空の山通信  清水行人


ニジェールからの年賀状

 
 一昨年から海外青年協力隊でニジェールの現地学校に行っている谷田先生とは,時々メールのやりとりをしている仲である。ニジェール滞在の間に訪問してみたいとも思ってみたが,現職の身ではかなわない。インターネットでメールを送受信したり,ホームページで様子を知らせ合ったしながら,音信を保っている。

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。いよいよ仕上げの半年ですね。がんばってください。成果に期待します。

 昨年は私の還暦だったので,十月に息子たちの計画で東京旅行をしました。森光子主演の「質屋の女房」(帝劇)を見たり,「カラバッジョ展」(東京都庭園美術館)を見たりしました。

 今年はもっと自由に過ごすことを目指します。

行人

 

再び砂漠のお正月ですね。今年はどんなお正月を迎えられるのでしょう。

 久しぶりのメールですが,私は元気で趣味や仕事を楽しんでいます。

 浜小の先生とは時々会って話します。25日終業式の日も,会食をしました。みんなぐちぐち言いながら,がんばっているようです。郡小研の発表を終えて,ホッとしたところでしょう。棚田先生がたいへんだったようです。

 いよいよ今年帰ってくるのですね。帰ったら是非お話を聞きたいですね。ニジェールにはとても行けそうにないから。楽しみにしています。

                                                       稔子

 前略  ここでの生活も7月10日の任期終了まで後半年ほどになりました。早いものです。しかし,今年度(昨年10月から今年の6月中旬まで)はまだまだこれからですので,これからが本番です。2年目ということで,やっと自分のやりたいことができるようになってきた気がします。やっと慣れてきたときに帰国すると言う感じですね。残念でもありますが,日本に帰るのが楽しみでもあります。外から見れば,日本は本当にすごい国だと思います。(経済的なことばかりでなく,文化なども含めて)。そして,自分が根っからの日本人なのだと感じます。 以下略

谷田

                                                       

 2年間というのは,本当に短い期間で,まとまったことはなかなかできないかもしれない。しかし,一つの仕事をやり終えられようとしておられる谷田先生の献身的な努力に対し,大きな拍手を持って最後まで応援し,元気な帰国を心からお迎えしたいと思う。