そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.460  班親睦グラウンドゴルフ大会

 勝見の班対抗グラウンドゴルフ大会が近づいて、班長は少しばかり忙しい。
 最近はグラウンドゴルフが大流行で、現役を退いた歳の人は何かのグループに入ってやっているようだ。ルールは簡単だし、一人でもできるが、グループでやれば会話も生まれるし、そんなに体力を使う競技でもないし、それでもコースを回れば結構な運動にもなる。ちょっとした広場で(家の庭先でも)練習ができ、正式な「競技場」や練習場もある。道具はスティックが1本、ボールが一つ。あとはゴールの旗。
 鳥取県の中部の村、泊村(現湯梨浜町泊)が発祥の地ということで、県内では高年齢層を中心としたスポーツとして広まっている。

 勝見でも今年で第17回を迎える大会だということだから、わが班としてもがんばって参加しなければなるまい。まず選手のお願いをしなければならない。それと同時に練習を兼ねて班の大会を開くことにした。これまでも、正式なコースでの練習をしたこともある。新しい班編成になったので、今年は「やりましょう」との声もある。
「盛大な」練習会を持つことにした。もちろん、すべての人に参加していただけるような呼びかけをして、「班親睦グラウンドゴルフ大会」の名で実施する。

 12世帯の班であるが、集まったのは9名(写真)。平日の練習会なので無理もない。発祥の地「潮風の丘・とまり」を会場に簡単な試合形式の練習をする。クラブで日ごろから練習をしている人もあるが、ほとんどの人は一年ぶりとか、めったにしたことがないとか。私もその一人だが。この競技は、コースの状況に左右されることが多いという。つまり、土であるか、芝であるかなどのグラウンドの出来具合である。この「潮風の丘・とまり」は芝でできている。ボールはそんなに転がらない。今度試合のある会場は土のコートだから、ボールはよく転がる。したがって、ここでの成績がそのまま試合につながるとは考えられない。
 しかしみんな一生懸命競技、8ホール×2を何とか終える。梅雨の季節だが、雨の心配はなくありがたい空梅雨に汗びっしょり。皆さん「高得点」で終了。これで本番に向けての準備は完了、よい成績が期待できる(?)。それにしても、「潮風の丘・とまり」は、利用者が多い。順番待ちをして競技をしなければならないような状態だ。

 そのあとは、我が家の車庫を会場に懇親会。まあ、どちらかといえばこれが楽しみというところか。競技の話はもちろんのことだが、世間もろもろの話に花が咲く。
 選手要請をして、何とか2チームができそうだ。もちろん勝敗は関係なし。これまでやっと1チームを作っていた弱小班だったのだから、成績よりもここまでできるようになりましたよと、皆さんに見てもらえるようになれば成功である。