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No.619  近況

  パソコンの調子がここの所ずっとおかしくて,ホームページの更新もする気になれなかった。何が原因かは分からないが,少しはよくなってきたようなので「近況報告」という形でとりあえず上げることにする。

 鳥取大学時代の同窓会(同級会といったほうがいいか)は,2年に一回ということで開催しているが,去年開いたので今年はしない年。しかし,去年開催を担当した東部地区の主だったメンバーが,昨年末からたびたび集まっては,わいわいがやがやとやっている。昨年末,年初めにも集まって,「今度は鮎の時期かな」と言っていた。千代(せんだい)川の鮎をぜひ食べよう,ということだった。しかし,2か月ばかりずれて盆前になってお呼びがかかった。

 メンバーはいつもの通りの9名ばかりで,会場は鳥取の料亭である。私自身としては町誌発行の運びが一段落して,本当の所はのんびりしたい気持ちもあったが,たまには同級生同士で愚痴の一つでも語り合うか。半月ばかり猛暑が続いているため,くたびれ気味の体を動かす気になった。
 会場の場所が分からなくて10分ばかりうろうろ,途中Hさんと出会って無事会場に着いたときはちょうど開始時刻だった。もうほとんどのメンバーが集まっていた。
「きっちり間に合っただろう」と言っては見たが,Hさんに会わなかったら間に合わなかったかもしれない。

 酒も料理もなかなか旨い。半年あまりしかたっていないのにおしゃべりの材料は尽きない。
 現在の仕事のこと,孫のこと,病気・けがのこと,健康法のこと,趣味のこと,作り物のこと,同級生の動向,次回同窓会のことなどなど。今年になって急死したS君のことももちろん話題になった。これからはそんな話題が増えてくるのかもしれない。

 さらに,Hさんの夫はM町誌の編集事務をしていて,私が気高町誌の編集に携わっていることから,「ご苦労さん」という会にもなった。M町誌はB5判ながら5500円で販売しているという。高いじゃないか。「新修気高町誌」はA5判で3500円だぞ。
「どうしてそんなに安いの」と,Hさんは言うが,
「編集委員の苦労が違うんじゃないの」なんてとても言えない。彼女の夫だって必死にがんばったと思うから。

でも,原稿がほとんどそのまま生きる形になっているのだから,私の苦労も印刷業者だってそのあたりは考えてくれているのじゃないのかな。