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「何をしているか,どんな状況なのか,実態をできるだけ伝えて知ってもらいましょう。」多少はマイナスのことであってもみんなに知ってもらう。その上で協力をお願いする。これは学校に勤務しているときからの私の持論である。地区役員になっても変わっていない。 「よらしむべし 知らしむべからず」俗に言われる「人民は従えばよいのであって,理由や意味を知らせる必要はない」という解釈をとったとしても(※参照),そんなことが通用する世の中ではない。外務省のようなところはいざ知らず,120世帯ばかりの地区の中で,何を隠すことがあろうか。 校長時代も初め2校の「学校だより」は私が出した。もっとも,最後の1校は私自身まだパソコンがあまりできなかったし,他の面で忙しいことも多かったので,情報担当に任せることになった。それでもトップ記事は,当面する問題・課題についてきっちりと私の考えを書いた(つもりである)。 地区役員になっても「広報活動をしましょう」私はいつでもそう言っている。そうは言っても実際に活動を始めなければならないから,「ミニ通信」を出すことにした。区長には原稿を見てもらうが,内容についてはすべてを私に任せてもらう。基本線を次のように決めた(個人的に)。 ・ 月1回発行,その月にあった地区行事,対外行事の様子と結果を知らせる。 1月から始めてまだNo.2。反応は多くない。しかし,読んでもらえているという感触はある。勝見には,今考えなければならない問題がたくさんある。そのきっかけを作っていくこともできるのではないか,地域理解もしていただけるのではないか,との期待感も持つ。何はともあれ続けることだ。継続は力なり。(2003.2.26) |