そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.503  校歌(学歌)があった

 〜〜鳥取大学に「校歌(学歌)」はなかったのだろうか。
 これを見ておられる方で,「鳥取大学校歌(学歌)」をご存知の方はご一報ください。あさって(8日)の同窓会で歌いたいと思っています。〜〜

 10月6日のホームページにこう書いた。気になって,ときどき掲示板やメールをチェックするが反応がない。あきらめるしかないか。「どう探してもありませんでした」と言えば分かってもらえるだろう(私が司会をすることになっているので,言い訳の一つでも考えておこう)。
 しかし,あった。U先生が見つけてくれた。インターネットで検索してくれたらしい。私もいろいろと探したのだが,出てこなかった。U先生はパソコンの先輩なので,いろいろ教えてもらうことも多い。またまた感謝,感謝。

 歌詞・鳥取大学選定,作曲・朝比奈隆「鳥取大学の歌」とある。文語調の格調高い歌である。開学(昭和24年=1949年6月新制大学として開学)してからそう年月の経っていないころに作られたものだろう。ゆるやかな中にも何か力強い心意気が感じられる。

♪♪ 1 たたなづく山脈(やまなみ)深く 静かなる時を刻みて 新しき雲ぞ湧き立つ
     かぐわしき学びの園に 集いたる友ら和まむ
 歌詞の1番には部分的に覚えがあった。楽譜もついている。ほとんど私の記憶と違っていない。しかし,2番3番については歌詞に全く覚えがない。
    2 荒海の昂ぶる鳴りも 砂丘(すなおか)の肌を奏でて 若き日の命滴る
      真理(まこと)なる泉はつきず ひたすらにわれらも求めむ
    3 いくとせを聳(そび)えて統(す)ぶる 高山の襞(ひだ)も正しく
      きわめゆく道ぞはるけき 仰ぎ見る瞳は澄みて あこがれの理想築かむ♪♪

 早速幹事長のT君に電話をする。
「鳥取大学の歌が見つかったよ」「えっ,ほんとか」
 私は,ホームページに載せて,見つけてもらうまでのいきさつを話す。
「そうか,その手があったか」と,T君もいたく感激。彼は今回の同窓会の資料の表紙に使いたかったらしいが,それにはちょっと間に合わない。しかし,みんなで歌うことはできそうだ。

 今日は私の誕生日でもある。ああ,いい会にできそうだ。