そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.488  学校図書館活動推進委員会

 福岡のKさんから手紙が届いた。西部地区の推進委員会を鳥取で開催して欲しいという。学校図書館活動推進委員会というのは,全国学校図書館協議会のOB組織みたいなもので,それぞれの地区の協議会の応援団とも言えるものである。まだ組織されてから日が浅く,私も一昨年より参加・活動(と言えるほどのこともないが)している会である。

 一昨年は東京で全国会議があった。それぞれの地区の様子について話し,今後の取り組みについて意見を出し合った。地区別についての話し合いで「地区ごとの話が十分できる時間が欲しい」との意見が出され,皆が納得した。
鳥取県は地域割りで言えば普通には中国地方ということになるが,この委員会が全国的にまだ組織化が十分でなく,中国・四国・九州を「西部地区」として一まとめになっている。委員はまだ0名の県もあって現在10名。

 昨年は西部地区代表のKさんが福岡県学校図書館研究発表会にあわせて地区大会を持った。私も参加した。
 その席上,次回をどうするか,ということが出てきた。原則に従えば,全国と地方が交互に行うことになっているので,「来年は全国の会ですよ」で別れたはずだった。しかし,Kさんには「17年度は鳥取県で中国大会(10年に1回まわってくる学校図書館の研究大会)」ということが頭に強く残っていたらしい。今年東京で行われた全国協議会で「鳥取で行ってほしい」旨の発言をされたようだ(私は都合がつかず欠席したので,そのあたりのことは分からない)。

 とにかくそんなわけで私にお鉢が回ってきた。断れば断れる。しかし,できればいい機会ではないか。それによって鳥取県の図書館教育が進めば儲けものということだ。
 大会本部の了解は得られるか,会場は取れるか,OBとしての参加の状況は作れるか。
とりあえず開催要項を取り寄せて,県の会長に伺いをたてる。
 まずまずの反応がある。会場は確保できた。参加についても別扱いになりそうだ。もちろん個人の負担はかなりの額免れないにしても,今後このような会を持つ場合の一つの見本にできるのではないかと思う。

 これからちょっと事務的なことが増えるけれども,委員諸氏にはできるだけ参加していただくとして,この会を学校図書館の今後の発展の一助になるよう進めて行きたいと思っている。

第24回中国地区学校図書館研究大会倉吉大会 10月13日(木)〜14日(金)
   倉吉市立上灘小学校 倉吉市立東中学校 県立鳥取中央育英高校
   倉吉未来中心 倉吉交流プラザ 倉吉体育文化会館