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これについては以前にも書いた(No.146,282)。勝見の毎年の行事なので,新聞もよく取り上げてくれている。今年は役員でなく班長だったので,一般地区民の側から見ることができた。 正和会は,今年80回を迎える。何か記念行事をしなければならないのだろう,と役員をしていたときから話していた。班の出し物もあるので,各班にとってはかなり負担になる。実際二十数年前には出し物をする班がなくなって「もうこんなのはやめようか」というところまでいったものだった。そのときがんばったのは実は私たち8班だった。進んで踊りをしたり,合奏をしたりしたものだ。それを見て,他の班も奮起しだした。 しかし,またカラオケで済ませようという雰囲気が強くなった。班代表によるカラオケ大会になってしまったのだった。それを80回大会では代表だけでなく,多くの人が出るものにしてほしいということだった。 正和会の出演は班だけではない。各団体も出演する。子ども会,青年会,老壮会,女性部,自警団などである。子ども会といってもずっと以前は一学年だけで20人くらいもいたのだが,最近は2・3人がやっと。年によっては一人もいないこともある。だから,昔は学年一つずつの出し物をしていたのに,近ごろは全員で一つというところ。写真は今年の子ども会の出し物「姫石温泉物語」。 年をとった人に言わせると,昔はこの芸能大会がとても盛んで,夜の7時ごろまで続くこともあったという。また,見物も勝見の人だけでなく,近郷近在からまでつめかけてくる人もいたとか。昔の数少ない娯楽の一つだったのだろう。 |