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「倉吉未来中心」は,2年ほど前にできた県中部の文化総合施設である。県中部にある文化施設なので,県内から集まりやすいことから,最近の会合はここで行われることも多くなったようだ。駐車場もかなりの面積とってあるが,案内が十分でなく,ぐるぐる回ってやっと空きを見つけた。 ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラは,2度目の来日だそうだ。総勢150名という。「一体どこに泊まったのでしょう」などと,妻が心配している。 私たちは,なぜかS席の最前列,つまり観客席全体のいちばん前。席の前には,床を外した地下部分が作られていて,50〜60名の楽団(ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ管弦楽団)がいる。しかし,私たちとの間は高さ1メートルくらいのパネルで仕切られていて,最前列の私たちは演奏の様子を見ることができなかった(見たかったのに)。最前列というのも考えものだ。 ポーランドのオペラということで,言葉が通じなくて意味がわからないのではないかと最初心配していた。しかし,その点は「日本語字幕」で解消した。歌詞やせりふが日本語で舞台横に字幕で出てくるのだ。大体のストーリーがこれで分かった。 それでも,だんだん慣れてきて,観客の中からも面白おかしい場面では笑いも出るようになってきた。拍手のタイミングもうまく取れるようになったようだ。観客の多く(私も)は初めての鑑賞だろうが,オペラを少しずつ理解し始めたようだった。 |