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念願の図書館がようやくできた。市町村合併に絡んで図書館設置はどうなるか,ということを先日もこのページに書いたが,話はとんとん拍子に進んで気高町立図書館がオープンすることになった。 話は平成6年4月,「くらしの中に図書館のあるまちづくり」推進事業の指定を受けたところから始まる。以来10年間,全国各地の図書館視察,図書館設立に向けての各種研修会・講演会の実施等数多くのことに取り組んできた。 10月1日オープンに向けて,準備が忙しかった。私も図書館設立応援団「図書館フレンズけたか」に参加している。何か手伝いできることはないか。1週間前に図書の配架が始まった。教育センターで半年した仕事だからこれならできる。22000冊の蔵書のうちの20分の1程度かもしれなかったが,半日ずつ3回のお手伝いができた。 開館当日は快晴だった。教育長は, 小さな図書館を大きく育てていくのは私たちである。これは決して上から与えられたものではない。私たちが作り育てていくのだという気持ちで,利用し見守り提言するなど,できること・必要なことから活動していかねばならないと思っている。 |