そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.269  コースター作り(1月自然観察会)大学時代の同窓会2)

 2ヵ月間欠席していた自然観察会の1月定例会は,文化センターの教室で行われた。
 10日ばかり前に幹事の松田さんから連絡があった。
「今度の例会は,コースター作りをします。和紙などいろいろなものを用意してください。」
「水尻池での観察の予定になっていましたが変更になったのですね。」
「ええ,水尻は来月にして,教室での学習にします。その後新年会をします。」
 そう言えば去年の1月例会の後は新年会だった。Y食堂でみんながわいわいと新年を祝ったものだ。(No.133参照)

 水尻では後の会に集まるのが不便だから教室に変更したのだろう。今年もなにか余興があるのかな。そう思ったから1年間の学習の主なことをざっと見ておく。どこから課題が出てもよいように。(2年目になればこの準備のよいこと)
 正月にふさわしい模様の和紙を準備して出かける。後の会の関係で自家用車が使えないので,JRで到着したときにはもう始まっていた。

 コースター作りということだったが,台紙に模様や木の葉などを貼りつけたり,ちょこっと絵を描いたりして,ラミネートフィルムでカバーしてしまうという簡単なもの。コースターでも栞でも,それぞれ好きなものを作っているところだった。
 ああ,これだったら鋏も準備しておくべきだった。写真を使ってもきれいに仕上がるから,一年間の記録写真の中からこの観察会にふさわしいものを持ってきたらよかった。大きさも聞いていたらそれなりの準備ができたのに。
 そう思っても後の祭り。まあそれでもなんとか和紙や包装紙などを使って,コースターと栞を5つばかり仕上げる。

 新年会は16名の参加。今年はまじめに今後の観察会のあり方についてみんなで話し合った。まずは5月の特別企画について。屋久島という希望があったためその方向で計画をしているが,連休には帰省客が予想され,飛行機が取れるかどうか分からないとのこと。取れない場合はどうするか,ということも出たが,今の段階では様子を見ようということになった。
 会の活動への希望・要望も話し合った。内容,活動範囲,会誌のことなど一人一人の思いが出され検討された。

 その後の余興。今年は清末先生の遊び歌独宴会。箸と杯を使って歌うこの唄は,家に帰って調べた『とっとりのわらべ唄』には出ていなかった。大人の座敷で歌う唄なのだろう。