Bluesの部屋へようこそ!

ブルースはやっぱデルタでしょう!
元々,私にとってのブルースはロックアーティストのカバーから知ったのが始まりなのです。
一昔前は仕事柄アメリカ南部への出張は結構頻繁にありました。
1990年にDelta Blues Festivalに出ないかと誘いを頂き、早速バンド結成し,出演依頼までありましたが、他のメンバーの仕事の都合で断念!
その契約書は未だにお宝です。
その後、(1991年)に仕事でミシシッピに引っ越しし3年程そこに住んでいました。
仕事はANGUILAというHIGHWAY 61沿いの小さな町で、隣町はMUDDY WATERSの生まれた町ROLLING FORKです。(5km南)このあたりでは子供に行かせる学校もないのでそこから100KM程北に離れたGREENVILLEに住み毎日HIGHWAY 61を片道100KMピックアップトラックで走って通勤。そんなわけで沢山のブルースマンと知り合い、一緒に演奏もしました。
現在やってるバンドもブルースでこの時の色々な人との出合いはとても貴重でした。
さて、そんなデルタのブルースマンを紹介しませう!(写真は大きくなったり別のが見れるよ)

まずは近所のブルースマンを紹介

BB KING

まずは1年に1回里帰りをして無料コンサートを続けているやっぱり頭が下がります。歌もギターも未だに衰えなし。
故郷は私の住んでた町から30分のIndianolaです。

Roosevelt "Booba" Barnes


既に他界されましたが、住んでいた町Greenvilleの出世頭のBluesman。
ただ有名になったのが結構高齢ですぐに逝ってしまいました。

Willie J.Foster


この方も既に他界されました。同じく住んでいた町GreenvilleのBluesman。
自分からLegend of Muddy Watersなんて名刺にも刷ってありました。
女好きのスクラップ屋のおやじさんでした。
数回一緒に演奏させてもらいました。

Boogaloo Ames


彼が現在御存命かどうかはわかりません。地元のキーボードプレーヤーで背が低く可愛い笑顔のおじさんです。

T Model Ford


ゴリ押しの強さでは天下逸品。
まさか来日するなんて当時考えもしませんでした。

Son Thomas


Leland出身のフォークブルースマン。
ホワイトハウスで大統領の前で演奏した唯一のブルースマン。
残念ながら1993年に他界されました。

街にツアーで来てくれたブルースマン

Little Milton


歌がうまいっす!ギターも泣かせます!歌詞がいけてます。
やっぱブルースいいな〜と思わせる歌ばかり歌ってくれます。さすがベテランです。格が違う!

Charlie Musselewhite


白人ブルースハ−ピストです。全曲ハープ入っていると疲れます。
歌も雰囲気ありますが、上手く無いです。(ご免!)

Blues Festival

CeDell Davis

右手に障害があり、2本の指で食事用のナイフを使ってのスライドギターを聞かせてくれます。

Uegene Powell + Lonnie Pitchford

Eugeneは密造酒で目をやられて盲目のギタリスト。既に他界されています。
私の住んでいた町に住んでおられたフォークブルースマンです。
LonnieはRobert Johnsonの後継者と信じていましたが、残念ですが他界されました。

Jessie Mae Hemphill

かっこいいお婆さんです。
歌が最高でした。ギターも中々上手い。

Robert Jr. Lockwood


そうです。Robert Johnsonの義理息子です。親爺の流れを組むお洒落なギターを楽しませてくれました。

Jack Owens

残念ながら他界されました。戦前ブルースマンの1人です。
味わい深かった!!!

 T Model Ford

Greenvilleのブルースマンで最近は日本にもやってきます。
下手上手の極地です。えぐい!

2

Albert King

御逝去される3ヶ月前のMississippi Delta Blues Festivalでの演奏です。
(このフェスティバルに出れたのに!!!)
機材が古いのと腕が悪いので手ぶれが多いですが
我慢して下さい。(動画ですので重いですよ。4.13Mあります。)

3

BB King

上のAlbertと同じ日の夜のライブです。これも画像最低ですが音でも聞いてね。

墓碑名シリーズ
既にお亡くなりになって会えなかった方のお墓を参ってきました。

Robert Johnson


そうですあの大先生ですが、お墓には諸説ありましてCD売れたので会社が建てたという立派なやつを参りました。(家から1時間の距離でした)
Crossroadの場所は諸説ありますが、一般的なHwy61と49の交差点の説が有名です。その交差点まで行きましょうか?(カメラの手ぶれは Kuniです)車に酔い易い人はお控え下さい。(爆)
お墓はGreenwood郊外です。

Charley Patton


本当に近所にありました。
ピックがお供えしてありました。

Sony Boy Williamson


教えてもらって探したのですが、結構へんぴな所でわからなかったです。
酒やハープがお供えしてありました。
結構皆なお参りするんかな?

Muddy Waters

お墓でなくてプランテーション時代に住んでいた家です。
Clarksdale郊外です。
今はミュージアムの中に建て替えられたそうですが。
この時点でほとんど崩壊寸前でした。

Albert King

在住の間に亡くなられたのでMemphisでの葬式に参列しました。
頂いた葬儀目録はお宝です。この記事はBlues & Soul Records 32号に掲載されました。

Memphis blues club live shot

Albert Collins

テレキャスタ−のカミソリサウンドで各々の客席を回るサービス精神には頭がさがりました。
何回も来日しているので日本語で挨拶され驚きました。
残念ですが御逝去されました。

Gatemath Brown

御年配のベテランブルースマン。かなりの頑固者で客が前で踊ると”踊る曲じゃない!”と客を叱っておりました。どっかの”いかりやさん”みたいな風体と頑固さに参りました!

Walter Wolfman Washington

以前からのファンでかなりファンキーなので御機嫌でした。
バックステージで話をしましたが噂通りのかなりのジャンキーであちらの世界に入っておられて少しがっかりしました。

Tinsley Ellis

どちらかと言うとロックの人です。(まあ白人は皆そうですが)
顔がよくないので女性には人気でそうにないですね。

Littel Jimmy King

Albert Kingの養子でサウスポーで親爺の影響感じますが、Jimi Hendixばりなのはちょっとです。

在日ブルースマンの紹介

Steve Gardner
Photo Journalist bluesman

1991に取材で南部にて出会いBB King,Albert Kingを紹介してもらう。
ミシシッピ/ジャクソン生まれ、東京にかれこれ10年以上住んでおり、
毎週3〜4回もライブをやっています。

Bottleneck Blues BandのHPへ

Autograph(Signiture = サイン)

ブルースフェスティバルやクラブでのライブでサインを頂きました。
一期一会の気持ちでしたが、何人もお亡くなりになっているので結構貴重になった物もあります。(名前をクリックして下さい。)

ALBERT KING ホームカミングのバックステージにて
B B KING ホームカミングのバックステージにて
ROOSEVELT "BOOBA" BARNES 地元のクラブにて
EUGENE POWEL ブルースフェスティバルにて
JACK OWENS ブルースフェスティバルにて
Jessie Mae Hemphill ブルースフェスティバルにて
Little Jimmy King B B KING CLUBにて
Little Milton 地元のクラブにて
Lonnie Pitcford ブルースフェスティバルにて
Luther Jr. Guitar Johnson B B KING CLUBにて
Son Thomas ブルースフェスティバルにて
Walter "Wolfman" Washington B B KING CLUBにて
Willie Foster ブルースフェスティバルにて
Albert Collins B B KING CLUBにて
Buddy Guy 彼のChicagoのクラブで偶然会えました
Rubby Wilson B B King ClubのHouse bandの歌姫
Daniel Kane Fisherman's Worfにて路上ライブ
Blues File No.1 自分のバンドが前座をした時のショット

BLUES BBS (5/8/2002 OPEN)

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