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3月5日、ベトナム3日目。やはり朝5時(日本時間7時)ごろに目が覚めてしまった。しかし、夕べは早く就寝したので寝不足は解消した。 ホテルのフロントで、 ドンはベトナムの通貨だが、日本円1円=131ドン(04年10月現在)なので、ものすごい数の紙幣を持つことになる。米ドルだと1ドル=100円あまり、イギリス・ポンドだと1ポンド=200円足らず、などと計算しやすいところで使ってくることができた。ドンの計算はあまりにも大きな数字なのでぴんとこないのである。慣れないお金をうまく使えるだろうか。もし使い切れなかったら、日本に持ち帰っても両替はできない。 結局5千円だけドンにすることにした。それにしても65万ドン。紙幣ばかり(ベトナムでは硬貨はない)5万ドン、1万ドン、5千ドン、千ドンをずっしりともらう。ドルと円だけでやっていけばわかりやすいと思っていたのに何ということだ。ガイドのトンさんに話すと、 しかし、そうするまでもなかった。この紙幣の勘定さえ気をつけていて間違えなければ何の支障もないのだった。物価の安いこの国ではこれでしっかりやっていける。この日見学予定の民俗学博物館の入館料は10000ドン(80円足らず)。1000ドン(約8円)紙幣なんて紙切れみたいなものだという感じだけど、有料トイレではちゃんと通用するのだ。 |