そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.266  今年の年賀状大学時代の同窓会2)

 我が家の年賀状,退職して減るかと思ったが,そうでもない。といって増えもしない。職場の関係が減るとしても,新しい人間関係ができているということだろうか。年1回だけの交流のひとときだけの人も多いのだが,それもまたよし。却って毎日のように顔をつき合わせている人とは年賀状の交換はない。
 今年いただいた年賀状のいくつかを(勝手に)取り上げて一言コメント。(ご本人の許可を得ていませんので名前はイニシャルとします。)

「清水家の賀状で生き生きされているお二人にお目にかかり"いいなー"と思います。世界の旅の感想をぜひお聞かせ下さい。」             (K.U)
 我が家の賀状には海外旅行の写真を載せているので,それに対する反応は多い。できれば,このホームページの「旅行記」を読んでいただきたい。必要でしたら何らかの形でお送りします。お申し出を。

「体のリフォームに懸命?です。妻は海外旅行に連れて行ってくれないと怒っています。」
                               (A.T)
 いやあ,そんなときにこんな年賀状出して申し訳ない。でも,海外を見ておくのもいいもんですよ。長年勤めた人にとって,日本とちがう文化や自然にふれる機会は,退職後のこのときしか,もうないのかもしれないから。

「すっかり老け込んでいます。母のわがままに振り回され何をする気力も湧いてきません。
                               (K.F)」
 私たちの年代だとちょうどそういうところに当たる。そうなると旅行も趣味もままならないということになる。先日の同窓会でもそんな声をいくつも聞いた。

「あいかわらず失礼しています。久しくお会いしていませんがお元気でしょうか。小生大分くたびれました。ことしもどうかよろしく願います。      (S.F)」
 新聞の同人誌評で名前を拝見して,この人宛の年賀状にもそのことを少し書いた。なかなか息の長い執筆活動をしておられることに感激。

「15年11月30日 初フルマラソン3時間56分 夢を達成!」  (S.H)
 これはすごい。夢は向こうからやってこない。追いかけて,追いかけてつかむもの。42.195キロを,よくも〇十年間追いかけ続けたものだ。私には今,どんな夢があるのだろう。追いかける夢を探す,そんなことにエネルギーを使うのもなんだかわずらわしくて。

「今年もどうぞよろしくお願いします。近くに図書館ができ,娘はせっせと通っています。私は…。」                           (H.T)
 私もせっせと通っています。そういえばあなたの顔を見たことは…。

「ホームページ読ませてもらいながら,校長先生の考え方にふれています。今年40代に突入します…。やります。」                   (T.Y)
 それはいい心がけだ。ためになる私のホームページを読んでいるところが何よりもいい。でもさて,何をやるのかな。