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N新聞社主催の「清末忠人先生と行く〜日本百名山・夏の伊吹山お花畑散策と関ヶ原鍾乳洞」の旅に参加した。旅といっても日帰りのバス旅行である。これまで伊吹山の植物観察については「自然観察の会」の会員からいろいろ聞いていたので是非行きたいと思っていた。妻が申し込みをすると,「もう満席になっていますので,キャンセル待ちです」との返事。ところが1週間ほどして電話があった。「希望が多いので追加の日程を組みました」やれやれ。 バスのベテランガイドさんが植物について説明するが,そこは専門の清末先生にはかなわない。(このガイドさんは往路ずっとしゃべっていた。さすがガイド。でも帰路はビデオの紹介をしただけだった) 最近になって観光目的で開発された鍾乳洞のようだ。通路など歩きやすく整備されているが,鍾乳石も石筍も,秋芳洞のものなどを予想しているとずいぶん裏切られた感じになる。また,石灰岩地帯の秋吉台のようなところと違って,鍾乳石や石筍は濁った感じである。 しかし,外は気温も湿度も高くむっとしているが,中は年じゅう15℃だということで,ひんやりと気持ちがいい。ニジマスが泳いでいる。水の温度も一定しているだろうからいい環境だろう。でも,餌はどうなっているのかな。自然のものがそう多くいるはずはないと思うのだが。 駐車場の周りを見まわすとアジサイにセミがとまっている。捕まえて清末先生に聞くと, |