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第10回 ありのまま大賞・自立支援功績賞に選ばれました
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ご挨拶
【視覚障害とユビキタス社会−テレサポートNET】に改称
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平成20年度厚生労働大臣の表彰を受けました
第58回 障害者自立更生等厚生労働大臣表彰
身体障害者等社会参加促進功労者
長谷川 貞夫
「テレサポートNET」が【視覚障害とユビキタス社会−テレサポートNET】とその内容を拡張し改称するに当たり、ご挨拶申し上げます。
世界で最初のテレビ携帯電話サービスは、2001年10月1日からスタートしたNTTドコモのFOMA P2101Vに始まります。
この世界最初のテレビ携帯電話FOMA P2101V(カメラは11万画素)を用い、視覚障害者を遠隔から支援する実験を同月22日より開始しました。
その後、このテレビ携帯電話による視覚障害者遠隔支援技術を、2001年12月31日より「テレサポート」と呼び、ホームページ「テレサポートNET」を公開して参りました。
この「テレサポートNET」のホームページでは、テレサポートとともに、視覚障害者のバリアフリーなどに関連することも併せて掲載しております。
FOMAサービスも、当初は、サービスエリアも限られ、「高価」、「つながらない」と評判もよくありませんでした。
しかし、サービス開始より7年を経た今日では、その普及はめざましく、今では、メガピクセル時代となり、カメラ機能も格段とよくなりました。
また、「おサイフケータイ」、「GPS」などのさまざまな機能も塔載され、携帯電話は電話機能のみならず、日常生活で必須な携帯端末となりました。
視覚障害者にとっても、音声読み上げ対応の「FOMAらくらくホン」シリーズの発売により、テレサポートを受けやすい環境となりました。
らくらくホン・シリーズは2006年9月発売の「らくらくホンIII」により、格段に機能が向上しました。
そして、「らくらくホンIV」が2007年8月17日に発売され、いよいよGPS機能が搭載されました。
カメラ機能は「らくらくホンIII」からは130万画素と向上し、接写スイッチが付いたことで、文字読みのテレサポートは格段に便利になりました。
しかし、まだまだ改良の余地があります。
2008年4月14日、FOMA F884i「らくらくホン プレミアム」が発売されました。待ち望んだ「おサイフケータイ」の音声化が、ドコモのiDとEdyにおいて実現いたしました。外側カメラが320万画素など、高機能が搭載されています。
現在、この機能やテレサポート機能を検証中です。
一方、「ユビキタス社会」の言葉もよく使われる時代となりました。
ユビキタス(ubiquitous)の語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味です。
これは、コンピュータが多用され、身の周りにその環境があるということです。
具体的には、コンピュータがパソコンや携帯電話の中などだけにあるのでなく、家庭電化製品、自動車、工業、農業などによる生産物、薬品など、あらゆる物や場所にあり、ICタグや無線LANなどにより、インターネットでつながれ管理する環境であります。
これらのコンピュータ環境の激しい変化の中において、テレビ携帯電話による視覚障害者支援の「テレサポート」を、これからは広く「ユビキタス社会」の内容を含めてご紹介したいと思います。
そこで、「テレサポートNET」を、【視覚障害とユビキタス社会−テレサポートNET】と改称いたします。(2005年12月7日)
これからも、新しい時代に合わせ、視覚障害者のバリアフリー、ユビキタス環境を紹介するサイトとしてますます充実して行く予定であります。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
2008年4月16日更新
視覚障害とユビキタス社会−テレサポートNET
代表 長谷川 貞夫
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◆現在、テレサポートとともに体表点字の研究にも取り組んでおります。
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■長谷川 貞夫(はせがわ さだお)・プロフィール
【現 在】
・視覚障害とユビキタス社会−テレサポートNET代表(任意団体)
・社会福祉法人 桜雲会 体表点字研究プロジェクト代表
・六点漢字協会会長(任意団体)
・社会福祉法人 日本点字図書館評議員
・社会福祉法人 日本盲人職能開発センター評議員
・社会福祉法人 埼玉県視覚障害者福祉センター評議員
【受 賞】
・点字毎日文化賞受賞 [1986年]− 毎日新聞社より
・日本ITU賞授賞 [2001年5月]−ITU(国際電気通信連合)より
・第10回 ありのまま大賞 自立支援功績賞[2008年5月]−ありのまま舎より
・平成20年度厚生労働大臣表彰 [2008年12月3日]
第58回 障害者自立更生等厚生労働大臣表彰
身体障害者等社会参加促進功労者(厚生労働大臣より)
【経 歴、その他】
・1934年生れ
視力0.1の弱視だったが、小学校より高等学校1年まで
普通学校に在籍
・1951年
視力低下のため、東京教育大学(現・筑波大学)附属盲学校
高等部1年に再入学
・1955年
全盲となる
・1958年3月
東京教育大学理療科教員養成施設卒業
・1995年3月
筑波大学附属盲学校教諭定年退官
・1996年3月
筑波大学理療科教員養成施設講師辞任
■視覚障害者バリアフリー関係の活動
・1955年
全国盲学校点字教科書改善運動を行なう。
・1956年
録音テープによる視覚障害者のための図書館設立運動を行なう。
・1957年
前項の運動により、国際キリスト教奉仕団テープライブラリーが
日本で最初に発足。
・1966年
新聞社の印刷工程を見学し点字による自動点訳、
自動代筆(現在の視覚障害者用日本語ワープロ)を着想。
・1970年
視読協参加。
都立日比谷図書館に対面朗読を申し入れ、実験的に開始。
・1973年1月
TOSBAC−40で自動点訳実験(辻畑好秀氏と共同。
・1973年4月
都立中央図書館で正式に対面朗読業務開始。
・1974年
国立国会図書館、東京JPにおいて、
点字キーによる紙テープデータで点字による漢字入力を
世界で初めて行なう。
(辻畑好秀氏、東京大学工学部:斎藤正男・根本幾・田中剛各氏)
・1981年
富士通パソコンFM−8で、パソコンにおける点字による
日本語ワープロ開発。
以後、全国に視覚障害者用ワープロが普及。
■リンク
・福祉システム研究会
東京ヘレンケラー協会「点字サイエンス」1996年11月号から1999年9月号まで連載.
「六点漢字自叙伝」……長谷川貞夫
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【写真】
FM−8のパソコン、点字キーボード、ブラウン管ディスプレイ、ワイヤードット式プリンター
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・1998年
郵政省の「郵便貯金ICカードサービス実証実験」に参加。
視覚障害者に使えなかったICキャッシュカードでの
支払用暗証番号入力端末を電話キー式のバリアフリーにする。
・1999年
J-Debit(日本デビットカード推進協議会)に対し、
店舗における銀行キャッシュカードでの
支払用暗証番号入力端末の電話キー方式によるバリアフリーを提案。
ほぼ受け入れられ、ガイドラインに。
・1999年
コンビニにATMを設置すると予想される大手3社に対し、
ATMの電話キー式と音声案内によるバリアフリーを提案。
・2001年
10月までに、コンビニ大手3社とも押しボタンの電話式テンキー
のついたATMをコンビニに設置。
ただし、視覚障害者を音声で案内するソフトウェアは、
まだ用意されていない。
資金が確保された段階で実施予定(アイワイバンク銀行)。
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・2001年
10月22日より、NTTドコモのテレビ携帯電話FOMA P2101Vによる
視覚障害者遠隔支援方法の実証実験開始。
12月、「TEPS2002」
(トロンイネーブルウェア シンポジウム、
東京大学大学院坂村健教授主催)で、
「テレビ携帯電話による視覚障害者遠隔支援」を発表。
2001年12月より、テレビ携帯電話による視覚障害者遠隔支援を
「テレサポートNET」と称する。
・2002年
各地でテレサポート体験会を開催。その普及に努める。
12月、「TEPS2003」で普及状況を発表。
・2003年
4月、盲ろう者(視覚・聴覚二重障害者に対するテレサポート実験開始。
(群馬高専:佐々木信之、大墳 聡各氏)
7月、筋ジストロフィーなどによる車いす利用の在宅障害者との
障害者同士による相互テレサポート実験開始。
12月、ボーダフォン TVコール V801SAによるテレサポート開始。
12月、「TEPS2004」
「ユビキタス社会における福祉テレサポートを日本から世界へ」を発表。
・2004年
1月、ユビキタスICタグの視覚障害者アクセスビリティを検証。
3月、国土交通省・自律移動支援プロジェクト推進委員会 委員。
12月、「TEPS2005」
体表点字の研究を紹介。
・2005年
5月〜7月、「【愛・地球博】視覚障害者バリアフリー観察紀行」発表。
12月、「TEPS2006」
「ユビキタスコミュニケータ上での体表点字による視覚障害者移動支援の実現」 発表。
・2006年
ホームドアの検証。(2001年から)
エスコートゾーンの検証。
体表点字の研究。
・2007年
9月16日、「人間の新しい文字情報チャンネルとしての2点式体表点字システム 」を障害学会第4回大会 於:立命館大学 で発表。
11月26日、セブン銀行が視覚障害者対応のATM開始。
・2008年
5月5日、「ありのまま舎」より、「第10回 ありのまま大賞・自立支援功績賞を受賞。
12月3日、平成20年度厚生労働大臣賞受賞。
第58回 障害者自立更生等厚生労働大臣表彰 身体障害者等社会参加促進功労者 。
■掲載
・読売新聞掲載 2004年2月10日(火曜日) 夕刊 12面
・Yomiuri On-Line /デジタリアン
「離れていても視覚サポート 」
・TRONWARE VOL.96( 2005年12月20日発行)P24、P58〜P64
「自律移動支援に新たなアプローチ」
−体表点字への取り組み−
・朝日新聞掲載 2008年5月8日(木曜日) 朝刊 35面 東京版
・点字情報を振動で 携帯電話を使って伝達
■著書(共著)
1998.1.28 『電脳文化と漢字のゆくえ 岐路に立つ日本語』(平凡社編) 四六判、
308頁,
「すべての漢字を六点漢字に」……長谷川貞夫
(2008年12月3日 更新)
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