャラットの時間は退屈でしょうね、個人的には。
 そういえば、あれって四本同時上映とかいう話ですけれど、もう一本って何でしたっけ。すっかり忘れてしまいました。

12/26
『王都家出人調書』V挿絵完成
 今回は、かなり怖いです。まあ、私の技量ですから傑作でもなんでもないのですが、しかし漫画やイラストレーションの場合、描き手の技量がそこそこだからこそ無闇に迫力が出る、ということがあるものです。半端に「うまい」絵だとどうしても綺麗で当たり障りのない感じになってしまいますからね。
 それはさておき。意外に思われる方も多いでしょうが、こういう絵って、はっきり言って描いた本人が一番怖く感じるものなんです。何しろ自分の予想を超えて強い感じに仕上がってしまったものですから、そこに自分以外の「何か」がとりついているのではないかと、そんな気がしてきます。かといって、というかだからこそ、棄てでもしたら今度は祟られそうな気がして、それもできません。
 まあ、理性で考えて単なる気のせいだとは分かっているつもりなのですが、嫌な感じがするのは仕方がありません。丁重に、かつ普段私の目の届かない所へ保管しようと思っていますが、さてどこへしまったやら…?

12/26
 私の満腹中枢
 最近アルコールが入らないとちゃんと満腹感が得られないようになってしまいました。
 末期…?

12/21
 献血後
 待合室にはジュース等がおいてあったので、遠慮なく飲みました。というか、水分を取ることが推奨されています。抜いた分は多少でも補わないといけませんからね。それに私は手をつけませんでしたけれど、クッキー類のほかロッテリアのハンバーガーやミスタードーナッツの肉まんなどが置いてありました。血糖値が低いのはまずいみたいです。あと、食事以外にも待ち時間用の漫画なども置いてあります。
 そこでふと思ったんですけれど、一回分の献血をするのにどのくらいのコストがかかっているんでしょう? 結構安くないと思うんですけれどね。まあ、この程度ならその他の医薬品を作るのに比べて大したことはない、のかもしれませんが。
 あと、昔は献血の他に「売血」、文字通りお金を払って血を売ること、逆に言うと業者さんがお金を払って血を買っていたそうですけれど、これの相場って、今の貨幣価値にしてどのくらいだったんでしょうね? もちろん今の私自身はその必要があるほど困窮してはいませんけれど、何となく興味があります。

12/21
 献血をしてみました
 どうせ暇なら今まで経験のないことをやってみようかと思いまして。それだけの動機です。時間のかかる成分献血をやる人間が少ないという話だったので、迷わずそれに挑戦です。
 静脈に刺さった針から続くチューブをどろどろと流れ出る赤黒い血を、ぼんやりと眺めていました。ふと、その時そのチューブの中を血とは明らかに違う、透明で丸いものが流れていきました。
 …気泡?
 血液中に空気が入るのって、まずいんじゃあ…。
 まあ、結局何事もなかったんで今こうしてこの記事を作っていますけれどね。

12/21
 電脳戦機バーチャロンフォース
 さすがに平日の午前中なら池袋のゲーセンでも普通に遊ぶことができます。おかげさまで私の個人データも機体を乗り換えることができた上、「候補生」から昇進することができました。「三等兵」に。嬉しくない…。「候補生」の方がまだ響きが良いです。というか、ロボットもので「三等兵」って、何か、妙なギャグの気がするんですが、気のせいでしょうか?

12/20
 最近ヒット数がさりげなく増えているようで
 ちゃんと記録を取っている訳ではないので正確には分かりませんけれど、この前まで平日の場合一日当たり50ヒットを割っていたのが、ここ数日は50を超えている感じです。無論やっている側としては嬉しい限りですけれど、どうしてそうなるのか知りたい所ではあります。そろそろ大学などは冬休みに入る時期なので、そのせいでしょうか?

12/13
『王都家出人調書』連載開始
 とりあえず一通りめどがついたのでアップ作業を始めたのですけれど、形式としては連載のほうが読みやすいんでしょうかね。店主としては、もう少し時間をかければ一括掲載も可能なのですが。少なくとも私だったら完結してめどのついた作品の方が手をつけやすいと思うんですけれど、楽園の掲示板とかを見ると定期的な連載の方が反応が良い、ということでした。いらっしゃる方のご意見をうかがってみたい所ではありますが、どんなものでしょうか? 

12/13
 今日のテレビで、小田急線の例の判決が特集されていました
 今更遅いですよね…。コーナーの趣旨が「追跡調査」なのだから遅くて当然、と製作側は言うかもしれませんけれど、始めから大方見当のついていたことを、わざわざ追跡しなくてもいいですよ、そもそも。第一報とまでは行かないまでも、例えば国側が控訴したなどの続報の解説のときにでもやってしまえば良いことです。テレビニュースって、速報性が特に重要だと思うんですけれど、違うんでしょうか。
 それに解説の仕方もあんまり良くなかったです。わずか45条しかない、しかもこの場合には数条が理解できていれば良い行政事件訴訟法を紐解けば済む話なのに、都市計画法とかの個別法その他のぶ厚い法規集を持ち出したりして。権威付けにはなるかもしれませんけれど、視聴者は引きますよ、あれじゃあ。テレビっていうのは分かりやすさが命、というのは私の勘違いなのでしょうか。それとも、単にコーナーで決められた時間を埋めるために、わざわざくだくだしくやっていたのですかねえ…?

12/13
 お世話になっているサイト様が不調で、困ってしまいます
 当空下堂書店も登録をしていただいている有力小説検索サイト、「楽園」様と「HONナビ」様、どちらも不調みたいです。「楽園」様はどうも管理されている方のコンピュータがウィルスにやられてしまったらしくて、新規登録や更新が止まっています。「HONナビ」様に至ってはサーバーが駄目になってしまっているのか、ページが正常に表示できなくて、具体的な原因が何かも分かりません。
 別にお金を払ってサービスを買っている訳でもなく、つまる所管理の方のご好意で登録していただいているのですから苦情を言う筋合いもありませんけれど、困ったことになったな…とは正直な所思っています。お客様の主要な供給路が、一度に二つも不調というのは正直な所痛いです。何か別な宣伝方法を考えなければなりませんが、さて、何が良いのやら…。

12/8
 実はまだ格闘していたりして…
 ふう…。今度は表示画面の左右に余白を入れようとしているんですけれどね。普通に余白を入れるだけならできるようになったのですが、やはりネスケとの相性が悪いことは解消できません。部分的にやる、という方法も、どういうわけだか受け付けてくれません。仕方がないので今の所できる範囲だけで余白を作っています。スタイルシートというのはページ全体に統一性を持たせるためにあるというのに、このちぐはぐさ加減は何とかならないものですかね…?

12/7
 スタイルシートとの格闘はとりあえずひと段落
 
IBMのサポートページに行って、下の問題の対処法を見つけてきました。結果はある程度既に、内容に反映されているはずです。画像にシートが適用されるのを避けるべく、部分的にシートを作るという方法を覚えました。
 要するに、IBMでも相性が悪いのは仕方がないとあきらめているようです。ネスケでも新しいバージョンなら大丈夫らしいので、対処する必要性に乏しいとの判断のようですね。
 それはそれで合理的な判断ではあるのかもしれませんけれど、でもそもそも私が動作確認にネスケを使い出すきっかけとなったページが、ネスケの新しいのはまだ不安定だから確認用には勧められない、と言っていたんですよね。だから私は、今の所あまり新しくないバージョン(4.7)を使っています。IEの方はメールでアウトルックエクスプレスを使っているため、ウィルス等の予防策上望ましいかと思って最新の6.5を使っているんですが。
 結局何らかの形での不具合は仕方がないと諦めながら、うまく対処してゆくしかないのがネット社会、ということになるのでしょうか。 

12/7
 スタイルシートとの格闘は続く
 多少試行錯誤をした結果、とりあえず「行間を空ける」という機能だけは覚えました。結果は御覧の通り、ちゃんと行間が開いている…はずです。とりあえず手持ちのブラウザで確認する限りはそうなっています。もしそうでない場合は私までご連絡いただければ、改善の努力をします。まあ、この段階でつまづいているような人間ですからお約束はできませんが。
 ただ、いくつか行間の空きがないページがあります。注意して御覧いただければお分かりでしょうが、JPEG画像を使用している部分ではスタイルシートを適用していません。単に私の不手際というだけの理由かもしれないのですが、どうもスタイルシート上にあるJPEG画像とネスケの相性が非常に悪いようなのです。IEなら普通に表示されるんですが、ネスケだと直下のコンテンツを潰すように表示されてしまって、とても使えたものではありません。特にギャラリーのページとか、4つの画像が完全に重なってしまっていて、酷いものでした。何とか改善したいところではありますが、とりあえず現状では手段が思いつかないので、そこだけ元の状態に戻しておきました。
 そういえば以前、IEが壊れて仕方なくネスケを使っていた際、小説に挿絵のついたHPで、画像が本文の一部をすっかり隠してしまっているものを見たことがあります。その時は「作った人間下手だな…」などと簡単に考えていたのですが、どうやらこれと同じ理由なのかも知れません。しかもIEのみで動作確認をしていたら、発見できない誤作動です。
 しかしどうにかならないものですかねえ…? 製品を普通に使っているだけで誤作動を起こされてはたまりませんよ。 

12/7
 スタイルシート…?
 ちょっと調べてみたのですが、どうせ行間を空けるなら、当書店の場合スタイルシートというものを使うのが一番良いようですね。普通にタグを使う方法もあるそうなのですが、既にこれだけ文章量があるところへ一々タグを入れたり、また新規の文章にもタグをつけたりとするのでは手間がかかりすぎます。ただ、その前提となるスタイルシートなるものが、今の所私には全く理解できておりません。マニュアルを見ながらためしにHPビルダーのその機能をいじってもみたのですが、何の効果もありませんでした。一体これはどうすればよいのやら…?。 

12/7
 ある疑問を解決したら別の疑問が出てくる、それが人生?
 下に書いた疑問なんですけれど、極めて簡単に解決しました。今日リンクを追加した「ネット小説研究室」の記事を拝見して分かったのですけれど、ブラウザの機能でページ側のフォントの設定を拒否することもできるのだそうです。つまり私のところの場合、IEではフォント設定を受け付けていて、ネスケでは拒否しているのがデフォルト設定になっているみたいですね。
 ただ、他にHP作りで参考になることが非常に多くあったので、また色々と考えさせられることになりました。とりあえず私としては、表示される際にもうちょっと行間が開けば今より見やすさが多少ましになるのではないかと思っているのですが、さて…? 

12/6
 IEとネスケとフォント
 当書店は一応、IEとネスケの二つのブラウザで動作確認をしています。自分が主に使っているのはIEなんですけれどね。ある検索HPに登録しようとしたら、「ネスケでも見られるものでなければ駄目だ」という話だったので、そっちも導入してみました。まあ、元々ここはIBMのホームページ・ビルダーで簡単に作っていまして、私自身は必要がない限りHTMLソースをいじるということはしていないので、却ってミスはなかろうと思っていました。
 しかしネスケで現に確認してみると、まあ見られないというほどではないんですが、ちょっとおかしいと思う点を発見することとなりました。トップやここを始めとして、その他のページについては特にフォント指定をしていないのですが、小説の本文に関してだけは、「MS明朝」と指定してあるんですよね。単なる個人的な趣味なんですけれど、小説の字は普通明朝体ですからね。で、IEで確認してみるとちゃんとそうなっています。しかしネスケを使ってみると、その設定が反映されていないんですよ。他のページと一緒の、こちらの場合だとゴシック体になってしまいます。
 元々ネスケというものはフォント設定を受け付けないブラウザなのか、それとも私が使っているHPビルダーとの相性が悪いのか、どっちなんでしょう?
 これからもう少し調べてみますけれど、「そんなもの調べるまでもない簡単なことで、答えはこうだ」とお分かりの方がいらっしゃいましたら、教えていただけるとありがたいです。

12/6
 眠い…
 本当に眠いんですよ、最近。昨日は1時少し前に寝て、今朝は7時に起きて、昼食の後ふと寝入ってしまって気がついたら4時で、で、9時半現在もう眠いです。寝過ぎで却って眠くなっているのですかね…?

12/5
 「狂牛病はまだまだ出る」ということ
 そりゃ、出ますよね。だっていつかは「出る」って分かっているからこそ、今全頭検査をやっているんだから。はっきり「出ない」って分かっていれば、そんな検査をするはずがありません。出るものは、出ます。でも、たとえ出たとしても、その牛からの食肉が普通の人の食卓に出ることは決してない。そのための、全頭検査です。それがこの前の「安全宣言」の趣旨でした。だからこの事態に関するこの発言は、科学的な認識に基づく全く正しい発言です。
 最近のマスコミは、この発言を批判しているんですよね。それじゃあ、駄目ですよ。国民の不安を取り除くためには情報公開をしろ、と口をそろえて言っておいて、正直なことを言ったとたんに手のひらを返してとやかく言うんですから。これではまた、行政側がマスコミを信頼せずに秘密主義に走る土壌を形成するだけです。正直なことを言っては批判される、と分かったなら、当然隠しますよ。
 批判をするな、とは言いません。それがマスコミの果たすべき、当然の役割です。例えどんなに高潔な人間でも、誰にも批判されずにその正しさを保つことは難しいでしょう。政治や行政、その他の健全さを保つためには批判も必要です。
 しかし、その批判をするにあたっては、きちんと責任を持って欲しいものです。情報として正しいかどうかを吟味して、その上で正しいものだけを流す、それがマスコミの責任ではないでしょうか? いちゃもんをつけるだけなら子供にでもできます。でも、最終的にそれはある種「狼少年」になりはしないでしょうか。何もかもが「安全だ」という行政と、その全てを「危険だ」というマスコミがあったとしたら、国民は必ずマスコミを信じるとでも、関係者は信じてでもいるのでしょうか。
 今回の狂牛病騒動に関していえば、少なくとも現在の現在の科学技術水準に照らして政府は最大限の検査ををしています。だからこそ、それに引っかかる肉牛もそれなりに出てきます。全く努力をしなければ、何も引っかかりはしませんからね。しかし、科学というものは100%を中々保障してくれはしないものです。万が一、それ以下の可能性がある限り「絶対にない」と言うことを許しません。だから、科学的な見地からすれば、「食卓に狂牛病の牛の肉が上ることはありえない」とは言えません。上る可能性は極めて少ないとしても、です。
 批判、というものはその辺の事実を当然踏まえてからすべきものなのではないでしょうか。可能性は小さくとも、それでも危険性が完全に否定されてはいない以上危険だと評すべきという信念を持っているのなら、それは私には止められません。ただ、それならばそもそも可能性が小さいということをしっかり説明しておかなければ、それはアンフェアですよ。その情報に接する人に不必要な恐怖を与えてしまいます。あるいは、その事実が一般の人々に踏まえられていないのなら、それを知らしめるのがマスコミの役割ではないのでしょうか。それを怠るとするなら、それはある種の情報操作ですよ。
 ただ役所とその関連の言うことだから、と安易に批判をするだけでは、誰のためにもなりません。役所のためにならないのはもちろんのこと、国民のためにも、そしてマスコミ自身のためにも。もうちょっと、例え嫌いであっても紳士的に、見るべきものは見るべきと評価する、言わば「大人」になって欲しいものです。そうでなければ、いつまでたっても海千山千の官僚機構に太刀打ちなどできはしませんよ。 

12/5
 ウィルスが流行しているそうで
 
掲示板に書いた話と少しかぶる部分があるんですけれど、まあいいです。趣旨が違いますからね。今流行しているのは複数種あるみたいです。この前掲示板に書いた、添付ファイルを開かなくてもメールのプレビューを見るだけでも感染するという凶悪な奴の他に、添付ファイルを開くとやられてしまうという伝統的なものもかなり広がっているそうです。「感動的なスクリーンセーバーがどうこう」とかいうメッセージのついたファイルを開くとやられてしまう、と、今日の新聞に載っていました。
 これを防ぐためにはある程度の自己防衛をするしかない、とは思うんですが、これはこれで私個人としては不安を感じる所があります。素人が最新のウィルスに対応するためには接続関連で最新のプログラムを入れるしかないのでしょうけれど、新しいプログラムの安定性が、どうも信頼できないんですよね。私個人の経験としては、新しいものを入れたとたんにブラウザが文字化けを起こすようになった、という強烈なものがあるので。もちろん逐次ウィルスを排除する努力はソフトを作っている以上していただかなければ困りますけれど、同時に誤動作を防ぐ努力もしっかりして欲しいものです。
 最近の動きに関して私は、とりあえず多少の手を打ってはおきましたけれど、これはこれで不安を感じないではないところではあります。もうちょっと何とかならないものですかね…。

12/5
 という訳で、現在湿布をあごに張ってるんですけど。
 
つ、冷たい…。下の記事の通り私は「顎関節症」とかいう病気らしくて、その治療のためとして渡された湿布を貼っています。まあ、ある種捻挫をしたからには当然の処置なんですが。これが本当に、感覚的にやたら冷たいんですよ。氷でも押し当てられているみたいです。おかげでこうやってキーボードを叩く集中力も削がれますし、ちょっと辛いです。
 でも、医学・薬学っていうのはこういう所でも進歩しているんですね。私が子供の頃には湿布というものは、やたらそれ特有の強烈に鼻を突く臭いを放っていたものですけれど、最近はそうでもないようです。湿布の袋の封を切ってみても、多少それらしい臭いがする、という程度でした。現に今貼っていても、臭いは全く感じません。しかし、効果の方はこう…もっと強力になっているような気がします。そうじゃなければ納得できませんよ。本当にこれ、冷たいんです。貼った全域にある種の虫刺され薬を塗った三倍(当社比?)よりきます。
 まあ、そもそもこのコーナーに記事を書いている時点で、疑問を持っていないではないんですけれどね。頼むから効いてくれ…。これで効かなかったら、泣くに泣けないです。

12/5
 朝起きたら、あごに痛みが…。
 歯を磨いても食事をしても、痛みます。とりあえず近所の接骨院に行ってみた所、「顎関節症」とのことでした。要するに、あごの捻挫です。一体なぜ…?
 大きく口をあけすぎたり、あごを使いすぎたりするとなるんだそうです。たまに歌手がなったなんて話は聞きますけれどね。しかし私は基本的にあまり大きな声ではしゃべらない方ですし、食べ物もどちらかといえば柔らかい物の方が好きなんですけれど。気がつかないうちに大あくびでもしたんですかねえ。
 ふう…。ようやく長引いた風邪も一区切りついたと思ったら、今度はこっちです。困ったものですよ、全く。

12/2
 当書店をサーファーズパラダイスに登録
 とりあえず18禁サイトではないでジャンル指定の一つを「健全」にしておいたのですが…。果たしてそう言えるのかどうか…? 具体的にはこのHPを隅々まで御覧下さいな(宣伝)。

12/1
 皇太子殿下に内親王殿下がご誕生あそばれたこと
 まずは、おめでとうと申し上げます。私は別に右翼でも、逆に左翼でもないのですけれども、少なくとも生まれたばかりのいとけないいのちと、生みの苦しみを超えられたその母君に対して、罵声を吐くほど趣味が悪くはありませんので。一天万乗の君の子であれ、逆に万人に呪われるであろう罪人の子であれ、生まれた以上健やかに育つ権利が皆にあると、私は思います。その権利を生かすかどうかは、その後の環境と本人の資質次第ではありますけれどね。
 まあ、問題はこれからでしょう。…と、一応説明をしておいた方が無難ですかね。「内親王」というのは姫君、つまり性別が女性である方に対する呼称です。性別が男性であれば、呼称は「親王」となります。
 そして少なくとも現在の皇位継承順位を定める皇室典範を見る限り、内親王にはその権利はありません。第一条で、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」とありますので。しかしながら、現在皇位継承権をお持ちの宮様方のお子様には、全て姫君しかいらっしゃいません。不吉な話でまことに恐れ入りますが、現在皇位継承の権利をお持ちの中で最もお若い秋篠宮が斃れられると、現行の法制度では秋篠宮よりお若い方で、跡を継ぐ方がいらっしゃらなくなってしまいます。この場合、新しくお生まれになった女宮に婿をお取りになって…という議論は意味がありません。「男系の」という皇室典範の一言は、その可能性を排除するためにあります。婿を取る、というのは男系の反対、女系による相続を意味しますのでね。
 それでは、女系による相続を認めれば良い…のかどうかは、中々難しい所ではあります。
 例えば現在のイギリスの君主は女王エリザベスU世陛下ですけれど、この方の王朝名は「ウィンザー朝」といいます。元々エリザベスU世陛下以前の王統はドイツのハノーヴァー出身であったため、以前はハノーヴァー朝と称していたのですが、第二次大戦などでドイツと戦争になったため、宮殿の所在地の名称を取って「ウィンザー」に改めたそうです。この王朝名は、男系の場合そのまま受け継がれますが、女系の場合は女王が結婚した相手に合わせて変えるのが慣わしとなっているとのことです。つまり、王位自体は場合によっては女系によって受け継がれますが、その名称は日本で言う婿に入った男子の姓や領地などによって変化させられる、とのことです。
 という訳で、このシステムを日本に取り入れると、少なくとも天皇制の上でまずいことが起きてしまいます。日本にはそもそも「…朝」という概念がありませんからね。万世一系、という奴で、天皇陛下の家柄はほかに比べるべくもない必ず続いてゆく家柄であって、他のどこかの影響を受けるなどということがそもそも想定されていないのです。だからヨーロッパ史などでは…朝などという名称が用いられても、日本史でそのような名称が用いられることはありません。強いて言えば南北朝時代の持明院統と大覚寺統の対立が挙げられますけれど、この両統は、二つとも男系のお血筋であって、他国の何とか朝と同列に論じられるものではありません。
 第一、今の日本人で「姓」という概念をお持ちでないのは、あの家柄の方々だけです。江戸時代には公的に姓を名乗るのが許されたのは侍とそれに準じる人々だけだったそうですけれど、現在では普通の日本国籍を持っている人は全て「姓」を持っています。帰化するならとりあえず「呂比寿」とか「三都主」とか、何かをつけなければなりません。そもそも「姓」という概念が元をただせば天皇が豪族にお与えになったもの、つまり臣下の証であって、皇統に連なる方がお持ちになるものではないそうですからね。そういえば、『源氏物語』の「光の君」も「源」の姓を賜った時点で皇位継承の資格を絶たれ、臣下の一員となったということですし。だからイギリス式の儀礼を取り入れる、というのはちょっと難しいでしょう。
 その他で王政をとっている、ヨーロッパの王室では素直に女性の王位継承を法制上認めた国がいくつかあるそうです。ストレートな解決方法としてはこれでしょうけれど、今の日本でできるかどうかが疑問ではあるところです。天皇制そのものを支持している基盤である、言ってみれば「古い」価値観を持っている人々が、素直に認めるかどうかは私には分かりかねます。どうせなら、皇室典範と一緒に民法もまとめて改正してしまって夫婦別姓を認めるとかすれば、皇室典範改正案が集中砲火を受ける、ということにはならないと思いますけれど。
 結局、とりあえず他に皇位継承権をお持ちの男宮がお生まれになるのを待って…という、それこそ日本的な解決に落ち着くのかもしれません。これはまあ、波風を立てないという利点がありますけれど、その後どうなるかという保証は一向にしてくれませんからねえ…。

11/30
 とりあえず傾向が分かってきたうえでの疑問
 現在当書店が登録をしていただいている、作品に対しての投票を行っているサイトは現在2つあります。「楽園」と、「Novel Search」です。その投票結果の傾向は、そんなに変わらないみたいです。まあ、系統がある程度似ていますから、利用される方の傾向もそれほど違わないのでしょう。
 で、具体的にどうなっているかといいますと、当書店の内部的な順位としては、トップが「午後の恋人たち」、次が「ご主人様としおりさん」で、「王都シリーズ」と「白い世界で」は票があるかないかの水準にあります。さすがに「ご主人様としおりさん」は、一部受けで得票が頭打ちになりやすいようです。
 やはりノーマルなラブコメが一番強い…。のですかね。店主個人としては、作品としての面白み自体に優劣があるとは思っていないんですけれど。つまり自分が本当にやりたいファンタジーやSFで人気を取るのは大変だ、ということでしょうか。

11/30
 某法律、裁判がテーマのテレビ番組
 「この場合、契約に関する意志表示が…」などというテロップが出ていました。
 っておい! …と、ここでツッコミを入れられる人はまず間違いなく法律を勉強したことがある人ですよね。法律の世界ではまず間違いなく「意志表示」ではなく「意思表示」という表記をします。別にそう特殊な意味があるわけではないんですけれど、条文にも基本的にそう書いてありますし、判決文でかかれる場合もこうです。まあ言ってみれば世間一般の話ではなく法律の世界の話だということをはっきりさせる、という程度の意味はあるのでしょう。法律以外の普通の文章なら、「意思」でも間違いではありませんが、「意志」と書いておいたほうが無難だと思います。私は基本的にこの基準で使い分けをしています。
 まあ、単なるミスで取り違えたとしても大した実害はないと思いますし、普通の人が間違えるのを責めるのは趣味が悪いと思いますけれど、主要なテーマにしているときに間違えてしまうっていうのは、はっきり言って大恥です。この番組、きちんと監修として弁護士がついているはずなんですけれど、何をしているんですかね…? この程度の凡ミスが許されて、なおかつ顧問料がもらえるならいい商売ですよね…。あー、どこかにこんなおいしい仕事が転がっていないものでしょうか。

11/30
 私の肉体年齢
 数日前に見たテレビ番組で簡単な筋力年齢の測り方、というのをやっていました。30秒の間に何回椅子から立ち上がり、また座るかが繰り返せるか、という内容です。その際の注意の1つとして「やりづらいのでキャスターつきの椅子でやらないこと」というものがあったのですが、私はそのくらい大したことないだろうと思って、まず自室のキャスターつきの椅子で挑戦しました。しかし人の言うことは素直に聞くものでして、やはり全然駄目、仕方なく別の安定した椅子を持ち出してやり直しました。結果は20代、まあ実年齢なので、当然かな…などと言ってその場は終わりました。
 …が、翌日見事に筋肉痛になりました。実質2セットやったのが、やっぱりまずかったのでしょうか? それとも実はやはり、筋肉に問題が…?しかも、年寄りくさいことにその翌日まで痛みが残りました。
 さらに、その後風邪気味になってしまい、今日もまだ直っていません。実は体弱いんじゃないか、自分…。

11/22
 888ヒット踏み、自爆しました
 
実は444ヒットも私の自爆なんですよ。全く、どういう偶然でしょう。まあ、それは掲示板を見たり動作確認などの管理の都合もありますので、最も頻繁にページを開いているのはまず間違いなく私自身でしょうから、当たる可能性が一番高いと分かってはいるのですけれどね。

11/19
 部屋のエアコンの付け替え工事をしてもらうべく、作業スペースを確保するために机をどかしてみた所…
 ダンゴ虫の死骸を発見。うへえ…。
 どこから、何のために入ってきたんだか。私の部屋は3階にあるんですけれどね。

11/15
 自分の部屋の故障したエアコンを見上げながら
 どうしてこう、肝心なときに限って壊れるんでしょうか。
 私は今風に言えばホームオフィス、昔風に言えば内職のアルバイトをしています。内容は文書作成で、ワードデータでの提出が原則になっています。つまりキーボードが使えないとお話にならないんですよね、これが。そしてこの前、久しぶりに先方が大量に発注してくれたものですから、さあやるぞと結構気合を入れておりました。
 そんなタイミングに限って、エアコンが故障してくれたわけです。気温が下がってしまうと指がかじかんで、キーボードが打ちづらくなってしまいます。
 仕方がないので今日は部屋に石油ストーブを持ち込みました。これで何とか…と思いながら作業をしていた所、しばらくすると今度は頭痛が始まって仕事どころではありません。体調が悪いのかと思って作業を断念し、自室から居間に移ってお茶を飲んでいたら、頭痛はすぐに治まりました。
 まさか…二酸化炭素中毒?
 やはり四畳半と狭いくせに、密閉性だけは高い私の部屋で石油ストーブは考えものなのかもしれません。仕方なく、12月始めの寒さと言われる気温の夜に、窓を開けて換気をしました。やれやれ…。

11/15
 二度目に感想をいただいて思うこと
 
下の記事に関しての事後の動向です。
 今度は「王都シリーズ」について、メールで褒めてくださる方がいらっしゃいました。とりあえずは一安心…と思いつつ例の「楽園」をチェックしてみたところ、
 『王都猫狩始末記』『王都人形騒乱録』『白い世界で』…得票なし。
 『午後の恋人たち』…1票。
 そして…
 『ご主人さまとしおりさん』…票。
 増えてるっ…!
 んー、どうしたものだか…。このままこの路線で突っ走ったほうが、より多くの人に喜んでもらえるのでしょうか?
 しかも実は、この二人関連でまた新しいネタを思いついちゃったんですよね…。何しろ構想など元々度外視していますし、短編でもありますからアイデアさえあればすぐに書けてしまいます。ただ、それでいいのか自分、という疑問が払拭できないのです。まだまだ、考えています。

11/14
 初めて感想をいただいて思うこと
 今回は、このコーナーに置くにはちょっと重い話題かもしれません。もっとも、だからといってまた新しくコーナーを作るほどのことでもないので、ここにしておきます。
 とりあえず、感想をいただけるというのは物書きにとっては非常に嬉しいことです。たとえそれが素人の趣味でやっていることであっても、あるいはだからこそ。掲示板でいただいた感想のすぐ上にした自分のレスは、手放しで喜んでいる勢いそのままで書いています。
 ただ、少し冷静になってみると、ちょっと考え込まざるを得ないんですよね。
 高評価だったのは『午後の恋人たち』でしたが、私としてはこの恋愛路線はサブ、片手間の作業だと考えていまして、ファンタジーやSF 、つまり『王都シリーズ』や『アルファ・ロード シリーズ』がメインのつもりなんです。こっちならかなり先まで話を思いついたり、あるいはまた新しい話しを考えたりできるんですけれど、恋愛路線はもう、現在進行中のものを消化してしまえばネタ切れです。
 このままだと、あくまで自分のこだわりを推し進めるか、あるいはヒット数を優先させるかの岐路に立たされるかもしれません。どうせ趣味でやっているんだから前者でいいじゃないか、と割り切ることができればよいのでしょう。しかしまがりなりにも公開するからにはできる限り多くの人に読んでいただきたいですし、その結果得られる喜びが大きなものであることを私は知ってもいます。
 まあ、まだまだ始めたばかりですからここで思い悩むのは性急だと言って良いのかも知れません。今後『王都シリーズ』や『アルファ・ロード シリーズ』に、人気が出てくる可能性もないではないですからね。
 ただ、漫画家の赤松健先生によると(当書店の「地図の棚」に先生のホームページへのリンクを作っておきましたので、詳細についてはそちらをご確認下さい。11月の日記を、ここでは参考にさせていただいています)、そもそもファンタジーやSFというジャンル自体が、一般的な人気に欠ける所のあるジャンルらしいんですよ。そのくせ書きたがる人間が多くて競争倍率は高いとのことです。
 赤松先生は最高の発行部数を誇る、言わば日本で一番メジャーな雑誌である「週刊少年マガジン」でお仕事をなさっている方ですから、その記事を見た当初私は、自分がやっているようなホームページの参考にはなるまいと考えていました。ネット上でしかも小説、その要素を考えれば週刊漫画誌よりずっとマニアックだろうから、それ向けのファンタジーやSFでいけるだろうと思っていたんです。
 しかし予言的中、とばかりに真っ先に感想が来たのはファンタジーでもSFでもなく、ラブコメでした。やはり第一線でご活躍の方のおっしゃることには、相当な重みがあるようです。
 そこでちょっと気になって、感想を書いて下さった方が利用されたという投票型ランキングサイト、「楽園」を確認してみました。
 『王都猫狩始末記』『王都人形騒乱録』『白い世界で』…得票なし。まあ、この日登録していただいたばかりですし、これは順当というものでしょう。
 『午後の恋人たち』…1票。これは書き込みをなさった方が入れてくださったのでしょうね、多分。わざわざ掲示板を使ってくださる方なら、投票しても不思議ではありません。むしろ投票のほうが手間として楽です。というわけで、これも順当でしょう。
 そして…
 『ご主人さまとしおりさん』…1票。
 うそん…。
 失礼しました。思わず、見た瞬間の感想をそのまま書いてしまいました。いや、まず何が驚きかというと、他のものと異なりこれは開設当初には置いていなかったものなので、登録していただいた時間が若干遅いんです。それでもしっかり票を取っていますからね…。
 一応これも「ラブコメ」に分類してはありますけれど、傾向としては『午後の恋人たち』とは全く逆、極度にマニアックなお話です。しかも店主としては、完全にふざけて書いただけの代物ですからね…。さすがにあの内容を本気で書くほど頭が沸いている訳ではありません…多分。おふざけでもあんなものを書く時点で十分沸いている、と言われると否定できませんが。
 さておき、つまり路線としては3つある、ということになるのでしょうか。
 1.わが道を行く
 2.一般受けを狙う
 3.マニア受けに突き進む
 んー、どうしたものでしょう? とりあえず現状として当空下堂書店は、この3者のバランスがある程度取れているようですね。このバランスを維持すべきなのか、それとも力点を移してゆくべきなのか…。今後の運営方針について考えさせられるできごとでした。 

11/12
 当空下堂書店の入荷予定表
 ここもかなり当てにならないことが、今回の新作により判明しました。更新履歴と並んで、存在意義に疑問が…。

11/12
 毎度と言えば毎度のことながら…
 またえらいもの(↓)を公開してしまった自分自身。

11/12
 小説『ご主人様としおりさん』(本日公開)
 これも存在自体がかなり…。

11/4
 教科書問題
 義務教育を終えているはずなのに歴史の教科書の内容が全く頭に入っていない連中をどうにかする対策を考えてから、ゆっくり論議しても遅くないんじゃないでしょうか。そうでなくてもそもそも、歴史の教科書に精神的な影響を受ける人間なんているんですかね。大体私なんて、進行が遅いせいで予備校以外で現代史を教わった覚えがありませんよ。

11/4
 うちのスキャナ
 取り込むとどうも、画像が縦長になる気がするんですけど…。

11/4
 ここのカウンタの回り具合
 
いや、本当に予想外に速いんですけど…。ご祝儀相場とか、そういう奴でしょうか。

11/4
 PSOが欲しいわけでもないのに…
 ドリキャスが欲しくなってしまった私。

11/4
 このホームページの更新履歴
 実はこの更新が、最も大雑把であるばかりか遅れがち。存在意義…?

11/3
 電脳戦記バーチャロン フォース
 うちの近所で遊べるようになるのはいつのことやら。

10/28
 久しぶりに電話のかかってきた友人との会話。彼は国内某有名IT関連企業に勤務。
 私「あ、そういえばさ、メールアドレス持ってるよね? 教えてよ」
 彼「あ、いや、パソコン持ってないんだ…」
 私「何屋だお前はっ!」

10/26
 狂牛病の際、国会議員らが焼肉をしている映像に関して、誰かのテレビでのコメント。
「あんな高級そうな肉じゃなくて、庶民が食べるような肉を食べればいいのに」

 問題になっているのは国産の和牛、つまり高い肉じゃなかったでしたっけ? その程度のものの道理も分からない人が、テレビに出ているのでしょうか?

10/26
 そして以下三つの記事を書いてしまう自分
 これも割と、存在自体が。

10/26
 HAPPY☆LESSON
 つまり電撃G'sマガジンは、シスタープリンセスの同義語ではないらしい。

10/26
 電撃G'sマガジン
 シスタープリンセスの同義語?

10/26
 シスタープリンセス(分かる人だけ分かれば良いネタです)
 存在自体が。

10/26
 自分の肝臓
 大丈夫か?

10/26
 この前、我が家で一夜のうちに日本酒一升が消費されたこと
  うちで酒を飲むのは父と私のみ。まず晩酌の際二人で6分目ほどまで空けた後、深夜に酒が足りなくなったため、私が一人で残りを飲み干しました。つまり少なくとも私は一晩で7合飲んだ計算になります。…そんなに飲んだっけ?

10/26
 笑って☆いいとも の、「クイズ100分の1に挑戦」
 あれをやっている間、爆笑問題の太田光は何を考えているのでしょう? 自分が解答する番になると、いつもその時点から考え始めているようです。それまでボケるタイミングをうかがっているのかと思うとそうでもなく、ボケているのは大概タモリです。 それが笑いを取るためのある種のボケ…だとしても、彼がやるにしては笑いが取れていません。それでもいつもやっています。謎です。

10/26
 カラスやサルを駆除するために殺すことに関して
 残酷だから止めろ、と言う人がいます。実に謎です。
 駆除対策については、それとともに彼らがそれ以上繁殖しないよう、ごみ収集所や畑が彼らの食料源とならないような策を講じるのが普通です。そうしなければ、殺しても殺してもまた増えますから。
 だから、すぐに殺してやらなければ、彼らは飢え死にするのです。ひと思いに殺してやるのと、じわじわと生物として最悪の苦痛である飢えで苦しめた挙句殺すのと、どちらが残酷でしょうか? 
 私は、前者のほうが残酷ではないと思います。まあ、あれだけ気に触る連中ですから苦しめた末殺してやっても良いような気もしますけれどね。あるいは飢えで死ぬことは自然の摂理だから、と納得することもできるでしょう。ただ、自然ほど残酷なものもないとは思いますが。現代の人間の一部は博愛主義に基づいて種の保存に奔走していますけれど、恐竜とかは情容赦なく絶滅していますよね。
 それとも、害鳥害獣を駆除してはいけないのでしょうか?
 たまにそんな区分は人間のするものだから意味がないと言う人がいますけれど、それはナンセンスです。なぜなら、言葉とは人間が意味を持たせるためにあるものだからです。意味を与える必要がなければ、単語を与える必要はありません。人間の営みに意味がないと言う、そうして言葉を使っているその時点で、その人は人間の営みの上に立っています。だから、害鳥、害獣、害虫は、います。絶対に。ついでに言えば雑草もあります。
 話を戻して。害鳥害獣も命だからむやみに殺してはいけない、と言いますけれど、その人はベジタリアンなんでしょうか? 生きるために、他の生き物を殺してはいないのでしょうか? あるいは不快だからと言って、蚊を殺したりしないのでしょうか?
 謎は深まるばかりです。  


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