そらのやま「通信」     Yukito Shimizu


No.69 旅行記出します 

 ギリシア旅行が終わって,2週間ばかり旅行記の執筆に追われていました。今年はホームページに書くことにして,読みたい人が読めばいいだろう,と思っていました。はじめ考えていたよりも量が多くなってちょっとたいへんでしたが,まあ毎日休みですから時間は作れました。
 
 去年まで何とか時間を作ってまとめてきたことが不思議なくらいでした。今回のギリシアをようやく書き終えて,後は少しずつ手直しでもするか,と思っていたのですが,「やっぱり印刷したものがほしい」という声が聞こえました。
 
 どうしようかなあ,と思いました。ホームページは横書きにしていますので,横書きのスタイルに合わせています。印刷のスタイルにするには私には私なりのやり方があります。
 私は印刷物にする場合,このような読み物は縦書きにします。日本の文章は縦書きが基本だというこだわりがあるからです。

 そうなるとずいぶん多くの手直しが必要となります。例えば,横書きのとき読点はコンマ(,)にしますが,縦書きでは点(、)を使います。国語の教科書にしたがっているもので,私はそれを頑固に守っています。もっとも,これはパソコンでは簡単に変換できます。
 面倒なのは,数字です。アラビア数字を使うか漢数字を使うか,1000とするか千を使うか,二十六とするか二六とするか26とするか,書き手によって,編集者によってみんな違います。新聞がどんな使い方をしているかご存知ですか。
 
 ページの関係も違ってきます。写真の位置も変わります。表紙も考えなければなりません。目次も必要になります。ああ面倒だなあ,と思いましたが,やっぱり作ることにしました。ほしいという人があれば,できるだけそれに沿わなくてはなりません。作ることはおもしろいですからね。まあ,そういうわけで1日かけて印刷できるところまで作り直しました。

 ほしい方は,このホームページのBBS(掲示板),メール,電話のいずれかで申しこんでください。申し込みのあった分だけ作ります。郵送しなければならないときは郵送代をいただきます。せっかく編集しなおしましたから,一冊も注文がなかったらさびしいです。たくさんあることを期待しています。
 タイトルは「水あおく 歴史(とき)は流れて 紺碧のエーゲ海クルーズと世界遺産の旅」
ちょっといいでしょう。自家版 清水行人・稔子著 ただいま注文受付中
(2002.8.23)