そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.271  寒さに耐えて大学時代の同窓会2)

 今年2度目のまとまった雪になった。といっても数pだけ。やっぱり今年も雪の少ない冬なのかもしれない。それでも鹿野町の河内の人は「50pくらいかなあ,重たい雪だけ孟宗竹が折れたりしている」と言っている。降水量の多いことで知られている地域だから,さもありなん。私は15年ほど前,その近くの学校に勤めたことがあったが,1mもの大雪には遭わなかった。

 家の中に入れた植物は,それでも元気である。サンルームは,ヒーターを一つ入れて10℃以下にならないよう気をつけている。
 それがよかったのか,アナナスは赤い芽を出し始めた。葉芽か花芽かまだ分からない。
 アンスリュームも,特になんの世話をしているわけでもないが,赤いホウを見せる。
 アブチロン(チロリアン・ランプ)は赤い花をいくつもぶら下げている。エンゼルストランペットは葉を少しずつ広げつつある。
 松江フォーゲルパークで買ったストレプトカーパス(無茎種)は2株になった。もっと前から育てている有茎種の方は,絶えることなく花をつけている。
 ランタナやガジュマルは,寒くなって葉が少なくなったが,今年も冬を越すだろう。

 廊下などにおいているシンビジュームは,今年はかなり花をつけそうだ。多いもので5つ6つの花芽が大分伸びてきている。しかしこの花咲くまでにずいぶん時間がかかる。
 クンシランの葉数がかなり多くなったので,今年はいくつかの花が咲くだろうと期待している。一昨年の寒さに合わせた失敗をようやく回復させて,なんとかここまでこぎつけた。
 カニサボテンは,あまり手を入れなかったので,少ししか花をつけなかった。

 外においている福寿草は,今年も花芽を見せている。これは正月の花だそうだが,本によると旧正月に合わせて咲くのだそうだ。今年の旧正月は元旦が今月の22日なので,暖かいところに入れてやれば咲くかもしれない。
 ニホンサクラソウも外においている。地上部分が全く枯れてなくなってしまったので,駄目になったのかと鉢から取り出して見たら,根はしっかり生きていた。今は新しい芽が出てきているところ。
 西洋サクラソウ(プリムラ・マラコイデス)はもう花がかなり咲いている。今年は物置の空いたところに置いた。出し入れが便利で,温水機がある場所なので,いい環境らしい。