|
先週引いた風邪がようやく治った。今回の風邪は,私がよく引くのとちょっとちがっていた。私が年に1・2回引く風邪は,熱はそれほど出ないが,咳がひどく長引く。2・3週間も完治しない。ところが今回のは珍しく熱が出た。「これはインフルエンザかな」と心配したが,4・5日で楽になり,咳もほとんど出なかった。「楽な風邪」だった。 今月は演劇鑑賞会の月でもある。今月は地人会特別公演『昨日までのベッド』。 二人は結婚することになるが,「セックスレス」という条件付きである。ヴィクターの息子ロビン(白井圭太),そのガールフレンドのエラ(福沢亜希子),従姉妹のペギー(北村昌子)なども絡んで物語は展開する。 鳳蘭は1946年生まれ,ということはもう60歳に手が届くところ。篠田三郎も1948年生まれだから似たようなもの。ヴィクターのほうは50歳代だからそのまま演じればいいが,鳳蘭演ずるアルマは40歳くらいだからそうはいかない。しかし,なかなかどうして40どころか30といってもいいぐらいに見えるからさすが役者だ。どの演劇を見てもそのことには感心させられる。 前回の「ドライビング・ミス・デイジー」では,差別問題など考えさせられるテーマを持っていて,見ごたえがあったが,今回もまた,笑いのうちに考えることの多い演劇であった。次の例会「殺陣師段平」(青年座)は3月14日。風邪など引かないように気をつけて楽しみに待とう。 |