今年も残り少なくなった。この通信もそろそろ冬休みに入りたい。ここで「2003年私の文化生活」をまとめておきたい。
まずこの通信のことから。この通信の今年の発信回数は134回。そのほかに旅行記が3つ(「秋色のニュージーランド」「釜山港は霧に」「アルプスの山々の語らい」)。
2日に1回の発信という予定から考えると,一応順調に発信ができたと思う。話題に困ることが全くなかったとは言えないが,当日まで原稿ができないということはなかった。
旅行もよくしたほうだ。韓国は2度目の旅,プサン・キョンジュを見てまわった。北のソウルとは違った風土を見ることができた。
スイス8日間の旅は,アルプスの山々の景色が今も目の奥にしっかりと焼きついている。昨年のギリシアに加えて西欧のよさを満喫できたと思う。
私の外国旅行はその2ヵ所(ニュージーランドは妻の旅行)だが,文化センター自然観察の会で沖縄自然観察旅行,三瓶山の旅,大山・蒜山の旅にも参加できた。国内にもいいところがいっぱいある。
京都散策は夫婦二人で楽しんだ。日帰り旅行,秋の奥出雲もよかった。
演劇鑑賞も進んで出かけた。京都では劇団四季のミュージカルを見た。
また,演劇鑑賞会は2ヵ月に1回定例会がある。我が家で一人の入会なので都合のよいほうが見に行くことにした。鳥取市民会館や県民文化会館で一流の演劇が見られる。
気高出身の演出による演劇(宝木)も鑑賞した。
年末には狂言鑑賞をして1年を締めくくった。
絵画・書展等にもあちらこちら出かけた。
モネ展(松江),与勇輝展(米子),山下清展(倉吉),7人の巨匠展(鳥取),片岡鶴太郎・染と織展(鳥取),船井武彦・わたせのぶあき・橋詰哲夫各個展(いずれも鳥取),柴山抱海書展(青谷),他にも新聞で開催案内を見て出かけたものなど,あげればきりがないくらいだ。
県立博物館で行われた催しも3回鑑賞した。
町立図書館ができて,たくさん本が読めるようになった。10月1日開館から今日まで約3ヶ月の間に40冊借りて読んでいる。小説,詩集,エッセー,紀行文と読書範囲も広がった。作者に多少の偏りはあるが,それは私の読書傾向なのだから仕方なかろう。
調べ物も時々するのだが,蔵書量が少なく思ったほどの成果は得られていない。
新聞の新刊・書評欄を見ていて惹かれるものもあるが,少しの間我慢して図書館の書架に並ぶのを待とう。誰もが利用・活用でき,楽しめる図書館づくりについて,私なりに提言していきたいと思っている。
私の1年間の,ちょっとした文化的生活の主なものをあげた。詳しくは「通信」「旅行記」を見ていただきたい。
これから少し冬休みをとって,次回は元旦新しい気分で発信します。この1年,このホームページを読んでくださった方々,ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
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