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昨年度まで勤めていた学校を訪ねる機会が,今月に入って立て続けに二度あった。国語の研究会に招かれたのと,学習発表会であった。いずれも,子どもたちの活動を直接見ることができてよかったと思う。 研究会は来年度郡の発表を行うことが昨年には決まっていて,それを受けるに当たっては私も関係していたので,責任がない立場とはいえない。教科についても,新しい国語科の指導について研究をしようと決めて,これも昨年から進めてきていた。退職して,子どもが教室で学習する姿を見る機会は全くと言っていいほどない。 その日の学習は2年生の国語だった。半年あまりの間に,子どもたちは1年生から2年生への脱皮をしているみたいだった。1年生というのは,言葉や行動が幼かったり,わけのわからないところが抜けていなかったりして,それがまたかわいらしいともいえるのだ。 学習発表会はよい天気に恵まれた。屋内での行事だから雨でも行うわけだが,見るほうもするほうも天気はよいのがいい。学習発表会について逢坂小学校のホームページにも書いたことがあった(平成12年度11月No.4)のを思いだし,読み返してみた。 以前は劇や音楽を中心にした学芸発表だったが,最近は学習したことを発表する機会としてとらえている。特に「総合的な学習」が導入されてからは,調べてきたことなどのまとめの発表が多くなった。発表のための練習・準備を別枠で考えなくてもよくなった分,すっきりしたのかもしれない。 |